-アズーズ・ベガーグ氏 講演会のお知らせ-
アルジェリア移民の両親からリヨンで生まれ、スラム街で成長した作家アズーズ・ベガーグ。その自伝的小説『シャアバの子供』(1986年)はマグレブ移民第二世代の文学の代表作で日本でも翻訳されました(下境真由美訳、水声社、2022年)。以来ベガーグは作家、社会学者、政治家としてフランスの移民に関わる差別や貧困の問題に取り組んできました。
5月の来日に合わせ、複数の会場で『シャアバの子供』映画上映をはじめ、講演会を開催します。皆様のご参加をお待ちします。
■プログラム
① 5月18(日) 慶應義塾大学日吉キャンパス(来往舎1F シンポジウムスペース) 14時~17時
「フランスにおけるマグレブ系「移民」 映画『シャアバの子供』上映会・作家アズーズ・ベガーグとの対談」
司会-マルコ・ソッティーレ
① 5月18(日) 慶應義塾大学日吉キャンパス(来往舎1F シンポジウムスペース) 14時~17時
「フランスにおけるマグレブ系「移民」 映画『シャアバの子供』上映会・作家アズーズ・ベガーグとの対談」
司会-マルコ・ソッティーレ
ディスカッサント-石川清子
通訳-下境真由美
https://lib-arts.hc.keio.ac.jp/event/1002
https://lib-arts.hc.keio.ac.jp/event/1002
② 5月19日(月) 南山大学(Q棟Q314教室) 15時30分~17時10分
「文化の違いは『問題』のもとか」
司会-平田周 コメンテーター-石川清子 通訳−下境真由美
「文化の違いは『問題』のもとか」
司会-平田周 コメンテーター-石川清子 通訳−下境真由美
https://rci.nanzan-u.ac.jp/europe/ja/news/events/029463.html
③ 5月21日(水) 大阪大学 吹田キャンパス 人間科学研究科本館5階(51教室) 13時30分〜16時30分
「フランスにおけるマグレブ系「移民」 映画『シャアバの子供』上映会、ならびに作家・社会学者アズーズ・ベガーグとの対談」
司会-園山大祐 ディスカッサント-浪岡 新太郎 通訳-下境真由美
https://www.hus.osaka-u.ac.jp/mirai-kyoso/ja/events/250421c/
④ 5月22日(木) 神戸市外国語大学 506教室 18時~20時
「文化の違いは『問題』のもとか」
司会-太田悠介 通訳-下境真由美
⑤ 5月26日(月) 日仏会館ホール 18時~20時
「1960年代フランスの貧困家庭に 非フランス語話者・文盲の両親のもとに生まれ、作家になること—奇跡か、あるいはフランスのモデルケースか?」
司会-マルコ・ソッティーレ コメンテーター-下境真由美 同時通訳
https://www.mfj.gr.jp/evenements/?lang=ja
https://www.mfj.gr.jp/evenements/?lang=ja
https://www.fmfj.or.jp/events/20250526.html
■講師のプロフィール
■講師のプロフィール
アズーズ・ベガーグはフランスの社会学者、作家、政治家。1957年リヨンに生まれる。両親はアルジェリアからの移民。リヨン第二大学で経済学の博士号を取得し、フランス国立科学研究センターに所属するかたわら、グランゼコール、リヨン中央学校で教鞭を取る。2005年から2007年まで、機会均等推進担当特命大臣を務める。40作品以上の小説・エッセーの他、フランスにおける移民に関する17の著書がある。主な小説に『シャアバの子供』(下境真由美訳、水声社、2022年)、『木か家か』(未邦訳、2021年)など、またエッセーに『浴槽の中の羊』(未邦訳、2007年)など、学術書に『一触即発の地区』(未邦訳、1997年)などがある。
問い合わせ:下境真由美mayumi.shimosakai@univ-orleans.fr