今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

楽器ヲタは続くよ

2007年04月30日 | ギターと楽器のこと
 またまたギターの話。ヤマハのFG-301Bの発売年月は1978年12月~1980年12月ですと。私が中3~高2までの時代でした。案外発売期間が短いので今回入手したギターも最低26年くらいは経ってるという事です。しかし部品は全般的に問題ないので丈夫にできてるもんですね。(これで普通かもしれませんが)

 なおトップ材のえぞ松についてあちこちで調べたところ産地は大雪山付近だとか。ヤマハがこの材をギターに使った理由は長年のピアノ製作によるところが大きいそうで、丸太で入手できたのだとか。当時の上位機種Lシリーズもトップ材はえぞ松だったようですので、日本のギターに日本の材木というのはまさにメイド・イン・ジャパンということでしょう。

 さて、このギターが新品で売られてた頃にどんな曲が流行ってたかを調べてみました。以下当時のヒットチャート1位の曲です。

1978年12月 季節の中で 
1979年 1月 いい日旅立ち 性(サガ)
1979年 2月 性(サガ) チャンピオン
1979年 3月 チャンピオン カサブランカ・ダンディ ヤングマン
1979年 4月 ヤングマン 
1979年 5月 ヤングマン 燃えろいい女 
1979年 6月 いとしのエリー 
1979年 7月 いとしのエリー カリフォルニア・コネクション
1979年 8月 カリフォルニア・コネクション 銀河鉄道999
1979年 9月 銀河鉄道999
1979年10月 銀河鉄道999 セクシャル・バイオレットN0.1 勇気があれば
1979年11月 しなやかに歌って セクシャル・バイオレットN0.1 マイレディ
1979年12月 マイレディ おまえとふたり 異邦人
1980年 1月 異邦人 おまえとふたり 大都会
1980年 2月 大都会
1980年 3月 大都会 贈る言葉
1980年 4月 贈る言葉
1980年 5月 贈る言葉 謝肉祭 蜃気楼
1980年 6月 蜃気楼 ダンシングオールナイト
1980年 7月 ダンシングオールナイト ロックンロールウイドゥ
1980年 8月 ダンシングオールナイト 哀愁でいと
1980年 9月 哀愁でいと 青い珊瑚礁
1980年10月 青い珊瑚礁 パープルタウン ハッとしてGood!
1980年11月 ハッとしてGood! 風は秋色
1980年12月 風は秋色 恋人よ

などなど。(チャートはすべてテレビ番組の「ザ・ベストテン」によるものです) 1970年代前半が拓郎、陽水などのフォークソング全盛の時代だったとすると、1980年頃というのは逆にフォークギター受難の時代だったのかも。上記のチャートでギターの弾き語りに似合いそうなのは「季節の中で」「チャンピオン」「いとしのエリー」「贈る言葉」くらいですから。

 多分このギターを当時新品で入手した人はこれらの曲を弾いてたのではないかということで思いを馳せたのですが、なかなかピンときません。私がギターで弾いたことがある曲というと「燃えろいい女」と「ダンシングオールナイト」くらい。あとは「I Love PTA」と「恋の給食タイム」かな。(いいんです。わかる人にはわかります。)

 ちなみに上記のチャート1位曲のアーティストをすべて即答できた人は上級者です。わかりにくいのは「カリフォルニア・コネクション」「謝肉祭」「蜃気楼」などでしょう。正解はそれぞれ水谷豊、山口百恵、クリスタルキングです。「カリフォルニア・コネクション」と聞いて「エマニエル坊や!」と言ってしまった人は自己批判して下さい。

 さて、ヤマハでLシリーズなどを作っていたらしいテリー中本氏は(私は詳しくないので)、その後独立して「テリーズテリー」というブランドでギターを製作しています。テレビでよく見かけるものとしては坂崎幸之助氏のギターでお馴染みでしょう。以前坂崎氏がラジオ番組にゲスト出演した際、リスナーからの「どんなギターを買えばいいでしょう?」という質問に対して、最初はあれこれ言っていたものの「このギターいいですよ。」と自分のギターを紹介し「ただし軽く3桁いきますけど」ですって。

 たしかに完全オーダーということで価格が100万円~とかのようです。そりゃまぁ卓越した職人が厳選した素材で作ればそれくらいはいくでしょう。というか「そこに頼めば一生満足して使えるギターができる」と言われれば私のように安物ばっかり買い集めている者は少々耳が痛いです。

 坂崎氏のギターについてはもう10数年以上も同じギターを見かけてるように思いますが、先日のBS番組でアップで見たらトップはピックの擦れた跡で傷だらけでした。あれはあれで凄くかっこいいです。それだけお気に入りってことで。

 非正規社員の待遇が云々される時代ですが、将来の夢として「ギター職人になりたい!」というような人が増えるといいですね。これからの時代は職人が強いと思うのですよ。別に作るのは楽器でも陶芸品でも料理でもお菓子でもいいんですけど。「4年制大学を卒業しても非正規社員にしかなれない人が多い」という話を聞くことが多いので「一流の職人は強い」ということでテリーさんの経歴と功績なんかを若い人に聞かせたいですね。ほとんど表に出てこない人のようですが。

当方楽器オタクにつき

2007年04月29日 | ギターと楽器のこと
 ヤマハFG入手を記念して我が家のアコースティック楽器を並べてみました。左から

・アリア フラットマンドリン(14年ほど前に新品で入手 2万3千円)
・ヤマハ C-150(2ヶ月前に中古で2100円で入手)
・フェイマス ウクレレ FU-120(9年前に新品で入手 1万2千円)
・ヤマハ FG-301B(3日前に中古で入手 約4千円)
・ヤマハ ギタレレGL-1(数年前に中古で入手 約5千円)
・モーリス エレアコPA-60(16年前に新品で入手 定価5万円程度)

です。安い楽器が多いですが、全部楽器としての最低条件はクリアしてますのでどれも大事です。(モーリスのエレアコだけチューニングが合わないのでちょっと辛いですが)

 ヤマハのFGについては、私の実家にある12弦ギターがFG-12-301であって今回入手したのはFG-301B。なのでちょっと材質が違うようです。ヤマハのギターってのは売れてるのと製造元がちゃんとしてるので仕様は全部調べがつきます。さすがですね。

 ちなみに今回入手したFG-301Bは、

トップ:えぞ松
サイド&バック:パリサンドル
ネック:ナトー
指板:パリサンドル

だそうです。FG-301の方はネックがマホガニーなのでその違いだけでしたから、正面から見たら元々持ってたギターとルックスが一緒なので嬉しいです。トップが結構明るいというか白っぽい色なのがえぞ松の特徴だとか。やはり北海道の人は色白なんでしょう(?)。

 普通のアコギで一般的なトップ材であるスプルースも松の仲間ですが、あえてえぞ松を使ってるあたりはなんか意味があるんでしょうか? 木材の確保の問題なのかもしれませんが。

 「妙な色と木目だけど…」と思ってたサイド&バックはパリサンドルですって。こんな材木の名前は聞いたことがなかったのですが、調べてみたらローズウッドの仲間だと聞いて納得。指板でも使われてますから。サイドとバックについてはなかなか味のある木目ですが驚いたのは産地。主にマダガスカルでとれるんですって。マダガスカルのバラの木と北海道の松が同じギターで仲良くしてるかと思うと感慨深いものがあります。さらにネック材のナトーについては東南アジア系の材木だとか。ナトーったら北大西洋条約機構という印象しかなかったですが。(そんなもんでギターは作れんって)

 で、肝心のギターとしての感触ですが、すっごく弦高が高くて弾きにくい上にチューニングが合わなくてがっくり。なにしろ2弦12フレットをチョーキングしたらそのまま薬指が3弦の下にスルっと入ったくらい。

 なので思い切ってロッドをグリッと回してみたらちょっとだけ弦高が下がりました。それに伴ってチューニングも合うようになったので一安心。ブリッジ削ってもうちょっと弦高下げる手があるとも思いますが、その場合チューニングがちょっと心配。ロッドがもう回らないようなのでそちらはどうしようもないですから、今後長年は使えんかなぁ。

 まぁ中古で格安のギターなのでとりあえず使えればよいという感じですが、普通によく鳴ります。我が家はマンションなのでさすがに全力でギャンギャン弾くわけには行きませんが、今度屋外にでも持っていってみようかしらん。

 なんにしても久しぶりにアコギを真剣に弾いたら「こんなに下手だったっけ?」と思うことしきり。わかっちゃいるけど弾けない、音がびびる、詰まるということで、指先もやわになってるのを実感しました。難しいなぁ。

これは狙ってるのか?

2007年04月28日 | 日記・雑記・ただの戯言
 本日の日本映画専門チャンネルの番組表を見て大喜び。すなわち昼の12時から「生中継!『ゲゲゲの鬼太郎』初日舞台挨拶」、2時から「メイキング・オブ『ゲゲゲの鬼太郎』」。

 ゲゲゲ、ゲゲゲと来て次は?と思ったら、なんと3時から映画「解夏」。ゲゲゲ、ゲゲゲ、ゲゲというのを狙ったのならたいしたもんです。思わず「ゲゲッ!」と驚いてしまいました。

 ところでテレビ番組チェックでは注目するのが二つ。BS2「黄金の洋楽ライブ」はレインボーですって。今回の放送は1977年のドイツでのライブですと。ロニー・ジェイムス・ディオ、コージー・パウエルの勇姿がみられるそうです。私はここの歴代ボーカリストではロニー・ジェイムス・ディオが一番好きです。ライブは見たことないけど。

 ちなみに私の友人が「Man of the silver moutain」を「銀山の男」と訳しましたが、邦題は「銀嶺の覇者」といいます。炭鉱で働く男達の歌だと北島三郎かなんかが似合いそうですが。

 で、その後深夜2時からは「レッド・ツェッペリン 狂熱のライブ」。なんかNHKがヘヴィメタづいてます。こっちも楽しみ。前に一回見たことあるけど。まずは「レインボー」を保存版にしようっと。

兄弟が欲しかったので

2007年04月26日 | ギターと楽器のこと
 両親は二人とも70代ですが「弟が欲しい」とおねだりしちゃいました…って話じゃありません。そもそも私には生まれつき兄がおりますし、今では義理の兄も4人おります。では何のことかというとギターの話。

 長年使ってるエレアコがチューニングが合わなくなったのと、もっとボディの大きいアコギが欲しくなったのでネットオークションで探したとそういうわけです。実家には1978年に買った12弦ギターがあるのですが、ずっと物置にあったのになんか今でもすごくよい音で鳴ります。

 それをふと思い出したので、そのギターの兄弟分を探そうと思ったのがキッカケ。12弦ギターはヤマハのFG-12-301というモデルなのですが、今回入手したのはFG-301というもの。1980年に生産終了したそうですので、なかなかのオールドです。

 まずは弦を張らないとちゃんと音が出るかわかりませんが、ネックを握ってみてびっくり。物凄いVシェイプというか三角なの。こういうのは初めてです。あと、昔はあの独特のピックガードの形が許せなくて嫌いだったのですが、考えてみれば周りではヤマハのフォークギターってのは定番でした。まぁ流行を後から後から追いかけるってことでしょうか?

 ということでこの週末に掃除して弦を張り替えて鳴らしてみる予定。ちなみに2月に買ったクラシックギターは2千円でしたが楽器としてはちゃんと機能してます。(たいして鳴りませんが) 今度はさすがに2千円という事はありませんが、まぁ似たようなもんです。再生工場なんて偉そうな事はいいませんが、捨て猫を拾ってくるような感覚でしょうか。可愛がってあげようっと。

何が悪いんだかわからん

2007年04月25日 | 日記・雑記・ただの戯言
 全国学力テストが実施されまして小6である我が家の娘2号も受けたそうです。私なんぞは「ふ~ん、そうですか。40年以上もやってなかったんだ。」と思っただけなのですが、メディアの方はなんだか批判的な論調が強かったような。

 ラジオでは、ある人権派の弁護士さんが「これって結局競争を激化させるだけでは?」とか言ってたのですが、そもそもうちなんか公立小学校なんで競争激化ってなんじゃ?  そんなやる気のある先生は見かけませんぜ。それに「お受験」が話題になってから久しいですが、名門私立を目指す家庭は最初から目指してると思うのですが。

 今日になって「ゆとり教育の導入とか廃止とか、学力テストの資料なしにやってたことが問題」という論調を聞いてやや安心しました。お上のやることにいちゃもんつけるのがマスコミの仕事といえばそうですが、もっとちゃんとやってもらいたい…って今更まともな意見を期待する方が無理ですか。

愛のロケ地

2007年04月24日 | 日記・雑記・ただの戯言
 もちろん略して「愛ロケ」です。ドラマ「愛の誠」のロケで使われた場所を尋ねて、その地の風景に夏夕介と池上季美子のインタビューを重ねるという地味な企画を考えました。ビデオで発売すれば愛ルケと勘違いして借りていく人が結構いることでしょう。

 なお昔は早乙女愛の方が好きでしたが、今は池上季美子の方が好きです。愛という芸能人は神崎愛、松原愛などいろいろいましたが、ニッポン放送でやってたラジオドラマ版の「愛と誠」は愛役が松原愛だったんですね。欽ドンの前にやってたので聞いてたのですが今ごろ知りました。

 愛は早乙女愛だけではない/愛はいろいろな人がやっている/それは地上における/どうでもいい事である/わが子よ/この事を覚えておきなさい(覚えねーよ)

 まぁ今の若い人は知りはれへんやろなぁ…。そういえば神崎愛ってフルート上手いんですよね。(って、オチがない)

定礎と聞いただけで

2007年04月23日 | 日記・雑記・ただの戯言
 検索ワードランキングの上位に「定礎」が入っていると聞きました。これで思い出すのが清水ミチコのネタ。どこのビルに行ってもこの文字があるので「東京には“定礎”という有名な彫刻家がいて、新しいビルができるたびに自分の名前を彫りに行った」と思ってたそうです。それにしても、なんでいま定礎が???

トランペッターベストテン

2007年04月22日 | スペクトラム(ブラスロックバンド)
 昨日ちょこっと書いたら約1名から反響があったので、古いカセットテープを引っ張り出して聞いてみました。ネタ元はFMのラジオ番組「難波弘之のザ・ミュージック」。放送は1984年か85年ごろ。FMで日曜の夜10時からの放送でしたが、私は当時FM大阪で聞いてました。

 その番組で難波氏がスペクトラムの元リーダーで当時はソロアーティストとして活動していた新田一郎氏をゲストに招いて「トランペッターベストテン」という企画をやったときの話。

 1時間番組を片面45分のテープに録音したためでしょうが、番組途中からしか入ってませんでした。で、最初に出てきたのがEW&Fの「ジュピター」。これが第8位でした。新田さんのコメントは「これ自分でも吹いてたからわかるんだけど、ついていくのが大変で…。でも荒削りでいいよね。ラッパなんて音が出ればいいんだってことで。」。

 7位はブレッカーブラザーズの「スリックスタッフ」。これについては「ブレッカーはあんまり好きじゃないんです。なんか椅子に座って吹いてるとしか思えないので。」とのこと。で、曲をかけてから「かっこいいよね。実は上手すぎて好きじゃないの。」ですと。

 6位はメイナードファーガソンの「マッカーサーパーク」。「ジャズをこれだけ簡単に聞かせてくれたのが凄い。」というのと「ハイノート吹きすぎて毛細血管切って失明しそうになっても吹いた」というエピソードも紹介してました。。ライブ音源でしたが、まぁ凄いハイノートでした。難波氏もライブを見たことあるそうで「あっかるいおじさんでねぇ。凄い楽しかった。」そうです。

 5位はクール&ザ・ギャングの「オープン・セサミ」。「今でこそコーラスグループみたいなイメージもあるけど、初来日当時はすごい野蛮人って感じだったね」とのこと。

 4位は「タワー・オブ・パワーといきたいところだけど、僕レコード持ってなかったの。探したんだけど見つからなくて…」ということで代わりにマロの「いとしのネナ」。「ラテン・ブラスロックみたいな感じで珍しいグループなんだけど…」ということですが、サンタナの弟がいたグループらしいです。

 次はいよいよベスト3で、「さてこれから御三家です。まずはブラスロック界の野口五郎ということで…」と紹介されたのがチェイスの「黒い炎」。これはブラスロックって言ってもトランペット4本だけのホーンセクションだそうで、新田さんがコンサート見に行ったときはアンコールでトランペット7人になってたのですと。何かと思ったら「マネージャーがラッパ持って出てきて吹いちゃうの」ですって。「これでもかこれでもかっていう感じが好きで」。

 続いて第二位。「ブラスロック界の西城秀樹と言われています。」「…本当かな?」(←難波氏。) ということでBS&Tの「スピニングホイール」。「音のスーパーマーケットと言われてて…。本当になんでもアリだよね。」

 で、第一位はシカゴの「イントロダクション」。新田さんはこの曲のそれこそイントロダクション4小節を聞いて人生が変わってしまったとのこと。スペクトラムは、その派手なステージングから「日本のEW&F」みたいな言い方もされてましたが、実際新田さんの音楽的なルーツはシカゴだったというのがよくわかるひとときでした。そういえば新田さんのソロ作の「Wonderful Night」の間奏ではもろに「長い夜」のフレーズが出てきますよね。

 で、キャンディーズのファイナルライブでは「ホーンスペクトラム」として参加した新田さんですが、1曲目が「オープン・セサミ」で2曲目が「ジュピター」でした。どっちもかっこいいんですよねぇ。今度バンドでやるかなぁ。(ウソ)

 ということで、この時の10位と9位をご存知の方はご一報いただけるとありがたいです。話の流れから推察すると9位はフィルコリンズの「イージーラバー」かなんかかな? 番組冒頭では新田さんの「Missin' With The New Kids」がかかってた記憶があるので、10位はそれだったのかもしれませんが。

ジャズと私

2007年04月21日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話
 近所でジャズの生演奏が聞けるというので出かけてきました。本日のお供は妻と娘2号。(というか、実際は妻の知り合いが出るというので私がお供だったのですが) 1時間ちょっとで2バンドほど見たのですが、感じたのは「私がいかにジャズのスタンダードを知らないか」ということ。生演奏を見るのは面白いといえば面白いのですが、知ってる曲が多ければもっと楽しめたんですけど。

 あとは演奏してる人たちが譜面ばっかり見て客席を見ないのがちょっと引いてしまう原因でもありました。また、アマチュアの演奏でいわゆるインプロヴィゼイションがあんまり長いのもなんだかなぁと。

 好きな人はいいのでしょうが、我が家の場合は特に娘2号が飽きてきちゃったので2バンド目は最後まで聞けませんでした。ということでジャズが苦手というわたしの認識は相変わらずです。

 で、「音楽を突き詰めていくと最後にはジャズに行き着く」というような話はどうなのでしょう?(誰もそんなこと言ってませんか? 私の思い込みでしょうか?) 昔はフリージャズとか聞いても苦痛でしかなくて、そんな自分にコンプレックスを感じてたのですが、それを解放してくれたのはある人の言葉。

 誰かと言うと、スペクトラムのリーダーだった新田一郎氏なのですが、難波弘之氏のラジオ番組に出演したときのこと。「トランペッターベスト10」という企画だったのですが、登場するのはほとんどブラスロックグループ。新田さん自体がジャズの洗礼を受けていないと公言し、「ジャズってのは難しいもんだ難しいもんだって言われるけど、そんなに難しいんだったらやりたくないじゃない?」ですと。難波氏は大爆笑でしたが、私はなんかスッキリしたのでした。(なんて言いながら、新田さんのやってた音楽が充分難しいのがかっこいいところですけど)

 で、そんな新田さんの選んだベスト10に入ってたのがメイナード・ファーガソン。「ジャズをあれだけ簡単に聞かせてくれた人は他にいない」というのが好きな理由だそうです。ちなみにその時のベスト10には、メイナードファーガソン、シカゴ、BS&T、チェイス、クール&ザ・ギャング、EW&F、マロ、ブレッカーブラザーズなどが入ってました。(ちょっとベスト10には足りませんけど) なお普通はタワー・オブ・パワーが上位に入るようですが、新田さんによると「実は僕レコード持ってなかったので」との事で代わりにマロをかけてたのでした。まぁその辺に人柄が表れてますよね。

 ジャズっても、私は映画「スウィングガールズ」は好きなので音楽の良し悪しは上手い下手だけでは決まらないということを、自分への教訓にもした一日でした。

今クールのドラマは

2007年04月20日 | ドラマレビュー・新着ドラマの話題
 一応出揃ったようですが面白いのはフジの「わたしたちの教科書」。結構展開が気になる上に、ストーリーがストーリーだけにセリフの一言も聞き逃せないという感じの緊張感があります。

 あとはTBS「冗談じゃない!」は上野樹里がいいです。これも続けて見ます。ただし初回もちゃんと見たわけじゃないのでキチンと評価はできません。どう見ても織田裕二と大竹しのぶが元恋人同士とは見えなかったのが残念なところ。

 あと見ようかな?と思うのが日テレの「バンビーノ!」。キャストとかストーリーを考えると興味がわかないタイプのドラマですが、チラっと見たら面白そうだったので。

 で、悩むのはフジ月9の「プロポーズ大作戦」。長澤まさみのスカートが短いのが気になるところですが…。う~む。