キハ48 4&キハ48 5完成

2010年12月16日 22時36分16秒 | 鉄道模型/単発ものいろいろ
前回の模型進捗状況でお伝えしたキハ48の2両ですが、小浜色への塗り替えを終えて無事完成したのでお伝えします。

JR西日本ではわずか5両のキハ48ですが、新製投入時は敦賀に配置され、気動車の特性を生かしてデッドセクションの存在する北陸本線でも運用されていました。
(当時の時刻表などがあれば詳しい運用範囲が分かるのですが、ネット上では新疋田界隈で撮影された写真をよく見ます)
しかし敦賀時代も長くなく、全車が広島と下関へ転属した後は広島支社色を纏って活躍。うち3両は更に岡山へ転属し、岡山支社色に塗装変更されて急行「つやま」専用車となり2009年の同列車の廃止と運命を共にしました。
少数派・非ワンマン車の宿命なのか、現在は下関に2両のみが残るのみとなっています…。

このように数奇な運命を辿ったJR西日本のキハ48、小浜色のカラーそのものはキハ53形・キハ58系にも実施され、小浜線の電化まで存在していました。
そのものズバリの製品は先日Tomixから限定発売されましたが、当方ではいつものようにKATO製を選択。加工の少なさを狙って0番台同士にしてみました。
因みに5番は12日に完成、6番は本日の完成。トータルで言えば10代最後の作品ということで、けっこう頑張ったつもりです(^^)


白はGMの21番、青はタミヤのコバルトブルーでいつも通りスプレー塗装。
1990年頃の設定なので、床下機器やHゴムはそのままです。スカートは製品のものに若干手を加え、白で塗装しました。


いちばんの見所である斜めストライプ。
2両とも一発でキレイに決まってくれて一安心です。
車番はBトレのキハ58系用を切り貼りして再現。シールで厚みがあるのが残念ですが、無いよりはマシに見えます。


5番(1枚目)は幌ありで普通幕ですが、6番は幌なしで白幕にしてみました。
2両で違った表情が楽しめます。こうして見れば、KATO製もなかなかいいものです。


塗装中の様子。
腰の白帯は2mm幅ですが、僅かな誤差を防ぐためにたくさん切り出してから幅が一致するものを使いました。


キハ58とのコラボ。
小浜線の起点・敦賀は免許合宿で滞在した思い出の地。かつて駆け抜けたキハ48に思いを馳せて、さぁ、次は何を作ろうか…。