崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

絹代塾が始まる

2015年07月08日 04時53分01秒 | 旅行
昨日は日韓親善協会広域下関会の会長友松氏と今年の第4回「楽しい韓国文化論」教室に関して相談した。難しい日韓関係をいわばヨン様ブームで改善したのに、李・朴大統領によって関係悪化の状況ではあるが、民間次元では良好関係を持続させるべきであるなど意見を交換した。日本では韓国文化や韓国人が好きになった人口数は歴史上初めてのことかもしれない貴重な状況が政治家や社会運動家たちによって悪くなったことはとても残念である。後半期にはもっと楽しく韓国文化を論ずる教室を持つことに意見が一致した。
 続いて絹代塾の事務局長の河波茅子氏と権藤博志氏が訪ねて来られた。河波氏は塾の活動を山口県が支援してくれる決定通知を見せてくれた。嬉しかった。満州映画協会に勤めた両親を持つ彼女に満洲映画研究者の林楽青氏を紹介した(写真)。林氏の研究に彼女の協力を心から願った。 30回記念行事の計画などを議論した。権藤氏の沖縄戦跡地を訪ねた27分の映像を皆で視聴した。この作品を7月22日に市民に公開することとした。河波氏のナレーション、フィナレーはジェット機が離陸する騒音であった。拍手をした。彼の従来の作品とは異なる斬新的なもので驚いた。彼は私と河波さんにだけ褒められたと照れくさそうに言った。私のそれだけでも十分評価をされたすばらしい作品だの言葉に彼は笑顔で応じた。