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「激太り」報道はすべきではない

2009年07月07日 11時56分24秒 | 社会全般
みんな心の中で思っていても言い出せなかった疑問、ということなのかもしれないが、感心しない話題ではある。
例の、オセロの片割れの女性だけど、つい昨日くらいに各報道で一斉に出されていた「激太り」の話。


確証のあるネタなら、笑って「太っちゃったね」ということで済ませられることがあるのかもしれない。米国の若い歌手なんかが急に太ってしまい、ゴシップネタとして出されるという程度なら、まあ有り得るかもね、ということ(それだって報道すべき内容とは思わないけど)。

けれど、あのオセロの人の場合には、私は病気か何かではないかと内心思っていた。だから、みんなは心の中で「ああ、最近急速に太ったな」と思っていても、口に出して言ってはいけないことではないかと考えていた。

それなのに、である。
一斉に「激太り」報道だ。そんなのどっちだっていいじゃん。そっとしておいてあげたらいいじゃないの。本人は食べすぎだ、と言っていたみたいですけど。


もし病気だったらどうする?
テレビで見かけた時、太り方が急激だったので、ひょっとしてステロイドの大量投与の必要な疾患とかなのかな、などと思ったりもした。そういう治療が必要なのであれば、所謂「ムーンフェイス」とかになってしまっても不思議じゃないんですよ?これは誰でも起こり得ることなんですよ?
病に冒された上に、自分の意思に反して薬物の副作用で顔貌が大きく変化してしまったら、そりゃ悲しいですよ、誰だって。元々は、CMとか女性雑誌の写真モデルとか、そういうのにも出ていたくらいなんだから(ウロ覚えだけど)、太ったりしてしまえば誰よりも本人が残念無念に思うはずですよ?もし、本当はそういう病気とかが原因だけれども、誰にも打ち明けるわけにはいかない、ということだったらどうするの?


だから、体型などについて、急速な変化があった人がいても、できるだけ触れないようにしておく方がいいと思っている。逆に「激痩せ」の時とかにも大袈裟に報じられたりすることがあるけれど、あれも危険だと思うよ。痩せる疾患なんてたくさんあるから、よほどの確証のあるネタでもない限りは、触れるべきではないと思う。男女を問わず。安易に他人の体型変化とかを蔑視材料として消費するんじゃないよ、とは思う。


中には、デブキャラで売ってる人たちもいるから、そういう人たちなら「デブ」だとか「激太り」がどうのとか、ダイエットがどうのという話題で食いつなげるという面があって仕事の一部かもしれない。それは話題にするな、とは言いませんよ。けど、他人が思う以上に当人にとっては辛く悲しいことだってあるし、自分ではどうにもできないことだってあるんだ、ということは考えておいた方がいいと思う。

松坂慶子さんみたいに、ああ、随分と丸く(大きく?)なられましたね、年相応にいい味になっていますね、とか、そういう話題だったら家族や知人間で話したりすることはありますけど。



そういうわけで、激太りだろうが、激やせだろうが、そっとしておいてやってくださいよ。

げっそり痩せた感じになって、どうしたんだろうか、と思っていたら、ガンで亡くなられた、とかテレビ出演者でもあったじゃないですか。そういうのを、笑って話題にできますか?


やめるべき。



「女子」は普通に用いる言葉

2009年07月07日 10時40分02秒 | 俺のそれ
なんかコレ、凄く気になったんですけど。

各地で急増する“女子”たち……。何歳までが女子? 12 - ITmedia News


流行りかどうか、何がイケてるかは判りませんが、私はかねてより普通に「女子」という語は用いています。ブログ記事でも、初期(05年)の頃から用いられていたようです。日常的に職場などでも用いていました。普通に使いませんか?「女子は、向こう側に回って下さい」とか。目につく、とか言われてもねえ…。


そもそも、「女子便所」とか言うでしょ。
「女子アナ」って、普通に使いませんか?プロゴルフでは「女子ゴルフ」では?最近は少ないかもしれませんが、「女子大」って言いますよね?

そんなに特別な語とも思わないですが、どうなんでしょう。

文章中でも用いますが、日常会話中にも使ってきましたよ、私は。そんなにヘンですか?


ま、時には「女子…じょし、ねぇ(笑)」みたいにやや年長の女性の方々から、鼻で笑われたりとかはあったかもしれませんが。