崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

寒さ(冬、雪、オーロラ)を商売とする

2018年11月16日 04時07分13秒 | 講義

 この頃になると観光人類学の講義では寒さ(冬、雪、オーロラ)を商売とすることを扱う。クリスマスが西ヨーロッパでは12月25日、東では1月6日、サンタクロースは北欧の発祥、赤い服装のおじいさんの姿はコカコーラの宣伝によるものであることに触れる。それらの情報はネットでも簡単に知れる。しかしネットでは知ることができない難しい問題がある。日本はキリスト教の信者が1%にもならない国、しかしクリスマスの飾り、ギフトなどが盛んなのはなぜだろう。ハロウィーン、バレンタイン等々西洋の文化を受け入れているのにキリスト教の信仰は受け入れないのはのどうしてだろうと、学生に問題を提供した。彼らは日本という国を考え困った表情をする。そこに私はもっとも難しい質問を投げかける。「あなた自身は表面だけ変わっても本質的には変わっていないのではないか」と。優秀な学生たちは戸惑っている。丁度終わりの鐘が鳴った。

*写真:リトルエンジェルスが咲いた


ミュージカル歌劇「春香伝」

2018年11月15日 05時25分15秒 | 日記

 昨夜例年のように金剛山歌劇団の公演を鑑賞した。政治的な解説式あいさつの後幕上げ、今度は朝鮮学校の幼稚園から中学生たちがオープニングし、斬新であった。今度はミュージカル歌劇「春香伝」であった。朝鮮王朝時代の恋愛小説やパンソリなどで有名な「春香伝」、朝鮮語と日本語の字幕のものである。2時間以上音楽と舞踊で始終した。舞台装置、音響、照明などが洗練され、芸術的な舞踊ミュージカルであった。春香と夢龍の「一片丹心」という恋愛、原本ではセクシュアルな描写があるが、伝統的な窓襖を動かし、間接的に表現した。舞踊ミュージカルの連続、クライマックスが感じられない。劇でありながら「劇性」があまり感じられない。しかし楽しかった。

 


BTSのシャツ

2018年11月14日 05時31分41秒 | 日記

 ヴェランダや玄関などに置いていた鉢物を部屋の窓際などに置いている。わが家のリビングは冬型密林になっている。根分けしたもの、挿し木したものも茂っていて、蘭は花の芽を伸ばしている。寒さに強い雑草は外に残されている。秋田の金足農高野球チームが「雑草」を標語の中に入れ、女性サッカーチームの名が「撫子」、日中戦争時の慰安所では「日本人慰安婦」を「撫子」と表した。私は「日本海」という地名についてそれが「日本の海」を指すものではないと韓国側の騒ぎの間違いを指摘したことがある。日本人がアメリカやイギリスの国旗や文字を入れてデザインしたものは多い。地方で「ソウル食堂」「東京食堂」などのように事実をそのまま反映はしていない。今韓国のBTSのシャツが日韓関係を悪くしてる。その問題のシャッに書かれたように愛国心PATROTISMになるか、逆になるか分からない。メディアに目立つことは遠慮するか、遠慮させるかして、騒ぐほどではないと思う。私は1990年朝鮮日報派遣紀行団員として行った時「日本学」というデザインのシャーツを着て行って顰蹙をかったことを思い出して、私が失礼したと謝る気持ちだった。ただ原爆、ニューヨーク貿易館煙景など残虐な場面は倫理、感情などで控えるべき、少なくとも良心の問題であろう。放送倫理委員会の役割に期待したい。


Almost normal(ほぼ正常)

2018年11月13日 05時38分05秒 | 病床日記

 早朝病院に着き、受け付け、血液・尿検査、エックス線、心電図、心臓ECOの検査が続いた。特にECOは峠、長い時間で細密検査であり、途中で自分の心臓の音も聞こえた。工場のピストンの轟音のような心臓の音を初めて聞いて、逞しく動いてくれていることを確かめることが出来た。心臓に感謝する気持ちであった。しかし主治医の阪田先生の診察、それが私には裁判官の宣告なようなものであった。先生はECOの写真を見せながら説明をして下さる。心臓の赤青の画を注意深く見ておられた。医学知識のない私には赤信号だと感じた。私はモニターの上からようやくAlmost normal(ほぼ正常)ということばを見つけることができた。すこし安心はしても、赤青の画像に不安を感じた。その不安感が私の生きたい生命欲かもしれない。「歩きなさい」と命じられ「はい」と答えた。夕方帰宅時、さっそく外歩き用の冬用ジャンバーを買った。大学では画伯の川野裕一郎教授の講義に参加、コメントをした。

 受講者のコメント:チャンスがあれば美術館に行きたい。プロとアマの境界は、黒い花火を見たい(狩俣)。現代美術は理解・鑑賞できない、古いものが価値があるか、色など見る視点は(吉村、ズンエイーウン、トーダー、チェジヨン、赤)。東洋の美、宗教と)。歴史はどうであろうか(田辺、チェハラム)。国の特徴は何にか(アウン)。爆弾や煙から美しい花火へ、火薬も美術になるの(チョウセライ、梅、菅原)。ベトナム、ネパールの絵はないか(タマンエム、デェン、グェンティミンスアン)。川野先生の服装、作品を見てよかった(恩、藤田)。中国の学校では美術を重視しない(董)。


「不浄」

2018年11月12日 05時34分54秒 | 日記

 本日は1年ぶりに私の執刀医に会う、定期健診があり、緊張している。私は死亡率の高い病気を2回も病んできた。しかし、採血の針が刺さることにもびくびくする臆病者でもある。風疹が出産に影響する話が報じられているが、私の年齢では他人事、しかし、いつ自分がなるか分からない病気は多い。昨日の説教を聞きながら自分の研究を思い出した。エゼキエル書で民の不浄と清めについて牧師は「共同体」として説教した。私は自分の研究、集団清めの民間信仰を思い出した。キリスト教と民間信仰の共通点である。村(共同体)祭りの(水)清めに注目してムーダンの清め儀礼シッキンクッ「不浄」に関心があって、調査分析した論文をアメリカで発表し、フランス語などで訳された。中国の空気汚染より、インドが深刻であるという。不浄と浄化の問題は普遍的な問題である。
 下関歴史博物館では大内時代の朝鮮の影響が展示されていて、観覧した。銅像、絵、漢字などが歴史を伝えている。


大学創立

2018年11月11日 06時05分03秒 | 日記

 昨日は大学の創立記念日だった。本学の創立者、櫛田薫氏はお元気で出勤しておられるが、このような記念すべき日には表にお出にならない。しかし一昨年に私の講演依頼には喜んで語ってくださった。連続しても良いとおっしゃった。友愛の精神が感じられた。私は彼の遠慮と謙遜を尊重したいが、遠慮により彼が不利益にはならないように考えている。


演劇文化

2018年11月10日 06時05分16秒 | 日記
 日韓関係が悪くなると私の本が売れる傾向がある。数日の間、拙著『慰安婦の真実』が分野ではあるがベストセラーマークが付いている。感謝すべきか。寂さもないわけではない。新著は紙の本とほぼ同時に電子ブックの両方で出版されるようになった。人類は「文字」「紙」の発明により「文化」「文明」が発展してきたが絵、漫画、画像、映像・映画により脱文字の時代になっている。国際化には効果があるが、思考や思想を低下させるのではないか、憂いがある。
 昨夜久しぶりに演劇「異聞岩倉使節団の長州人」を観覧した。日本語の難解、自身の日本語をテストするような時間であった。原作は最近亡くなられた古川薫氏、その奥様、クリニックの先生ご夫妻と偶然ではあるが並んで3時間近く鑑賞した。休憩時間には東亜大学の櫛田学長と雑談した。本当に観劇文化を楽しんだ。
 
上演は野村忠司氏のナレーションから始まった。彼は元気な力強い、
良くとおる声で素晴らしかった。物語は、米サンフランシスコを目指す船中で起きる視察団員間の軋轢や女子留学生を巡る事件を裁判する様子、日本が西洋の司法制度を受け入れる様子が分かった。その司法制度が朝鮮にも施され近代化されたことを感じた。ほぼセリフ中心、ラジオ脚本のようなものであった。熱心に傾聴してその分疲れ、その分楽しかった。演出を担当した「劇団海峡座」の武部忠夫さんの挨拶と配役の紹介、そこには東亜大学剣道部の学生などの参加もあった。

 


約束

2018年11月09日 05時10分50秒 | 日記

 いつも彼のノックは強い。それは嬉しいもの、昨日友松弘幸氏が下関市議会議員浦岡昌博氏と下関在住の中国出身永住者の閻先会氏の3人で訪ねて来た。二人はニューフェイスなのに旧知のようであった。浦岡氏は初対面とは思えない、親密な印象。わけは数年前、公明党主催の集いで名刺を交換した人である。もう一人の閻さんは私の住んでいる所の近所で出版社を経営しているとのこと。下関出身の詩人金子みすずの詩を中国で翻訳出版、著書『下関書』を中国でだして山口のテレビ、新聞などで報道された人である。
 日中韓の国家間関係が悪くても人との関係は決してそうではない。韓国の判決は法の話、一般的には約束を守らない韓国として一般化されていく。慰安婦合意は民意を反映していないものだから効力がないと韓国はいう。朴正熙大統領の日韓国交正常化の条約も民意とはとても遠いものであった。しかしそれは大きい恩恵として発展したことを否定することはできない。いま悪賢い理屈で国家を誤った道へ傾かせるのは許せない。約束を守らないというイメージは絶対作ららないでほしい。


ファッションの美女

2018年11月08日 05時49分30秒 | 講義

 先日林氏の講義の時に学生たちの反響があって、昨日の文化人類学の講義ではサンデル教授の議論のつづきのようになった。中国の美女の藩ビンビンの写真を本欄で紹介したが、意外なことに、読者のチェックが少ない。それは何でだろう。中国へのイメージ、潘氏の脱税などを知っているからであろうか。ある読者のコメント「人形」という。化粧美、ファッションの美女を売り物にするという意味か。美は女性の能力か、女性らしいものを売り物としているというのか。女性のお茶汲み仕事、家事、兵役免除などは女性差別か、レディーファースト、ファッション、ヌーディーティは「女性性」の売り物か。メルケル首相のようなパーソナリティのある女性、普通の女性、一般人の女性らしさ、化粧やファッションの美ではなく、個性を生かして平凡でも自然な生き方はどうだろうか。考えさせられる。

 

 


冷却期になっても良い

2018年11月07日 05時31分07秒 | 日記

 日韓関係を言う度に、「隣り」「隣国」と言われ、気になることが多い。最近の状況をみて、それほど「隣」を強調すべきではないのではないかと思うようになった。聖書の言葉「隣人への愛」が広義狭義にしばしばいわれているが、特に地理的な隣と意識しなくてよい。競争、嫉妬などから解放される、日韓関係も遠い国家間の関係に過ぎないと思うのが良いかと思う。冷却期になっても良い。昨夜のプライムニュースでは自民党の新藤義孝議員が二人の韓国専門家(?)へ教えるようであった。彼は広い視野、具体的な資料をきっちり熟知しておられた。
 昨日
韓国のあるテレビ局の女性から電話があり、拙著『映像が語る植民地朝鮮』(民俗苑、2009)を手に、引用しなが映像に関して協力を要請してきた。対話中彼女は「政治的なことは製作できない」というので、私が「韓国では言論の自由がないのか」と言って、互いに笑った。実は一昨日その韓国版の拙著が『植民地朝鮮:映像が語る』として日本・東亜大学東アジア文化研究所から出て、手にした(写真)。それはただの翻訳ではなく、日本人の読者のために新しく書き下ろしたものである。日韓関係が冷えていく中でも、それとはかかわりなく日本の植民地文化の実態を知りたいものである。


「満洲映画」

2018年11月06日 06時03分02秒 | 講義

 中国の女優范氏の写真に歓声が上がった。ワンアジア共同体の講義では初めての反響であった。昨日林楽青氏による「満洲映画」の講義中であった。彼女が1億3400万元を意図的な脱税と認定された話など中国の映画産業の規模が世界一になっているとを言う。西洋技術に影響されて発展してきたのは日本とほぼ同時期に出発、満洲では日本の国策映画が1000本と多量に製作されてきた。日本人の生活、日本語と中国語、正教会、恋愛、ニュースなど多様である。李香蘭、小暮美千代などの日本人俳優も大活躍をした。日本は内地や植民地より超近代的な国家を作ろうとした。それは終戦によって幻となった。戦後多くの満洲映画協会(満映)の日本人たちが残って中国の映画発展に貢献した。満洲映画の研究者の誕生を披露し、歓迎する気持ちになった。

 受講生たちのコメント:今年度の講義は明るく良い(金光)。好きな俳優の写真、中国と日本の俳優の収入の差が大きい(チョンヘジュン、イジェウン、メイリョウ)。満洲映画とは日本の映画からイメージ(キンソンゴン、チョーイェーリン、狩俣まらい、温建思奇、池旭情)、日本のアニメは中国でも人気があることは世界的にも有名であるということになる(タマンヘム、イウォンソク、吉村響輝)。戦後中国への影響があった(田辺)当時満洲と日本の差が大きい(菅原)、中国の映画の質が低くなっている(梅傑)。パワーポイントと図表などで分かりやすかった(パクセジン、ジャラーンクツリワカン)。大連は私の故郷(チョウセライ)。ベトナムでは中国映画多い(ファンティハン)。林先生は博識である(孔春露)。あまり中国の映画は見ないんですが、今回の講義を受けて中国がいかに映画事業に熱心かが分かりました。中国一番儲かるのは映画事業、藩泳泳の脱税は極刑に当たるが許されました(藤田紘成)


下関研究

2018年11月05日 05時57分03秒 | 研究業績

 今日はワンアジア共同体の公開講座で大連理工大学の林楽青氏による「満洲映画」について講義が行われる。私の指導を受けて博士号を取得してから私の司会の下で初めて発表することになる。緊張するだろう。これからは資料を以て問題意識のある新鮮な研究を続けることをを期待している。昨日は教会に意外な二人のお客を様、学者に会って楽しい時間を過ごした。都立大学の教授・和田清美氏と天理大学の教授・魯ゼウォン氏が下関を研究するために来られた。3年目の現地調査であるという。私が被調査者のインフォーマントになった。二人とも私の『植民地と文化変容』(御茶ノ水書房)を読んでいるというので繋がりのある人脈の話から豊浦の堀麗子氏の話などに広がった。二人のお客様と教会のメンバーたちと一緒に海が見下ろせるところでティタイム、談話をした後、私の研究室と研究所を紹介して駅まで送った。関釜フェリーのボッタリ商人の調査のためにまた来たいと言いながら二人は手を振った。


이문열씨의 인터뷰

2018年11月04日 06時51分13秒 | エッセイ

 월간조선의 이문열씨의 인터뷰, 영웅전을 읽는 느낌이다. 한국 사회의 현실을 묘사한 소설가, 신문기자에서 일약 대작가로 변신, 사회에 발언하는 모습이 그렇다. 나와 겹치는 세월이 많다. 나도 매일신문에 자주 기고한 시기가 있다. 당시 그 신문의 작가 우호성 기자와 취재 현지조사도 자주 한 적이 있다. 그러나 이작가와는 면식이 없다. 그도 이광수 김동인을 읽었다고 하니 나와 동감의 부분도 많을 것이다. 살아 온 어두운 세월 불행한 전쟁 그리고 독재 정치 등을 공유하고 있다. 나는 소설을 쓰려고 해도 비참한 현실을 승화하거나 보태거나 빼기 어려워  그냥 그대로 두고 있다. 어떻게 그런 시절을 독자에게 전할 수 있을까, 고민중이다.    

 月刊朝鮮の李文烈氏のインタビュー、英雄伝を読む感じである。韓国社会の現実を描いた小説家、新聞記者から一躍大作家に変身、社会に発言する姿がそう感じさせる。私と重なる歳月が多い。私は「毎日新聞」によく寄稿した時期があった。当時、その新聞の作家オホソン記者と取材や現地調査も一緒にしたことがある。しかし李作家とは面識がない。彼も李光洙・金東仁を読んだという。私と同感する部分も多いだろう。生きてきた暗い年月、不幸な戦争そして独裁政治などを共有している。私は小説を書こうとしても悲惨な現実を昇華したり、加えたり省略したりでできず、そのまま残している。どのように時代を読者に伝えることができるか、悩んでいる。


安田純平氏会見

2018年11月03日 05時35分13秒 | 日記

 歳をとるにつれて互いに友人との音信が少くなってくる。昨日韓国から友人の民俗学者の崔仁鶴氏から電話があって嬉しかった。数年ぶり、お互いに声から健康をチェク、無事を確認する。彼の日本の友人の島根の酒井氏と同年だとも言った。二人は私より3歳上、しかし彼は私がずっと若く感じるという。私には70才の人もずいぶん若く感じられる。高齢者が年齢に敏感である傾向であろうか。
 昨日シリアの過激派組織から解放された安田純平氏の話を視聴した。彼が「私の凡ミス」などと語ったことに木村太郎氏は「大変な精神力」のある行動力、本当にミクロの内戦を伝えることだと評価した。私は時々木村氏のコメントに頷き、珍しく良い評論家だと思っている。
 私はこのごろ読んでは考えている「戦犯作家」といわれた火野葦平氏を考えている。非難する、非難されるというメディアに呆れている。危険な現場に行かず映像や記者会見などを主にし、デスクで編集するのが中心であるメディアの記事が多すぎ、現場主義の行動派ジャーナリストを非難する人が大勢いるが、私からひとこと言っておきたい。戦争の現場に行かずどうしてわかるの。


日韓関係の良し悪し

2018年11月02日 05時21分51秒 | 講義

 徴用工判決によりこれから日韓関係が心配である。私は国交が全くない時の最悪とも言われたときも体験してきたので、それほどおどろきではない。多くの友人、知人は失望し、呆れたという話が多い。韓国では判決に賛成と反対の意見があるが日本では韓国を批判する一つの声になっている気がする。韓国からみると一つの意見とは言論の自由がないからだと言われるかもしれない。日本では珍しく世論が統一している。昨日私は観光人類学の講義では2009年8月南アフリカ・ケープタウンの調査の銅像写真などを見せながら先進国化された元イギリス植民地でその植民地支配者であったCecil Rothesが記念されている話をした。韓国で日本殖民地支配者が記念されるとは想像もつかない話である。その講義の最中に韓国蔚山の春海保健大学校から金美淑教授の引率で7人の学生が授業参観に入り、途中で韓国からのご一行を迎える櫛田学長のご挨拶があり、鵜澤教授が「日本の防災と減災」について講義、留学生たちが通訳、そして友愛ある日韓関係親善交流会が行われた。つづいて私は読書会で韓国は三権分立によって今度の司法の判決を政府が尊重するとはいっても、日韓関係に悪く影響しないように韓国政府が賠償をするなど施策が必要であろうと語った。昨日は日韓関係の良し悪しが混合した一日であった。