オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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末恐ろしい唐川

2008-05-13 23:09:28 | 千葉ロッテ

客先から20時ぐらいに会社に戻ると、巨人ファンの同僚が「唐川スゲー」と唐川の好投を教えてくれました。
そして「来年からでいいから巨人にクレクレ」とすっかりクレクレタコラ状態で、おそらくは日本中のプロ野球ファンが唐川の凄さに驚いていることでしょう。
ちなみにこの同僚は、昨年も「青野クレクレ」「成瀬クレクレ」と連呼していました(笑)

初勝利、初完投と順調に階段を登っている唐川が、今日は初完封を期待させる出足を見せてくれたようです。
残念ながら稲葉にプロ初被弾をし、終盤はやや疲れたのか完投も逃しましたが、全くもって何の問題もない素晴らしいピッチングであったと思います。
映像を見ていないので携帯速報メールのご贔屓情報のみですが、ファールで粘られて球数を増やしながらも根負けせずに四球で歩かせることをしなかったことは、まさに唐川の唐川たる所以である精密機械の様なコントロールがあってこそでしょう。
今日はカーブとスライダーに加えてチェンジアップとフォークも投げたようで、キレのあるストレートに加えて思うように制御された変化球を交えてのピッチングですから、日本ハム打者が翻弄されるのも仕方がないでしょう。
出来過ぎとも言える船出をした唐川ですが、果たしてこれが本当に出来過ぎなのかどうか、底が見えない末恐ろしさすら感じさせてくれます。
あどけない笑顔を見せながらも投げれば快刀乱麻の活躍、まさにメシアとして幕張に降臨してくれたと言ってもいいでしょう。
18歳の投手にあまり大きな期待を背負わせたくはないのですが、これだけのピッチングが続くとどうしても期待してしまいます。
ですから何度も同じ事を書いて申し訳ないのですが、球団にはくれぐれも野球以外の無用な負荷をかけないで欲しいと思います。
ファンが望んでいるのは唐川の勝利であり、サイン会やイベントに引っ張り出される唐川ではないはずです。
また唐川の体調に目を配って少しでもおかしな素振りがあったら根ほり葉ほり聞くような、それこそ過保護なケアをするぐらいの配慮をして欲しいと思います。

試合は勝手にグリンが自滅してくれたおかげで、難なく試合の主導権を握ることができました。
これで唐川が登板した試合は6点、10点、8点と、凄まじいばかりの打線の援護があったことになります。
とは言え、これは打線がゴールデンルーキーのために奮起したなどという単純な理由ではないでしょう。
テンポのいいピッチングが打線にもテンポをもたらした、つまり唐川が打線の援護を引き出したと言ってもいいと思います。
昨年の成瀬、2005年の渡辺俊と、不思議と打線の援護に恵まれる投手がいます。
これも思い起こしてみれば、ストライク先行のテンポのいいピッチングで守備の時間が短いことが、打者にいい影響を与えたという効果によるものであったと思います。
そして勝ちが続くことで「彼が投げる試合は勝てる」という確信が相乗効果となり、いつしか連勝街道に繋がっていきました。
マウンド上で苛立ちを表現したり、意味のない動きをしている小林宏やアブレイユに、このことをしっかりと肝に銘じて欲しいと思います。

その小林宏が、またしても目前で唐川の好投を見た直後にマウンドに登ることになります。
唐川と対した相手打者からすれば唐川に比べると楽な投手が出てきたと映るでしょうから、小林宏としてもやりにくいと思います。
ただ彼の場合はそんなことよりも、持てる力を振り絞った悔いのないピッチングができるかどうかが重要です。
唐川に触発されたのか大嶺も2軍で好投していますし、先日頑張った呉も虎視眈々と再昇格を狙っていると思います。
もし明日も不甲斐ないピッチングをすれば今度こそ2軍での調整を決断することになる、いや決断すべきだと思いますので、小林宏には復活の芽が見られるようなピッチングをしてくれることを期待したいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 1 0

5

0 2 0 0 0 8 10 1
日本ハム 0 0 0 0 1 0 1 0 0 2 5 1


◆5月13日(火) 日本ハム-千葉ロッテ10回戦(5勝5敗、18時、東京ドーム、19,828人)
▽勝 唐川 3試合3勝
▽敗 グリン 8試合1勝6敗
▽本塁打 早川1号(グリン)、稲葉6号(唐川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、アブレイユ―金澤
日本ハム グリン、宮本
、坂元、歌藤、星野―小山、鶴岡

 

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T.J GrosNetの損害をヤフーが補償

2008-05-13 01:50:38 | 独り言

結局は倒産した「T.J GrosNet」ですが、ヤフーが銀行振込とsuica支払いについて全額を補償することを発表しました。
クレジットカード払いについても取消処理を進めているとのことで、実質的に全てのケースについて補償がされることになりそうです。

いつもYahoo!ショッピングをご利用いただきまして、ありがとうございます。
Yahoo!ショッピングカスタマーサービスでございます。
株式会社T.J Grosnetの件につきまして下記のとおりご案内申し上げます。
既にご承知のことと存じ上げますが、株式会社T.J Grosnetにつきましては民事再生法適用申請が棄却され、破産手続きに移行する予定となっているとのことです。
弊社サービスにおいて、このような事態に至ったことは遺憾であり、お客様に多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、改めておわび申しあげます。
この事態を受けまして、弊社といたしまして、銀行振込またはモバイルSuica (全額または一部にYahoo!ポイントをご利用の場合を含みます)にて代金をすでにお支払い済みにもかかわらず、商品が届いていないお客様に対し、商品代金と送料相当額を補償させていただくことにいたしました。

これは非常に素晴らしい判断であると思いますし、正直なところ補償をしてくれるとは予想外でした。
購入者の自己責任と言い逃れをしようと思えばできるわけで、実際にそういって補償をしないというケースも多く見られます。
今回のヤフーの決定は自らのサービスを介しての取引については責任を持つとの態度を明らかにしたもので、サービスを利用する顧客に非常な安心感を与えることになります。
損して得取れとはちょっと違うかもしれませんが、企業としてのイメージがアップしたことは間違いないと思います。

さあ、楽天はどうするのか?

「商品未着あんしん制度」などという制度を持ちながらも何だかんだ理由をつけて補償をしないとの評判のある楽天が、このヤフーの動きに対してどういった態度を示すのか、世間は大きな興味を持って注目しているはずです。
ヤフーが補償を発表したことをマスコミはこぞって報道するでしょうから、ここで楽天が選択を誤ると多くの顧客を失うことになるでしょう。
私も楽天が補償をしてくれないのであれば、両方のサービスに出店しているショップであれば間違いなくヤフーで購入します。
ポイント還元などは楽天の方がいいですが、まさかの時のことを考えれば、トータルではヤフーの方がプラスになるはずです。

もちろん補償をしてもらいたいという希望自体が、リスク管理ができていなかった私の勝手な願いであることは言うまでもありません。
ですから「こんなショップを出店させやがって」と思いながらも、まあ仕方がないかと諦めていました。
そんな中でのヤフーの決断は驚きを持って受け止めており、こうなると欲が出て楽天の動きに注目したくなります(笑)

ショップと連絡が取れなくなっていること、倒産が決定したこと、常にヤフーに比べて数日遅れで連絡をしてきた楽天が、今回のヤフーの発表を受けてどういった行動を取るのか、期待半分で待ちたいと思います。


【関連記事】 T.J GrosNetが倒産か (4/8)
【関連記事】 T.J GrosNetの損害補償に楽天も動く (5/15)

 

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