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今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

2025年4月期ドラマ序盤レビュー その2(完)

2025年05月06日 | ドラマレビュー

 今期も見ようと思ったものはすべて始まり初回のチェックは終了。前回のレビュー後に始まったものは以下の通りです。


フジ「あなたを奪ったその日から」 主演:北川景子
テレ朝「天久鷹央の推理カルテ」 主演:橋本環奈
テレ朝「PJ ~航空救難団~」 主演:内野聖陽
フジ「波うららかに、めおと日和」 主演:芳根京子


 フジ「あなたを奪ったその日から」は、何しろ楽しくないのが耐えられず初回でさよならしました。特に北川景子も好きでは無し。

 テレ朝「天久鷹央の推理カルテ」は、とにかく冒頭から設定と演出が不快で初回を最後まで見られなかったという。痛快だと思う人もいるかもしれませんが、そういう方とはお友達になれない気がします。個人的に医療もののドラマはもうちょっと真面目に作って貰わないと見る気になれません。もちろん、意見には個人差があります。

 テレ朝「PJ ~航空救難団~」は結構期待したのですが、初回だけだとまだわかりません。内野聖陽の暑苦しさは演出によるものでしょうが、今後どういう風に回って行くか期待もあり怖さもあり。もしかしたら盛り上がるかもと思ってるのでまずは続けて見ます。テレ朝のこの時間帯のドラマは割といいので。

 フジ「波うららかに、めおと日和」は全然予備知識なしで見たのですが結構面白かったです。芳根京子は2期続けての主演ドラマですが、乗ってるというか今回もいいですね。時代背景を考えると海軍軍人の生活がそんなにほのぼのしていたかと思うのですが、まだ日中戦争という時代なので厳しくなるのはこれからか、ドラマ的には最後までほのぼのさせるのか。まあいずれにしても、もし水野晴郎先生がご存命なら「いや~、新婚初夜って本当にいいものですね。」と言ったかも。(ありえん。)


 ということで、今期のドラマで割と面白いのは「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」「しあわせは食べて寝て待て」「波うららかに、めおと日和」くらいでしょうか。あまりヒット作はなさそうな予感。「キャスター」は違う意味で注目ですが、そういう話は関わりたくないですわ。


今のところの大河「べらぼう」がどうかというと

2025年05月02日 | ドラマレビュー

 大河ドラマ「べらぼう」は4ヶ月経ったので、もう3分の1が終わったという事でしょうか。

 そもそもが世間一般的にはあまり知られていない人物なので、視聴率も特によいという話は聞きませんが、実は私もあんまり…。

 大河というくらいだから時代の波に乗ったり抗ったりしながら、何か大きな夢や野望に向かって盛り上がる流れがあればいいのですが、今は「この人は何をしたいの?」「吉原の売り上げを上げるだけ?」「これで最後はどうなるの?」という懸念が先に立ってしまいます。なんか、「吉原に関わるあんな人、こんな人」という単発ドラマ的な雰囲気もあって。

 当時の時代背景とかそもそもの吉原のあり方から当時の扱われ方などに詳しければ面白いのかもしれませんが、そういう人は少数派でしょう。また、吉原の成り立ちやそのシステムや女郎の生活を掘り下げすぎると今の一般視聴者はドン引きでしょうから、もしかすると製作側のジレンマもあるのかも。

 そんな中、先日の回で渡辺謙と石坂浩二緊迫したやり取りがあった際「おお、大河っぽい」と思ったりしました。別に大河ファンではない私でさえそう思ったので、世間はああいうのが受けるのかも。さらに戦があればさらに盛り上がるのでしょうけど。

 時代劇というと、その昔「お祭り銀次捕物帳」というドラマがあって、主演はあおい輝彦。レギュラーも若者が多くて、捕物帳に青春ドラマの要素も取り入れてたのですが、母は「貫禄がなくてつまらん。」と。兄も私も喜んで見てたので「ふ~ん、大人はそんなもんか。」と思いました。父は見もしなかったような。

 と、今回の主役を見てて同じように思う人もいるのかな?と思います。「ありがた山の…」とかいうセリフを面白がる人もいるかもですが、私はどっちかと言うと鬱陶しいと思うタイプ。

 なんにしても、あの蔦重の状況が毎回どれだけの窮地なのか、あるいは大成功を納めたのかがわからず、そこは個人的にはモヤモヤしますね。

 あとは、私にはどうしても小芝風花が稀代の美人花魁には見えず(本人は嫌いではありません。念のため。)、蔦重がドヤ顔で新しい本を出してもそれがどれほどのものかわからず、安田顕の平賀源内のキャラをどう受け止めていいかもわからず、高橋克実とか中村蒼とかなんかやりそうな人が出てる割には盛り上がらんなあという思いで見ております。まあ、続けて見ますけどね。


2025年4月期ドラマ序盤レビュー その1

2025年04月21日 | ドラマレビュー

 開始時期がまちまちなので既に3回目になっているものもあれば、まだ始まってないのもあります。なので初回だけ見たものから数回見たのもあって、今のところは「これだ!」というのは無いですが、チェックしたのは以下の通り。


フジ「人事の人見」 主演:松田元太
TBS「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」 主演:多部未華子
NHK「しあわせは食べて寝て待て」 主演:桜井ユキ
日テレ「恋は闇」 主演:志尊淳、岸井ゆきの
フジ「Dr.アシュラ」 主演:松本若菜
テレ東「失踪人捜索班 消えた真実」 主演:町田啓太
TBS「イグナイト -法の無法者-」 主演:間宮祥太朗
テレ朝「魔物」 主演:麻生久美子
日テレ「なんで私が神説教」 主演:広瀬アリス
TBS日曜劇場「キャスター」 主演:阿部寛
テレ朝「いつか、ヒーロー」 主演:桐谷健太
日テレ「ダメマネ! ーダメなタレント、マネジメントしますー」 主演:川栄李奈

 フジ「人事の人見」は職場でよくあるようなテーマでありながら設定がありえなかったり脚本が適当で演出が好みでないという、まったく私の期待とは違う内容だったので一話でさよなら。一番あかんのは脚本と思われ。

 TBS「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」は、まあ面白いと言えば面白いです。多部未華子が魅力的で、これまでドラマで見た中は一番いい役かも。内容として気軽に見られるし毎回わりとほっこりして終わるのが安心できます。

 NHK「しあわせは食べて寝て待て」は3回まで見ました。薬膳をテーマとしてますが、持病を抱えてどう生きるかというのをふんわりと描いたもの。割と好感を持って見ています。すごく面白いというわけではないですが、生きる上で毎回の食事を大事にしたいと思わされますね。今のところは評価します。

 日テレ「恋は闇」は初回を見ただけなのでまだわかりません。ちょっとややこしいという印象がありますが、岸井ゆきのはイメチェンでしょうか。まあ続けて見ますがわからないなあ。

 フジ「Dr.アシュラ」の初回は松本若菜が力み過ぎの感じですが、それはまあ演出でしょう。救命救急の場面が他のドラマと比べて違い過ぎるのでそこは違和感ありますが、まあドラマの初回は極端な演出が多いですしね。ただ、別に面白くないのがなんとも。

 テレ東「失踪人捜索班 消えた真実」は2回目まで見ましたが、2回目を見る前に「あれ、初回見たっけ?」と思うくらいの印象のなさ。小泉孝太郎が出てたのは忘れてたくらい。これは演出のせいか、脚本が良くないのか。町田啓太の妻の失踪を常に前面に出して貰わないとどういうドラマか忘れそう。

 TBS「イグナイト -法の無法者-」もまだ初回だけですが、なんともわからず。ただ、まじめな法廷劇というかいろいろな駆け引きがあって緊迫するのなら期待しますが、初回でネタバレのようなのはいかがでしょうか。そういう芝居じみた仕込みの法廷シーンが毎回続くのなら好みではなし。2回目も一応見ますが、なんかもっとシリアスな仕掛けが欲しいです。

 テレ朝「魔物」は、最近管理職とかお母さん役が多かった麻生久美子がねっとりとラブシーンを演じるということでしょうか。何しろ晩酌のあとに見たのでよく設定を理解しておらずわからなかった感じ。まあとりあえず続けて見ます。

 日テレ「なんで私が神説教」は初回で脱落。設定がおかしいし脚本もダメでしょう。細かい事はいちいち言いませんが、好みではないということで。好きな人は見ればよろしいと。「御上先生」で学園ものがちょっと盛り返したかと思ったらこんなのもあるんですね。これを見て「スッキリした」とか言う人はいるのでしょうか。

 TBS日曜劇場「キャスター」は初回の序盤の数分は面白かったです。それを見た段階ではテレビの報道現場とか、そもそものメディアのあり方に迫る内容なのかと思ったら、そうではないですね。阿部寛が堤真一か福山だったらどうか、永野芽郁の役は松岡茉優だったらどうかとか余計な事を考えながら見てしまったという。二話目はまずまず面白かったのですが、ああやって毎回阿部寛が怪しい動きをするだけという話だとつまんないです。もっと大きなテーマが欲しいと思いました。

 テレ朝「いつか、ヒーロー」は2回目まで見ました。タイトルからして爽やかな内容かと思ったら全然違います。面白くない事はないけど楽しくはないですね。どうしても桐谷健太の滑舌が気になりますが、今回は役柄からして饒舌な感じではないですしそこがいいですか。それに、あれがもっと神経質なタイプの役者だったら救いのないドラマになったかも。とりあえず続けて見ます。

 日テレ「ダメマネ! ーダメなタレント、マネジメントしますー」は、強烈なファンも出そうなドラマですが私はダメでした。とにかく演出がドタバタでそれが狙いではあるのでしょうが、日曜の夜にこれを見ると落ち着いてねられません。私のアイドル濱田マリが出てはいますが、これは初回だけでやめます。

 ということで、特に面白いというのはないのが現状。意見には個人差があるとは思いますが、ここは私が好きにレビューを書く場所ですので。


ふ~む、薬膳ですか>ドラマ「しあわせは食べて寝て待て」

2025年04月11日 | ドラマレビュー

 NHKで火曜放送中のドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」で薬膳の話が出てきました。薬膳とは一般的には食事療法を兼ね備えた料理方法のことをいうようです。医食同源という言葉もよく聞きます。

 ドラマは30代独身女性の主人公(桜井ユキ)が膠原病にかかったことから生活が一変し、会社を辞め、新しい住まい探しをするうち隣に住む大家さん(加賀まりこ)と、そこに同居する訳ありの料理番(宮沢氷魚)を通じて、旬の食材を取り入れた食事で体調を整える【薬膳】と出会うというもの。

 このドラマでは特別な料理が出てくるわけではなく、旬の食材を取り入れた食事にスポットを当てた内容となってます。ちょっと極端な話があるような気がしますが、そこも織り込み済みの脚本ですね。登場人物のセリフからもそれが感じられますし、あくまでもドラマの一つのネタということでしょう。

 それはそれとして、私も50代になった頃から食生活を気にするようになりました。特に気になるのは緑黄色野菜とか生鮮食品の必要性で、これは吉村昭の小説によるところが大きいです。というのも、あの人の「漂流」とか「桜田門外の変」とか「間宮林蔵」を読むと、江戸時代には離島に行ったり蝦夷での暮らしで壊血病にかかる話が多かったので。

 壊血病とはビタミンCの欠乏による病気で、学研キッズネットによると「毛細血管が弱くなるために,皮下・粘膜下・骨膜下など全身に出血がおこりやすくなり,貧血をおこす。また,歯肉が出血してはれたり,関節が痛いたんだり,全身に無力感が生じたりする。」のだそうです。

 前述の小説では、漂流した島で主食が鳥の干し肉だったり、蝦夷地でも保存食ばかりで過ごしていると壊血病になって足がむくんで動けなくなったり、「漂流」では動けなくなってそのまま寝たきりでいるとバタバタ人が死にました。

 要するに生鮮食品を食べないからそうなるのですが、不思議なのは蝦夷地では現地の人やアイヌの人は壊血病にならないということ。江戸から行った人が暮らせなくなるということでした。

 それはそれとして、壊血病を避けるにはやはり緑黄色野菜が必要なのであって、そのポイントは色の濃い野菜は抗酸化作用が強いという事です。ビタミンCも抗酸化ビタミンですし。

 色の濃い野菜というと、一般的にはほうれん草、小松菜、ブロッコリー、ピーマン、パプリカ、春菊、モロヘイヤ、カボチャ、ズッキーニ、トマト、絹さや、いんげん、ニラ、パセリ、カイワレ、にんじんなどなど。

 こういう物を摂取しておけば壊血病にはならないし、体を蝕む活性酸素にも対抗できるというもの。子供の頃には母親から「野菜も食べなさい!」と言われたものですが、もっと理論的に「色の濃い野菜は抗酸化作用があるので老化防止のために食べなさい。」と言われていれば素直にしたがったものをと思います。(意見には個人差があります。)

 私の認識では、ビタミンAが欠乏すると夜盲症、ビタミンB欠乏では脚気、ビタミンC欠乏で壊血病、ビタミンD欠乏でくる病ということになります。白米だけではビタミンBが足らないので、銀シャリのおにぎりとおしんこ程度で空腹を満たしていた明治時代の軍人が脚気でバタバタ倒れたのも有名な話。それで海軍の食事をパン食に変えて脚気をなくそうとしたのがビタミン博士とも言われる高木兼寛ですが、この辺りの話は吉村昭の「白い航跡」を読むとよくわかります。

 それならば、白米ではなく玄米食ならビタミンBは摂取できるので「じゃ、毎食玄米にすればおかず作らなくていいんだ!」と喜んだ主婦がいたとかいないとか。

 と、そんな事を色々思い出したドラマでした。まだ2回目までですが、これは結構面白いです。私も若い頃からもっと緑黄色野菜中心の食事にしていれば、今も髪の毛が多かったかもとか妄想するのですが、それはまた別の話。ちなみに、一時はサプリに凝ってましたが今や薬膳の方が興味ありです。


2005年1月期ドラマの総括

2025年04月10日 | ドラマレビュー

 1月から3月までの期間で放送されていたドラマは終わりました。最初から最後まで見たのは以下の通り。

TBS「まどか26歳、研修医やってます!」
NHK「東京サラダボウル」
テレ朝「相棒」
TBS「クジャクのダンス、誰が見た?」
日テレ「アンサンブル」
TBS「御上先生」
日テレ「ホットスポット」
NHKBS「TRUE COLORS」


 個別にレビューしたのは、「まどか26歳、研修医やってます!」「東京サラダボウル」「御上先生」「ホットスポット」など。

 それ以外では「相棒」はこれまで単発で何回か見たことはあったものの、1シーズン通して見たのは初めて。面白くないわけではないですが、結構単純というか「いかにも」という展開が多いのがわかりました。この辺は刑事ドラマにはよくあって、「太陽にほえろ」とか「俺たちの勲章」とかを再放送で見ると「あれ? こんなに無理やりな展開だったっけ?」と思う事があってある意味幼稚だと思うのは自分が大人になった証拠でしょう。今回は事前に思ってたのとはちょっと違いました。

 「クジャクのダンス、誰が見た?」は人間関係や過去の事件との関係がわかりにくかったのと、最終回の謎解きの場面が凄惨すぎたのでドン引き。役者さんとしては広瀬すずは結構よくて、あとは磯村勇斗がワイルドで迫力もありつつ人間味を感じさせる演技で、あんな風にできる人なんだと驚きました。ムッチ先輩のイメージだけではないんですね。とはいえ、この人は既に世間では評価されてて映画でも活躍してるそうで、私が知らなかっただけなのでした。今後さらにブレイクする存在と思います。逆にリリーフランキーは役者としては飽きてきました。

 「アンサンブル」はなんとなく見続けたのですが、もっと弁護士としてのドラマに重点が置かれるのかと思ったら、単に恋愛ドラマになって行って「あんたら、仕事してるの?」と疑問を感じながらでした。せめてお色気シーンでもあればと。(結局そこ。)

 NHKBSで放送していた「TRUE COLORS」はこれまで全然話題にしなかったですが、結構見ごたえありました。主演は倉科カナで、これが「色彩のディーバ」と呼ばれる新進気鋭のカメラマン役。それが突然網膜の病気が発症し色覚異常となり、それが遺伝性のものかもしれないということで、亡くなった父親との繋がりを求めて…というもの。

 とはいえ、母親は再婚しておりそれに反発して故郷を飛び出したため、帰郷したのは十数年ぶり。序盤はカメラマンの仕事をどうするか、不倫相手との関係はどうなるかという展開でしたが、中盤から終盤はすべて故郷での話。幼馴染とかその家族とか妹とか母の再婚相手との複雑な関係とか。登場人物もテーマもガラッと変わった印象でした。

 そういう事で楽しい話ではありませんが、すごく真面目なドラマだったことと主人公の故郷である熊本県・天草の風景が素晴らしかったことで見続けられました。あとは、倉科カナが痩せている割には…(以下自粛)。

 なお、初回だけで断念したのは「問題物件」「プライベートバンカー」「日本一の最低男」「法廷のドラゴン」「相続探偵」など。途中から見なくなったのが「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」「フォレスト」で、これは録画してあるのでまだ見ようという気はあります。

 ちょいと2月の後半から家庭の事情でドタバタしてたので、見てたけど最終週を見てないのがNHK夜ドラ「バニラな毎日」、フジ月9「119エマージェンシーコール」など。これらのドラマは結構面白いと思ってたので、そのままにはしたくないと。

 と、そんな感じでした。今期一番面白かったのが「東京サラダボウル」で、楽しめたのが「ホットスポット」。それ以外にも個別にレビューしたものは評価しております。地上波のドラマもまだまだ捨てたもんではないと思う次第。ちゃんとしたドラマなら私は見ますので。


朝ドラアンコール「チョッちゃん」始まりました

2025年04月08日 | ドラマレビュー

 先々週から始まっておりまして、私は出遅れたのですがその週末の一緒再放送で録画して見ました。先週分から毎日録画して見てます。

 ヒロインの古村比呂が初々しいといえばそうですが、はしゃぎ過ぎだという意見もあるでしょう。しかし、それが朝ドラというもの。ヒロインが弾けてなくてどうしてドラマがブレイクしますでしょうか。

 家族役では由紀さおりの母親役は映画の「家族ゲーム」以来あちこちでやってて、それも面白いです。父親役の佐藤慶は今回医者ですがさすが「白日夢」での歯科医の重みがあります。(他に言い方はないんか?) 兄役の人は知らず、叔父役の川谷拓三が序盤から存在感ありますが今後もいろいろ絡んできそう。先生役も役所広司も今後重要な役になるのでしょうか。

 原作は読んでないのでまったく話を知らないのですが、1週目からそこそこ面白いのでこれは期待してよいのではないでしょうか。ただし、今後は戦争の時代も出てくると思われ、辛い状況にもなるのかもしれませんね。とにかく今のところは楽しんでます。


朝ドラ「あんぱん」始まってます

2025年04月07日 | ドラマレビュー

 今期の朝ドラは「アンパンマン」の作者であるやなせたかしとその妻をモデルにした話で、タイトルはズバリ「あんぱん」。不良少年がいけない遊びをする話ではありません。(当たり前)

 今回は子役時代から始まってて、やなせ先生は大正8年生まれですので現在の舞台は昭和の初期でしょう。今のところ視聴率的にもいいそうで、子役は上手いし脇役も芸達者の人で固めてるし割と面白いです。つかみはOKということで。

 やなせたかし先生については自伝的エッセイを読みましたので、生い立ちはそこそこ知ってます。ただし、ヒロインであり主人公である奥さんの事はよく知りません。

 今回の脚本は中園ミホで、朝ドラは前に「花子とアン」をやってて大河も「西郷どん」がありましたし、もはや大物ともいえる存在でしょう。が、今回「またか…。」という展開がありました。

 というのは、史実によるとやなせたかし先生と奥さんは高知新聞社に入社してから知り合ったので、子供の頃に「たかしはうちが守る。」なんて展開はなかったわけです。まあ今回に限らず朝ドラは実在の人物をモデルとしたフィクションとして作られるのが通常なので、その辺は問題ありません。

 ただ、これで思い出すのが大河ドラマの「西郷どん」。あれでも、西郷どんと三番目の妻となる西郷糸が子供の頃に出会っていたというエピソードがありました。とはいえ、この二人は15才くらい違うので、お互い少年少女として出会う事はないわけで、糸の初恋の相手が西郷どんだったというのはちょっとありえないと。

 まあそういうところでドラマを作るのが中園ミホの常套手段というわけです。別にいいのですが、どうせなら「うちが守ってあげる。」というよりは「人生劇場」の松坂慶子みたいに「私が教えてあ~げ~る~。ウッフン。」というような色っぽい展開を期待したいところです。

 …って、朝ドラでは無理ですか。まあいいです。考えてみれば「ゲゲゲの女房」でも、主役の二人が子供の頃に知らず知らず出会っていたという無理やりな話にしてましたから、中園ミホの常套手段というよりは朝ドラの定番なのかもしれません。

 と、そんなこんなで今のところはまずまず面白いですが、ストーリーは別にしてオープニングテーマは好きになれません。そしてそのタイトルのバックが今田美桜のイメージビデオのような作りで、そこも印象悪し。とりあえずは途中で「ケッ」とならない事を祈ります。


TBSドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」終了しました

2025年04月06日 | ドラマレビュー

 TBSで火曜夜10時から放送されていました。時間帯的には若者向けのラブコメが多い時間帯と認識しています。今回のこれは芳根京子主演の病院もので、最初はかなりチャラい雰囲気がしてたので最後までは見られないと思ってたのが、途中から結構面白くなりました。最終的にもいい雰囲気で終わったので好感を持って見終えましたので、後味がいいドラマですね。

 ただ、随所にチャラい感じが出てますので実際の医療の現場とはギャップもあると思われ、見る人が見れば「あんなもんじゃないよ」と言うかもですが、ドラマとしては救命の現場の緊迫感もあり、余命いくばくもない患者の対応と苦難とかその辺は結構見応えありました。

 芳根京子はこれまで見たドラマでは、個人的には一番良かったです。彼女を見るためのドラマだったといえばそれまでですが、脇役では佐藤隆太が妙にかっこよくてこれで好感度が上がった事でしょう。力を入れずに軽い気持ちで見るには最適でした。

 再放送あれば見るかもですが、DVD-BOX買うかというとそこまでではありません。あしからず。


ドラマ「御上先生」終了しました

2025年04月04日 | ドラマレビュー

 TBS日曜劇場として放送されていたドラマ「御上先生」が終了しました。主演は松坂桃李。毎回じっくり熱心に見てたかというとそうでもないのですが、結構面白かったです。これまでにはない感じの学園ものでした。

 これを見てたら、高校生って物凄いポテンシャルを秘めた年代なのではないかと思ってしまいました。能力も意欲もある若者が真剣に自分や世界の将来を考えると凄い事かできるかもしれないと思わせてくれただけで、このドラマには価値があります。

 ただ、登場人物が多い事と学校の外や過去の事件も絡んでて、その背景も複雑ですから全部理解した上で見ようとするのはなかなかハードルが高いです。

 それでも、今の時代だからこそのこれまでにない学園ドラマを書こうとした脚本家にはアッパレをあげます。ネタバレを避けようとするとレビューになんも書けないドラマですね。好きな役者が一人も出てなかったのですが、やはり脚本に力があるとドラマは面白いです。


朝ドラ「おむすび」終了しました

2025年04月02日 | ドラマレビュー

 朝ドラの「おむすび」が先週で終了しました。全話かかさず見たかというとそうではありませんが、なんとか最後まで見ることができました。

 ドラマ全般の評価は、個人的にはかなり低いです。一番は脚本が問題なのでしょうが、魅力のある役者さんが色々出てきても盛り上がらなかったのは残念です。

 設定を聞いた段階では、幼い頃に経験した神戸の震災の際に避難所で貰ったおむすびが忘れられず、食を通じて人々の健康に携わろうというヒロインの心意気にちょっと期待したのですが、なぜにあそこまで薄っぺらい話になりますでしょうか。

 祖父母が農家をやってること、栄養士の学校に行ったらスポーツ選手の夢をあきらめた人がいた、社員食堂では献立とコストに悩んだ、スポーツ選手を栄養面で支える、などいろいろと膨らませられるテーマもあったでしょうに。

 一番の問題はギャルの話かもしれませんが、「私はギャルだった」というのが「まんぷく」の「私は武士の娘です」というところに通じる気もします。(なのか?) それと、ヒロインの性格設定が一貫してないように感じた部分もあって、「あんたそんな事いうタイプだったっけ?」と思ったことがしばしば。

 ということで、このドラマを今後話題にすることはないでしょう。まあ当たり外れの大きいのが朝ドラであって、ここしばらくは当たり続きでしたが今回は残念と。もちろん意見には個人差がありますので好きな人がいればそれでいいです。