平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
管理人えりかの趣味のページ。歴史・平安文学・旅行記・音楽、日常などについて書いています。

東京一泊旅行2017年2月 第1回

2017-03-25 20:58:42 | えりかの平安な日々 10~18
 2月25日・26日と、通算18回目の参加となる濱田金吾さんのライブに参加するため、一泊で東京に行ってきました。
 今回もとても楽しく行ってこられたので、思い出を残したくて旅行記を書くことにします。

 昨年12月の東京旅行のように、道中眠くなったり疲れたりしたら大変と、前日は眠剤を飲んで10時半に早々と就寝。
 そのため、朝5時頃に目が覚めてしまいました。しばらく横になったまま携帯でネットサーフィンをし、6時に起きて始動。
 いつものように8時前に家族に最寄りの駅へ送ってもらいました。
 病院受診の日ではなかったので、せっかくなので美容院に行ってカットとマニキュアをしてもらおうと、まず下り電車で静岡へ。
 楽しみで舞い上がっているので、何かあったら大変と思い、出来たら誘導をお願いしようと思っていたのですが、駅員さんが窓口にいなくて断念。小さい駅なのでこういう所がちょっと不便です。

 それでも無事に静岡に到着。よほど危なっかしいと見えたらしく、ホームから階段で下りるときに親切な方が声をかけて下さいました。
 で、どこまで行くか聞かれたので、切符を買うのでみどりの窓口に行きたいと言ったら連れて行って下さいました。静岡駅で東京までの切符を買おうと思っていたのです。
 みどりの窓口では、駅員さんがついて下さいました。で、込んでいてなかなか私の番が来ません。多分、10分くらい待ったかも。ようやく私の番が来たので、行きは新幹線、帰りは在来線の切符をゲット。

 切符を買ったあとはタクシーで美容院へ。到着したのは予約の9時半ぎりぎりでした。
 ところが美容院には先客がいて、こちらでも待つことに。昨年4月の大阪旅行の時は「白杖が見当たらなくなる日」、10月の東京旅行の時は「一万円札が財布の中に1枚多く入っていたり、割引したりしてもらえてラッキーな日」。そうすると今日は「待つ日」かも。
 それでも10分くらいで洗髪台へ案内されたので良かったです。
 で、今日は
「金吾さん、今夜?」
と聞かれてしまいました。私が美容院に来る日=金吾さんのライブの日だということは美容師さんももう承知のようで。
 そんなわけで2時間、美容師さんと楽しくおしゃべりしながら紙をセットしてもらいました。そして、静岡駅に戻ってきたのは11時40分頃。だいたい予定通りです。
 戻ってくるのが12時を過ぎていたら、ランチはドトールで済ませようと思っていたのですが、12時前に戻って来れたので、駅ビル6階の食堂街へ。いつものパスタの店に入りました。ところが、こちらも込んでいてしばらく待つことに。ほんとに今日は「待つ日」だわ~。それでも5分くらい待っただけで案内されたので良かったです。

 本日のパスタは「牛挽肉とカボチャの赤ワイン煮込みパスタ」とのこと。私はカボチャが苦手(ポタージュなど、ペースト状になっていればおいしく食べられるのですが、固まった物はちょっと)なので、ボロネーゼにすることにしました。
 で、そのことを店員さんに言ったら、カボチャ抜きに出来るとのこと。
 ということでせっかくなのでカボチャ抜きにしてもらいました。「本日のパスタ」の方が、ドリンクやサラダがセットになり、お得ですから。
 カボチャ抜きの「牛挽肉とカボチャの赤ワイン煮込みパスタ」、とってもおいしかったです。お出かけ前の至福の時間と言ったところ。

 こうして2時前の新幹線で東京へ。((o(^-^)o))
 東京までの道順はいつもと一緒なので詳しいことは省きますが、一つだけ。
 新幹線が新横浜に止まったとき、ああ、本当ならここで降りていたかもしれないんだよねって思いました。

 東京マラソンの前日でいつものホテルが取れなくて思ったことは、「それなら横浜なら空いているかも」でした。
 で、友人(金吾さんつながりではないのですが)が新横浜駅の近くのホテルを定宿にしていると聞いていたので、そちらを当たってみたのですが、駅から徒歩3分ということで、1人で歩いていく自信がない。そこで、そちらで紹介してもらった新横浜駅直結のホテルをまず、予約したのでした。お値段も友人の定宿より1000円、高いだけだったので。
 でも、新横浜から新宿に行くにはかなり時間がかかるみたいで。特に、帰りに終電に間に合わなくなったりしたら大変。そんなことをtwitterでつぶやいたら心配して下さった方がいらして、飯田橋のホテルを取ることが出来てほっと安心したのでした。そして思いがけなくいつものホテルにキャンセルが出て、泊まれることになったことはこちらの記事に書いたとおりです。なので今回は嬉しさもひとしおなのでした。

 そんなわけで、もし新横浜に泊まることになっていたら、飯田橋に泊まっていたら、ライブに行くために何時にホテルを出発したらいいのか、考えていました。そして、そうならなくて本当に良かったなと。

 と言うわけで、4時過ぎにいつもの新宿のホテルにチェックインしました。今回もホテルの方が
「夕方、タクシー予約しましょうか?」
と言って下さって助かりました。こんなところも、いつも泊まっているホテルならではです。
 で今回は、ライブの前にファン友さん2人とお茶することになっていて、、待ち合わせが5時半ということを考え、5時15分にタクシーの予約をお願いしました。

 部屋では荷物の整理とお化粧。そして今回も、だんなさんを連れて行ってあげることにしました。ホテルの件では守っていただきましたから。そうこうしているうちにあっという間に時間。
 タクシーはだいたい、予約時間より早めに来ているので、お待たせしても申し訳ないと思い、5時10分にロビーに降りました。そして、BACK IN TOWN(以下、、BITと書きます)へ出発。
 で、5時半前に無事にファン友さんと合流することが出来ました。ひと安心。そして、何度か行っているBITの近くのケーキ屋さんへ

 こちらの記事に書いたような理由から、以前からみんなで、こちらの店でぜひモンブランを食べたいよねと言っていたのですが、今回は何と、お店にモンブランが。しかもファン友さんの話では「ちゃんと人数分あるよ」とのことでわくわくします。
 ところが、モンブラン3つ 、注文したのは良かったのですが、
「モンブランは凍っていて出せません」
と言われてしまいました。2年前、モンブランが食べられなかったのはやっぱり凍っていたのが原因だったのですね。

 そんなわけでそれぞれ別々のケーキにすることに。私は抹茶のケーキを注文しました。喉が渇いていたので飲み物はアイスティーに。
 運ばれてきたケーキはきれいな緑色のケーキでした。そこで、iPadで写真を撮ることにしました。画面に何とかケーキの画像が入っているような気がしたのでシャッターでパチリ。
 そして、ちゃんと映っているか確かめようと思い、アルバムを開こうと思ったのですが、写真のタグがどうしても見つかりません。うん、多分映っているよね、それに、久しぶりに会ったファン友さんたちといっぱい話したいし…と思い、iPadをシステム終了させてしまいました。
 で、よく見たら私が緑のケーキ、ファン友さんがそれぞれ黄色とピンクのケーキで、「まるで信号だよね」と妙に納得。
 そして、食べながら楽しくおしゃべり。
 お二人とも温泉にとても詳しいのでまずそのお話し。
 実は私は温泉に行くことがほとんどないので、あまり詳しくないのですが。たまに行ってもお風呂にはいるより食べたり飲んだりする方が楽しいかも。で、
「うちの近くにもざぶーんという温泉施設があるので静岡県東部に来たらぜひ」
と言ったら温泉のネーミングの話に。滋賀県に「あがりゃんせ」という温泉施設があるそうで。確かに「ざぶーん」よりインパクトの強い名前だと思いましたが。でもどうして「あがりゃんせ」なのかで話が盛り上がってしまいました。
 で私、
「お風呂から出たあと、食事でもあがりゃんせってことなのかな?
と言ってしまったあたり、食いしん坊丸出しかも。
 で、帰宅してふと思ったのですが、お風呂にはいるとき「お風呂頂きます」、上がったとき「お風呂頂きました」と言うことがあることを思い出しました。「あがりゃんせ」はそこに引っかけているのかもしれません。

 その他、音楽の趣味が合う3人なのでもちろん音楽の話も。「昔の曲はいいね」という話とか。
 私は、昨年末の金吾さんのライブにお客さんでいらしていた今井優子さんをプッシュしてしまいました。昔から大好きなのですが、昨年7月に出た「Sweetest Voice Yuko Imai best album」という、14曲入りのベストアルバムを2ヶ月前に購入し、とても気に入ってしまい、家でも外出中の電車の中でもよく聴いています。ファン友さんの1人は全然知らないようだったので、ぜひぜひ聴いてみてと。
 そして思いました。今夜また、金吾さんのライブにお客さんでいらしているといいなと。でもそれってちょっと出来過ぎですよね。

 あ、もちろんケーキもおいしかったです。ケーキというより、ムースのような感じでしたが。抹茶のほろ苦さとムースの甘さがよくマッチしていました。
 こんな風においしくて楽しい時間でした。ありがとうございました。満足な気持ちでいよいよBITに乗り込みます。

第2回へ続く

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ミネルヴァ日本評伝選より藤原氏関連の本2冊

2017-03-17 16:22:49 | 読書日記
 本日は1ヶ月くらい前に出た本の情報です。ご存じの方も多いかもしれませんが。

 昔、こちらで紹介した吉川弘文館の人物叢書(その時の記事はこちら)と同じく、専門の先生が正確な史料に基づいて執筆されている人物伝シリーズ「ミネルヴァ日本評伝線(ミネルヴァ書房)」、私も8冊ほど所持しています。
 その、ミネルヴァ日本評伝線から先月、平安時代関連、しかも藤原氏の人物の評伝が2冊出たので、簡単に紹介させていただきます。

☆藤原伊周・隆家:禍福は糾へる纏のごとし(ミネルヴァ日本評伝選) 倉本一宏著 
 amazonでの紹介ページはこちら

 私はこの本のことをtwitterで知りました。
 「枕草子」にも登場する中関白家の兄弟の人物伝、ぜひ読んでみたいと思いました。
 特に弟の隆家さんには昔から興味があって。若い頃にはだいぶやんちゃをやったけれど、色々な経験をして立派な公卿になった彼の小説風人物伝を書くのが夢だったりします。って、何年も言っているのでいつ実現するやら…ですけれど。
 もちろん、兄の伊周さんも気になる人物の1人です。
 なので早速amazonで購入。(^^)

 で、この本を買った人へのお薦めで出てきたのがこちらの本。

 ☆藤原良房・基経:藤氏のはじめて摂政・関白したまう (ミネルヴァ日本評伝選) 瀧浪貞子著
 amazonでの紹介ページはこちら

 この本、「藤原伊周・隆家」と同日に出ていたのですね。こちらもとても気になりましたが、伊周・隆家本と比べてお値段高いし、私は紙の本はパソコンを使って読むために読書のスピードが遅いのでいつ読めるかわからないし。ということで来月の半ばに収入があるのでそのあとに買うことにしたのでした。
 でも、良房さんと基経さんの時代もとても興味があるので。それに、だんなさんがいつも、「欲しい本はどんどん買ってしまわないとなくなっちゃうぞ」と言っていたのを思い出し、先週、外出したときに思い切って買ってきました。

 それで、時系列順ということで、「藤原良房・基経」から読み始めました。
 彼らの周辺人物にも触れているようで目次を見ただけでわくわく。北家の祖、房前から話が始まっているのも嬉しかったです。房前の子、永手・八束・千尋三兄弟にも興味津々。
 やっぱり私って、古代~平安の歴史人物研究が好きなのだなと再認識しています。

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最高に幸せな3時間 ~濱田金吾さんライブ2017年2月25日

2017-03-04 19:33:51 | えりかの徒然なるままに
 2月25日、またまた行ってきました。3年2ヶ月前から参加し始めて今回で18回目、今回もとっても素敵なライブだったのでレポートさせて頂きます。

 場所はいつもの東京曙橋のBACK IN TOWN。今回のサポートメンバーは昨年10月と同じ、おなじみのParadigm Shift。
 なのでオープニングは金吾さん1人で登場。

「明日、東京マラソンに出る人」
と、金吾さんが会場に呼びかけましたが手を挙げる人はいませんでした。
 実は、東京マラソンの前日ということで最初、いつものホテルが取れず、宿泊場所の予約が紆余曲折、今回のライブに来ることも何度もあきらめかけた私だったのです。でも結局、思いがけなくいつものホテルにキャンセルが出て。なので今回は来れたことの嬉しさもひとしおでした。それはともかく。

 オープニングは岩崎宏美さんに提供された「絵空事」。「摩天楼」のカップリングだった曲で、素敵なバラード。生で聴くのは初めてです。(^^)
 で、どうしてこの曲がオープニングなのかな?と思ったのですが、歌い出しでわかりました。「♪ジョギングの靴の軽さと首に巻くタオルの青さ♪」、うん、なるほど~。

 いつもは金吾さん1人での弾き語りが4曲くらい続くのですが、今回は2曲目からギター担当の松下誠さん登場。
「ビートルズが好きな人」
と、金吾さんが会場に問いかけたので、カバーをやるのかなと予想がつきました。ちなみに私は手を挙げませんでしたが。ビートルズの曲は多分、10曲くらいしか知らないと思うし。決して嫌いではないのですが、洋楽にはうといです。
 手を挙げた人はあまりいなかったのか、
「じゃあ、その人たちのためだけにやります」
ですって。
 演奏されたのは「Something」「While my Guitar Gently Weeps」の2曲。誠さんとのイキもぴったりで素敵。私、金吾さんの洋楽カバーのコーナーも結構楽しみなのですよね。

 ビートルズのカバー2曲に続いて、キーボード担当の松田真人さん、ドラム担当の宮崎まさひろさん、ベース担当の富倉安生さんが登場。
 誠さんのギター、金吾さんのボーカルとアコースティックギターも加わって、始まった曲は、格好良く「cool heart」。私のカラオケのレパートリーの1曲になっているので、手拍子しながらほとんど全部歌ってしまいました。楽しい~。
 続いてこちらもカラオケのレパートリー「listen baby」。歌っていても聴いていても気持ちの良い1曲。

  そして次の曲は、
「濱田金吾のアルバムの中では比較的新しい方」
と言ったので思わずくすっと笑ってしまいました。多分、7thの「fall in love」のことを言っていると思ったのですが、このアルバム、もう30年以上前のアルバムなのですよね。
では、悲しきby player」
と金吾さんが紹介したので、嬉しい♪と思いました。これはじっくり聴かなくては。でも、所々口が動いてしまいましたが。

 その次は定番の「piano man」。
 この曲、途中の「i love you I need you I want you」の部分をみんなでコーラスするのですが、金吾さんと同じ主旋律部分と、高音部、低音部と3つのパートがあるのです。
 で、演奏に入る前にまず、みんなでコーラスの練習。金吾さんは、「好きなパートを歌っていいよ」と言って下さるので、私はその時の気分によってどこのパートを歌うか決めることにしています。今回は高音部を歌ってみました。そうしたら高音を歌った人がとても多かったようで、金吾さん、
「低音も歌ってくれないかなあ」
 というわけでもう一度練習。金吾さんがそう言ったので私、低音部を歌ってみたら、やはりみんな考えることは同じのようで。歌ったあとに会場は大爆笑。
 結局私は、本番では金吾さんと同じ主旋律を歌いました。それにしても楽しい。

そのあとも、素敵な曲が目白押し。
 一番好きな「Bedside moon」が聴けて超嬉しかったです。この曲はリクエストがなければ絶対に歌わないそうで。実は私も2回、リクエストしたことがありますが、1回は弾き語り、もう1回はバンド演奏でやって頂きましたっけ。
 バンドでは初めて聴く「Lonely wind」。この曲は竹内まりやさんも歌っているのですが、アレンジと歌詞が違うのですよね。まりやさんの方が華やかに聞こえるのですが、今回バンドで演奏して下さった金吾さんバージョン、音に厚みがあってとても良かったです。

 このように演奏も素敵ですがMCも楽しくて。特に楽しかったのはメンバー紹介。
 この日は松田さんのお誕生日ということで、みんなで「happy burthday to you」を合唱。ちなみに61歳になったそうです。
 で、金吾さん、
「先生、いつもソロのライブでやっているみたいだから1曲やってくれよ」
ということで松田さんがキーボードで少しソロ演奏。とっても素敵な曲でした。タイトルは「愛の歌」とか。

 そして、筋力トレーニングをやっているおかげで若々しい宮崎産、でも愛称は「宮じい」なのですよね。金吾さんが尊敬するベイシスとの富倉さん、時間を守らない誠さん。みんな個性的で、でも演奏は超一流の4人。このあとのParadigm Shiftのコーナーが楽しみ。

 こうして、久しぶりに生で聴かせて頂いた「Game Is Over」で1-set終了。

 2-setのオープニングはいつものようにParadigm Shiftのコーナーから。
 誠さんが「春の海」と曲紹介したとき、2年前に演奏した不思議で激しい曲がそんなタイトルだったかも?と思いましたが、よく考えたらそれは「春と修羅」でしたね。
 でもタイトルが似ているのでちょっと覚悟しましたが。
 確かに曲のイントロは宮崎さんのドラムから始まったのですが、ドラムというより太鼓のような不思議な音。何か、アフリカの民族音楽のような。
 で、このようにして始まった曲、確かに不思議な曲でしたが、何か聴いていて心地よい感じがしました。

 そして2曲目からは金吾さんのボーカルとアコースティックギターが再び加わって演奏。始まった曲は洋楽のカバーのようでした。初めて聴く曲でしたが、AOR風のおしゃれで素敵な曲。こちらも聴いていて心地よかったです。 
 演奏後の曲紹介によると、10日ほど前に逝去されたアル・ジャロウさんの「Mornin'」という曲だそうです。
 実は私、アル・ジャロゥさんは名前は知っていたのですが曲はほとんど知らなくて。最初の方にも書きましたが洋楽にはとてもうといです。
 で、最近、ラジコプレミアムのタイムフリー機能で聞くようになった、毎週日曜日夜8時からラジオ日本で放送されている、クリス松村の「いい音楽あります。」という、マニアックで素敵な曲がたくさんかかる番組があるのですが、2月19日放送分でアル・ジャロウさんの曲が3曲かかりました。聴いていて、なかなかいいじゃないの(^^)と思っていたのですよね。
 なので「Mornin'」もとても気に入ってしまいました。金吾さん、洋楽カバーも素敵♪

 さて、3曲目からは金吾さんのオリジナル曲。このあとはもう、涙もののセットリストでした。

 まずにぎやかに「Rainy Heart」。そして、しっとりと「夕映えのDownTown Kid
 そうそう昔、だんなさんと一緒にいた頃、「夕映えのDownTown Kid」を聴いていたら、「おまえの好きそうな曲だな」と言われましたっけ。なので、「うん大好きだよ」と答えたのですが。そう、昔から大好きな曲です。

 そして、金吾さんのことを初めて知った思い入れのある「So, I Love you」。今日はこの曲が大好きなファン友さんが会場に来ていらっしゃるので、きっと喜んでいるだろうなあと思いました。
 で、この曲が演奏される前に金吾さん、「今時の若い人はこの曲はわからないだろうなあ」と言っていたのですが、確かに。この曲、電話ボックスとか、3分間の思いを集めてという歌詞が出てきます。大昔、公衆電話で時間を気にしながらおしゃべりした事が何度もありますが、今は携帯やスマホで話し放題ですものね。

 誠さんのギターが格好良い「裏窓」。いつか、この曲を気に入ってくれた、いつもカラオケに一緒に行く友達とライブに来られたら良いなと思いながら聴いていました。

  CD化されていない「君はもう泣いちゃいけない」。今回で聴くのが3回目、素敵な曲です。この曲のCD化希望。

 不覚にも歌い出しまで何の曲かわからなかった「Sunrise-Sunset」。でも大好きな曲。

 そして、多分この時期にはやるだろうと思っていた「東京Come &Gone」。
 これで2-set終了。

 でも、まだ聴きたいよね。
 そんな会場の思いが一つになってアンコールの拍手。
 すると、多分宮崎さんがたたいていたのだと思いますが、拍手と合わせるようにドラムの音が。何か派手なアンコール。
「では、立って演奏しよう」
と金吾さん、始まったのは「midnight cruisin'」のムーンベストバージョン。わあ久しぶり。このバージョン、ブルージーで素敵なのですよね。
 演奏も歌もすごく格好良くて。じっくりと聴かせて頂きましたが、時々口が動いてしまい…。

 曲が終わるとParadigm Shiftの4人が退場。お疲れ様でした。でも、まだまだ聴きたいよね。と言うわけで再びアンコールの拍手。                   

 そこで始まったのが、金吾さんのキーボードの弾き語りで「ondine」。わあ嬉しい~。悲しい曲なんですけれどね。で、これでおしまいなのかな?と思ったら、
「もう1曲やっていい?」
ですって。思わず「やった!」と口から出ていました。
 すると金吾さん、
「あのね、この時期になるとこの曲やってって言っていた子がいてね。」
 あ、そうか、もう1年になるのですね。
 1年前、金吾さんのライブの昔からの常連の方が亡くなりました。こちらの記事にも少し書きましたが、私はその方とは面識はなかったのですが、同じ会場で何度も楽しい時間を共有していたと思うと知らない方のような気がしなくて、亡くなったとうかがったときはそっと手を合わさせて頂きました。

 始まった曲は思った通り、「卒業写真」でした。金吾さんのギターの弾き語りでこの曲を聴くのは今回が2回目、初めて聴いたのも2年前のこの時期でしたっけ。
 で、面識のない私がうるうるしてしまったので、知っている方やお友達の方はたまらなかったと思います。でも何か暖かいものが込み上げてくるような気がしました。

 こうして今回も楽しくて暖かくて素敵なライブが終わりました。最高に幸せな3時間でした。
 金吾さん、Paradigm Shiftの皆様、今回もありがとうございました。

 次回は一月半後、大阪のMister Kelly'sのライブに参加予定です。すでに会場とホテルを予約済み。楽しみです。

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページより、2017年2月25日のセットリストと写真をご覧頂けます。

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