平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
管理人えりかの趣味のページ。歴史・平安文学・旅行記・音楽、日常などについて書いています。

大阪一泊一人旅2017年10月 第1回

2017-10-29 18:48:47 | えりかの平安な日々 10~18
 10月14日・15日と、通算21回目の参加となる濱田金吾さんのライブを聴きに大阪に一泊一人旅をしてきました。
 今回もハプニングとサプライズ盛りだくさんの楽しい旅だったので、旅行記を3回に分けて連載することにします。

 ずっと楽しみにしていた大阪一泊旅行でしたが、
 旅行の1週間ほど前、寒い日があって、その夜にひどい寒気がしたのですが、夏のパジャマのまま寝たのが間違いの始まり、翌日に喉が痛くなり、その翌日からは咳が出始め。そう、風邪をひいてしまったのでした。こんな時にとかなり落ち込みましたが、自分の不注意で風邪をひいてしまったのですから仕方がありません。
 それでも食欲だけはあり、病院で出してもらった薬を飲んだらだいぶ楽になったので、大阪には行けると思ったのですが、家族に止められてしまいました。
 で、動き回る旅行ではないことを言って何とか理解してもらい、当日を迎えました。気を張っているせいか体調はそれほど悪くなかったのですが、咳が出るのでマスクを着用、声もしゃがれた鼻声で何か変です。。

 さて、今回は最寄りの駅からまず上り電車で一駅移動。あれ?反対方向ではないのと思われた方もいらっしゃると思いますが、まず、22日に行われる衆議院議員選挙の期日前投票をしていこうと決めていました。
 で、電車を降りてタクシーで市役所へ。
 普段、社会と関わることがあまりない私ですが、投票をすると、「私も社会の一員なんだ」と実感できます。

 でも、やはり風邪のせいで、タクシーで市役所に往復したことで疲れてしまい。更に、駅で電車を20分以上待ったのでもっと疲れてしまいました。
 で、新幹線乗換駅の静岡へ向かう下り電車に乗りこみ、座ったら何かほっとしました。

 静岡駅では買い物をして新幹線待合室へ。半年前と同じく、買い物した荷物をトートバッグへ入れ替えます。そして、SNSへの書き込みにコメントが何軒か来ていたので返信。ここでやっと、テンションが上がってきました。ああ、今から大阪に行くんだと。

 今回も自由席特急券なので、各駅停車のこだまで行くことに。11時24分発のこだま、なぜかとても込んでいて、やっと空いていた3人掛けの通路側の席に案内していただきました。通路側なので遠くて、荷物を網棚に上げることが出来ませんが仕方がありません。
 何となくおなかが空いていたので昼食にすることに。
 静岡駅で買った鶏五目のおにぎり1個と、鮭のおにぎり2個をおいしくいただきました。
 本当は梅のおにぎりも買ってあったのですが、さすがに今回は4つは無理でした。やっぱり少し、食欲が落ちているのかな。まあ、梅のおにぎりは持ちがいいので、明日でも大丈夫かも。

 食事が終わると間もなく浜松に停車。そうしたら肩をたたかれ、
「あなたの席の通路を挟んだ隣の席が2つ、空いていますよ」
と教えて頂いたのでそちらに移動することにしました。私の荷物が多いので見かねたのかもしれませんが、教えていただけてとてもありがたかったです。
 というわけで窓側の席に座り、トートバッグは網棚に乗せ、ナップサックは下に置いてショルダーを膝の上に。リクライニングを少し倒し、ボイスレコーダーで音楽を聴きながらゆっくりと新大阪へ。聴いていったのはtrade loveのアルバム「パラダイスドア」、金吾さんが3曲、作曲を担当しています。明るくアップテンポな曲が多いので、乗り物の中で聴くのがとても心地良いです。晴れていたらもっと気持ちよかったでしょうけれど今日は曇り空。

 こうして午後2時前に新大阪に到着したのですが、思いの外、疲れてしまっていました。駅では誘導の駅員さんが待っていて下さり、タクシー乗り場へ。ホテルに着いたら休めるのでもう一息です。
 実は私が泊まるホテル、8月に名前が変わったので、電話で新しい名前をもう一度確認し、twitterに片仮名の部分だけメモしてありました。なのでしっかり覚えていたので、運転手さんに新しい名前を言い、最近名前が変わったことや古い名前も告げ、それでわかって下さったようなので行ってもらうことにしました。
 到着して料金を払うとき、いつもより少し安かったのであれ?とは思いましたが。
 エスカレーターの位置など、ちょっと自信がなかったので、運転手さんが「一緒に行きますよ」と言って下さったのでひと安心。入ってみるといつものエスカレーター発見。でも、何か雰囲気が違うのです。ロビーには音楽が流れているし。名前が変わったので雰囲気も変えたのかなと思いながら運転手さんと一緒に2階のフロントへ。
 ところが、フロントの受付の場所も変わっていてびっくりしました。え、ここでいいのかな?
 何か心配になりまず確認することに。そうしたら全然違うホテルの名前を言われびっくりしました。そう、間違ったホテルに入ってしまったのでした。
 それにしても、運転手さんと一緒にホテルに入ってきて良かったなと。もし1人だったらどうしていいかわからなくてパニックニなってしまったかも。
 でも申し訳ない気持ちになってしまい、 
「住所を言えば良かったのですよね。すみません」
と謝った私。でも運転手さんはもっとすまなそうにしていて。

 そんな大ハプニングはありましたが、間もなく無事に宿泊ホテルに到着。入っていくと雰囲気は今まで通りだし、見覚えがあるMister Kelly'sの前の様子も何となく見えたし、2階のフロントの位置も変わっていませんでした。こちらでも運転手さん、ここまでついてきて下さいました。ありがとうございました。

 チェックインの手続きを済ませ、5階の部屋に案内していただき、コンセントの位置などを確認。荷物を降ろし、携帯電話を充電し、SNSに到着したという記事を投稿したあと、とにかく疲れていたのでベッドに横になって休むことにしました。
 今回はいつものライブ前のお茶が中止になったので出発は6時半頃で良さそうです。それなら5時まで寝ようと思い、目をつぶると一眠りできました。多分、風邪薬に眠気成分が入っているので眠れたのだと思います。

 そんなわけで4時半にぱっちり目が覚めました。
 そこで洗髪をすることに。この前、洗髪をしたのが2日前なので、もし元気だったらホテルで洗髪したいと思っていたのです。
 よく、風邪の時に頭を洗うのは一番良くないと言いますが、私には全く影響ないのですよね。かえってお風呂に入ったりシャワーを浴びたりすると疲れて調子が悪くなります。
 で、洗髪してすっきり。ドライヤーで乾かすと髪の毛が思い通りにまとまっていい感じ。
 続いてお化粧。そして持って行く荷物の用意。天気予報では雨と言っていたので、打ち上げの会場に行く途中で雨に降られたら大変なので折りたたみ傘を入れました。そして、2回連続でお留守番をしてもらったので、そろそろ連れて行ってあげなくてはとだんなさんの写真も入れました。すっかり準備が出来たとき、まだ5時半になっていませんでした。
 動き回って何となく疲れてしまったのですが、出かけるまでまだ1時間あるので再び横になることにしました。そうしたら少しずつ疲れが取れてきて。ああこれなら大丈夫と6時前に起き上がって荷物と髪の毛の最終チェック。
 で、支度がほぼ終わったとき、ショルダーの中に入れた携帯電話が鳴っているのに気がついてあわてて出てみたら、今夜のライブ参加組の恐妻家さんからでした。もう、降りてきていいですよとのこと。
 確かに、6時半までここで1人でいるより、早く降りていってみんなと一緒にいる方が楽しいに決まっています。でも、私はホテルの人に案内してもらわないと降りる自信がなかったので、案内の人の手配の時間などを考え、6時20分頃にそちらに行けると思うと言って電話を切りました。

 それですぐにフロントに電話をして案内をお願いしたら、5分もしないうちに来て下さったので、荷物を持って部屋の外に出てみたら、金吾さんのファン友さんのお一人とばったり。そう、こちらのホテル、会場のMister Kelly'sの上で便利なので、ライブに参加されるファン友さんがいつも何人か、泊まっているのですよね。
 それで嬉しくなって挨拶したとき、大変なことに気がつきました。マスクを部屋の中に忘れてきてしまっていたのです。ファン友さんに風邪を移してしまったら大変ですからあわてて部屋に逆戻り。
 マスクはテーブルの上にあったので即着用。ほっとして部屋を出て、私と案内の人とファントもさん、みんなで下に降りて行きました。
 Mister Kelly'sの前では恐妻家さんが待っていて下さいました。挨拶をしてKelly'sの中へ、最前列の左側の席に案内していただきました。

 そんなわけで、テンションが最高になっていた私、体調もまあまあだし、これから始まるライブと食事、打ち上げを思い切り楽しもうと思っていました。

第2回へ続く

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楽しくて幸せな秋の夜 ~濱田金吾さん大阪ライブ2017年10月14日

2017-10-21 19:12:52 | えりかの徒然なるままに
 10月14日、またまた行ってきました(^^)今回で通算21回目の参加となる濱田金吾さんのライブ。
 今回は大阪のMister Kelly's。こちらは音響がいいのでいつも楽しみなのです。

 しかし~。
 ライブの1週間ほど前にひどい風邪をひいてしまい、この日も咳が出て体調万全というわけには行きませんでした。でも、ライブ中は体調が悪くなることもなく、最前列のステージから見て左側の席で快適に鑑賞。。

 オープニングは、「なんちゃって君」を使ってオリジナルとは一味違うおしゃれなアレ
ンジの「Goodluck City Romance」。最初からテンションが上がります。
 2曲目は素敵なイントロの「避暑地の出来事」。
 3曲目は
「10年くらい前に作ったベストアルバムのおまけに入れた曲」
ということだったので、「like what?」を期待してしまったのですが。
「私の曲の中では一番長いタイトルの曲です」
ということでした。でも、「思い出を辿った時に君がいないように」もとっても素敵な曲なので。それに久しぶりに生で聴きましたし。

 ところで、今年も阪神タイガースは優勝できなかったので、金吾さんは「六甲おろし」を歌わずに済みました。
 でも、ちょうどこの日は阪神対DNAのCSの試合がデイゲームであり、阪神タイガースが勝ったので、会場は何となく嬉しそうな雰囲気。
 しかも金吾さん、阪神タイガースをイメージした服装をしていたようなのですよね。私は視力が弱いのでよくわかりませんでしたが。
 昨日、一晩かかって探し出した服(帽子だったかも?)ということで、会場が盛り上がっていました。さすがタイガースの本拠地。

 そんなMCのあとは
「次は人に書いた曲をやります」
ということで始まったのは、松原みきさんに提供した「予言」という曲。金吾さんバージョン、しかも生で聴かせていただくのは今回が初めてです。
  で、なぜこの曲を選んだかというと、命日が近かったからだそうです。しかもみきさんの没年月日は2004年10月7日だったそうで。年は違いますが、私のだんなさんと命日が一緒だったのですね。
 ちなみに、私がみきさんの訃報を知ったのは2005年頃、地元の議員さんの秘書の方のブログででした。その議員さん、ニート対策というのをやっていて、秘書の方がブログに、「昔、ニートな午後3時って曲があったなあ」って書いていたのです。
 ところが次の日の記事だったでしょうか、「ニートな午後3時の松原みきさん、亡くなっていたのですね。ご冥福をお祈りします」と書かれていたので本当に驚きました。
 この日も金吾さん、
「歌がうまい子だったのに、早く亡くなってしまって惜しいことです」
と言っておられましたが。「真夜中のドア」「ハロー・トゥデイ」など大好きでした。「予言」はリアルタイムでは知らなかったのですが、もちろんとても素敵な曲です。(^^)

 続いての曲も、倉橋ルイ子さんに提供した「ガス燈」。ライブで聴くのは2年ぶりです。嬉しい。暗い曲なのですけれどね。でも大好き。
 曲が終わったあと、金吾さん、
「こういう曲、好き?」
と会場に呼びかけたので、思わず手を挙げて、「大好きです」と答えてしまいました。でも、手を挙げたのは私だけだったみたいで。
「なんだ、1人しかいないのか~。」
と言われてしまいましたが。私、かなり目立ってしまったかも。

 続いても提供曲で、竹内まりやさんに提供したLonely Wind」。
 この曲は金吾さん、別の歌詞でご自分のアルバムにも入れられているのですが、今回はまりやさんバージョンの歌詞で歌って下さいました。
「コーラスの部分、歌っていいよ」
と金吾さんが言ったので、私、まりやさんのこの曲が入った「love songs」というアルバムを持っていて、コーラス部分をだいたい覚えていたので歌ってしまいました。ただ、小さな声でね。でも、とっても楽しかったです。

 その次も提供曲。ラジさんに提供した「Good Bye Transfer」。わたし、この曲大好きなので嬉しい。なんと、リクエストがあったのだそうです。リクエストした方に大感謝です。
 曲は「なんちゃって君」を使って演奏されたのですが、ラジさんバージョンとは一味違う、おしゃれで少しアップテンポで、聴いていてとても気持ちよかったです。ああ、また聴きたいなあ。

 今回の1-setは、まるでグリーンスポットのプライベートライブのようなスペシャルな内容で、次に演奏されたのも羽賀研二さんに提供した「やさしくスキャンダル」。こちらも生では初めて聴きました。羽賀研二さんは、「話しているといい男だけど素行が悪い」のだそうです。でも曲は素敵。
 そんなMCの間にキーボードの音がして、、あ、「裏窓のイントロの最初の音かも」と思ったらやっぱりそうだったみたいで、キーボードの弾き語りで「裏窓」がスタート。でも、なぜか音を間違ってしまったようで。別の曲を挟むことになりました。
 演奏されたのは谷村新司さんへの提供曲で「Old time」。こちらも生で初めて聴かせていただきました。昔、冷蔵庫のCM曲になる予定だったそうですが、諸事情でボツになってしまったのだとか。
 そうそう、谷村新司さんというとだんなさんがファンで、CDも何枚か持っていたのですが、この曲知っていたのかしら?

 そんなわけで次はやり直しの「裏窓」。この曲は金吾さん、ご自分のアルバムに入れられていますが、高橋真梨子さんへの提供曲なのですよね。しかも真梨子さん、今回のライブツアーで1曲目に歌って下さっているとか。嬉しいことですね。
 そして1-setのラスト。
「2枚目のアルバムの1曲目な~んだ」」
という金吾さんの問いかけにすぐ、
「Portrait Woman」
という返事が。私も返事しましたが一歩出遅れてしまいました。
 ギターの弾き語りの「Portrait Woman」、手拍子で盛り上がって楽しかったです。もちろん一緒に歌ってしまいました。

 以上で1-set終了。

 2-setのオープニングはにぎやかに、なんちゃって君を使って「Gatsby Woman」。別れの曲なのに、この曲を聴くとなぜか楽しい気持ちになってしまいます。
 こうして始まった2-setは金吾さんのオリジナルのオンパレードでした。

 ビリー・ジョエルの「ストレンジャー」のイントロのあとに格好良く始まった「N.Y city Marathon」や、以前、、金吾さんが「お気に入りの曲」と言っていたので心して聴かせていただいた「Wasted Summer Love」、しっとりと、じっくり聴かせていただいた「ほのかなイリュージョン」、作詞者の山川啓介さんが最近亡くなってしまい、金吾さんが「1人ずつ欠けていって寂しいね」と言っていたのが心に浸みた「夕映えのDowntown KId」など。
 でもやっぱり一番素敵だったのは「American night」「Bedside moon」の2曲でした。
 「American night」はピアノの弾き語りで迫力があって素敵でした。ライブではオリジナルとは違うバージョンで演奏されることが多いのですが、こちらのバージョンとても気に入っているのです。

  Bedside moon」、一番好きな曲なので、ライブで久しぶりに聴けてとても嬉しかったです。しかも、ピアノ一本の弾き語りって初めてなのでは。私が4年前に初参加したライブでリクエストに応えて下さって、アンコールでやって下さったときはギターでしたし、その他の時もバンド演奏のことが多かったような。
 でも金吾さん、歌い終わったあと
「こんな恥ずかしい歌詞歌えない。どうしてこの曲、男性に人気あるのかなあ。」
と言っておられましたが。女性も大好きですよこの曲。それに「過ぎた日の思い出に悩むのはもうやめてほしい」なんて好きな人から言われたらうるうるしてしまいそう。

 そんなこんなで、楽しいライブもクライマックスに。
 この時期には欠かせない「海風通信」が2-setのラストでした。10月の海、走り去るヨット、やっぱり大好きですこの曲。(^^)

 というわけでアンコールへ。

 アンコール1曲目は「Bye Bye Mrs.December」。いつものようにみんなでコーラス部分を合唱。いつも思うのですが、決して明るい曲ではないのに楽しい気持ちになってしまうのはどういうわけなのでしょう。

 2曲目と3曲目は洋楽のカバーでした。
 最近、北朝鮮情勢などきな臭くなっているので平和を祈ろうということで、、ジョン・レノンの「Imagine」をみんなで合唱することになりました。9月のグリーンスポットのライブでもこの曲を合唱して盛り上がったのだそうです。
 で、歌詞カードが配られていたのですが、私はよく見えないし、見えていても英語はとても苦手なので、わかる部分だけをほんのちょっと歌いました。
 次に演奏された「Have You Ever Seen The Rain」も反戦の歌なのでしょうか。
 いずれにしても、何とか平和が続き、安心して大阪に来ることが出来る世の中が続きますようにと祈らずにはいられませんでした。

 そして正真正銘のラストの曲は、中里あき子さんへの提供曲「September Heart」。さびの「ラララ」」の部分をみんなで合唱。ああ楽しい♪
 それにしてもこの曲、、本当に耳に残るのです。ついつい口ずさんでしまいます。3年くらい前だったでしょうか。誰もいないと思ってこの曲を大声で歌っていたら、隣の部屋に甥がいたということがありました。合唱しながらそんなことを思い出していました。

 こうして楽しくて暖かくて素敵なライブが終わりました。体調万全ではなかったけれど充分楽しめた、幸せな3時間でした。
 素敵なライブを聴かせて下さった濱田金吾さん、楽しく幸せな夜を共有した参加された皆様、ありがとうございました。

 次回は1ヶ月半後に名古屋のライブに参加予定です。出合えたことに感謝、楽しみです。((o(^-^)o))

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページにて、2017年10月14日のセットリストをご覧頂けます。

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