今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

今日は木之内みどり特集でした>歌謡スクランブル

2020年08月26日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡
 お昼に車に乗ってエンジンをかけたら、流れてきたのが「あした悪魔になあれ」。この曲をラジオで聞くことはかなり珍しいですが、今日のNHKFM「歌謡スクランブル」の後半は木之内みどり特集でした。

 本日のオンエア曲は以下の通り。

「横浜いれぶん」
「あした悪魔になあれ」
「ほほ染めて」
「学生通り」
「走れ風のように」
「無鉄砲」
「一匹狼(ローン・ウルフ)」
「硝子坂」

 私は兄がファンだったので、アルバムも家にあって結構知ってます。ベストアルバムもあったのですが、なんとそれは8トラのテープ。家族でドライブに行ったときにしか聞けない上に、ほどなく父が車を買い替えたのであのテープは数回しか聞けなかったのではないかと…。

 それにしてもこの人は不思議な人で、北海道の出身だというのは知ってますが、どういう経緯でデビューに至ったのかはよく知りません。特に美人では無し(失礼!)、貧乳だし(失礼!)、歌も上手くないし(失礼!)、ヒット曲ないし(失礼!)、ファン層はどういう人達だったのでしょう。

 ただ、バラエティで恥ずかしい恰好したりせず、妙な汚れ役もやってなかったので、いきなりの引退まで結構清楚なイメージを保ってたような気がします。グラビアは多かったように思いますが、最後までお脱ぎにならなかったと記憶してますので、その辺は事務所ががっちりガードしてたのでしょうか。

 で、今回のオンエアはこの8曲ですが、私ならこういう選曲にはしないなぁ。「グッドフィーリング」と「ジュ・テーム」は入れにゃいかんでしょう。「東京メルヘン」も入れたいところだし。

 なお「硝子坂」は、「高田みづえさんや多くの歌手が歌ってますが、オリジナルはこの人」とちゃんと紹介されてました。その「硝子坂」が入ってるアルバムを持ってますが、あれはファンでなくとも名盤だと思いました。B面が全部作詞:島武実、作曲:宇崎竜童で、演奏がザ・ラストショウ。曲もアレンジも演奏も凄く良かったです。いかにもDr.Kというギターの曲もあるし、ハーモニカもスチールギターも効果的に使われてて。

 また、この人はドラマも出てましたが、私が見たので一番良かったのは「悪妻行進曲」。大谷直子の妹役で、同居している義兄の林隆三に秘かに思いを寄せているという設定。「前略おふくろ様2」での、よく性格設定のわからない役よりはこっちの方が断然良かったです。

 そして、「すぐやる一家青春期」というドラマでは高岡健司とのキスシーンがあったのですが、兄はそれを見てファンをやめました。昭和の高校生は純情でしたね。

 ところでこの歌謡スクランブルですが、特集コーナーは月曜が二葉百合子、火曜がジェロ、今日が木之内みどり。まったく次の手が読めないというのが素敵です。ちなみに明日はJUDY AND MARY。ふ~む。