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タルト・オ・フィグ(無花果のタルト)

2015年09月03日 | パイ・タルト

9月になりました。

お天気はいまいちですがこれからさわやかな季節がやって来ると思うとウキウキします(*^-^*)

さて8月の最終日、季節の果物、無花果のタルトをお作りしました。

オーダーくださったのはM浦様。お母様のお誕生日に♪ 

タルト・オ・フィグ(無花果のタルト)

タルト生地にフランジパーヌ(アーモンドクリームとカスタードクリームを合わせたリッチなクリーム)を

しきこみ、そこに生の無花果を詰めてオーブンへ。

無花果は水分が多いので、1時間以上かけてしっかりと焼きます。

無花果自身から出た糖分で縁がこんがりとキャラメリゼされるまで(*^-^*)

いつも早く焼けないかなぁと思うのですが、焦りは禁物(^▽^;)

ここまで焼かないと、焦げた香ばしい部分とトロリとした果肉のおいしさを味わえません。

お母様のお誕生日なので「Happy Birthday」のプレートをおつけしました。

焼いた無花果は初めて召し上がるのでお口に合うかちょっぴり心配でしたが・・

お母様は「美味しい、美味しい!」と4分の1も召し上がってくださったそうです。

お届けしたのは18センチのタルトでしたが、お父さまも4分の1!

なんて嬉しい!

M浦さま、喜んでいただいて本当にうれしいです。

ありがとうございました(*^-^*)

 

無花果は8月半ばごろハウスものが出回り、そのあと木なりの完熟ものが多くなります。

今年はハウスものも出始めが少し遅いかな・・と思いつつ、いつも無花果をお願いする果物屋さんに行くと

無花果が置いてない!売ってない!

やっぱり・・・予想的中(^▽^;) 

果物屋さんの大将は「木なりのしっかり完熟した無花果がないからもうちょっと待ってね・・」って。

そのかわり10月末くらいまで、もうこれで終わり!というまで美味しい無花果が手に入ります。

ハウスものも木なりもそれぞれに美味しさが違うので好みだけなのですが

このタルトに関しては、しっかりと熟した秋の無花果がより濃厚な美味しさを味わえるのです。

M浦さま、今回は 少しあっさりした無花果のタルトでしたが、ご両親にはかえってあっさりとして

よかったかもしれません。

オーダーありがとうございました\(^o^)/

 

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