今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

テープ投げの顛末>伊藤蘭コンサート

2024年05月31日 | キャンディーズ・伊藤蘭

 今回の伊藤蘭さまのコンサートでは、近年では禁止されているテープ投げを解禁する旨の告知がありました。そして、日程が近づいた段階で「投げるのは1曲のみ。それも1部最後の『哀愁のシンフォニー』だけで。」という通達が出されました。

 私としてもテープ投げの経験はほぼなく、結果からいうと15列目から投げた私のテープは最初の2本が5列目くらいまでしか飛ばず、最後の1本がようやくステージに届いたかどうかというくらい。原因は経験不足でもあり、準備不足でもあり、練習不足でもあります。

 これについては、主催者側から、

・今回の公演に限り紙テープの応援が可能です。
・紙テープは必ず芯を抜くように。
・出演者に向けて投げるのでなくステージの上に向けて緩やかな放物線を描く様に投げてください。
・照明機材などに紙テープが掛からないようご配慮ください。
・公演中、お客様の座席からの移動はご遠慮ください。
・周囲のお客様へのご配慮をお願いします。
・途中の休憩時に紙テープ回収のご協力をお願いします。

などの注意事項がありました。

 そして、これまでテープを投げたことない人も多いと思われる事から、ファンの有志が芯の抜き方とか投げ方の動画も作ってくれてて私も参考にできました。

 当日は紙テープ投げの練習ブースも作るという事で、それがどこかと思ったら会場の屋上庭園。行ったことがある人はわかると思いますが、入場前に並ぶ2Fの部分です。

 それで先行グッズ販売を眺めてから2Fに戻ると練習ブースができており、目標として用意された蘭さまのパネルに向かって投げている人もチラホラ。私も早速参加したのですが、事前に準備したうちの一つは全然飛ばず。これはそのままだと長すぎると思い、芯を抜いて半分の長さに巻き直したものですが、中心部まできつく巻き過ぎたせいで上手く飛んでくれませんでした。あれは外側を持って投げるべきだったかも。

 ただ、そこが屋外で結構風もあったので、熟練と思う人もなかなかうまく行ってませんでした。というのも、上手い人ほど高い角度で放物線を描くように投げるのですが、そうすると風で流されてしまうので。

 で、私は再度ちょっと緩めに巻いたもので投げてみたところ、割と手ごたえのある感触。しかし、その時点でも自分の投げたのをズルズルと回収せねばならないので、これは本番での手間も危惧されました。ここではあくまでも場所だけ用意されてたので、テープを本番用の本数しか準備しなかった人は練習できなかったかもしれません。あとは周りに人が大勢いたので結構みんな恥ずかしがってたような。

 私のテープ投げの経験といえば、中学の頃の夏祭りで同級生がのど自慢に出て「これを頼む」とテープを渡された時のみ。ちなみにその時も失敗しました。まっすぐ投げすぎたため全然ステージに届かず。結構難しいです。

 そんなこんなもあってステージ開始前にはカバンの中でテープをすぐ取り出せるように3本準備。そしていよいよその時が来たのですが、あれはかなり緊張します。キャンディーズコーナーが始まる際、客席の気配を感じた蘭さまからも「まずは『春一番』からですのでまだですよ。」との注意があり。

 曲は、春一番~ハートのエース~その気にさせないで~年下の男の子ときて、「いよいよです。」と「哀愁のシンフォニー」へ。しかし私はというと「春一番」が始まった段階で会場が総立ちになり、慌てて立ち上がりながらカバンにペンライトをしまってからテープを取り出してポケットに入れて、とかなりアタフタ。

 「哀愁のシンフォニー」はご存じの通りサビの「こっちを向いて~」の時に一斉にテープが飛ぶのが見ものなのですが、別にそこだけとは限定されてないのでイントロからもうテープがバンバン投げ入れられました。私は3回分しか用意してなかったのでサビまで待ってましたが、1曲限定と知らされる前に「久々だから」とテープをいっぱい準備してた人たちが多かったのでしょう。

 私は15列目だったので、後ろからの投げそこないのテープで後頭部を直撃されるのも覚悟してたのですがそれは無し。私のちょっと後ろに2階席が張り出したので、後ろの方の席の人は結構投げにくかったのではないでしょうか。

 そして、想定外だったのが2階席からのテープ。曲が進むにつれ、2階から垂れ下がるテープが増えて、いわば縄のれん状態。自分が投げようとしてもそれが邪魔なものだから、目の前に垂れ下がっている分はかき分けたりブチブチちぎったり。

 そんな状況の中、最初の2回は上手く行かなかったのですが、満を持して投げた3回目のサビでようやくステージ前方に届くかどうかという感じで飛びました。

 が、その瞬間左側頭部に「ガツン!」という衝撃が。左隣の人の肘打ちを食らったようで、一瞬何が起こったかわからずクラクラしました。後ろの人が投げた手じゃなくて隣だと思いますが、向こうも謝らないしお互い興奮し緊張してた現場だから不可抗力ですが、かなりムッとはしました。

 そうやって曲は終了し、ステージ上には蘭さんが歩けないほどのテープが。佐藤準さんのキーボードの前にはアクリルの衝立があったのですが、それを飛び越して届いたり、ステージ後列にいたサックスの竹野さんにも絡みついていたりで本当に凄い量でした。

 そしてそこから休憩が20分あり、会場全体でテープの回収へ。私も最初は手に届く範囲にあるものをズルズル引っ張ったのですが、あれはかなり長いので限界があり、とにかくブチブチちぎりながら巻き取って両手に抱えるほどの量は回収しました。私はスーパーのレジ袋のみ持参しましたが、場内にはスタッフ以外にも大きいゴミ袋を持ってきた人もいて、さすがに準備のいい人はいます。(参考:回収されロビーに運び出された紙テープのごく一部。)

 

 全体的な感想として、かなり難しいというのはもちろんとして、私は気がすんだというか「もういいかな」と。「ちゃんと投げねば」というプレッシャーがあって、どうしてもステージ見たり曲を聞く集中力が削がれますし。まずはいい経験にはなりましたし、もう二度と見られないかもしれない光景を、素晴らしいステージの様子とともに思い出として心に刻んでおきます。まあ実際はいろいろ大変ですわ。


「伊藤蘭 Special Premium Live ~Don’t Stop The Music!~」行きました!

2024年05月30日 | キャンディーズ・伊藤蘭

 昨日行われた「伊藤蘭 Special Premium Live ~Don’t Stop The Music!~」に行ってきました。会場はEX THEATER ROPPONGI。

 昨年は全国ツアーもあり、東京国際フォーラムで5000人集めたのも記憶に新しいところですから、キャパ約900人のライブハウスでは当然チケットは完売。入手できた私は幸運といえるでしょう。

 そして何よりも内容が素晴らしかったです。たった一回のためにここまでする?とも思いましたし、ただ一度だからということもあったかもしれません。あれだけお馴染みで腕利きのミュージシャンが集まってリハも4日ほどやってたくらいですし。

 まず驚いたのは舞台装置。ステージ上には消防のはしご車から持ってきたかと思うような巨大なレールが床から天井の高さまで放射状に6本。これに照明装置が取り付けてあって、曲に合わせて上下したり回転したり。またそれには直線の照明灯もあるので、それこそ天井から床まで光が走ります。さらにステージ後方には火柱が上がる装置があって、こちらもボンボン発射されてました。ここでも「今日だけのためにここまで?」と思ったのは言うまでもありません。

 曲の方は神秘的なインストから「ICE ON FIRE」、続いて「FUNK不肖の息子」という怒涛のオープニング。その後もソロの1stである「My Bouquet」からの曲を続けたり、キャンディーズの「アン・ドゥ・トロワ」「やさしい悪魔」という吉田拓郎作品を佐藤準さんのニューアレンジで披露するという面も見せ、ソロ歌手としての5周年の集大成という感じがありました。

 18時半から始まったステージは20分の休憩をはさんで二部制でしたが、アンコールも含めて終了したのは21時過ぎ。もうお腹いっぱいになるほど楽しませていただきました。

 印象的だったのはキャンディーズの曲は一部に集め、休憩後の後半はソロの曲のみだったこと。(私の記憶によると。) 前半の最後はテープ投げOKの「哀愁のシンフォニー」で盛り上がったのですが、後半を「SUPER CANDIES」で始めるでもなく、まだレコーディングが終わっていないという新曲を披露するなど確実にソロ歌手としての勝負にシフトしているのを感じました。

 キャンディーズはヒット曲も多いし、何よりも曲が楽しいので盛り上がるのですが、実際蘭さんのソロ作品も充実してるので私としてもソロ曲だけのステージがあってもいいくらいの気持ちでおりました。特に2枚目の「Beside you」は私は大好きです。

 今回やったようにキャンディーズの曲を新アレンジでリズムも変えると、往年の手拍子の仕方とかコールができない部分がありましたから、昔からのファンの人は若干戸惑ったかもしれません。が、多分新しいファンも増えてるだろうし、私はそれぞれの盛り上がり方で今のステージを楽しむのもいいのかなあと思ってます。とはいえ、昨日は赤い法被の人が全体の一割くらいいたと思いますし、その方々が活動を支えててソロコンサートが好調だとも思いますので、その辺は複雑なところ。意見にも個人差があるとは思います。

 そういう流れでしたが、本編のラストが「美しき日々」、アンコールが「恋するリボルバー」「明日はもっといい日」という流れで大満足で終了できたことを考えると新しいフェーズに入っている考えたいです。昨日の蘭さんの歌声も素晴らしく張りと伸びがあって迫力を感じましたから、ソロ歌手としての存在をアピールするのは私は喜んで受け入れます。「キャンディーズの曲でまだやってなかった曲は?」というのは、昨年の50周年コンサートで極めた感じもありましたし。

 そうやって語りたいことがいくらでも出てくるほど素晴らしいコンサートでした。見てるのも聞いてるのも楽しく、一瞬でも目が離せないまま会場一体となっているうちに時間を忘れてしまうくらい。この8月からまたツアーが始まりますが、もちろん先行予約に申し込みました。MCでは「まだまだやれるところまでやる」という決意も聞けましたので、私も力の限りラン活に励みます。蘭さんとバンドメンバーはもちろん、ステージ運営に関わったすべての方々にお礼を申し上げます。いいものを見せていただきありがとうございました。

 そして、注目の私のテープ投げの結果については明日のブログにて。


甲斐バンド 50周年アニバーサリーBOXですと

2024年05月29日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

 今年デビュー50周年なので何かあるだろうと思ってたら、「50周年アニバーサリーBOX」の発売が発表されました。これはLP2枚、CD3枚、写真集の豪華仕様だそうです。

 甲斐よしひろ公式サイトに詳細がありましたが、レコードもCDもシングル曲中心のベストアルバム的内容。ただし、どちらもリマスターされているものでCD、アナログともに音質には違いがありそう。

 音楽界では今やサブスク全盛ですが、甲斐バンドは「虜」からのNY三部作と「REPEAT & FADE」はまだ配信されてないです。この機会にそちらも開始されることはないでしょうか。

 ただ、私が予想してたのはスタジオ録音のアルバム全部をまとめたBOXセットでした。私にとっての甲斐バンドは1986年に武道館で解散するまでが基本ですので、それ以降の再結成はあまり追いかけておらず、もしかしたら何年か前にそういうのも出てたかもしれません。ちなみに1986年までのオリジナルアルバムは全部CDで持ってます。

 あとはライブアルバムも結構出てるので、そちらをリマスターでまとめたBOXセットも期待してました。画像にある「サーカス&サーカス2019」はすごく音も良くて、特に「ビューティフル・エネルギー」は「流民の歌」に収録のとは全然ミックスが違ってたので、ああいう路線を期待してたり。ちなみに「BIG GIG」はレーザーディスクだけでCD持ってないです。

 それはともかく今回のBOXセットには写真集も付くそうですし、CDの3枚目はレア音源が入るそうなのでそちらも期待して購入します。縁起物ですし。そして、さらなる問題は50周年記念のライブハウスツアー。会場のキャパを考えるとチケット争奪戦が激しいのも想像できますが、なんかオールスタンディングとかいう話も。ここはちょいと厳しいなあ。ホールコンサートもあればいいのですけど、追加公演がないものか。


「アタック!真理ちゃん」でNACを見ました

2024年05月28日 | TV番組レビュー

 「アタック!真理ちゃん」は名前の通り天地真理をメインにした番組で公開放送でした。1974年の4月から半年間TBS系列で放送されてたので、当時は私も見てたかも。(天地真理には当時も今も興味ないですが。)

 現在はCSのホームドラマチャンネルで放送されてますが、ここに出てくるゲストがなかなか魅力的。昨年は大型フェリー「さんふらわあ」の船内での収録回でキャンディーズ、小林美樹、三輪車などをみて「ワーイ!」と喜んだのですが、今回も意外な出演者を見ました。

 誰かというとフォークグループのNAC。正式名称は「ニュー・アコースティック・コーラスバンド」で略称がNAC。当時はあのねのねの弟分とも言われていて、私はあのねのねの映画「冒険者たち」の上映会イベントでこのNACと河島英五を見た事あります。

 今回は1974年6月20日の放送回で、ゲストは欧陽菲菲とザ・パンダでしたが、番組表にはNACの文字もあったので「もしや」と思い録画したらビンゴでした。彼らのヒット曲というと「表参道」なのですが、今回歌ったのは「京都の青い空」。1コーラスだけだったしあっという間に終わったのですが、この曲でもテレビに出てたんですね。

 

 ご覧の通りボーカルの西岡さんはギターを持たずに歌だけでしたが、一応客席からは黄色い声援も飛んでたので当時はそういう位置づけのグループだったのかも。

 彼らのレコードも持ってたのでこの曲も知ってたのですが、調べたらこれの次のシングルが「表参道」だったのですね。私はそっちがデビュー曲かと思ってたので意外でした。

 知らない人にとっては「なんのこっちゃ」という話題でしょうが、私としては彼らの演奏する姿が見られたので大満足。なんと言っても、あのねのねのお二人と同様彼らも私にとっては大学の先輩ですので。あの人たちは学部はどこだったのかなぁ。

 いやそれにしても貴重な映像を見ました。ホームドラマチャンネルは侮れませんね。


「こころ」発見

2024年05月27日 | 日記・雑記・ただの戯言

 先日何かのドラマを見ている時に「漱石の『こころ』くらいは読まないと。」というセリフがあって、「そういえばわたしゃ読んでない。」と。

 で、確か家にあったはずだと探してみたけど見つからず。それが1か月以上経って、本日本棚の一番上で見つかりました。

 漱石というと「坊つちやん」は読んだことあり、「吾輩は猫である」は途中まで読んだ程度。「こころ」のストーリーは聞いたことがあるような気がしますが、詳細は忘れました。少なくとも連続殺人事件が起きて名探偵が解決する話でなかったのは確かでしょう。

 まあ他に読んでる本もあるのでいつ読み終えるかわかりませんが、年内にはなんとかと思ってます。また目標というか宿題が増えました。ちなみに文庫本の裏にはブックオフの値札がついてました。漱石先生、すいません…。


きんつばにかける青春

2024年05月26日 | 日記・雑記・ただの戯言

 きんつばがあればご飯何杯でも食べられるという人はいるでしょうか。別に私もきんつばが世界一美味しいお菓子だとは思いませんが、粒あんは好きだし結構気に入っています。案外コーヒーにも合うし。

 Wikipediaによると、現在のきんつばは「寒天を用いて粒餡を四角く固めたものの各面に、小麦粉を水でゆるく溶いた生地を付けながら、熱した銅板上で一面ずつ焼いてつくる」というものだとか。

 そもそもきんつばに凝ったきっかけは金沢の中田屋。私の地元なので元々知ってましたが、大人になって実際に食べてみると確かに美味しいです。一説には日本三大きんつばの一つだとか。

 しかし、割とお高いので「もっと安くてうまいきんつばはないか?」と探し求めると、金沢では色々買えます。一つは柴舟小出というメーカーのもので、柴舟というお菓子は石川県民なら知らない人はいないのですが、ここもきんつばを出してます。中田屋よりはちょっとだけお得な価格設定だったような。味もまずまずですし。こういうパッケージなので書道展の雰囲気もあります(?)。

 そしてもう一つは「茶菓工房たろう」というところの「ひとくちきんつば」。ひとくちというくらいなのでサイズは小さく、単純にコスパ比較はできませんが、これも美味しいです。甘さ控えめと言うかちょっと塩味が利いてるのが絶妙。もしかすると「俺はどんなきんつばでもひとくちで食べてみせる!」という豪傑がいるかもしれませんが、これはこの包みにハーフサイズのが二つ入ってる仕組みです。

 

 そうやってあちこちのを食べながら、久々に中田屋のを食べたらやはりここのは粒あんが絶妙。以前は加賀温泉駅では買えなかったのが、今や新幹線が通るようになったら、駅前のショッピングセンターのお土産屋で買えるようになりました。まあそれをいうと、渋谷のヒカリエにもショップがあるようですが。

 折角なので、いろいろ極めて将来はきんつば評論家を目指そうかなあ。ねえみんな、きんつばとは…。


原田伸郎さんの好きなもの

2024年05月25日 | ブックレビュー

 かの大ベストセラー「あのねのね 今だから愛される本」に、原田伸郎さんの「ぼくのすきなもの」として出ていたものです。この本を読んだ頃はまだ小学生だったので「ふ~ん」と思ってただけですが、今あらためて見るとなかなか味わい深いです。まずはご覧ください。


京都・嵯峨野
ショートホープ
イノダのコーヒー
巨人の長嶋選手
パチンコ
黒鉄ヒロシの漫画
水割り
チーズケーキ
やくざ映画
ビートルズ
いかの塩辛
日本酒
バスター・キートン
おかあちゃん
ぎょうざ
テニス
力を入れなくても出るウンコ
麻雀
髪の長い女の子

お琴
なめこの赤出し
ひげそりあと
千枚漬け
CAMAYの石鹸
弦をはり替えた時のマーチンの音
若乃花
にがい日本茶
紅白歌合戦の出場が決まった瞬間
ヨーグルト
ベーコンエッグ
着物の似合う女の子
ひとり旅
雨の鎌倉
チェック
ヨレヨレのGパン
デパートの買い物
料理
ピアノの音
ブィトンのバッグ
10月1日
でんでん虫
いちご
渥美清
きゅうりのたたき
清水焼のぐいのみ
ポッチャリした、目のきれいな女の子


 ちょっと解説すると、京都・嵯峨野は原田さんの出身地で、並んでいる中にも色々と京都生まれであることを感じさせるものがありますね。イノダとか千枚漬けとか清水焼とか。なお、10月1日はご本人の誕生日。紅白歌合戦には出場しておりません。お酒は好きなようですね。

 ちなみにこの本は昭和49年9月が初版で大ベストセラーでした。それにしてもよく売れました。親戚の家に行くとちょっと年上のいとこはみんな持ってた感じ。私のこの本も誰かに貰ったと記憶してます。

 もしご本人に「今でも力を入れなくても出るウンコが好きなんですか?」と聞くとキョトンとするかもしれませんね。ちなみに私にとっては大学の先輩にあたる方なので尊敬してます。素敵な声とキャラですし。


SとAをフットスイッチにしてみたらどうかと

2024年05月24日 | ブログ・インターネット

 日本語をローマ字入力するのに英字キーボードを使う不便さは常々感じております。英文のタイプだと左右の手が交互になる事が多いですが、日本語のローマ字入力では片手に偏る事が多く腱鞘炎持ちには辛いわけです。

 例えば「近所の病院の近況」は全部右手、「サラダがサラサラだってさ」は全部左手で入力するので負担が大きいと。(まあ、こんな表現は普通使いませんが。)

 一番の問題は使用頻度の高いAのキーが左手小指、Sのキーが左手薬指ということでしょう。そこで使えるかもしれないのが先日話題にしたPCのフットスイッチ。右足にS、左足にAを割り当てれば「ささの葉サラサラ」というフレーズでも、左手は人差し指でRを2回押すだけでオッケー。腱鞘炎とはサヨナラです。

 とはいえ、こういう話をするたびに出てくるのが親指シフトキーボード。今も常用している人はいるでしょうか。日本語を入力するならあれが最適と言われたこともありますが、一番の問題はあれに慣れると出先で他人のPCを使う時に手も足も出なくなる事でしょう。

 と、そんな事を言ってると、「指が痛けりゃ音声入力すりゃいいじゃん」という声もありそう。しかし、無言でキーボード入力するには抵抗のない単語でも口に出すのは憚られるケースはいくらでもあります。いわゆる「一人言葉責め」ですね(?)。

 そこで思いついたのですが、Xの書き込みはすべて音声入力せねばならないという仕様にすればどうでしょうか。それも、「できるだけ大きな声ではっきり喋らねば認識しない」とか。そうすれば罵詈雑言や誹謗中傷の類が減るのではないでしょうか。「これはちょっと自分で言うてて恥ずかしいフレーズ」とか。しかし、自分のセリフに酔うというタイプの人もいるかもしれませんね。

 ということで、本日は書き始めのアイディアと結論がまったく違う記事でした。行き当たりばったりなのでこういう事もあります。


水木しげるブーム到来

2024年05月23日 | ブックレビュー

 BS12で「ゲゲゲの女房」の再放送見ておりますが、奥さんのエッセイが原作とはいえ、若い頃からいくら描いても注目されなかった水木先生の作品が週刊誌連載を経てテレビ番組になるサクセスストーリーの一面もあります。

 ちょっと前には「悪魔くん」が実写ドラマになった場面があり、「あれってどんな話だったっけ?」と興味を持ちました。何しろ、実際に水木先生の漫画というと「昭和史」しか読んでないので。

 それであれこれ読もうと思ったわけですが、揃えたのがトップ画像の通り。実は「河童の三平」は娘1号が前から持っていたもの。何年前に買ったか本人も忘れてましたが、これがちくま文庫版で第18刷。よく売れてますね。

 そして「悪魔くん」は私が、「墓場鬼太郎」は家人が買いました。「悪魔くん」もちくま文庫ですがこれも18刷。「墓場鬼太郎」は貸本まんが復刻版で角川文庫からの発行。今年の1月で22版発行でした。こちらもよく売れてますね。

 まだ「河童の三平」は読んでないですが、読んだ限りでは「悪魔くん」より「墓場鬼太郎」の方が面白いですね。後年のアニメにもなった「ゲゲゲの鬼太郎」とは作風もキャラの描き方も全然違いますが、読み始めたら止まらないくらいストーリーは面白いです。

 「墓場鬼太郎」は試しに1巻だけ買ったのですが、角川文庫版では全6巻あります。1巻が結構盛り上がったところで終わったので2巻も読まねばと思いますが近所の書店で売ってるかなあ。今のところは悪夢の素にはなってないのが幸い。


LIVE DVD「石川ひとみデビュー45周年記念コンサート~笑顔の花~」発売

2024年05月22日 | 石川ひとみ

 石川ひとみさんが昨年10月に開催した45周年記念コンサートのライブDVDが発売になり、我が家にも届きました。当日会場で見た際の感想は「こういう石川ひとみが見たかった」ですが、あらためて映像で見てその思いをさらに強くしました。(昨年のコンサートレポはこちら。)

 ライブDVDは、当日のセットリスト、演出、バンドの演奏、歌手本人のコンディションとは別に、映像の画質、音質、編集の具合などが重要な要素となりますが、今回はそちらもバッチリ。最初ブルーレイじゃなくてDVDなのが「え?」と思ったのですが、そこは特に気になりませんでした。

 今回は付属の冊子が素晴らしく、全32ページのほぼ全部がステージ写真。どれもいい表情ですが、私は最後から4番目の写真が一番好きで、アコギを持った山田直毅さんと並んでるひとみさんの表情が当日のコンサートの充実ぶりを表していると思います。これらの写真は大判の写真集とかポスターにして欲しいくらいです。

 ちなみにこちらの画像がその表紙ですが、誰もいないホールのこの写真も素敵ですね。中身を観たい方はDVDをお買い上げのほどを。

 そして内容ですが、収録曲はこちら。ご覧の通りオープニングは新作からの曲が4連続。記念コンサートでありながら、この流れでコンサートが盛り上がるのが圧巻なわけです。本人の気合が伝わってきます。

 ここでは、先に配信で見た時にはカットされていた曲も無事全部収録されていました。当日の個人的ベスト3は「くるみ割り人形」「zankyouhanabi」「アシタノ風」でしたが、この映像を見て「さよならの雨」「世界中が宝物」「えんどうの花」もいいなあと。それにしても後半に行くにしたがって声の張りが増し、アンコールでは絶好調というのが凄いです。

 これで石川ひとみさんのライブ映像は4枚になりましたが、間違いなく過去最高の出来と思います。例えば「夢番地一丁目」など、以前のDVDで歌われていた曲も今回が一番いいですし「まちぶせ」もそう。(もっとも、意見には個人差があるかとは思いますが。)

 手持ちのライブDVDはそんなに多いわけではないですが、いつでも何回でも見たくなるという点ではそれらの中でも最上位に来ます。我が家に宝物がまた一つ増えました。ふっふっふ。

 ちなみにこのライブDVDはテイチクオンラインショップ限定でamazonなどでは売ってません。購入はこちらからどうぞ