土曜日にキャンディージュークボックスというイベントを見に行ってきました。場所は江古田のBuddy。前からよく名前は聞くライブハウスですが実は私は初めて。キャンディーズファンとしては近頃キャンディーズの曲を演奏するイベントが多いのは嬉しい限りですが、昨年から家庭の事情でドタバタしてたのでまったく行けず、今回初めて行くこととなりました。
この「キャンディージュークボックス」は、トロンボーンプレイヤーの鈴木大納言氏が主体となったビッグバンド(鈴木大納言と年下ハウハウボーイズ)でキャンディーズの曲のみを演奏するという企画。大納言氏は藤木直人氏のバンドをはじめ数々のステージ活動を行う実力派。私はスペクトラムのトリビュートライブでそのパワフルな演奏を目にしたことがあります。
今回のボーカルはというと、鬼ばばキャンディーズ、Mサンドッキュンキャンディーズ、C@n-dols、スイートポップキャンディという4つのグループやユニットが担当。それぞれ手作りの衣装だったり振り付けも勉強しての熱演。なによりも、どのグループもコーラスとかハーモニーを忠実に再現しようとしてたのが評価できます。実は歌の方はあまり期待してなかったのですが、これはいい意味で予想を裏切られました。難をいうと鬼ばばの方達がところどころ歌詞が怪しかったのがちょっと…。声も良くて歌がすごく上手かっただけにそこが少々残念でした。
私はコテコテのキャンディーズファンでしたが、何しろ解散したときが中三だったので生のコンサートは一度も行けず、今回入り口で紙テープをサービスで渡されて初めてステージに向かって投げるという体験をしました。渡されたのは3本だったのですが、同行した妻は投げる勇気がなかったらしくそちらの分も投げ、ついでに休憩時間にMサンドッキュンキャンディーズのメンバーからさらに6本買ったので、結構投げましたね。最初はうまく行かなくて前の席の方に迷惑かけてしまいました。すいません…。
今回の演奏曲は順番は抜きにして記憶によると
<シングル曲>
あなたに夢中
危ない土曜日
年下の男の子
その気にさせないで
ハートのエースが出てこない
春一番
哀愁のシンフォニー
やさしい悪魔
アンドゥトロワ
わな
<アルバム曲等>
キャンディーズ
恋のあやつり人形
私の彼を紹介します
銀河空港
傷つく世代
二十歳の頃
風
悲しきためいき
どれがいいかしら
キャンディツイスト
ムーンライト
見ごろ食べごろ笑いごろのテーマ
電線音頭
銀河系まで飛んでいけ
さよならのないカーニバル(演奏のみ)
などだったかと。(もしかして抜けてるかな?) ヒット曲では「暑中お見舞い申し上げます」がなかったのと、やはり「微笑がえし」がなかったのが意外。ま、「微笑がえし」やってしまうとイベントが今回で終わってしまうような気になるせいかもしれませんが。
ステージでは前半がアルバム曲中心、後半がヒット曲中心でしたが、今後も企画はあるようですので今回聞けなかった曲がさらに演奏されるのも期待しましょう。私としては、「哀愁のシンフォニー」のテープ投げが出来たことが何よりの収穫でした。もう何も思い残すことは…っていうと二度と行かないみたいですが(笑)
ところで、キャンディーズがコピーしてたのは「コットン気分」じゃなくて「コットンフィールズ」でしょうというのがツッコミどころですが、あれは鬼ばばの方々のネタだったのでしょうか???
で、写真の紙テープは買った物の芯を抜いたあとの処理がうまくいってなかったらしく、中心から引っ張りだせなかったので使えなかった物。まぁ今回の記念ということで。