吉川弘文館から刊行されている「人物叢書」、阿仏尼が出ていたのですね。
人物叢書 阿仏尼 田淵句美子 アマゾンでの紹介ページ
阿仏尼は鎌倉時代の女流歌人、最初、守貞親王(のちの後高倉院)の皇女邦子内親王(安嘉門院)に仕えて「安嘉門院四条」と呼ばれていました。若い頃失恋して衝動的に出家、その後、御所に戻ったり寺に入ったりしたようです。
建長五年(1253)頃、藤原為家(定家の子)の後妻となります。夫の死後、前妻の子と所領のことで訴訟となり、その旨を鎌倉幕府に訴えるために鎌倉に下りました。そして、京から鎌倉に下向したときの旅日記「十六夜日記」を著しました。訴訟が決着するのを見ずに鎌倉で病死したようです。
そんな彼女の波乱の人生に、私は以前から興味を持っていたので、今週、静岡に行く用事があったので本屋に立ち寄ってこの本を購入しました。読むのが楽しみです。
ところでこの「人物叢書」は、専門の先生が史料に基づいて書かれた歴史上の人物たちの伝記で、特に人物に関心がある私には注目のシリーズです。在原業平や徽子女王、宇多天皇、藤原彰子などが出ないかなあと、密かに期待しています。
ちなみに、現在私の本棚に並んでいる人物叢書は↓の通りです。
「紀 貫之」「藤原純友」「藤原佐理」「源 頼光」
「清少納言」「紫式部」「藤原行成」「和泉式部」
「一条天皇」「藤原忠実」「藤原頼長」「後白河上皇」
「源 通親」「大江広元」「藤原定家」「阿仏尼」
このうち、実は紫式部だけ2冊あります。
というのは、8年前、こちらに引っ越してきたとき、「紫式部」が入れてあった箱の中になぜか消毒用アルコールの瓶を入れてしまったのです。そして、運んでいる途中にふたがゆるんでアルコールが漏れ、本がぬれて曲がってしまったのでした。それで、パソコンでの音声解析も困難になってしまったので、新しく買い直しました。
そんな私の失敗談はともかく、
私が持っている16冊のうち、3分の1くらいがまだ未読、あるいは拾い読み程度だったりします。早くしっかりと読まなくては…。
すでに読んだ本のうち、個人的には「源 頼光」「紫式部」「清少納言」「藤原忠実」が特にわかりやすくて、興味深く読むことが出来ました。こちらもまた再読してみたいです。
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阿仏尼は鎌倉時代の女流歌人、最初、守貞親王(のちの後高倉院)の皇女邦子内親王(安嘉門院)に仕えて「安嘉門院四条」と呼ばれていました。若い頃失恋して衝動的に出家、その後、御所に戻ったり寺に入ったりしたようです。
建長五年(1253)頃、藤原為家(定家の子)の後妻となります。夫の死後、前妻の子と所領のことで訴訟となり、その旨を鎌倉幕府に訴えるために鎌倉に下りました。そして、京から鎌倉に下向したときの旅日記「十六夜日記」を著しました。訴訟が決着するのを見ずに鎌倉で病死したようです。
そんな彼女の波乱の人生に、私は以前から興味を持っていたので、今週、静岡に行く用事があったので本屋に立ち寄ってこの本を購入しました。読むのが楽しみです。
ところでこの「人物叢書」は、専門の先生が史料に基づいて書かれた歴史上の人物たちの伝記で、特に人物に関心がある私には注目のシリーズです。在原業平や徽子女王、宇多天皇、藤原彰子などが出ないかなあと、密かに期待しています。
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「紀 貫之」「藤原純友」「藤原佐理」「源 頼光」
「清少納言」「紫式部」「藤原行成」「和泉式部」
「一条天皇」「藤原忠実」「藤原頼長」「後白河上皇」
「源 通親」「大江広元」「藤原定家」「阿仏尼」
このうち、実は紫式部だけ2冊あります。
というのは、8年前、こちらに引っ越してきたとき、「紫式部」が入れてあった箱の中になぜか消毒用アルコールの瓶を入れてしまったのです。そして、運んでいる途中にふたがゆるんでアルコールが漏れ、本がぬれて曲がってしまったのでした。それで、パソコンでの音声解析も困難になってしまったので、新しく買い直しました。
そんな私の失敗談はともかく、
私が持っている16冊のうち、3分の1くらいがまだ未読、あるいは拾い読み程度だったりします。早くしっかりと読まなくては…。
すでに読んだ本のうち、個人的には「源 頼光」「紫式部」「清少納言」「藤原忠実」が特にわかりやすくて、興味深く読むことが出来ました。こちらもまた再読してみたいです。
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