平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
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名古屋一泊一人旅パート2 第1回

2016-07-18 22:20:43 | えりかの平安な日々 10~18
 6月25日、26日と、通算13回目となる濱田金吾さんのライブに参加するため名古屋まで一人旅してきました。。先日ライブレポートを上げましたが、道中や高級ホテルでのひととき、ライブの前後や打ち上げもとても楽しかったので、こちらも楽しい思い出を残しておきたいので書かせていただきます。

 実は、今回の名古屋ライブには行かないつもりでいました。
 でも、九州で地震が起こったりして、これから何が起こるかわからない、後悔しないようにやりたいことをやらなくてはと思ったのです。
 それに、6月25日というと母の二番茶のアルバイトの時期、なので父を看なければならないかなと思っていたのですが、その日は父は老人ホームに行くことがわかり、あ、行けるじゃないの?と思いました。それで約1ヶ月前に急遽行くことに決め、動き始めたのですが。

 今回の旅行のハプニングは3日前から始まっていました。
 22日に、大丈夫だと思って半袖のTシャツ1枚で出かけたのが間違いでした。電車も喫茶店も冷房が効き過ぎていて寒くて、体が冷えてしまったのです。
 その日は症状が出なかったのですが、翌23日の夜、熱かったので薄着で布団を取って寝たところ、風邪のウイルスにしっかり入られてしまいました。翌24日朝から喉が痛くて。
 明日はせっかくの金吾さんのライブなのに、高熱が出て行かれなくなったら大変~。というわけで、その日は家にあった風邪薬を飲んで1日ゆっくりしていました。でも、体が熱いような気がして。
 おまけに翌日の天気予報が最悪で、電車が止まったらどうしようとか、明日はまず病院に寄らなければならないけど、道中で雨に濡れて風邪がひどくなったらどうしようなどと考えてしまって。私ってこんなに神経質だったかしら?と落ち込んだりしました。

 それで24日は8時に就寝。夜中に何度か目が覚めたのですが、一応眠れて朝、目が覚めると、やっぱり体調いまいち。
 それでも何とか動けるので、名古屋への一泊旅行を強行することにしました。
 で、名古屋に行く前に、ちょうど1ヶ月に一度の定期受診の日で、上でも書いたように病院に行くことになっていたので、ついでに風邪の方も診てもらって薬をもらってくることにしました。

 そんなわけでいつものように8時前に家を出発。家族に風邪をひいていることに気がつかれなくて一安心。

 自宅の最寄りの駅に着いたら空が晴れていて驚きました。風邪をひいていても晴れ女の私はしっかり、雨を吹き飛ばしつつあるようです。これなら病院への往復も大丈夫そう。
 で思った通り、病院の最寄りの駅に着いたら日差しはないものの雨は降っていなくて。曇っていた方が前がよく見えて歩きやすいのでラッキー!と思いながら間もなく病院に到着。

 診察室で風邪気味だということをお話しし、診察していただきました。熱を測ったところ36、7度。私は平熱が高めなので、このくらいなら全く問題ないです。でも、たとえ熱があって先生に止められても名古屋に行ったと思いますが。そう話したらせんせいと看護師さんに笑われてしまいました。

 というわけで、無事に(?)風邪薬と咳止め、そして万一熱が出たときのために解熱剤も出していただけました。感謝。

 病院が終わり、電車で静岡駅に移動。到着したのは10時40分頃でした。まずお土産屋で買い物をして、食欲いまいちなのでランチはドトールでミラノサンドを食べるだけで済まそうかなとも思いましたが、買い物が終わってドトールに向かって歩いているうちに気が変わりました。何となくおなかが少し空いているような気がしたので、駅ビルの食堂街へ。
 久しぶりにパスタの店に入り、本日のパスタ、牛肉のトマトソースパスタを注文。パスタに牛挽肉、グリーンアスパラ、豆をトマトソースで煮込んだものがかけてあってとてもおいしかったです。食後には風邪薬と咳止めをしっかり飲みました。

 こうして12時に新幹線改札口へ。
 名古屋への誘導と、自由席特急券なので各駅停車のこだまに乗りたいことをお願いし、まず待合室に案内していただきました。そして予定通り12時半の新幹線に乗ることが出来ました。
 いつもはここでどっと疲れが出るのですが、不思議なことに今回は朝より体調が良くなったような気がしました。薬が効いているのか、もうすぐ私をここまで元気にして下さった金吾さんのライブを聴けること、その金吾さんを通して巡り会えた友人たちに会えると思って興奮しているのか…。
 それにいつも思うのですが、新幹線の中で好きな音楽を聴きながら目的地に向かうのは至福の時間です。

 静岡県内は空が明るかったのですが、名古屋に向かううちに空が暗くなっているのに気がつきました。もしかしたら名古屋は雨かもしれません。でももう大丈夫、晴れ女の私が来たからもう雨は降らない、任しておいて…と思いながら名古屋に到着。

 今回、私が宿泊するのは昨年と同じ、名古屋駅の上にある高級ホテル。名古屋に行こうとはっきり決めたのが1ヶ月前で、旅行会社に行ってホテルを探してもらう時間もなく、やむを得ずこちらを予約しました。でも、お値段は高めでもサービスはいいし、何よりも名古屋駅直結なので、駅の誘導のついでにロビーまで連れて行って頂けます。これはもう、本当に助かります。

 そんなわけで、昨年と同じく、チェックインの時にお預り金3万円を支払い、ホテルの人に案内して頂いて28階の部屋に向かいました。あ、今年も2日目の朝食はルームサービスをお願いしてあったのですが、電話ですでに予約済みだったので、チェックインの手続きが簡単に済みました。

 部屋は昨年と同じタイプ。明るくて広い部屋です。それでもこのホテルでは一番安い部屋なのですが。そんなわけですっかりセレブ気分。
 まず携帯電話を充電し、荷物の整理。
 そのあと、今回も迎えに来て下さることになっている恐妻家さんに、無事に着いたこと、風邪気味なのでマスクをしているかもしれないのでびっくりしないで欲しいことを伝えるメールを送りました。そのあと、SNSに書き込み。

 そうしたら何か疲れてしまって。時々咳も出始めていましたし。そこで4時半に目覚ましをかけ、横になって休むことにしました。珍しく、、一眠りすることが出来て良かったです。薬の副作用で眠くなっていたのかもしれません。

 目が覚めたあとは洗顔と化粧。本当はシャワーを浴びたかったのですが、そこは我慢。もし熱が出て、ライブ中に具合が悪くなったら大変ですから…。
 こうして1時間足らずでしっかり支度完了。咳はあまり出なくなっていたのでマスクは携帯するだけにしました。そして5時半過ぎに恐妻家さんが迎えに来て下さいました。いつもいつも、本当にありがたいです。

 で、ロビーにて、打ち上げから帰ってくる予定の夜中の1時半頃、こちらに戻ってきたとき、どの入り口から入ればいいのか、尋ねることにしました。
 実は、昨年の名古屋旅行第2回にも書いたのですが、昨年、打ち上げから帰ってきたとき、入り口が閉まっていて入れなかったのです。それで、送ってきて下さった恐妻家さんに申し訳なくて。今年もまた、そのようなことになったら大変だと思ったからです。
 その結果、私たちが昨年、入ってきた入り口は深夜1時から早朝6時まで閉まってしまう入り口だったことがわかりました。で、24時間、従業員が常駐している入り口が別にあることもわかりました。私は場所を聞いてもよくわからないので、そこはもう、恐妻家さんにお任せすることにしました。

 そんなわけで私と恐妻家さんはライブ会場のDOXYに向かうタクシーへ。今年も楽しいライブと打ち上げに出発です。

第2回へ続く

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アットホームで楽しい夜 ~濱田金吾さん名古屋ライブ2016年6月25日

2016-07-09 19:32:41 | えりかの徒然なるままに
 6月25日、またまた行ってきました。今回で通算13回目となる濱田金吾さんのライブ。今回も楽しい思い出を残しておきたいのでレポートしてみます。

 場所は名古屋栄のDOXY。こちらのライブには昨年に引き続いて2回目の参加となります。

昨年の名古屋ライブのレポートはこちら

 今年も昨年と同じ席で観賞。ステージからは少し離れていますが、音がまっすぐに聞こえてくる最高の席。ただ、少し風邪気味で時々咳き込んでしまいましたが、大きく体調を崩すこともなく楽しく参加できました。

 オープニングは打ち込みの「なんちゃって君(金吾さん、私が何人もいると思って下さいと言っておられました)」を使って、「Fool in the city」。最近、この曲がオープニングになることが多いような…。アップテンポの曲なので、最初からテンション上がりました。風邪気味なので一緒に歌うのはやめましたが。
 2曲目もなんちゃって君を使って今度はしっとりと「ダイアル045」。
 3曲目は金吾さんの弾き語りで「横顔のタクシードライバー」。

 そして4曲目からは、昨年に引き続いてのゲスト、石川総彦さんの登場。
 昨年も書きましたが、石川さんは私が二十歳の時に大ヒットした「ふられ気分でロックンロール」のTOM CATの初代ベーシストです。なので当時、テレビにもよく出ていたとか。
 金吾さんとは40年来の親交があるそうです。昨年に引き続いてのゲストということで、楽しみにしていました。

で、金吾さん、
「では、今からHotel Surf riderね」
と言うと石川さん、
「あれ?listen babyではなかったですか?」

 それを聞いて私、思わず、「え?listen baby」やるの?と口から出ていました。小さな声でしたけれどね。
 「listen baby」はバンドで楽しくやりたい曲らしく、BITのバンドライブでしか聴いたことがなかったので、わあ、別バージョンで聴けるなんて嬉しい♪と思ってしまったのですが。金吾さん、
「それはあとで」
ですって。

 そんなわけで金吾さんのピアノと歌、石川さんのベースで「hotel surf rider」が演奏されました。息がぴったりでいい感じ。
 続いて「PIANO MAN」。いつものように「I love you I need you I want you」の部分をみんなでコーラス。「ここのパートは女性がいいと思うよ」と金吾さんが言ったので、私は一番高いパートを歌いました。わあ、風邪ひいているのに声が出る~、夕食後に咳止めを飲んだからかな?と、ちょっと安心もしましたが。
 いずれにしても、みんなでコーラスなんてライブならではだよね。楽しい~。(^^)

 その次は、2枚目のアルバムからとのこと、あ、「listen baby」かな?と思いましたが。始まった曲は「bedside moon」。嬉しい~。しかもピアノバージョン。。
 この曲はギターの弾き語りで1回、バンドで3回聴いたことがありますが、ピアノバージョンは初めて。しかも石川さんのベースがいいアクセントになっていてとっても素敵。金吾さん、この曲を演奏する前に、「あまりやりたくないんだけどね。」と言っておられましたけれど、この曲、ますます好きになりました。

 そして今度こそ「Listen Baby」が演奏されました。ギターとベースの演奏、とても新鮮でした。曲の楽しい雰囲気も全然失われていませんでしたし。この曲のアコースティックバージョンもいいなあ。
*帰宅して気がついたのですが、この曲、バンド演奏の他、2014年4月の松下誠さんとの2人ライブで聴いていました。どうして忘れていたのか不思議ですが。でも、石川さんとのコラボも、誠さんとのコラボに負けないくらい良かったです。

 更に「シャワールームのある風景」。この曲、今回もお隣だった恐妻家さんと「石川さんとのコラボで聴いてみたいよね」と、ライブが始まる前に話していたのですよね。期待通り、ベースとギターでジャジーな曲が素敵に演奏されました。そしてラストの「生きてくことは忘れること」、心に浸みます。
 ここで石川さん退場。

 一人になった金吾さん、なんちゃって君」の演奏で始まったのは、君はもう泣いちゃいけない」。
 好きな女の人が他の男の人の所に行ってしまったけれど、「君はもう泣いちゃいけないんだよ」と暖かく見守るという、本当に優しい曲。
 この曲はCD化されていないので、ライブでしか聴けません。私はこの曲を聴くのは2回目、聴けて良かったです。この曲のCD化希望。

 続いて弾き語りで、西城秀樹さんに提供された「once again」。
 夜の海辺で聴きたくなるような、ジャジーで素敵な曲です。生で聴けて幸せ。(^^)

 こうして1-set終了。
 もう最高のラインナップで、今回はどうしようかだいぶ迷ったけれど来て良かったと思いました。思わずtwitterで、「今日のセットリスト最高」とつぶやいてしまった私です。


 2-setのオープニングは、
「めったにやらない曲をやります。アレンジは違いますが。」
とのこと。
 なんちゃって君の演奏でスタートした曲、さて、何かな?という感じ。midnight boxerかな?と一瞬思いましたが結局歌い出しまでわかりませんでした。
 始まった曲は「街のドルフィン」。生で聴くのは初めて、夏らしいポップな曲です。とても楽しい気分になって、所々一緒に歌わせていただきました。
 2曲目は、2ヶ月半前の大阪ライブに続いて聴くことが出来た大好きな「TROPICAL Fish」。会場は梅雨のじめじめを吹き飛ばしてもう夏気分です。

 そして3曲目は高橋真梨子さんに提供された「二人でスローダンス」という曲。
「知っている人」
と金吾さんが会場に呼びかけたところ、一人しか手が上がらなかったみたいで。
「では、知っている箇所があったら一緒に歌って下さい」
とのこと。いいな~。私も知っていたらお言葉に甘えて一緒に歌ったのに。そう、この曲は全く知らなくて、今回初めて聴きました。大人のバラードという感じの素敵な曲。

 次の曲は太田裕美さんに提供された「青空の翳り」でした。
「この曲知っている人」
と金吾さんが言ったのでもちろん手を挙げさせていただきました。かなり手が挙がったようで。
「では、一緒に歌わなくていいです。心の中で歌って下さい」
とのことでした。でも、時々口ずさんでしまいましたが。
 この曲はもうすっかり私のカラオケのレパートリーになっているのですが、とても難しくてなかなかうまく歌えません。キーを下げれば低い方が出ないし、上げれば高い方が出ないし。私がカラオケで歌わせていただいている金吾さんの曲の中では一番難しいです。
 でもそれをピアノの弾き語りでさらっと歌ってしまう金吾さんはやっぱりさすがです。

 そして次の「American Night」からはふたたび石川さん登場。

 やはり、お二人のコラボは素敵だなと思いながら聴かせていただきました。特に「裏窓」の石川さんのベースがすごかった。金吾さんにも、「松下誠より弾きまくっていたね」と言われていましたっけ。

 演奏も素敵ですが、MCも面白かったです。

 石川さんの本業は食品会社の社長さんなのですが、水ようかんが有名なのだそうです。
 他にソフトクリームも売っているという話になって、金吾さん、
「それ、どこで買えるの?」と尋ねると
「ホームページでお買い上げ頂けます」
とのこと。どうやら、普通のアイスクリームのようにカップに入った状態で売っているのだそうです。
 それを聞いたら私、冷たくて甘いアイスクリームが突然食べたくなってしまいました。風邪をひいているので体が欲していたのかも。
 そんなことを考えていたら石川さんが
「食べると太ると思います。」
といったので爆笑してしまいました。でも、それを言ったらおしまいなのでは。

 あと、金吾さん、時々ギターのチューニングをしていたのですが。
 チューニングをしながら、
「年を取ると耳もだめになってしまうんだよね。公園なんかにある若い人よけのモスキート何とかっていうの、聞こえる人いる?」
 そうしたら名古屋の常連さんの二十歳の娘さんがいらしていて、その方にはしっかり聞こえるのだそうです。すごく嫌な音とか。
 多分、学生時代に受けた聴力検査で、最後に聞こえたシューっという嫌な音のことだと思うのですが、私も今は聞こえないだろうなあ。結論、この会場で聞こえるのは二十歳の娘さんだけということですね。それで金吾さん、
「公園でそんな音を出していたら、老人のたまり場になってしまうよね。」
 確かに~。

 と、本当にたくさん笑わせていただきました。

 でも、楽しい時間はあっという間で、2-setラストの曲に。

 そのラストの曲は、リクエストがあったので季節感に関係なく選曲したとのこと。えっ、もしかしてもしかして。
 、でなんちゃって君の演奏で始まった曲、やはり「海風通信」でした。ああやっぱりこの曲、三十数年前から今までずっと好きだなあと思いながらじっくりと聴かせていただきました。

 そして曲が終わるとアンコールの拍手、なのですが、金吾さん
「では次行きます」
 そうそう、昨年もこんな感じだったのよね。名古屋では2-setが終わるとすぐにアンコールが始まるようです。

 始まった曲は「May sick」。手拍子で盛り上がって楽しい~。ああこの時間が終わらなければいいのにと思いました。
 2曲目の「GATSBY WOMAN」も時々一緒に口ずさんで楽しかったです。

 そして正真正銘のラストは、みたび石川さんとのコラボで「真夜中のテニスコート」
 少し寂しくなってしまいましたが、こちらもじっくりと聴かせていただきました。この曲も大好きなのです。

 こうして、楽しくて、アットホームで、素敵なライブが終わりました。体調を崩さず、3時間近くめいっぱい楽しめて良かったです。

 素敵なライブを聴かせて下さった金吾さんと石川さん。
 楽しい時間を共有した参加された皆様、
 ありがとうございました。

 来年の名古屋ライブは、何度か東京のBITに一緒に行った友人たちと来られると良いなあと思っています。

 そして、金吾さんのライブへの次回参加は。
 来月末の代々木のグリーンスポットというお店でのお食事つきライブに参加します。初めて行くお店、そしてめったにやらない曲をたくさんやって下さるライブということなのでとっても楽しみです。((o(^-^)o))

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページにて、2016年6月25日のセットリストをご覧頂けます。

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