狭間でのせめぎあい

2010年12月18日 23時59分41秒 | 日記
クリスマスまで1週間。
昨夜は模型を触っていたら、いつの間にか朝の5時!
慌てて3時間寝て(笑)、意外にも眠気ゼロで大学へ向かいました。


今日は土曜日ですが、10:30からゼミ説明会。
もちろん来年度・3回生時の話ですが、これからの約1ヶ月間でどこに所属するかを決めなければなりません。
示されたのは文学・歴史・伝統・地理・地理(2つで内容は異なる)の5つ。案内自体は今月に入ってから既に分かっていたのですが、当然定まらないままに各先生方の説明を聞いていると、どれも思った以上に魅力的!
全て聞き終わった後には自分の優柔不断さが更に加熱し、「どこに入ったらええねん!」という訳の分からん感情に苛まれておりました。

しかしながら、今までにいろんな先生の講義を受けてきた中で、何となく文学方面に行きたいという希望は持っていました。
それは確かなのですが、文学においては興味のある時代が近現代であることや、京都に滞在した文人たちの交友関係など、文学の…けっこう特殊なところが好きなんですね。
つまりは文学と地理学の狭間に立っているというわけです。
ここに関してはそのものズバリ!な先生がいらっしゃるのですが、残念ながらその先生のゼミは今回は開設されません。
これが意外にも痛手で、こちらとしては(以前から)当然開設されると思っていただけに、若干行き場を失っているというわけです。

ならば、少しでも近似するゼミを聞いてみよう!
ということで、前期でお世話になったいちばん話しやすい先生にその場で相談してみたところ、

「京都に居た文豪に興味があるのなら、○○先生か△△先生のゼミになるかな…。因みにその文豪が政治家なのであれば、それは僕のところになります。あと、□□先生のところも全く違うわけではないんだけど、ただ、君の場合は京都に愛着があるからね…」

と、なかなか的確なアドバイスが頂けました。
おそらく、文学作品に重きを置くか、その描かれたフィールドに重きを置くかの違いです。
そして、ゼミの先生はあくまで学びの窓口として捉えて、他の先生と如何に二股をかけるか、ということも聞きました。
何か、以前からこの先生には全てを見透かされている気がしてなりません…。

昼からは別のゼミ説明会に参加しました。
こちらは「テーマリサーチ型」という専攻を横断したゼミで、他の様々な専攻から人が集まります。自専攻のゼミに行かずに、こちらを選択しても良いというわけです。
ここにも一つ興味のあるゼミがあったので、とりあえず…のつもりで説明を聞きにいくと、そこもなかなかおもしろい!
ゼミのテーマとは裏腹に、やれることの幅が広くて、自分の好きなことが思いっきり出来そうな気がしました。
逆に、これを聞いてしまったことで、また余計に迷ってしまったという…。
終了後、「狭間に立った者」同士でああだこうだと話すも、結局何もまとまらず。
ただ、自分と同じところで迷っている人が居たのが、よく分からない安堵感に繋がりました。

とにかく、年内には所属ゼミを決め、年明けには志望理由を書き上げて提出します。
自分の場合、4回生時だけでなく卒業後も関係してくると思うので…。


写真は今年初めのキャンパスの雪。
もうすぐ季節が一巡しようとしています…。