ヴァネッサ・スプリンゴラ (著)『同意』中央公論新社 2020
内山 奈緒美 (翻訳)
若年者と法律が禁じている危うい関係を結び、その経験を利用して作品化する小児性愛の性向を持つ有名作家G。30年の沈黙を経て、その時少女だったVが断罪の筆を執る。作家や芸術家は何をしても許されるのか。『同意』は、フランスでベストセラーとなった衝撃作です。
https://www.amazon.co.jp/同意-単行本-ヴァネッサ・スプリンゴラ/dp/4120053539
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なお、日仏女性研究学会では、今年もフランス人の登壇者にご参加いただき、3月2日(土)日仏会館ホール(東京・恵比寿)にて「国際女性デー記念シンポジウム」を開催いたします。今年のテーマは、「性と教育ー日仏比較の視点から」です。現在、シンポジウム企画委員会は開催に向け、鋭意、準備に力を注いでいるところです。
入場無料、同時通訳付きですので、どうぞ奮ってお運びください。
委員一同、皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム
開会の辞:西尾治子(日仏女性研究学会代表)
開会のあいさつ:トマ・ガルサン(日仏会館・フランス国立日本研究所所長)
司会・進行:新行内美和(日仏女性研究学会会員)
司会・進行:新行内美和(日仏女性研究学会会員)
第一部:14時10分~15時15分
映画上映会 司会:マルコ・ソッティーレ(慶應義塾大学准教授)
ドキュメンタリー映画『L’École des Hommes』
(クララ・エラルフ監督、2023年、60分)日本語字幕付き上映
映画上映会 司会:マルコ・ソッティーレ(慶應義塾大学准教授)
ドキュメンタリー映画『L’École des Hommes』
(クララ・エラルフ監督、2023年、60分)日本語字幕付き上映
第二部:15時20分~16時20分
「学校における性教育の課題」 司会:永澤桂(横浜国立大学他非常勤講師)
• アンヌ=クレール・カシウス(名古屋外国語大学講師)
「フランスにおける性に関する教育、理論から実践へ――ある予防保健指導員による同意の概念をめぐる教育の一例」
• 押田千明(日仏女性研究学会会員)
「特別支援学校における性の指導について――学習指導要領の比較から」
第三部:16時25分~17時25分
「性と生殖の権利と政治」 司会:辻山ゆき子(共立女子大学教授)
• 岩本美砂子(三重大学名誉教授)
「日本におけるリプロダクション政策」
• アリーヌ・エニンジェ(オルレアン大学准教授)
「学校における性教育の状況――日仏の視点から」
休憩 15分
第四部:17時40分~18時40分
全体討議、質疑応答 司会:中村彩(立教大学兼任講師)
全体討議、質疑応答 司会:中村彩(立教大学兼任講師)
閉会の辞:中山信子(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
閉会:18時45分
懇親会 ホール懇談スペース
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2024年1月25日の本ブログについて:
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