今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

オレンジ・スクイーザーを見ました

2018年12月19日 23時10分48秒 | ギターと楽器のこと

 昭和歌謡を紹介する歌番組でGSのブルーコメッツを見ました。それもレコード大賞を獲った頃ではなく、恐らく80年くらいの最後の日劇ウエスタンカーニバルでの再結成の映像。

 そこでギターの三原綱木氏が使ってたのがオレンジスクーザー。これを使ってる人を見るのは凄く久しぶり。80年位にはリーリトナーを代表として、335のユーザーが軒並みこれを使ってました。

 日本のギタリストでは高中氏も代表ですが、土方隆行さんも335にこれを差してるのを見たことあります。が、その数年後のインタビューで「以前はオレンジスクイーザーを使ってましたが、音が立たなくなるので今は使ってません」とおっしゃってました。一応コンプレッサーという位置づけですからそういう面があるのでしょうね。

 で、何がどうかというと、あれを見かけたのがそれこそ80年前後の2~3年であって、今はまったく使ってる人を見かけないと。調べてみたら中古品か復刻版かで今も当時と同じ1万円くらいの価格で買えるので、まぁ市場的にもそういう評価なのでしょう。

 ルックス的にあれを差してるのが流行というのがあったのでしょうが、歴史が審査するというか今は誰も使ってないという点で、当時調子に乗って買ってしまったりしなくてよかったなぁと。最も当時私は高校生だったので、ああいうわけのわからないエフェクターに1万円も出す余裕は無かったですが。おまけに当時レスポールしか持ってなかったので、あれは使いにくかろうと。

 それにしても、当時も335かヤマハのSG以外のギターであれを使ってた人はいるのでしょうか???

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レスポールもいろいろで

2018年11月25日 21時34分18秒 | ギターと楽器のこと

 今回のギターマガジンのギブソン特集はかなり面白いです。やはり一番意外なのは、今では名器と言われるレスポールが販売不振により1961年で一旦製造を打ち切られたこと。その後SGにモデルチェンジし、再生産されるのは1968年だったとか。その後、レスポールもミニハムバッカーがついたデラックスになったりしたようです。

 ということは、私が生まれた1963年にはレスポールは生産されてなかったわけで、その点50年代から形は多少変われどずっと作られてきたフェンダーストラトキャスターとは違いますね。その辺、レスポールの方がビンテージ市場での価格が高いことと関係しているのでしょう。

 なお、レスポールのギタリストというと私にとってはジミーペイジではなく、甲斐バンドの初期の大森信和さん。タバコサンバーストのカスタムのイメージが強いですが、デビュー当時はゴールドトップも使ってたような。あれはもしかしてデラックスかもしれません。また、デビュー当時に発売された楽譜集には使用楽器も書いてあって、大森さんはギブソンレスポールと、バーニーレスポールJr TVモデルとありました。

 当時はレスポールJrが何かも知らなかったのですが、TVモデルは余計わからず。正解はというと、JrはフラットトップのマホガニーボディーにP-90のピックアップが1つないし2つ付いたもの。TVモデルというのは、当時の白黒テレビでも色が映えるように黄色っぽいボディーにしたものだそうです。またTVモデルは基本的にダブルカッタウエイのようですね。50年代はフェンダーのギターも主力はブロードキャスターとかテレキャスターとかいう名前でしたから、やたらとテレビうつりを気にしてたんですね。今のインスタ映えのようなものでしょうか。

 なお、そうは書いてあっても大森さんがTVモデルを持ってるのは見たことありません。テレビで見るときはいつもレスポールカスタムで、BIG GIG以降は大体チェリーレッドの335だったし。

 レスポールJrについては10年位前にライブハウスに対バンで出てたバンドの人が持ってて、「ああ、かっこいい」とか思いました。ロックやる人が持つと似合いますね。ですが、以前ブースターを買いに行ったとき楽器店で試奏に渡されたのが某社のレスポールJr。ネック太い割りには妙にボディーが軽くて、率直な感想としてバランス悪いとか思ったのですが、まぁ私が使いこなせないだけでしょう。別のメーカーのはまた違うかもしれないし。

 私のようなものはレスポールと聞いただけでうっとりしてしまうのですが、実際はなかなか使いこなせず。しかし部屋にレスポールがあるだけでゴージャスな気分になれるので、そこは幸せでしょう。別にビンテージじゃなくても国産コピーでもいいもん。

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明星の歌本の謎

2018年11月04日 20時02分59秒 | ギターと楽器のこと

 昔から謎があって今も真相はわからないのですが、明星とか平凡とかの付録の歌本の譜面やコードは誰が書いてたのでしょうか。写真は1979年11月号の歌本ですが、表紙に「全曲・楽譜・ピアノ譜付き」と書いてあって、それがウリになってたようです。

 ギター始めた頃は、歌本を見て好きな曲のコードが書いてあると「ワーイ!」と喜び、いざ弾こうとして最初のコードがA♭とかE♭だったりすると「この曲嫌い…」となったものです。何しろギター始めたのが小5で、身近で自分より弾けるのは兄と母だけという状況。まぁ兄とは始めた時期がほとんど同じでどっちもほとんど弾けず、母は昔バイオリンをかじったことがあって一応チューニングだけはできたと。ちゃんと習ったわけではないので、カポタストで押さえやすいコードに変換して弾く方法があるなんてのは2年位知りませんでした。

 そして、明星の歌本と平凡の歌本でコードが違ったり、曲によってはキーが違ったりして「なんじゃこりゃ?」とか思う事もしばしば。まぁコードが違うというのは、片方がGで片方がG7だったりする程度でしたが。

 当時ヒットしてたバンバンの「いちご白書をもう一度」はKey=Bmなのですが、歌本では必ずAmで書いてあって、そのおかげでこの曲を嫌いにならなかったわけですが(?)、キャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」などはKey=DなのをわざわざFで書いてある本があったり。あれはなんなのでしょう。

 考えるにちゃんと楽譜が載ってるのはレコード会社から提供されたりしたのかなぁと思うのですが、小椋佳とか井上陽水は譜面が苦手という話なので、自分が歌うメロディをわざわざ五線譜に書いてたことはないと思われます。そうなると公式なメロディ譜というのはそもそも存在しないでしょうし。この辺の謎は未だに解明されておりません。

 なお、写真は当時リリースされていた曲が掲載されてるページですが、石川ひとみさんの「ハート通信」は3コーラスあるので歌詞を全部載っけると本人の写真のスペースが無くなるという…。残念。

 ちなみにこの曲もKey=Cなのに、コード譜ではDから始まってます。ただ、元々これを歌ってたアグネスのKeyがDだったので、その流れかなぁとか。しかしアグネスはシングルではリリースしておらず、元々のコード譜が集英社にあったとも思えず謎は深まります。どなたかその辺詳しい人はおせーて下さい。なお、洋楽の譜面のページには「エイプリルミュージック提供」とか「東芝EMI音楽出版提供」とか書いてあります。どうなんでしょう。ヒュ~ルル~。

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ギタリストがいっぱいの会へ > AB'S Session

2018年10月29日 23時05分15秒 | ギターと楽器のこと

 AB'Sというバンドがありまして、そのファンが集まるイベントに行ってきました。そもそも芳野藤丸、松下誠というスーパーギタリストを中心としたバンドですから、その曲を弾こうという腕自慢が集まるわけです。ざっと数えて13人かな?

 その他にもベースも数名、ドラムも何人か、キーボード少々と、ボーカル、コーラスと、あとは見るだけの人も多数で全体では50人くらいいたでしょうか。私は初参加でしたが、今回で11回目だそうで大盛況でした。

 普段ライブやるときには対バンのギタリストというと2人くらいしかいなくて、あんまりギタリストの知り合いがいないのですが、昨日は本当にいろんなギターを見ました。本当に腕自慢の集まりですから、「うわっ!」というようなソロを展開する人も多数で、いかに自分が屁タレであるかを思い知らされますね。

 一般にバンドでリードギターをやるような人は自己主張が強く(私は除く)、昨日も皆さん大体が音がでかい! そこまで爆音にしなくても?と思う事もしばしばでしたが、まぁギターが中心といえばそうですから、気持ちよく弾いた方が勝ちなのでしょう。なにしろ1曲ごとにメンバー変わるので、セッティングもそこそこに開始するわけですから、全体の音量ってのも調整は難しいし。私なんぞは、弾き始めたら音が小さすぎて主催の方が慌てて飛んできてアンプのボリューム上げてくれました。情けない…。

 本当にいろんなタイプの人がいましたが、珍しくLINEで音を出してる人がいて、クリーンなカッティングは相当歯切れの良い音を出してました。聞いてみたら、音作りには一長一短あるそうでなかなか勉強になりました。が、私はあれをやる勇気はないなぁ。また、すごく上手いのにソロの時は結構うつむいて弾く人がいて、「そんだけ弾けるんならもっとドヤ顔していいのに」と思ったり。

 そうやって他人を客観的に見ると結構勉強になるのと、ギターバンドとはいえ曲は歌物だから、やっぱ歌いやすいように弾くのは重要だよなぁとか思ったり。

 で、そのAB'Sのドラマーである岡本さんが最初から参加して何曲も叩いたり、終盤には芳野藤丸師匠も登場し…というゴージャスな会でした。私はというと、客席最前列に藤丸師匠がいるという状況で、岡本さんが作った曲を歌うというラッキーなんだか暴挙なんだかという機会を得ました。藤丸師匠はこういう会にフラっと登場するくらいだから気さくな人なんでしょうが、なにしろ大御所のオーラが半端なかったので、さすがに「夢番地一丁目が好きで…」なんて話しかける余裕はありませんでした。(当たり前)

 ということで今回は凄く刺激になり、折角ギター弾くんだからいろいろ極めてみようと思った次第です。頑張らねば!

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バタヤンのギターを観察すると

2018年09月10日 23時15分08秒 | ギターと楽器のこと

 バタヤンとは当然田端義夫先生のことです。歌謡ポップスチャンネルでバタヤンのビッグショーをやってて、「ああ、見たことある」と思って録画したのですが、私の記憶のとは違いました。

 私が見たのはゲストが藤田まことさんだったのですが、今回のゲストは西崎みどりさんと堺正章さん。元々の放送は1976年だそうで、私が見たのはもっとあとだったように思います。

 バタヤンと言えばトレードマークがあのナショナルのギターですが、ギターマガジンの記事によるとあれは1952年の発売のモデルだとか。この番組が1976年ですから既に20年以上経ってたわけですが、あの人が亡くなったのが2013年で晩年まで同じギターを使ってたので、結局60年くらいは使ってたことになります。

 で、ギターマガジンの追悼記事を見ると、あのギターはブリッジがチューンOマチックに交換されてて、ストップテイルピースに改造されてました。が、この番組では写真の通りまだブランコテイルピースがついてて、ブリッジもちょっと違うような。

 田端先生は元々ご自身でピックアップも自作したりしてたような人なので、このギターもフロントピックアップとそのコントロールを取り外したりペグを変えたり改造しまくりだったとか。なにしろ最初に持ったときから生音の鳴りが良くて指板の感じがしっくりくるのが気に入ったそうで、おまけに結構太い弦を張ってるのにネックの修理は1回も無かったとか。名器の証明ですね。

 私の愛用のギターも1980年製でもう38年経ってるわけですが、パーツを入れ替えて手入れをちゃんとしてればまだまだいけそうだと思わせてくれます。色々ギターを持ち替えてる人も羨ましいとは思いますが、田端先生のあのギターはダンディズムを感じます。本当に気に入ったギターがあればそれが一番いいと。鮎川誠さんのレスポールカスタムもそうですけどね。

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Eagleが元気に帰ってきました

2018年08月26日 22時41分50秒 | ギターと楽器のこと

 今日はギターオタクな話です。7月末の記事で「し~ばらくは さ~よならね」と書いて愛用のEagleを入院させたのですが、無事昨日帰ってきました。今回はフレット擦り合わせとペグ交換が主な調整ですが、ゴトーのペグはしっかりしてていいですね。フレット擦り合わせは高い方のフレットの音詰まり解消のためお願いしたのですが、全般的にコードの響きが綺麗になったような気がします。実際気づかないところで、コード弾きでも音詰まりが発生してたのかもしれませんね。

 ということで、その退院してきたEagleを持って、今日はReSPECTのリハに行ってきました。9月は仙台の定禅寺ストリートジャズフェスティバルに出演します。場所と時間は以下の通り。今回も歌ったり踊ったりワッチコンしたり(?)します。お近くの方も、近くでない方も是非どうぞ。このイベントは楽しいですよ。


日時:9月8日(土) 11:55-12:35
場所:円形公園(勾当台公園時の広場)

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し~ばらくは さ~よならね

2018年07月31日 22時15分11秒 | ギターと楽器のこと

 愛用のイーグルちゃんをメンテに出しました。40年ほど前のギターを9年前に入手したのですが、高い音の方のフレットで音詰まりが発生したため、摺り合わせ依頼ということで地元の工房に入院です。見て貰ったところ、若干のネック反りもあるそうでその辺も調整予定。ついでにペグも交換して貰うということで、退院予定は1ヶ月後。

 巷ではギターを恋人に例える人がいますが、このイーグルは私にとって相棒ですね。やんちゃ坊主とか切り込み隊長かな? ボディはマホガニーですから割りと軽いのですが、ピックアップがディマジオなので結構パワーがあります。ギター自体はちゃんとしてるので、これで出音が悪ければ自分のセッティングとか弾き方が悪いってことで、その辺は日々精進したいと。

 ということで、戻ってくるまではレスポールで練習と。重いので肩こり対策も必須と。ところで、本日のタイトルについてすぐ歌える人は上級者です。今の若い人は知りはれへんやろなぁ。

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ギターも9年ほど使ってると

2018年07月20日 22時42分13秒 | ギターと楽器のこと

 写真のギターを入手したのが2009年3月。それ以来ReSPECTのライブではずっとこれを使ってて、3年ほど前からレスポールも使い始めたのですが、やはり私には使いこなせないということで、去年からまたこちらがメインになりました。

 シリアルナンバーから推察するに、製造は1980年だと思うので入手した段階で30年物だったわけで、その時点でボディーは傷だらけ。ネックとか指板は問題なかったのですが、フレットの残りは5分くらい、ペグは猛烈にサビだらけでした。

 ということで、入手してからフレットの打ち直し、ネック調整、ペグ交換、ハウリング防止加工をやって、実際中古で買った金額と同じ位メンテナンスにかかりました…。

 それ以来9年間順調に来たのですが、今回のステージのために弦を張り替えて弾いてみたところ、1弦の音詰まりが発覚。17フレットをチョーキングすると音が詰まってしまいます。結構使う音なのでこれはショック。

 明日の紅白はこのまま行きますが、9月の仙台が終わったらまたメンテナンスに出さねば。フレットのすりあわせだけで何とかなるならいいのですが、どうかなぁ。う~む。

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スティールギターが追いかけてくるという

2018年06月08日 23時27分39秒 | ギターと楽器のこと

 スティールギターの音色が気になって、あれはいくらくらいするものだろうと検索したら、その後やたらとPC画面にスティールギターが出てきたり、amazonからメールが来たりします。

 スティールギターは指で弦を押さえるのではなく、金属のバーを弦の上でスライドさせて滑らかに音程を変化させて演奏するのですが、調べてみると普通のギターを膝の上に寝かせて弾くのがラップスティールで普通のアコースティックギターで演奏されることが多く、スタンドの上に固定して弾くエレキギター仕様でペダルとかバーが着いているのがペダルスティールになるようです。

 一般にハワイアンでよく使われてカントリーミュージックでも耳にするのがペダルスティールの音ですね。スティールギターの名手はいろいろいますが、昔のムード歌謡のマヒナスターズにもいましたし、スパイダースや井上尭之バンドのキーボードでお馴染みの大野克夫さんも最初は国内屈指のスティールギターの名手だったとか。私はあの人は最初からキーボード専門だと思ってたので意外でした。要するにマルチプレイヤーなんですね。

 あとは駒沢裕城さんとかラストショウの村上律さんとかおられます。この分野は一流のプレイヤーが少ないと思われ、70年代~80年代の歌謡曲とかニューミュージックで聞かれるスティールギターの音はこのお二人のどちらかではないかと思ったりします。

 ちなみに木之内みどりの「硝子坂」というアルバムを持ってますが、B面が全部ラストショウのアレンジであそこで聞かれるのは全部村上律さんなのでしょう。徳武さんもカントリーフレーバーあふれるギターですので、「ありったけさわやかに」という曲なんぞはすごくかっこいいです。

 で、ラップスティールがいいかペダルスティールがいいかということですが、石川ひとみさんの「さり気なくおし気なく」という曲が好きで自分でエレキギターのスライドギターでやってみたのですが、原曲はラップスティールなのであのカラッとした感じの音にはなりません。ということでやっぱペダルスティールが魅力ですが、ちゃんとしたものはペダルがいっぱいついてて、膝で操作するレバーもついてて、本体価格がやたらと高いと。おまけにエレキギターなのでアンプが必要ですが、音は歪まさないのでクリーンで大きい音の出る200Wくらいのアンプがよく使われるとか。

 そんなのは冗談じゃないってことで、当面ラップスティールを練習してみようかと思ってます。何がどうかというとあれなら腱鞘炎も気にならないと。

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PYGが井上尭之バンドだった件

2018年05月21日 22時28分57秒 | ギターと楽器のこと

 井上尭之さんの「スパイダースありがとう」という本は愛読書で、今回井上さんの訃報を聞いて「そういえば、PYGはちゃんと聞いたこと無い」と思いベストアルバムを聞いてみました。

 井上尭之さんについては、私の場合きっかけは「太陽にほえろ」「傷だらけの天使」のサントラでしたが、そのうちジュリーのバックで演奏してる姿を見て「かっこいいなぁ…」と。実はスパイダースはギリギリテレビでみた記憶があるのですが、そこでの井上さんは記憶にないので。

 「太陽にほえろ」も「傷だらけの天使」もサントラを何種類か持ってて、「太陽にほえろ」は全部大野克夫さんの作曲で、「傷だらけの天使」は井上尭之さんの曲もいくつかあります。どれも短い曲が多いので、あの感じの曲をもっと聞きたいと思ってたら、PYGのアルバムでその辺が出るわ出るわ。

 「太陽にほえろ」のサントラに詳しい方はわかるでしょうが、「尾行のテーマ」をフルートのソロではなくボーカルを入れたものとか、「怒りのテーマ」に歌詞を乗せて歌ってるものとか。思わずにんまりとしてしまいました。あのサントラに夢中だった小学生から中学生の頃にPYGを知ってて聞いてたらはまったかも。

 どの曲も井上尭之さんのギター全開ですが、ソロの音作りとかフレーズとかを聞いてて一番似てると思ったのが甲斐バンドの大森さん。もちろん当時の日本のギタリストとして井上尭之さんは当然意識される存在だったのでしょうが、甲斐バンドは昔からステージでPYGのカバーをやったり、甲斐さんは「松藤・甲斐」で「花・太陽・雨」をカバーしてたりしたので、相当リスペクトが強かったのでしょうね。私もあらためてPYG聞いてみて、凄く気に入りました。コピーバンドやってみたいくらい。

 それにしても、井上尭之さんは本当に「オレが、オレが」と出てくるタイプではなく、作曲家としてレコード大賞を獲っても映画音楽で賞を貰っても大御所のようにはふるまわず、「太陽にほえろのテーマ」については「作曲は大野克夫さんだから」といい、ジュリーの「危険なふたり」も「レコードではオレじゃなくて松木恒秀さんが弾いてるの」とあっさり言いますし、まったく人の褌で相撲を取るタイプの人ではないですね。

 「スパイダース ありがとう!」という本は、私はたまたま発売当時に書店で見かけて買ったのですが、これは本当にいい本です。井上尭之さんがどういう人で、どういう思いで活動していたかを知るにはこれが一番。これを読むとWikipediaでいかに適当なことを書かれているかがわかります。

 PYGについて解説すると、グループサウンズのスーパースターだったジュリーとショーケンとをツートップにして、演奏の方はタイガース、テンプターズ、スパイダースから実力派のメンバーが集まった当時としてはスーパーグループでした。デビュー曲のレコーディングには100時間を要し、音作りも当時の日本としては画期的な方式を取り入れてたそうです。井上さんの著書によると「それは決してわがままではなく、ミュージシャン主導の制作へと、すべてのシステムを変えていこうとしていたのです。その先にあったのは、良いものを作りたいという一心でした。」とのこと。

 しかし、「いざを開けてみるとどこの公演会場もガラガラ。逆にお客が満杯の野外フリー・コンサートに出演すれば『帰れ!』コールに、空き缶、空き瓶、ゴミの集中砲火を浴びる始末」だったそうです。結局PYGは半年間の活動で1000万円の赤字を出して、自然消滅となったとのこと。その後、失意の中でジュリーのバックバンドとなったわけですが、読んでいて辛い部分も多かったり。

 PYGが成功しなかったことでその後の音楽人生が大きく変わった気がしますが、前述の著書は本当に正直にいろいろ書かれているので、まったく飾らない人柄なのだとよくわかります。

 晩年は体調が良くなかったようですが、GSのギタリストがいかにして独学でオーケストラのスコアまで書けるようになったか、その情熱とかノウハウについてもっともっと語って欲しかった気はします。私にとって憧れの人でした。合掌。

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ギブソンといえばレスポールでしょと

2018年05月20日 13時46分39秒 | ギターと楽器のこと

 先週の山下達郎先生のサンデーソングブックは「ギブソン・ギターで棚からひとつかみ」でしたが、レスポールの曲がかかってました。考えてみれば、ギブソンのエレキギターの代表モデルはレスポールであって、それがギタリストのレスポールのアイディアが基で作られたものですから、その人の作品がかかるのが当然と。

 そのタイトルは忘れたのですが、なんか軽快な曲で自身が多重録音で作ったとか。で、1951年の曲と言ってたような。実はレスポールがどういう人か知らなかったのですが、ちょっと興味持った次第。なかなかレコード売ってませんけどね。CDはなおさらかも。

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スタインバーガーというと

2018年05月15日 23時07分36秒 | ギターと楽器のこと

 スタインバーガーというと80年代半ばに一世風靡したギターやベースのブランドですが、今日新しい広告を見ました。スタインバーガーの特徴はヘッドが無く、ボディも四角、材質はグラスファイバーだかカーボングラファイトだか、とにかく木じゃなくて、色も黒一色というもの。

 ヘッドが無ければ普通の糸巻きも無し、ボディは四角なのでくびれも無いということで、色気も素っ気もなく私はどちらかというと嫌悪感を持ってました。いろんな人が弾いてましたが、ムッシュかまやつ氏も一時メインにしてたし、ビジーフォーのモト冬樹氏も使ってました。この人によると「ヘッドがないのでコケてもチューニングが狂わない。」のだそうで、たしかに派手にコケるコミックバンドには必須アイテムでしょう。

 それが今回の広告を見ると、今は材質が木なんですって。おまけに色もカラフルだし。元々のスタインバーガーがいくらしたかは知らないのですが、新しいモデルはなんと37,000円からですって。そんなに安かったっけ???

 その広告を見ると弦交換も簡単だし、アームはあるけれどワンタッチでロックすることも可能だとか。そもそも普通の糸巻きじゃないのでアームを使った場合のチューニングの安定感も抜群とか。

 そういうスペックだけみると魅力的なんですが、やはりあの形が許せないので私はいいです。もしかすると今後流行るかもしれませんね。気になる方はこちらをどうぞ

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当方ギブソン派につき

2018年05月11日 23時30分49秒 | ギターと楽器のこと

 ギブソンが経営破綻というニュースが流れてます。私の場合、これまで買ったエレキギターは、

Aria Pro 2 レスポールスタンダード
Fender Japan Squire ストラトキャスター
Orville by Gibson SG
Fender Japan ストラトキャスター
B.C.Rich Eagle Japan Edition
Aria Pro2 Eagleコピー
Orville レスポール

など。間に2回ストラトが挟まってますが、高校の入学祝いにエレキギターを買って貰って以来、約40年間ほとんどギブソン系のユーザーです。

 実はOrvilleのSG買ったときが一番嬉しくて、ワインレッドが美しくて抱いて寝たいくらい凄く綺麗なギターでした。が、実際持ってみるとこのギターは案外ネックが太かったことと、本体が軽いのでストラップ着けて立って弾くとヘッドが下がってしまうのに驚きました。そのうちあんまり弾かずに手入れが出来てなかったらネックが反ってしまったのでジャンクでネットオークションに出したのですがこちらがびっくりするくらい高値で落札されたので、結構な人気だったのでしょう。(ジャンクなのでもちろん買値よりは安かったですが) そんななので今でもワインレッドのSGを見るとキュンときます。使いこなしてあげられなかったのが残念で。

 そして「ワシにはレスポールは使いこなせん」と思ってたのが、ほんの出来心でまたOrvilleのレスポールを買って、当然中古だったのですがゴールドトップでほとんど使われてなかったようでこちらも凄く綺麗なギターです。(裏の配線のカバーにビニールがかかってたくらい) 久しぶりにレスポール持ってみたら「おお、国産コピーとはいえ、やっぱレスポールの音がする。おまけに重い!」と結構嬉しかったです。

 一方フェンダーの方は、ストラトはやはり操作性がいいので好きですが、テレキャスは楽器屋の試奏で弾いたことがあるくらいで、あとは友達が持ってたムスタングをちょくちょく弾く機会があった程度。ギブソンは335も好きだしファイアーバードも好きだし、エクスプローラーとかフライングVは持ちたいと思わないのですが、フルアコとか気になるのは多いです。フェンダーはストラトは結構好きですが、テレキャスはカスタムとかシンラインが気になる程度で、ムスタングもジャズマスターもジャガーもあんまりそそられないと。ギブソンのギターは楽器という感じですが、フェンダーのは機械という気がして、あまり愛着が湧かないような気がするのは私だけ?

 そのギブソンが経営破綻というと残念というか寂しいという気はするのですが、何しろギブソンレスポールの最も評価されている時期は1958年製なので、その辺が問題なのではないでしょうか。かのDrシーゲルこと成毛滋氏は、「ビンテージギターは骨董品の価値しかありません」とおっしゃってて、私のようにビンテージを持ったことがない者としては「やっぱりそうか。ふん、ビンテージなんていらんわい」と思ったものです。まぁ1958年製がいかに高値で取引されようと、ギブソンの直接の利益にはならないのでその辺も職人さん達は複雑な気持ちだったでしょうね。

 と、国産コピーモデルしかもったことのないギタリストが偉そうにギブソンの経営破綻について語るという話です。「いつかはギブソン」とも思わないあたり、国産コピーのレベルが高いということもありますが。私の場合は「いつかはNavigator」かな?

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ロックするぞ!

2018年04月10日 23時07分28秒 | ギターと楽器のこと

 ギターを立って弾く時にはストラップを使いますが、取り外しを頻繁にしてると穴がバカになってきます。それが多少緩くなってきても、普段一番よく使うイーグルとかセミアコの場合は外れて落っことしたことなどないのですが、問題なのはレスポール。角度的にちょっと立ててしまうと危ないんですね。

 私はそういう時のためにエンドピンを一旦外して50円玉をかまして外れないようにしたり、あるいは輪ゴムで補強してたりしたのですが、面倒だったり頼りなかったり。なのでなんかストラップの外側を補強する何かを自作しようとDIYも考えたのですが、こんな便利なものがあるんですね。しかも安いし。

 なにしろレスポールは重いし結構高いし、一番落とすと問題があるギターが落としやすかったわけです。私の場合、幸いなことにこれまで落下や転倒でネックが折れたことはないのですが、用心するにこしたことはないと。とりあえずダダリオに感謝です。

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高中のライブでCHOPPERS BOOGIEが

2018年04月01日 15時28分02秒 | ギターと楽器のこと

 先週BSフジで高中のクリスマスライブをやってて、最初が「THUNDER STORM」だったので「お~っ!」と喜んだのですが、よくみるとドラムは村上ポンタ氏。「お~、豪華なメンバー」とダブルの喜び。そのうち今度は「CHOPPERS BOOGIE」が始まって、「おや?」と思ったらなんとベースは後藤次利氏で「お~、本物だ」とまたまた驚き。もちろん生では初めて見ましたが、思ってたのとは弾き方はちょっと違ってました。右手の動きが相当激しいのかと思ってたので。

 それで最後の方には「BLUE LAGOON」もあったのですが、これがほとんどレコードそのまま。これも結構珍しいような気もするのですが、そんなこともないのでしょうか。

 高中のライブは好きでテレビでやってれば見ますが、なぜかBSフジでは時々やってますね。今回のはDVDも出てるので、テレビで1時間番組だとチラ見せ程度でしょうか。

 なお、高中の曲は昔は結構コピーしようとしましたが、かなり独特なので難しいことと、あの人の曲を覚えてもあまり他に応用が利かないような気がします。それでも「THUNDER STORM」とかは弾いてみたいですけどね。久しぶりにチャレンジしようかなぁ。

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