平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
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ご報告

2012-10-13 19:30:32 | えりかの平安な日々 10~18
 皆様、こんにちは。大変ご無沙汰してしまいました。

 実は今日は、大変悲しいお知らせをしなければなりません。私もまだ信じたくないのですが、でも、事実を受け入れなくてはならないのです。

 私のだんなさん、10月7日に逝去しました。61歳、まだまだこれからというときでした。

 だんなさんは自分の病気のことを人に言うのを嫌がっていたので、私もここでは公表していなかったのですが、30年以上前から糖尿病を患い、10年前からは人工透析を受けていました。それでもわりと元気で、ここ5年ほどは医療系の専門学校の講師をやっていました。
 私はよく、午後2時頃に静岡駅でだんなさんと待ち合わせて食事をしていましたが、実は2時という時間は、だんなさんの透析が終わって、静岡駅に着く頃の時間だったのです。だんなさんは足をけがするまで、静岡市の病院で透析を受けていましたから。私も静岡に行くのが楽しみでしたが、「もし、透析中に何かあったら…」という心配が頭から離れることはありませんでした。

 今考えてみると、お正月と2月に続けて体調を崩したこと、4月に骨折して大手術をしたことなど、いろいろな事が体の負担になってしまったのかもしれません。それでも9月はじめまでは元気で、足も丈夫になっていて、一時は2階にも少しずつ上がっていました。

 しかし、9月中旬に再び体調を崩して入院、そのとき、「内臓のあちらこちらが痛んでいるので、持って年内」と宣告されてしまったのです。私は医者から直接聞いたわけではないので、信じたくありませんでした。しかも、1週間後には元気になって退院したのですから。

 でも、それは事実だったようで、5日夜より急に具合が悪くなり、1日半で逝ってしまいました。しっかりお別れもできなかった。でも、25年間、私のことを思ってくれて、幸せで楽しい時間を過ごさせてもらって、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう。

 今後の私ですが、ご存じのように視力障害もありますし、子供もいないので、こちらにいてはだんなさんの他の家族の迷惑にもなりますし、私自身の心身もとても不安定ですし、そんなことを考えて、ここから電車で1時間半ほどのところにある実家に戻ることにしました。
 私は、実家には自分の居場所がないと思っていたのですが、聞くところによるとどうも居場所はあるようなのです。こちらにいるよりも幸せになれそうな気がしました。それなら、だんなさんもきっと喜んでくれると思います。

 実家ではパソコンからのインターネットは使えないので、これからは、携帯電話から簡単な記事を投稿する程度になってしまうと思います。もっとも、だんなさんの口座の関係で、こちらにいてもインターネットを使えるのは今月いっぱいなのですが。これからは、小さな幸せを見つけて、それを文章にしていけたらいいなと思っています。皆様、今後ともよろしくお願いいたします。