崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

恩師の李杜鉉先生

2012年11月16日 05時25分20秒 | エッセイ

昨夜ソウルの恩師、李杜鉉先生から電話、90歳でお元気な声を聞いて嬉しかった。民俗苑から著作集が立派に出て嬉しいというお話、社長からそれが届いたかということだった。数年前出版社社長らと著作集出版会でお会いして以来ご無沙汰にしているが、先生からの電話で恐縮であった。私がまだ忙しくしていのるかなど聞かれた。、先生とは現在私の人生の3分の2を占める歴史を共有している。この冬を越えて暖かくなればお目にかかりますといい、話を切ろうとする時頼みがあると言い、日本茶を送ってくれといわれた。お茶は切れないように送りますと約束したことがあり、断続的に送っていたが早速送ることにする。嬉しい通話であった。

 私にとって冬を越すのに注意を要すると言われている。昨日医師の倉光氏が車で送ってくれた。「先生は30代のように活躍するからその疲れにウィルスが侵入して風邪を起こしている。風邪は身体を守る意味もあるという説もある」と説教調の話を聞いた。

寒気に強いウィルスが浮遊して弱い気管支に着きやすいという医学講義を耳に留めて今日は休みたい。