平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
管理人えりかの趣味のページ。歴史・平安文学・旅行記・音楽、日常などについて書いています。

名古屋一泊一人旅 第3回

2015-08-29 20:36:27 | えりかの平安な日々 10~18
名古屋一泊一人旅 プロローグ
名古屋一泊一人旅 第1回
名古屋一泊一人旅 第2回

の続きです。

 気がついたときは2時ちょっと前でした。大変。急いで寝る支度。化粧を落として歯みがきをし、夜の薬を飲んでベッドへ。

 ベッドが広くてびっくりしました。しかも枕が2つある。考えてみたらこの部屋、ダブルの部屋でした。こちらのホテルにはシングルルームはなく、ダブルルームが一番安いお部屋なのです。

 ふと、岩崎宏美さんの「最初広いbedに座った」が頭の中に流れてきました。この曲、金吾さん作曲のとっても素敵な曲。昨日(日付が変わっているので)、新幹線の中で聴いてきたボイスレコーダーの内蔵メモリに入っていたっけ。

 というわけで服を脱いで横になりました。寝間着用の浴衣が見つからないので仕方がありません。
 しかし、布団を掛けると暑いし、取ると寒いし…。おまけに興奮しているせいか全然眠れません。ああ、やっぱり浴衣が欲しい…。と思い、あちらこちらを探すことに。そうしたらようやくそれらしい戸棚を見つけ、開いてみたら浴衣が2着、入っていました。良かった…。
 時計を見たらすでに3時。明日の朝食が10時だから、まだ6時間は眠れる…。と安心し、再びベッドへ。
 でも眠りはかなり浅かったと思います。おまけにいつもの時間にしっかり目が覚めて…。それでも起き上がらず、ぼうっとしていましたが。そして9時少し前に起床。

 朝食が来るまでまだ1時間以上あるので、せっかくなので洗髪して入浴することにしました。
 東京のホテルではチェックアウトが10時なので、こんなにゆっくりは出来ません。ほんとに贅沢な時間…。

 で、お風呂から出て髪の毛を乾かし、しっかり身支度できたのが10時5分前。ああ、ちょうど良い時間です。
 そして10時ちょうどに、女性の従業員の方がルームサービスの朝食を持ってきてくれました。しかも、一品一品丁寧に説明し、テーブルの上に並べて下さいます。すっかりセレブ気分。

 一人になると朝食開始。金吾さんの6thアルバム「heart cocktail」をボイスレコーダーで流しながらおいしく頂きました。ほんとに至福の時間でした。

*写真を撮れると本当に良かったのですが、よく見えなくてうまく撮れないのでパスしました。私の説明のみとなります。すみません。

 パンはトーストかロールパンセットを選べることになっていたので私はロールパンを選択。大きなクロアッサン2つとチョコレートマフィンが一つ。クロアッサンにはバターをつけて頂きました。このバターがおいしくて幸せ。もちろんクロアッサンも美味。チョコレートマフィンは少し甘かったですが、ケーキ感覚でおいしかったです。

 卵料理はスクランブルエッグとハムのセット。
 スクランブルエッグには塩を振りかけて頂きました。ふわふわしていい感じ。スプーンを貸して頂いたので食べやすかったです。ハムはもう少し薄切りでもいいのになあと思いましたが、それでもおいしかったです。

 サラダのドレッシングは4種類の中から選べるようになっていたので、私はオーソドックスにフレンチを選択。野菜が新鮮な感じがしておいしかったです。

 そして、楽しみにしていたトマトジュース。ああ、何とも言えない。甘酸っぱくて幸せ~。
 暖かい飲み物は旅行記第1回でも書きましたようにホットミルクにして頂きました。久しぶりなのでおいしい~。
 このように盛りだくさんの朝食、約40分かけてゆっくりと頂きました。

 朝食後はネットサーフィン。FBにコメントがたくさん来ていたので返信。
 そうしたらおなかがいっぱいということもあって少し眠気が。あと1時間足らずでチェックアウトしなくてはいけないのにまずい…。一生懸命目を開けていました。

 そんなわけで11時50分にフロントに電話し、お迎えをお願いしました。お迎えに来たのは若い女性の方。忘れ物がないか部屋を確認してもらい、いよいよ出発。この部屋ではセレブ気分を存分に味わえ、楽しいひとときを過ごせました。

 フロントでチェックアウトの手続きをし、冷蔵庫の飲み物を飲んだか聞かれました。私は飲んでなかったのでそのように言うと、
「では、1000円お返しします」
とのことで、一時お預り金の中から1000円、戻ってきました。何か得した気分。

 そのあと、部屋まで迎えに来て下さった女性の方に名古屋駅の新幹線改札口まで案内して頂きました。どうもありがとうございました。
 それにしても今日の名古屋も暑い。

 改札で希望の新幹線の時間を聞かれたので、特に希望はないと言いました。多分、12時半頃に名古屋始発のこだま号があるので、それに乗せてくれるのだろうなと思っていたので。
 ところが、私が案内されたのはその10分ほどあとに来るひかり号でした。ひかり号は自由席が少ないので、果たして座れるのか不安になりましたが…。希望の新幹線を聞かれたとき、「こだま号に案内して下さい」とお願いすれば良かったと、ちょっと後悔しました。
 はたせるかな、ひかり号はかなり込んでいて、行きと同じく、3人掛けの席の通路側のやっと開いていた席に座りました。それでも昨日に較べると荷物が少なくなっているので楽でしたが。

 こうして1時40分頃、静岡に戻ってきました。名古屋があまりにも暑かったので、静岡に降りたときは少し涼しく感じてしまいました。

 それで、自宅の最寄り駅への母のお迎え時間に合わせた電車までまだ、2時間近くあるので、駅のドトールコーヒーでゆっくりすることに。
朝食を食べた時間が遅く、しかも盛りだくさんだったのでおなかは全然空いていませんでしたが、とにかく喉が渇いていたので、オレンジジュースを注文。しかも、いつもは一番小さいサイズを頼むのですが、せっかくなので一つ大きいサイズにしてもらいました。 
 考えてみると昨日のお昼から数えて4杯目のオレンジジュース。これから、オレンジジュースを飲むたびに、今回の名古屋旅行のことを思い出すのかもしれません。

 3時頃、ドトールを出て駅ビル2階のお手洗いへ。
 で、手を洗っていたら「この黒いショルダー、あなたのではないの?」と後ろから声をかけられびっくり。
 何と私、大切なショルダーをお手洗いの中に忘れてきてしまっていたのでした。このショルダーにはお財布、携帯電話、身障手帳、そしてだんなさんの形見のボイスレコーダーと、大事な物が全部入れてあったのです。
 あわてて拾って下さった方にお礼を言い、ショルダーをしっかり肩にかけました。ほんと、このショルダーがなくなっていたら…と思うと身震いがしました。
 そして、すぐに見つけて教えて下さった方に改めて感謝。
 更に、私、まだ興奮しているんだろうなと…。まずい、家に帰るまではしっかりと気を引き締めなくては。

 昨日に較べると目の調子が悪く、歩くのに苦労しましたが、お土産屋で家族へのお土産を買い、やっと見つけたお弁当屋で自分の夕食用のお弁当を買い、改札に着いたのは乗る予定の電車の時間の10分前。

 目の調子が悪いので案内をお願いしようかなと一瞬思いましたが、最寄りの駅との連絡が取れなかったときのことを考えて自力で乗ることにしました。もっと早く、ドトールを出てくれば良かったとかなり後悔。

 途中、何人かの方に助けて頂いて、無事に予定の電車に乗ることが出来ました。そして電車の中でものすごい睡魔が…。
 ああ、やっぱり疲れているのかも。

 そのため、家に帰るとすぐに横になり、1時間ほどうとうとしてしまいました。

 そのあと夕食のお弁当を食べ、やっと落ち着きました。
 そして、2日間の名古屋旅行のことを一つ一つ思い出していました。もちろん、反省点も多々ありましたが、超楽しかった~。((o(^-^)o))とっても幸せな気分でした。今回の旅行で私の人生、3歩くらい前進したかも。

 改めまして、

 素晴らしいライブを聴かせて下さった金吾さんと石川さん、
楽しい時間を共有した参加された皆様、
 最初から最後まで親切にして下さり、大変お世話になった恐妻家さん、
 そして、行き帰りの道中やホテルでお世話になった方々、
 皆様ありがとうございました。

 そして、
 次の金吾さんのライブ、10月に東京と大阪であることをこの時点で知っていたので、どちらに行くか本当に迷いました。

 でも、決めました。名古屋のライブが素敵で、打ち上げも超楽しく、おつりが来たみたいだったので、もう一度その気持ちを味わいたいと思い、10月24日、頑張って大阪に行ってこようと思います。すでにライブ、宿泊ホテル、両方とも予約済みです。

 私は視力障害があるので、今回の名古屋と同じく、色々な方にお世話をかけてしまうと思い、心苦しくもあるのですが、当日はまた、笑顔で楽しみたいと思っています。

         ー 名古屋一拍一人旅 終わり ー

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名古屋一泊一人旅 第2回

2015-08-22 20:39:45 | えりかの平安な日々 10~18
名古屋一泊一人旅 プロローグ
名古屋一泊一人旅 第1回

の続きです。

 タクシーに乗ってすぐ、恐妻家さんがDOXYまでの道順を運転手さんに伝えたのですが、
「あそこは裏道が2本あるんだけどね~」
とか言って、いまいちわからない様子。
 私がもし一人だったらこの運転手さん、住所を告げただけで果たしてDOXYまで行ってくれたのか、聞いていてかなり不安になりました。

 それでも、いよいよ会場に向かっているんだ~と実感。
 タクシーの中で、恐妻家さんがDOXYについて色々話してくれました。グランドピアノがあること、席が自由席だということも、みんなタクシーの中で聞いた話です。

 で、10分ほどでDOXYが入っているビルの前に到着。しかも開場6時ちょうどくらいに到着したのですぐに入れてラッキーでした。

 DOXYもBITと同じく地下1階にあるので、エレベーターで地下におり、会場入りしました。まずチケット代を支払い、前から3列目くらいのゆったりした席に座りました。この席は、恐妻家さんがお店に電話して確保して置いていただいた席だそうで、それだけでもう感謝感謝でした。今回もたくさんの人の助けを借りて無事に到着することができました。本当にありがたいことです。

 私たちの席から通路を隔てたすぐ前の席に、今回の打ち上げの幹事さんで、金吾さんの掲示板にも書き込みをされているまきまきさんがいらして、私に気がついて下さったのでご挨拶しました。掲示板でやりとりしたことはありますがお会いするのは初めて。でも、掲示板への書き込みと同じくとても気さくな方で安心しました。

 それでお話ししているうちに、私たち、ほぼ同年代だということがわかりました。ただ、金吾さんを聴き始めたのは16,7歳くらいからだったそうなので、そのあたりは私より少し先輩です。
「濱田金吾っていっても、周りはみんな知らないんだよね。みんな、省吾じゃないのって言うんだから…」
などと話していると、そうだよねとうなずいていました。
 その点私は、昔からリア友のファン友さんが2人もいたのだから幸せだったかも。ただ、金吾さんを知っていたのは学校中で多分、私たち3人だけだったと思いますが。

 その金吾さん、本番前なのに客席にいらしてびっくり。しかも私の所に来て下さいました。私が
「来ました~」
といったら、
「よく迷わずに来れたね」
と言って下さいました。そして握手。ライブ開始前に握手なんて夢のよう…。
   そう言えば昨年の4月、私が一人でBITに行くと言ったら、とても心配して下さって、無事に来れたときはとても喜んで下さいましたっけ。そんなことをなつかしく思い出しました。

 見渡したところ客層は40代後半から50代がほとんどのようです。ただ、BITとは逆に男性がやや多いかなと…。
 そして、会場が狭いこともあり、座席も幅が狭く、気を遣いそう…。私一人だったらどこに座って良いかわからなくて、きっと狭い席に座ってしまったと思いました。
 なので、ご一緒して下さる優しいファン友さんがいることに幸せを感じ、これから私をここまで元気にして下さった大好きなアーティストさんのライブが始まるということに幸せを感じ…。そう、ライブ開始直前の今が一番幸せな瞬間かも。

 さて、こちらの会場もBITと同じく、1ドリンク、1フードの注文をお願いしますとのことだったので、
 とても喉が渇いていたのでまずドリンクを注文。少し迷ってやっぱりオレンジジュースにしました。やはり甘い物が飲みたかったので。
 更に、私は食べながらライブに参加することが出来ない人なので、食事も注文することにしました。
 6月末、DOXYのホームページを見て、もしおなかが空いていなかったらおとなしくチーズトースト、空いていたら香味野菜入りミートソースが食べたい!と思っていました。 
 で私、心配事もなくなり、無事に到着できて安心し、とてもおなかが空いていたので香味野菜入りのミートソースを注文しようと思ったのですが、メニュー表にありませんでした。恐妻家さんが従業員の方に聞いて下さったのですが、どうやらないようで…。私がホームページを見たのは1ヶ月以上前なので、メニューが変わってしまったのかもしれません。
 そこで、明太子クリームのパスタを注文しました。 

 それで、食事を待っている間にどうして私が恐妻家さんのメールアドレスにメールを送れなかったのか検証することに。
 携帯電話のアドレス帳を開き、登録してある恐妻家さんのアドレスを確認してもらいました。そうしたら、ーが余分に入っていたとか。多分、私の写し間違いだと思いましたが…。
 帰宅してよく考えてみたら、FBのメッセージをワードにコピーすると、あちらこちらにーが入ることがあるのですよね。なので、メールアドレスの余計な部分にーが入ってしまったのかも。

 ともあれ、余分なーを削除し、空メールを恐妻家さんのアドレスに送ってみたら無事に届きました。良かった~。
 で、メールが送れるということは…。

 同じ地下1階でもここはBITと違って圏外ではないんだ~。

 ということで、FBに、無事に会場に到着したことを書き込み。twitterにも書こうかなと思いましたが、このような場所であまり長く携帯を見ているのもちょっと…と思い、そのまま携帯を閉じました。

 やがて食事が運ばれてきました。明太子とクリームソースの味がほどよくておいしかったです。ミートソースよりも食べやすくてかえって良かったかも。

 それで、食事が終わった頃にライブ開始。アットホームで楽しく素敵なライブの様子はこちらの記事にまとめてあります。

 で、第1部と第2部の間の休憩時間にはお手洗いに行ったのですが…。
 順番を待っていたら、BITのクリスマスライブで私を見かけたことがあるという方に話しかけていただきました。知らないうちに顔見知りの方が結構増えているのかも。嬉しいことです。

 席に戻ると残りのオレンジジュースを一気に全部飲んでしまいました。本当に暑くて、体が水分を欲しがっていたのでしょうね。
 それで、お変わりどうしようかな…と迷っていたら第2部が始まってしまいました。そうしたら急にまた喉が渇いてしまい…。
 そこで、恐妻家さんにお願いして従業員の方を探して呼んでいただき、オレンジジュースのお代わりを注文。そうしたら突然、だんなさんの怒った顔が目に浮かんでしまいました。
「休憩時間に頼むか、曲と曲の間にお願いしなきゃだめだ。相変わらずだなお前は…。」

 確かにそうでした…。このことはかなり反省。恐妻家さん、そのせつはお手数をおかけしました…。

 そのようなことがあったにも関わらず、精一杯ライブを楽しんだ私です。
 そして終わってしまうとやっぱり寂しくて、「ああ、終わってしまった」と口から出ていました。 、

 でも、今回はこのあと、打ち上げがある~。
 そのため、BITのライブのあとのように、「金吾さんを捕まえられなかったらどうしよう」と、心配する必要はありません。
 そして嬉しいことに、金吾さん、私の席の方まで来て下さったので、恐妻家さんがツーショット写真を撮って下さいました。金吾さんとツーショットはもちろん初めて。
 でも私、金吾さんにお渡ししたいお土産に少し気を取られていて、変な顔をしてしまっていました。今度もし、このような機会があったらもう少しいい顔をしなくては。
 あ、お土産は無事にしっかり渡すことが出来ました。

 さて、打ち上げはDOXYが入っているビルから1本道を隔てたすぐ向かいにある焼き鶏のお店で。なので近くて助かりました。
 打ち上げ参加者はかなり多かったです。多分、ライブに参加した方の7割以上が打ち上げにも参加しているのでは。
 で、適当に席に着くと間もなく、金吾さんが到着。みんなで拍手でお出迎え。そして、何と、私のすぐ隣の空いている席に座ってきてびっくり。まあどうしましょう…。

 それでまず、飲み物を頼むことに。私はビールにするかジュースにするか迷っていました。アルコールはあまり飲まないようにと病院の先生からは言われているけどたまにだからビールも良いかなと思ったのですが、アルコール類はあまり飲めないし、悪酔いしてしまったらどうしよう…。
で私、
「やっぱりジュースかウーロン茶にしようかな?」と言ったらそれが金吾さんに聞こえてしまったらしく、
「え、飲まないの?何か制約あるとか…」
と話しかけられてしまいました。
「ええ、実は肝臓の値があまり良くなくて、アルコールはあまり飲まないように言われているのです。」

 こんな風にさんざん迷っていたら、まきまきさんが、カクテルならいいのではと、もものカクテルを勧めてくれました。
 そんなわけでもものカクテルを注文。運ばれてくると周りの方々と乾杯。その時、金吾さんはすでにいなくなっていました。人気者だからあちらこちらに呼ばれてしまうのですよね、きっと。
 で、早速もものカクテルを飲んでみると甘くてすごくおいしい~。これにして正解だったようです。
  おつまみは何人か文がまとめてお皿に入れられて運ばれてきているようだったので、まきまきさんや、やはり金吾さんの掲示板に書き込みをされているnaoさんが取って下さいました。ありがとうございました。
 それで何年かぶりで焼き鶏を頂きました。おいしい~。

 そうしたら「乾杯しよう」と言いながら金吾さんが再び私の隣に座ってきて、ちょっとどきどき。そして無事に乾杯。
 私のグラスを見て、「それ、お酒なの?」と話しかけて下さいました。私が飲まないと言っていたので不思議に思ったのでしょうね。
「はい、もものカクテルです。これにして正解でした。」

 で、しばらく周りのみなさんとおしゃべり。
 金吾さんには焼き鶏と唐揚げを取っていただきました。今まで3時間近く、素敵な演奏と歌を聴かせて下さり、いつも素敵な曲をCDから聞かせて下さるご本人と乾杯したり、おつまみを取って頂いたり…。わたし、もうすっかり舞い上がっていました。まるで夢を見てるみたい。

 それから、ゲストのTOM CATの初代ベーシスト、石川総彦さんが私の斜め向かいにいらしたのもびっくり。それで、ほんの少しですがお話しできました。「ふられ気分でロックンロール」が大ヒットしていたときはやはり頻繁にテレビにも出ていたのだそうです。
TOM CATがポプコン(ヤマハポピュラーソングコンテスト)出身ということで、ポプコン出身のアーティストにどんな人がいるかで話が盛り上がりました。
「やっぱり一番活躍しているのは中島みゆきだよね」
とどなたかが言ったときはうなずいていました。
 そのほか、伊丹哲也さんや伊藤敏博さんなど、なつかしいお名前も。それで全員がうなずいてしまうところは、みんなほとんど同世代、音楽好きということなのでしょうか。

 そのあとも、周りの方々と楽しくおしゃべり。初めて金吾さんのライブに来たときはみんなどきどきだったのね。同じファン同士、共感するところも多かったです。
 初めての打ち上げ参加で多少、緊張していた私ですが、テンションは超高かったかも。もしかしたら失礼な発言をしてしまったかもしれませんが…。

 その間も色々な物を食べていました。手羽先は本場だけあっておいしかったなあ。それに枝豆、フライドポテト、なすの漬け物に冷やしトマト。
 でもさすがにそのくらいが限界でした。DOXYでチーズトーストにしていたらもっとたくさん入ったかもしれませんが。ちゃーみさんからデザートのバニラアイスを勧められたとき、とても心惹かれたのですが無理でした。

 そんなわけで楽しい打ち上げ終了。
 金吾さんはやはり、打ち上げの間あちらこちら動き回っていらしたのでそれほどたくさんお話ししたわけではありませんが、隣同士の席で乾杯し、焼き鶏や唐揚げを取っていただいた、もうそれで充分です。ありがとうございました。

 外に出ると夜中の1時近くだというのにものすごい蒸し暑さ。しばらく参加された皆様とおしゃべり。金吾さんともう一度握手できて嬉しかったです。

 そのあと、金吾さんのライブ初参加のTさんと、恐妻家さんの車に乗り合わせ、名古屋駅方面に向かいました。まず私をホテルに送っていき、Tさんをご自宅まで送るようでした。
 それにしても、夜中のドライブなんて私にとっては非現実の世界。
 車の中で流れていた曲、知っている曲だったのでついつい口ずさんでしまいました。そのくらい、この時の私、テンションが高かったのだと思います。
 そうそう、私たち3人、音楽の好みが似ているようだとわかってちょっと嬉しかったり。

 で、15分ほどでホテルの駐車場に到着。Tさんにお留守番をお願いし、私と恐妻家さんはエレベーターで15階まで上がりました。

 ところが…。

 ここで大きなハプニングが待っていました。

 中に入ろうとしたら鍵が閉まっていてドアが開かないのです。え~っ、こちらのドアが閉まっているなんて一言も言っていなかったのに…。
 幸い、インターホンがあったので恐妻家さんが連絡を取って下さいました。「すぐ行きますのでお待ち下さい」という返事だったのに、ホテルの人はなかなか来ません。

 そのうち、中から一人、出てきたので、ああ、内側からなら外に出られるんだ~」ということで、ドアが開いている間に私たちは中に入ることが出来ました。そこから100メートルくらいかな?歩いたのですが、もう一つドアがあり、そこも閉まっていました。
 ああ最後にこんな事になるなんて…。
 エアコンが効いていないのでものすごく暑いし。車でお待たせしてしまっているTさん、そして何よりも、ここまで着いてきて下さり、これから遠方に帰られる恐妻家さんに申し訳なくて、私は何も言えなくなってしまいました。

 すると恐妻家さんが
「ホテルの電話番号ってわからないよね」
と言ったので、
「あ、わかりますよ。今からかけますね」
と、私は携帯電話でホテルの電話番号を表示させてダイヤルしました。こちらのホテルには予約を入れたとき、ルームサービスについての問い合わせをしたときに電話しているので、一応、電話帳に登録してあったのです。助かりました。
 あとは、恐妻家さんが話をして下さるというので携帯電話をお渡ししました。

 こうして無事に、ホテルの人が迎えに来て下さり、私は中に入ることが出来ました。
 このように、恐妻家さんには最初から最後までお世話をかけてしまいました。本当にありがとうございました。
 なので部屋に帰ってすぐにやったことは、無事に部屋に戻れたこと、お世話になりありがとうございましたと恐妻家さんにメールしたことでした。

 そのあとFBとtwitterに書き込みし、しばらくぼうっとしていました。

 それにしても何と楽しい夜だったことか…アットホームで素晴らしいライブ、素敵な方々との楽しい時間、これは夢ではないよね。

 ああ、夢なら覚めないで欲しい…。

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名古屋一泊一人旅 第1回

2015-08-16 10:43:58 | えりかの平安な日々 10~18
名古屋一泊一人旅 プロローグの続きです。

 自宅の最寄りの駅で名古屋までの往復切符を買い、ホームに降りていって思ったこと。

 ああ、暑い。この夏一番かも!

 今回も途中で、4週間に1回の病院受診をしていこうと思っていたのですが、これでは病院の最寄りの駅から病院までの往復で疲れてしまいそう…。

 で、病院の最寄りの駅に着いたら自宅の最寄り駅以上に暑い。なのでなるべくさっさと歩きました。ありがたいことに今日は目の調子が良いようで、晴れているにもかかわらず前がよく見えます。
 でも、病院までの約5分の間に水分が吸い取られたようで、病院の待合室で給水所に直行。事務の方に手伝っていただいて冷たい水を1杯、飲みました。そのあとすぐ体重測定だったので、もうちょっと我慢すれば良かったと、ちょっと後悔しましたが…。
 そのあと血圧を測りました。血圧は正常範囲ながらいつもよりやや高め。脈拍に至っては90もありました。暑い中歩いてきたので仕方ないよね。それにテンション高くて興奮しているし。

 診察室で診察を終えたあと、先生に
「今からどこかお出かけ?」
とたずねられ、
「名古屋に行ってきます。」
と返事しながら顔がほころぶのを感じました。

 そのあと血液検査。
こちらでは荷物を預かっていただきました。何しろ今日の荷物、友人から「恐妻家さんに渡して欲しい」と頼まれた荷物もあったので、いつもより多めです。「これから名古屋なので荷物が多くてすみません」と言いながら、こちらでもついつい顔がほころびます。
そうしたら処置室に名古屋出身の看護師さんがいらして、
「名古屋は暑いよ。静岡の比じゃないからね。覚悟しておいた方がいいよ」
と言われてしまいました。これ以上の暑さって?ちょっと想像できない…。

 病院から薬局、薬局から駅への道は日傘を差して歩きました。直接日差しが当たらないだけ楽なような気がしましたが、少し頭が痛くなってきていました。そして、駅に着いたときはほっと一息。再び電車に乗って静岡駅へ…。

 静岡では、いつもランチやカラオケにつき合ってくれる悠さんが、名古屋に行く前の買い物とランチをつき合ってくれることになっていました。駅に着くともう悠さんはすでに来ていて、まずお土産屋さんへ。そのあとキャッシュコーナーに行って用事を済ませると、すでに食堂街が開いている時間になっていました。

 そこで以前よく、だんなさんと一緒に入ったパスタの店に入り、私は本日のパスタ、ベーコンと夏野菜のペペロンチーノを注文。とても喉が渇いていたのでオレンジジュースをつけてもらいました。

 ランチを食べながら悠さんとおしゃべり。
 実は悠さんにも、30年間応援している俳優さんがいて、やはり一番辛い時期にその俳優さんのドラマを見たり歌を聴いたりして、とても助けられたそうです。なので私にとっての金吾さんとも通じるので、「そうそう、それわかるよね」と話が弾みます。
「えりかちゃんは、ライブが始まる直前の今が一番幸せだよね」
とも言われてしまい、その通りだと思いました。

 食事が済むともう、12時半近くになっていたので新幹線の改札へ。
 悠さんが
「今朝、家の方は空が暗かったよ。やっぱり雨が降るのかなあ」
と言っていたので、天気予報通り激しい雷雨になって新幹線が止まってしまったら大変!と思い、1時前の新幹線に乗ることにしました。

 改札口で悠さんと別れ(つき合ってくれてありがとうね)、名古屋までの駅の案内をお願いしました。まだ少し時間があるので待合室に案内されたので、座席に座って携帯でネットチェック。twitterやFBにたくさんのコメントが来ていました。まずtwitterの方に返信。

 間もなく駅員さんが迎えに来て、下りの新幹線ホームへ。いつも、金吾さんのライブに行くときは上りのホームなので何となく新鮮でわくわくします。

 こうして無事に1時前の新幹線に乗ることが出来ました。かなり込んでいて、やっと開いていた3人掛けの通路側の席に座りました。お土産を買ったので更に増えてしまった荷物をテーブルの上と床の上に置き、ショルダーをしっかり抱えて座り、ほっと一息。

 そしてまず、FBのコメントに返信。しばらくネットサーフィンしているうちに掛川に到着。降りる人がかなりいて、少し席が空いたようです。
 すると、私の隣に座っていた方が、
「私、後ろの席に行きますからここ使っていいですよ」
と言って下さいました。私の荷物が多いのを見かねたのかもしれませんが、気を遣って下さり感謝。この先、それほど人が乗ってこなかったので、ありがたく荷物を置かせていただきました。

 頭の方はランチの間もずっと痛かったのですが、新幹線に乗っても治まりませんでした。そこでめがねを外し、ボイスレコーダーで音楽を聴いてぼうっとすることに。新幹線で目的地に向かう途中、好きな音楽を聴き、わくわくしながら過ごすこの時間が好きです。

 それで、豊橋から三河安城までの間にちょっとうとうとしたようで、三河安城に着く頃にはありがたいことに頭痛が治っていました。5月のライブの日の頭痛は更年期障害でしたが、今回は暑さのため軽い熱射病になっていたのかもしれません。

 名古屋に近づいた頃、車掌さんが席まで迎えに来て下さいました。そして間もなく到着。
 覚悟はしていたものの、降りた瞬間思ったこと。

暑い!まるで体の中から水分が一気に全部吸い取られそう・。

 頭も再び痛くなってしまいました。

 それでも案内して下さった駅員さんが親切な方で一安心。静岡駅で、「マリオットアソシアホテルまで案内して欲しい」と言っておいたのがうまく伝わっていなかったようですが、快く案内して下さいました。

 ホテルまでは複雑な道で何回も階段を上り下りし、頭痛も手伝ってかなり疲れてしまいましたが、15階にあるフロントに上がるエレベーターに乗ったときはほっと一安心。

 で、フロントが15階というのもびっくりしましたが、そのフロントが広くてきれいで更にびっくり。さすが高級ホテル。

 ただ、チェックインにちょっと時間がかかり、ここでも少し疲れてしまいました。

 実は私、朝食はルームサービスにしてもらおうと思っていて、そのことを1週間ほど前に電話で頼んでおいたのでした。普通の朝食に較べて300円高いだけだし、何より視力の弱い私は食堂までの移動も大変、大勢の中で食べるより、一人で部屋でゆっくり食べた方が楽だと思ったので。

 それでまず、そのルームサービスの手続きをすることに。

 で、ルームサービスの朝食のバリエーションの多さにびっくり。
 パンの種類や卵の調理方法、付け合わせの種類を選べるのはどこのホテルにもあることですが、サラダのドレッシングを選べるなんてすごい!
 ホットの飲み物も、コーヒーや紅茶だけでなく、ココアやホットミルクまであるなんて…。
 せっかくなのでホットミルクを頂く事にしました。

 そして、今夜、打ち上げで帰りが遅くなることを考えて、朝食は10時に持ってきてもらうことにしました。ちなみにこちらのホテルは2時からチェックインでき、12時までにチェックアウトすればOKとか。こういうところもさすが高級ホテルだと思いました。

 ところが、ルームサービスの手続きが終わると
「では、一時お預り金を頂くことになるのですが…」
と言われちょっとびっくり。しかも請求された金額はこちらのホテルの宿泊代と朝食に用意していた金額と同じだったのですから。
でわたし、思わず、
「一時お預り金ということは、明日のチェックアウトの時にまだ請求されるのですか?」
と聞いてしまいました。
「いえ、場合によっては少しお返しする場合もございます。」
ああそうか、こちらのホテルも一応、前払いってことなのね。何となく納得。
 というわけで請求された金額をその場で支払いました。かんがえてみると、大きいお金を手元に置いておくより、こうしてさっさと支払ってしまった方が安心です。

 最後に明日の名古屋駅までの案内も予約し、29階の部屋に向かいました。もちろん案内つきです。

 部屋に入ると明るくて広くてびっくり。
 しかも案内係の方、部屋に何があるか説明して下さいました。コンセントの位置やシャンプー、歯ブラシ、タオルのある場所など、私の質問にも丁寧に答えて下さいました。

 そして、私が思いきって
「部屋への送り迎えってして下さるのですか?」
と聞いたところ、フロントに電話して下されば対応しますとのこと。

 案内係さんが帰ったあとも、わあ、さすが高級ホテル、まるでセレブになったみたい…と興奮していました。早速twitterとFBにそのことを投稿。
 考えてみたらこんな高級ホテルに泊まったのは、4年前の広島旅行以来かも。だんなさんと一緒の最後の遠出になってしまった旅行ですが…。

 しばらくそんなことを考えていましたが、そうそう、色々やることがあるのよね。
 まず、夕方に迎えに来て下さる恐妻家さんにメールを書かなくては。
 そこで、名古屋に無事に到着したこと、フロントは15階なので、すみませんが上がってきて欲しいことを書いて恐妻家さんのメールアドレスに送信。
 ところが…、
 送ったメールは送信エラーになってしまったのでした。一緒に、「アドレスをご確認下さい」というメールも送られてきて。
 それで、FBのメッセージに送っていただいたメールアドレスを確認してみましたが、よくわかりませんでした。何しろパソコンがないので、一字一字、文字を確かめるのは不可能でした。
 そのうち友人から電話がかかってきて少し時間も経ってしまったので、FBのメッセージにメール本文をコピーし、「送信エラーになってしまったのでこちらから送ります。」という追伸を添えて、恐妻家さん宛に送信。どうか気がついて下さいますように…。

 部屋は涼しくて快適だったので、ありがたいことに頭の痛みも少しずつ治まってきました。そこで出かける前にシャワーを浴びることに。
 そのあと歯みがきと洗顔。そして化粧をしたら時刻はすでに5時前。
 恐妻家さんは「5時半に迎えに行きます」とおっしゃっていたので時間がない…。急いで持って行く荷物を確認。
 ちなみに、今日はだんなさんには留守番をしていただくことにしました。写真を入れるとショルダーがしっかり閉まらないのですよね。打ち上げもあるし、やはり今日はショルダーをしっかり閉めた方が良いと思って。
 それにここは高級ホテルだから、だんなさん、きっと居心地がいいよね。

 時間があったら少し横になって休もうかとも思っていたのですが、そんなわけで忙しくてほとんどその暇がありませんでした。まあ、横になって寝てしまい、寝過ごしたら大変ですものね。

 そんなわけで5時25分にフロントに電話し、部屋までのお迎えをお願いしました。
 そうしたらそれから2,3分経ったころ、携帯電話が鳴ったので出てみると恐妻家さんからでした。あと10分くらいで着きますとのこと。私のFBメッセージも、お知らせメールが送られてきたため見て下さったとのことで、ああ一安心。

 ところが、お迎えがなかなか来ませんでした。え~、どうして?恐妻家さんをお待たせしてしまったらどうしよう…。こういう時ってどうして、時計の針が進むのが早く感じるのでしょう。
 そのうちようやくお迎えの係の方がいらしたので急いで荷物を持ち、フロントに連れて行っていただきました。恐妻家さんはすでに来られていました。やはりお待たせしてしまったようです…。

 ところで…。

 私はホテルから会場のDOXYへの道のりも心配だったのですが、帰りも同じように心配でした。打ち上げに参加すると帰りは深夜になってしまうので、どうやら特別な入り口からでないと入れないようなのですよね。
 まあ、打ち上げに参加した方の中には名古屋駅に向かう人もいらっしゃるだろうから便乗させてもらえばいい…とも思っていたのですが。そう、何とかなるよねって思っていましたが、一応、ホテルの人に聞いておかなくては…。
 で、ホテルの方に深夜にはどの入り口から入ればいいのか、タクシーはそこまで行ってくれるのか、尋ねてみました。
 そうしたら恐妻家さんが、
「いいよ、帰りもここまで送るから」
と、言って下さったのでした。もう、ありがたいやら安心するやら…。

 それで、ホテルの人と恐妻家さんが打ち合わせをするのを横で聞いていたのですが、名古屋の地理は全くふあんないなので、「ここに○○があります」と言われても私は何のことなのかさっぱりわからない。
 わかったことは、駐車場からエレベーターを上がり、入り口を入ってくればいいとのこと。そして、その入り口は24時間開いているんだ~と判断しました。

 こうして心配事も全然なくなり、私たちはフロントから外に出ました。そうしたら夕方だというのにものすごい暑さ。
  エレベーターを待っている間に、友人から預かった荷物と静岡で買った私からのお土産を恐妻家さんに手渡しました。特に友人から預かったものを無事に渡せて一安心。

 で、エレベーターで下に降りると更に蒸し暑い。再び体の中から水分が吸い取られて
いるのを感じました。
 栄に行くには確か地下鉄でないと行けないはずなので、階段をたくさん上り下りしなければならないよね。そうしたらまた、確実に頭が痛くなる、どうしようと思ったら、暑いからタクシーで行くと恐妻家さんが言って下さったので、「良かった~」と思いました。

 というわけで、無事にタクシーに乗り込んだ私たち。空は素晴らしい晴天で雨の心配は全くなし。いよいよ、金吾さんの名古屋ライブに初参加するため出発です。

名古屋一拍一人旅 第2回へ

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名古屋一泊一人旅 プロローグ

2015-08-10 11:07:53 | えりかの平安な日々 10~18
 8月1日・2日と濱田金吾さんのライブに参加するため名古屋に行ってきました。わくわくどきどきの楽しい2日間。今回も記録に残したいので旅行記を書かせていただきます。

 その前に、

 こちらの日記の更新もずっとさぼっていましたので、どうして今回、東京ではなく名古屋に行くことになったのか、twilogの記録も参考にしながらお話ししますね。

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 金吾さんの東京曙橋のBITのライブに通い始めて1年余り。
 しかし、ライブは東京でばかりやっているのではありません。地方でも年に数回やっています。しかも地方のライブは打ち上げつき。

 なのでいつか、名古屋か大阪のライブに行き、打ち上げに参加するのが夢でした。

 行くなら近い名古屋がいいと思っていたら、今年の2月末、金吾さんのホームページにて「8月1日 名古屋栄DOXY」と早々とライブ予定に載っているのを発見。
 行きたい~と思ったとき、ふと思い出したのは以前、同じ視覚障害者のFB友達が、
「JR系列で駅前のホテルなら、駅の誘導のついでに案内してくれるかもしれませんよ」
と言っていたことでした。

 そう、名古屋駅前にはJR系列のホテルがあります。私、20年近く前にだんなさんと泊まったことがあるのです。
 あのホテルに泊まれば、栄ならそれほどの距離ではないからタクシーで往復できる(栄にもだんなさんと一緒に行ったことがありました)、わあ、行けるじゃないの。それに駅前のホテルならまず、門限もないだろうから打ち上げにも参加できる。行っちゃおうかな。

 そこでまず、本当に駅の誘導のついでにホテルに案内してもらえるか、JR案内センターに電話して尋ねてみました。そうしたら、「名古屋のホテルは駅直結なのでOKとのこと。わ~い!

 しかし、物事はそんなには簡単にはいかないものです。

 ホテルのホームページにアクセスしてみたら、どうやらホテルは15年ほど前にリニューアルされたらしく、すっかり高級ホテルになっていました。多分、東京のいつものホテルの1、5倍くらいのお値段で泊まれるよねと思ったら、なんとその約2倍のお値段でした。ホテルの宿泊代だけで、東京のライブに泊まりで行けそうなくらいです。
 それで、何回か一緒に行っている友人たちを誘ってみたのですが(友人たちと一緒なら、移動するのに心強いので駅前のホテルに泊まらなくてもいいかなと思い)、2人とも都合がつかないようで…。
 そんなわけでああ無理だと思い、一度はあきらめたのでした。

 でも、5月のライブに参加したあと、「やっぱり他の会場のライブも見てみたい」という気持ちが抑えられないくらいにふくらんでいるのを感じました。

 そんなときに思い出したのがだんなさんがよく言っていた言葉でした。「お金じゃないぞ」という…。
「同じ会場ばかり行っていたら進歩がないぞ。名古屋に行ってこい。」
と言ってくれているような気がしました。

 そこで思い切って5月4日に、名古屋駅直結の名古屋マリオットアソシアホテルを予約しました。一応、一番安い部屋のお値段も聞いてみましたが、やはり私がホームページで見たお値段と同じでした。
 まあ、たまには高級ホテルに泊まるのも良いかな?と思い、3ヶ月後を楽しみに待つことにしました。

 ところが、6月中旬になってもライブの予約が開始されず、だんだん心配になってきました。
 で、金吾さんのホームページを頻繁にチェックしていたら、6月29日、ライブの詳細情報がUPされているのを発見。確か、「予約受付中」の文字も目に入ってきたような…。
 それで嬉しくなってしまい、金吾さんのホームページに載っていたDOXYの電話番号にすぐに電話し、予約を取ることが出来ました。

 それでああ一安心…と思ったのですが、
 数日後、金吾さんの掲示板を見ていたら、「名古屋ライブのネット予約が出来ません」という書き込みが…。どうやらDOXYさんのホームページには、金吾さんのライブの詳細情報がまだ載せられていなかったようで。

 え~っ、では私の電話予約、ちゃんと受け付けられているのかしら…と心配になりましたが。
 FBの金吾さんのファンページで私が、「予約しました」という書き込みをしていたのを見ていたスタッフの方が心配してメールを下さいました。それで問題は解決。本当にありがたいことです。
 ただ、予約を取る前にDOXYのホームページも確認した方が良かったかも…とちょっと反省。これからは気をつけなくては。

 そのようなわけで無事に予約も完了、金吾さんの掲示板で打ち上げへの参加表明もしたのですが、打ち上げ参加表明をしているのはほとんどネット上で面識のない方々ばかり。私は知らない方に自分から話しかけるのがとても苦手なので、だんだん心配になってきました。それに視力障害の関係で一人で動けないのでどうしようかなと。面識のあるスタッフの方々はいらっしゃると思うけれど、お忙しいだろうからそんなにご迷惑もかけられないし。

 それと、これは本当にたまたまだと思うのですが、私が今までに乗った名古屋のタクシーって、感じが悪いことが多かったのですよね。なので駅直結のホテルに泊まれば、タクシーの移動がDOXYへの往復の2回で済むので、都合が良かったのでした。
 でも、ライブの2週間前に参加した同窓会で、友人が、名古屋のタクシーに乗ったら、目的地まで連れて行ってもらえず、とんでもない所で降ろされた」という話をしているのを聞き、「住所を言っても名古屋のタクシー、東京のホテルやBITのようにしっかりDOXYまで連れて行ってもらえるのかしら」と不安になりました
 そんなことをくよくよ考えても仕方がないので、うん、何とかなるよねと、自分を励ましていたのですが…。

 でも、この2つの問題は無事に解決することになるのです。神様ってやっぱりいるのかも…。

 ライブの10日ほど前、今年の3月のライブの前にお茶とケーキを一緒に頂いたFB友達の一人、恐妻家さん(その時の記事はこちら)から、「当日、名古屋駅のホームにまで迎えに行きます」とメッセージを頂いたのです。とてもありがたかったです。
 でも私は当日、何かあっても困るので早めに名古屋入りし、3時にはホテルにチェックインしようと思っていました。
 なので、わがままかな?とは思ったのですが、夕方、ホテルのロビーに来て下さった方がありがたいのですが…、と返信。そうしたら、「了解しました」とお返事が返ってきました。
 これで、ホテルからDOXYまで行くのは心配なくなりました。同時に、知っている方が来られるというのはとても心強いと思いました。あとの心配はお天気や突然のアクシデントですが、これはもう、考えても仕方がないことですから。

 そしてライブの前日。
 ハプニングというのはやはり起こるもので、朝から腹痛で気持ち悪く、気分も落ち込みがち。
 昨年の5月に急性胃腸炎をやったので、もしかして?と心配になりましたが、右側を下にして横になっているうちに痛みも気持ち悪さも少しずつ治まってきました。そして、当日は痛みも気持ち悪さも全くなくなっていました。いったい何だったのでしょう。

 天気予報は「大気の状態が不安定で、所によって激しい雷雨があるでしょう」でしたが、私の住む町は雨の気配もなく素晴らしい晴天。気持ちもハイテンション。いよいよ出発です。、

名古屋一泊一人旅 第1回へ 

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暑い熱い夢のような夜 ~濱田金吾さん名古屋ライブ2015年8月1日

2015-08-09 10:44:12 | えりかの徒然なるままに
 8月1日、今回で8回目となる濱田金吾さんのライブに行ってきました。

 で今回は、いつもの東京曙橋のBITではなく、初めて名古屋栄のDOXYに行ってきました。別の会場のライブも見てみたかったので。
 そして期待通り、アットホームで楽しくて素敵なライブでしたので、今回もレポートさせていただきます。

 DOXYの印象は、BITに較べると狭いということ。しかもBITと違って自由席。
 前から3番目くらい、ほぼ真ん中のテーブル席に座り、音も良く、快適に鑑賞。

 名古屋のライブではバンドメンバーは来ておらず、金吾さんお一人なので、ギターorピアノの弾き語りか、打ち込みの「なんちゃって濱田君」を使っての演奏。

 オープニングはその「なんちゃって濱田君」を使ってにぎやかに、「N,.Y,CITY MARATHON」。
 で、すぐに気がついたこと。
 こちらでのライブでは、一緒に歌うと自分の声が聞こえてしまう!

 BITではバンド演奏ではもちろん、弾き語りの時もよほど大きな声で歌わない限り、自分の声が聞こえないので、私は特にノリの良い曲の時は大きな口を開け、かなり大きい声で歌っています。
 今回もそのつもりで歌ったら、自分の声が聞こえてびっくり。でも私は、ノリの良い曲や好きな曲が演奏されるとついつい口が動いてしまうので、度々一緒に歌ってしまいましたが…。周りの方に聞こえてしまったかも?

 そんなわけで、2曲目は大好きな「悲しきby player」だったので所々歌ってしまいました。
 3曲目は金吾さんのギターの弾き語り「hotel surf lider」。この時期にぴったりの曲です。

 そしてその次は楽しみにしていたピアノの弾き語りのようで((o(^-^)o))
 実は隣の席の浪花の恐妻家さんとライブ会場に入る前にこんな会話をしていました。
「名古屋の会場はBITと違ってグランドピアノがあるからね。金吾さん、ピアノがすごく上手だよ。WHISPERRING NIGHTの間奏なんてもう最高」
「わあ、聴いてみたい~」

 というわけでWHISPERRING NIGHTを期待していたのですが。
 演奏されたのは「so I love you」でした。でもこの曲も大好きなので嬉しかったです。何しろ、私が友人に金吾さんを薦められる前に、初めて金吾さんの名前を知った曲、いい曲だなって思った曲なのですから。
 で演奏の感想は?もう最高でした。やっぱりグランドピアノの音色は違うなって思いましたし。

 ところで、演奏も素敵なのですが、金吾さんのMCも楽しかったです。
 金吾さんが曲と曲の間で、
「何か聴きたい曲ある?」
と会場に向かって話しかけたとき、名古屋のライブは1年に1回なので、色々な答えが返ってきました。「hotel surf lider」「横顔のタクシードライバー」「真夜中のテニスコート」など…。
 で、どなたかが「彼女はムービング・オン」と言ったとき、金吾さん、
「その曲はバンドでにぎやかにやりたいんだよなあ」
と言っていました。でも私、この曲は聴いたことがないのでつい、
「聴いたことがないから聴きたい~」
と大きな声で言ってしまいました。そうしたら
「10月のBITでプログラムに入れようかな?だから10月においで。」
と言って下さったのでした。今回も舞台の金吾さんと会話できて嬉しかったです。

 ところでこの「彼女はムービング・オン」は昨年暮れのライブでやって下さった「シーユー・アゲイン雰囲気」と同じく、尾藤イサオさんへの提供曲だそうで。

 その「シー・ユー・アゲイン雰囲気」、今回も聴くことが出来ました。
 この曲は30年以上前に公開された森田義光監督の映画「の.ようなもの」の主題歌となった曲。
 そして来年、続編の「の.ようなものの.ようなもの」が公開されるそうで、「シー・ユウ・アゲイン雰囲気」が主題歌として使われるそうです。(以前、今年と書いてしまいましたが、来年が正確なようです。)
 それで金吾さん、
「新しくリメイクして歌わせてもらえるのかなと思ったのだけど、尾藤イサオさんのオリジナルが使われるみたいで」とおっしゃっていました。実は私もそれを期待していたのですが…。
 でもこれを機にシングルCDが発売されないかな?と期待しています。

 第1部で他に印象に残っているのは「せめてからりと晴れてくれ」です。ライブでは初めて聴きました。
 名古屋でのライブは今回が4回目だそうですが、1回目と2回目の時は台風が近づいていたそうで、雨も降っていたのでは?と思います。
 そして3回目(昨年)は台風は来ていなかったものの、ものすごい大雨だったとか。
 だから今回、この曲をセレクトしたのかも。 この日は天気予報では「大気の状態が不安定で、所々で激しい雷雨があるでしょう」でしたが、全然そんなことはなく、素晴らしい晴天。
 ただ、このあと連載予定の旅行記にも書くつもりですが、名古屋は信じられないような猛暑でした。だから「この曲はやめて、せめて涼しくしてくれでもやろうか」と金吾さん、冗談を言っていましたが…。

 それで、曲を聴きながら思ったこと。
 今日、晴れたのは私がライブに来たからかも?
 金吾さんのライブ参加は今回で8回目そのうち雨に降られたのは昨年末のライブの1回だけ。金吾さんのライブの日は雨が多いのだそうで、これは自慢してもいいかもしれませんよね。

 で、この時期にしか聴けないCD未収録曲「Water Blue」で第1部終了。昨年も書きましたが、この曲のCD化希望。

 第2部は「Portrait Woman」で元気にスタート。
ブルージーな「midnight cruisin」に続いて、3曲目の「横顔のタクシードライバー」からはゲストさんのサポートがありました。

 ゲストは名古屋在住のベーシスト、石川総彦さん。5曲ほどを金吾さんと共演されました。
 実はこの方、私が二十歳くらいの時に大ヒットした「ふられ気分でロックンロール」で知られるTOM CATの初代ベーシストなのだそうです。なのでこのことを知ったときは驚きました。
 石川さんはその後、家業の食品会社を嗣ぐためにミュージシャンを辞め、最近になって少しずつ活動を再開なさっているようで。
 来月、金吾さんがソロになる前に在席していたクラフトの同窓会ライブが名古屋であるそうですが、その時もサポートメンバーとして参加するそうです。

 で、金吾さんのギターやピアノに石川さんのベースが加わると、音の厚みが増してとても素敵でした。

 大好きな「POOL&SUNGLASSES」のお二人での演奏が始まったときは嬉しくて拍手をしていました。
 でも、ライブは時にハプニングが。
 演奏を間違えたようで、この曲、途中で止まってしまったのでした。そして金吾さん、
「この曲、やめようか。」
なんて言ったので思わず
「聴きた~い」
と言ってしまいました。

 でもやはり、他の曲を挟もうということになったらしく、始まった曲は「piano man」。曲が始まる前に金吾さんが「I love you I want you I need you」のコーラスよろしく」と言ったので、私もこことばかりに大きな声で歌ってしまいました。楽しい~。あ、実は他の部分も口ずさんでいたのですが。
 「piano man」の演奏が終わるとやり直しの「POOL&SUNGLASSES」が始まりました。ああやっぱりいいなあ。金吾さんのピアノと石川さんのベースの息もぴったりでした。

 こうしてあっという間に第2部もラスト。第2ブラストの定番?「東京 Come & Gone」を聴くとやはり寂しい気持ちになってしまいます。

 でもまだまだアンコールがある。
 さあ、アンコールの拍手をしなきゃ…と思ったら、金吾さん、
「それではアンコール行きます」
と言っていきなり次の曲が始まってしまったのでびっくり。名古屋ではいつもこうなのでしょうか…。何か新鮮でした。

 そのアンコール曲、「なんちゃって濱田君」を使っての演奏で、CDとはアレンジが違っていたためイントロ部分では何の曲かわかりませんでした。でも雰囲気は私好みでいい感じ。そして歌い出しは「♪夜ふけのフォトグラフ♪」、
 思わず私、「嬉しい~」と口から出ていました。金吾さんの好きな曲ベスト3に入るくらい大好きな「夜風のインフォメーション」。私が一時、金吾さんから離れていた時期にも、お出かけ用テープに入っていて、いつもそばにいてくれた曲。
 なのでほとんど全部、一緒に歌ってしまいました。

 2曲目も大好きな「昼下がりのセレクション」。こちらは会場全体で手拍子しながら歌わせていただきました。もう幸せで楽しくて、ああ、頑張って名古屋に来て良かった!と心から思いました。

 そして正真正銘のラストは、昨年4月に逝去されたご友人のダニー石尾さんへの提供曲。「dear song」。
 この曲の演奏の前、金吾さんは最近亡くなった友人のことにも触れ、「もうかからないけれど消せない携帯電話番号がアドレス帳に増えていく。寂しい」と言っておられたのが胸にしみました。
  うんうん、その気持ち本当によくわかる。私もだんなさんの携帯電話番号は消せませんもの。

 このようにしてちょっとしんみりした気分でライブ終了。ああ終わってしまった…。本当にあっという間の3時間でした。
 名古屋でのライブは初めてでしたが、会場が狭いせいか金吾さんと観客との距離が近く、アットホームに感じました。ああまたこちらに来てみたい~。今度は1年後かな。

 改めまして、素敵なライブを聴かせて下さった金吾さんとゲストの石川さん、ありがとうございました。

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページにて、2015年8月1日のライブのセットリストをご覧頂けます。

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