今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ZO-3をあらためて眺めてみる

2024年07月27日 | ギターと楽器のこと

 

 ZO-3というのはアンプとスピーカー内臓のエレキギターで、フェルナンデスの大ヒットモデルなのはご存じの通り。発売は1990年で一説によると世界で一番売れたギターだとか。当初はそこまでのヒットになるとは予想していなかったメーカーが、発売後に慌ててゾーサンしたのは間違いありません。(ベタなネタ)

 我が家にも一台ありますので久しぶりに引っ張り出してきました。入手したのは25年ほど前。オリジナルのZO-3はシンプルな仕様だと思いますが、私のはノーマルとディストーションサウンドの切り替えスイッチがありアームも付いてます。「芸達者」というモデルのようですね。

 

 これの基本スペックとしては、ショートスケールで弦長は約610mm。ムスタングやジャガーと同じスケールなので純正の弦を張ってもテンションは緩めです。

 ヘッドはこのようになっており、デザイン重視なのでしょうがチューニングの際にペグの位置がわかりにくい感じがあります。また、先端に行くにしたがって広がってるのでナットにも負担がかかっている印象もあり。ちなみにナットは約42mmくらい。ショートスケールですがネックは極細というわけではありません。

 

 ヘッドの裏にストラップピンがありますが、私はここに引っ掛けると安定しない気がして、立って演奏する際には普通のフォークギターのようにひもで結ぶタイプのを使ってました。皆さんどうしてるのでしょう???

 

 ボディとネックはデタッチャブル式で、このように4本のネジでしっかり固定されています。スピーカーの重さがあるのでネックに比べてボディは重いです。重量は約3kg。電池は9Vのバッテリーを1個使います。

 


 アームがあるので裏にはこのようにスプリングもあって、弦の張り方は普通のストラトと同様。裏ブタを外さなくとも弦交換はできます。

 個人的には立っても座っても弾きにくいという印象で、特に自宅でこれを持ってスケールやピッキングの練習をしていると空しさを感じたり。まあ主に宴会でしか使ってないのですが、同じような用途の人が多いのではないでしょうか。普通にアンプから音を出すこともできますが、実はそれ用のケーブルを使うとセンドアンドリターンの機能も使えて内臓スピーカーからエフェクターを通した音も出すことができます。不思議ですね。

 久しぶりに出して来たら純正ギグバッグのファスナーが壊れてて、持ち歩けなくなってるのが発覚しました。可愛いギターなので売りはしませんけど当分使う場面はありませんので、我が家では今のところ観賞用ですね。


フェルナンデスはどうなる?

2024年07月22日 | ギターと楽器のこと

 フェルナンデスが倒産するらしいというニュースが流れてきました。実際に会社のサイトで「複数の債権者に対して、相当額の債務を負担しており、事業の継続が不可能な状況となった」と発表されています。

 フェルナンデスはギターのメーカーで色々な製品がありますが、ZO-3というアンプ内蔵ギターが大ヒットしました。私でも持っているくらいですし。

 あとはストラトキャスターのコピーモデルの評価が高く、知り合いでも何人か持ってる人がいました。ある知り合いなどはたまたま買ったのが凄くいい音だったので軽音の先輩から「譲って欲しい」と懇願されたほどだったとか。

 また、BURNYというブランドではレスポールなどのギブソン系のコピーモデルも出してて、甲斐バンドの大森信和さんのデビュー当時の使用機材に「バーニーレスポールジュニアTVモデル」という記載もありました。

 いわゆるジャパンヴィンテージとしても取り上げられることの多いメーカーですが、80年代にはB.C.Richのコピーモデルも出してました。Eagleのコピーモデルは私も探してたのですが、グレコやアリアのに比べると中古市場でも見つかりにくいのと高価だったのは、元々出回ってた本数が少なかったためでしょうか。まあまだあきらめてはいませんけど。

 いずれにしても老舗メーカーがなくなるという話は寂しい限りです。ギターは弾かなくとも眺めてるだけで楽しめるので、若い人や学生さんはもちろん、若い頃憧れてたけどそのままチャレンジする機会がないまま今に至るという高齢者の方も是非買ってみて下さい。今は様々な動画もあって、初心者にもやさしい世の中になってるように思います。

 とにかくギター市場を盛り上げましょう。これ以上メーカーがなくなるのは困ります。


両手両足を使う楽器

2024年06月23日 | ギターと楽器のこと

 楽器で両手両足を使うのはドラムが代表的かと思います。ドラムでなくてもサルサのパーカッションの人でティンバレスを叩きながら足元にバスドラを置いてる人もいますね。

 ドラマーを正面から見ると、あのバスドラの仕組みがわからなかったので、昔はつま先で蹴ってるものだと思ってました。で、ある日通販の広告でドラムセットの写真を見て「あ…」と。

 他に両手両足を使う代表はエレクトーンでしょう。あれも正面から見てると鍵盤弾いてるだけのように見えますが、右足はペダル(ボリューム?)を踏んで、左足はベース音を担当したりしてます。常人にはできませんね。

 ただ、あの足鍵盤は他の楽器で使う人もいるようで、人数の少ないバンドではキーボード奏者が使ったり、中にはギタリストやベーシストがシンセの音を割り当てて飛び道具的に使ったりしてるようです。わたしゃ絶対できませんけど。

 ギターでは、太田裕美さんのバンドのギタリストが足首に鈴を着けてリズムをとってたのを見ました。ギター二人とピアノだけの演奏なのにどこかから鈴が聞こえると思ったら、そのギターの足元だったと。あれもなかなか効果的です。私はできませんけど。

 そして、最近知ったのですがスチールギターも両手だけじゃなく両足を使うようですね。本格的なモデルを見ると、弦が10本あるだけじゃなく、そのうちの何弦かをベンドするペダルと膝で押して操作するレバーもあるとか。実際に両足を頻繁に使うかはわかりませんが、うまくやると2弦同時にベンドできるわけで、今どういう弦の並びになってるか瞬時に判断せねばならんというと手足より脳が忙しそう。

 スチールギターの名手が案外少ないのはその辺に原因があるのかもしれませんね。この点、スチールギターの奏者は認知症になりにくいとか、逆にストレスで寿命が短いとかいうのを調べれば夏休みの自由研究はバッチリでしょう。私もスチールギターやってみたいけど、ペダルがずらっと並んでるを見るとセッティングとチューニングが大変そうと思って怖気づいてしまう屁タレです。興味はずっとあるんですが。


32bitフロート録音をバンド練習で試しました>ZOOM H1essential

2024年06月17日 | ギターと楽器のこと

 先日購入したハンディレコーダーZOOM H1essentialをバンドのリハに持って行きました。そもそも32bitフロートとは、TASCAMのサイトによると「今日では最新の録音技術と言えます。」「実際、32ビットフロートレコーダーでは入力レベルを設定する必要すらありません。」との事です。(買ったのはZOOMの製品なのですが参考にしてすいません>TASCAMさん)

 バンド練習を録音するにはこれまでZOOMのH2というレコーダーを使ってて、その際はマイク感度を一番低く設定し、さらに録音レベルも下げてました。普通の会話を録音するような感度に設定すると音が割れてどうしようもないので、とにかく歪まないようにと。

 私の場合そうやって録音したWAVファイルを、毎回SoundEngine Freeという音声編集ソフトで開き、そのオートマキシマイズ機能でレベルを上げてました。(もう15年以上は使ってます。お世話になってます。)

 それで今回はそのH1essentialのマニュアルにある通り、電源を入れて録音ボタンを押しただけで試しました。ちなみに当バンドの昨日のメンバーは、Dr、E.Bass、E.Guitar、Key、トランペット、トロンボーンの6人。スタジオの広さは23畳、曲は全部スペクトラムです。わかる人は大体の音量感は想像していただけるかと思います。かなり音でかいです。

 果たして聞いてみたら、大音量のバンド演奏が音割れせずにちゃんと録れてました。これは驚きです。どれくらいのレベルになっているか、いつものSoundEngine Freeで読み込んでみたところ、下記の画像の通りでした。

 

 ただ、このままだとレベルが上に振り切れてる感じで、ホーンセクションの音が激しくなる部分が急に全体のレベルが下がって波を打ってる感じがありました。

 そこで今回もオートマキシマイズ機能の登場。いつもだと元の音量が-25dB位なのを-13dBに上げてるのですが、今回は元が-2.04dB。これで割れない理論がわかりませんが、今回はいつもと逆に下げる形。


 これまでだと歪んだり割れたりした音は再生レベルを下げても歪みはそのままでした。今回も波打った感じがそのまま残るかと思いきや、あら不思議。すごく聞きやすい音になりました。音質もクリアだし。その補正後の波形は以下の通り。


 まだ1回使っただけなので真価はわかりませんが、私としては十分使えるという判断です。今のところバンド練習の録音にしか使いませんが、実際は色々な高機能があるので、興味のある方は公式サイトをご覧ください。私はZOOMの回し者ではありませんがこれはお勧めです。いや、びっくりですわ。


ニューギアを導入します>ZOOM H1essential

2024年06月02日 | ギターと楽器のこと

 こちらはいわゆるハンディレコーダー。ボイスレコーダーとかICレコーダーと同義ですが、私の主な用途はバンド練習の録音。

 これまでは同じくZOOMのH2というのを使ってて、調べたら16年くらい使ってました。これは使い勝手と音質を兼ね備えた名機で、最初に買ったのが電源が入らなくなったので新たに中古で入手し現在2代目という愛用ぶり。

 何年か前にライブハウスに出た際、対バンの人で同じくH2を持ってた人が二人もいました。三人で手に持って記念撮影したくらいなので人気機種だったのでしょう。

 何しろ壊れた時点で10年以上使ってたのでもう新品では買えず、後継機種のH2nというのがあったのですが、結構高かったし新たに操作を覚えるのも自信が無かったので中古で買えるうちに買っとこうと。

 しかし、その中古で買った奴も内蔵マイクの一つがダメになったようで、録音に支障が出るようになりました。で、思い切って買い替えることにして、今回のチョイスがこのH1essential。これまでのH2と並べてみるとこんな感じ。結構スリムです。


 ZOOMの公式サイトではずっと欠品になってたのが、ようやく入荷したのでポチッと。こちらのサイトで見ると、そのH2nより随分安いです。もしや機能も簡潔なものなのでしょうか。ただ、サイトでは「32bitフロート対応、XYステレオマイク搭載ハンディレコーダー」となってます。とはいえ、32bitフロート対応というのは意味がわかってません。

 バンドの練習を録音するには、録音機能のあるMP3プレーヤーで試したことがあったのですが、何しろドラムがすぐ近くで鳴ってる環境だと音割れして到底無理。H2はマイク感度が3段階あって、しかも録音レベルも細かく調整できたのでそこは問題なしでした。

 今回のはそういう調整ができないというか必要ないということですが、実際練習に持っていくとどんな感じになるか今度試してみます。いくつか初期設定だけすれば録音レベルも調整しなくていいし、操作は案外簡単。これが現場で使えるものならお買い得ですし。

 持ち歩くのがH1essentialになれば、H2は自宅でのラジオ録音用だけになるのでそれはそれで便利かなあとか。まあラジオ録音は色々手段があるのでここまでしなくてもいいのですが、オーディオインターフェイスとレコーダーを接続しておけば録音レベルとモニターのレベルを別々に設定できるので便利という話はまた別の機会に。


 そういえば、バンドの練習の録音というと普通にiPhoneで録ったメンバーもいて、それもちゃんとした音だったので、そういう人からすると「何を今さら言うてるの?」という感じかもしれません。まあ私はアンドロイドだし一般男性だし(?)。


コンプ導入してみることにしました

2024年05月03日 | ギターと楽器のこと

 画像はBOSSのCS-3というコンプレッサーで、エレキギターのエフェクターです。その辺関心のない方は一切わからないでしょうがご容赦のほどを。。

 今やってるバンドは今年で結成20年なのですが、そこではひたすらウンチャカしながら歌うのが私の役割。いわゆるカッティングをするときにはコンプレッサーを使うのが常道でもあるのですが、私はどうも好きじゃないのでこれまで使ってませんでした。試したことはあったのですが、掛けた時の効果がよくわかんない上になんか音が立たない気がして。

 それが今年の初めにZoomのマルチエフェクターのコンプを入れてみたところ、「あら、いいじゃない。」と。特に4拍目の裏のチャカッというのをしっかり拾ってくれる感じで。それ以外も全体的に存在感の増した音と言いますか結構気に入りました。何しろライブだとほとんどウンチャカ弾いてて、ソロのないステージもあるくらい。コード弾きの音を充実させるのは重要です。

 ただ、マルチでクリーンサウンドにコンプ掛けるとずっと入りっぱなしになるので、「この曲はオフにしたい」という場合に融通が利きません。その他にクリーンの設定でSD-1踏んだ時にも音が立たないこともあり。

 なので、ここは単体で導入しようと思い立った次第。Zoomのマルチはダイナコンプのシミュだそうで、あの音が良かったものの色々調べて今回はBOSSのCS-3に。BOSSにはCP-1Xというのもあってどっちにしようかと思ったのですが、さる信頼できる情報筋に相談したところ私の目的だとCP-1Xはお上品すぎるのではないかというアドバイスだったのでこちらに。

 別にダイナコンプでも良かったのですが、やはりBOSSの製品の方が電池替えるの楽だし。「そんなこと言うならパワーサプライ使えばいいじゃん。」という声もあろうかと思いますが、過去に何度か演奏中に電源タップの不調で音が出なくなって焦った経験があり、私はエフェクターには電池しか使いません。年に2回くらいしかライブしないし、都度電池替えても大した負担ではないし。

 そうやって今回のが増えて、ボードの並びはこんな感じになりました。ブースターがはみ出ましたが、あまり出番がないからまあいいかと。

 

 ということで、エレキギターにもエフェクターにも興味のない方にはまったくわからない話でした。明日のスペクトラム楽器オフセッションで早速試してみます。もしかしたら「使えん…。」と言ってダイナコンプ買ったりするかもしれませんが、そこはそれ。エフェクターはトライ&エラーですしね。

 なお「コンプ買った」と聞いてこちらを想像した方も相当数いるかと。


左利きでギターを弾く人

2024年05月01日 | ギターと楽器のこと

 先月甲斐よしひろライブに行き、席はほぼ3階席だったのですが開演前に下まで降りてステージ上のギターを眺めてきました。

 ご存じの通り甲斐さんは左利きで、普通の右用のギターをそのままひっくり返して弾いてます。弦も張り替えてません。今回も愛機のギブソンのアコギがありましたが、「おっ!」と思ったのがピックガード。

 通常アコースティックギターは1弦側にピックガードがあって、ダウンストロークで腕を振り下ろした時のピックの接触からボディを守るようになってます。しかし、甲斐さんの場合はひっくり返してるのでダウンストローク時のピックが当たるのが6弦側になります。(まあ、アップの時も当たるかもしれませんけど。)

 それで今回確認できたのは、その6弦側にも透明なピックガードが着けてあったこと。小さめの物だったので、それこそよくピックが当たる部分だけに着けたのでしょう。弾く時はかなり激しくやりますしね。

 なお、右利きのギターをひっくり返して弾いてる人としては松崎しげるさんもいます。テレビの歌番組でもちょくちょく見ました。ご本人がそれについて語ってたのを見たことあります。

 もともとは左利き用のギターを使ってたものの、通りすがりの酒場でギターがあったりして「歌って」と言われた際に困ったのだそうです。それで普通のギターをひっくり返して弾けるようにしたそうで、なかなかの努力家でありサービス精神の旺盛な人ですね。

 あとは、PSY・Sの松浦雅也さんも左でギターを弾いてました。テレビで見た時は左利き用のギターを弾いてましたが、この人は右利き用のをひっくり返したスタイルでもある程度弾けると言ってました。その話を聞いたのは、甲斐さんの「サウンドストリート」だったと記憶してます。

 左利きのギタリストは目立つしかっこいいですけど、ギターを買う時は結構苦労するでしょうね。過去に直接の知り合いでは3人いましたから、そんなに珍しいわけではないでしょうけど。


踏んだ時だけ光るOD-1>田中一郎のギターアッパーカット2

2024年04月22日 | ギターと楽器のこと

田中一郎のギターアッパーカット2。『歪み系エフェクターをアッパーカット!』Part3。MXR Distortion+、DistortionⅢ、Pro Co RAT2、BOSS BD-2

 

 毎週金曜更新の動画「田中一郎のギターアッパーカット2」は、現在歪み系エフェクターのシリーズ。3回目は、私でも知っているようなエフェクターが出てきました。いよいよオーバードライブ登場です。

 そこで紹介されていたのが、BOSSのコンパクトエフェクターで定番の初代OD-1。あの黄色い筐体は友人でも持っている奴が多かったです。

 そのOD-1ですが、他のエフェクターではONになっている時は常に光るLEDが、踏んだ瞬間のみ光るという仕様でした。当時それを聞かされて「なんで?」と思ったものです。使ってる側からすると「そんなもん、弾いてりゃわかるやろ。」とも言いますが、ライブの曲間で次の曲がギターソロから始まる時に「あれ、どっちだっけ?」とならんもんでしょうか。

 学生時代の友人もこれを持ってて、確かにそういう仕様でした。しかしそいつのはさらにおかしく、ONになった時しか音が出ないというもの。すなわちクリーンな音が出ないので「なんで? なんで?」と。どう考えても初期不良なのですが、そいつは「こういうものかと思ってた。」ですと。その後ちゃんと直したのかなあ。あの時代のは音質が良いと評判で、今だと数万円するはずだけど。

 ちなみに私が持ってるのは普通のSD-1なので、特に古くもなく希少価値も無いものです。何しろ一般男性ですし。なんにしても、歪み系は奥が深いですね。一郎さんによると、甲斐バンドの大森さんがMXR Distortion+で出した音で代表的なのは「ポップコーンをほおばって」だそうです。あのイントロがそうだったんですね。ふ~む。


今回はリッケンバッカーの話でした>田中一郎のギターアッパーカット2

2024年03月19日 | ギターと楽器のこと

田中一郎のギターアッパーカット2。『ビートルズが愛した楽器たちをアッパーカット!』Part 6は、ジョージ・ハリスン愛用のリッケンバッカー360-12!

 

 毎週金曜夜配信の動画「田中一郎のギターアッパーカット2」は、現在ビートルズの愛機特集。最新回もジョージ・ハリスンのギターですが、リッケンバッカーの12弦の話でした。

 とはいえ、一郎さんは同様の個体を所持していないそうで、今回はその6弦モデル。私にとっては、エレキギターの中でもっとも関心のないブランドなのでチェックしたことなかったのですが、それだけにいろいろわかって面白かったです。

 コントロールはマスターボリュームも入った仕様ですが、それをローカットフィルターに改造すると面白いというあたりは、まさに一郎さんの真骨頂。こういう改造は知りませんでした。

 また、驚いたのはリッケンの12弦は通常のものと複弦の張り型が逆なのだとか。これもまったく知りませんでした。普通は低音弦をダウンピッキングすると1オクターブ高い方の弦が先にあたるので独特のキラキラした響きがしますが、それとは違うようです。どういう効果を狙ったものかはわかりません。

 あとは一郎さんのが24フレットだったり、あのピックガードの話も知らなかったし、いろいろと目からウロコでした。が、やはりリッケンバッカーを買おうという気は起きず。一度お金持ちの知り合いが「買った」というので見せてもらったことがありますが、なにしろ思い入れがないので「ふ~ん」という感じでした。

 ただ、今回のもビートルズが好きな人にはたまらない動画だと思うので是非ご覧下さい。このギターだけじゃなく、ジョージのスライドの話なども出てきたし。それにしても、さすがに一郎さんはいろんなの持ってますね。


どうもギターの壁掛けは恐怖心があったり

2024年03月08日 | ギターと楽器のこと

 ギターの収納はいろいろ方法がありますが、壁掛けに憧れたりします。ケースに保管しておくことに比べると壁から取ってすぐ弾けるし、スタンドで保管した時に比べると床の掃除中に倒してしまうリスクもありません。また、吊り下げておくとネックの反りの予防にも良いような話を聞きました。(ここは確証ありませんが)

 何よりも、たとえ3本くらいであっても壁に並べて吊り下げてあるのを見るのは楽しそう。スタンドだと床に近い位置になりますが、壁掛けだと普通に視線の先にギターがあるわけですし。特にレスポールの場合はテールピースからエンドピンのあたりに萌えっと来る人も多い事でしょう。ブランコテールピースの場合はまた美しいかもしれませんし。

 とはいえ、エレキギターというと結構重くて大体4kgくらいありますし、1メートルくらいの高さであってもフローリングに落下させれば無傷ではすまないでしょう。ギターも床も。

 落下についての心配の種の一つは地震。そしてもう一つは壁や取付金具の破損での落下。取付器具自体は上部にできてるのでしょうけど、それを取り付ける壁がどれくらいの強度があるものかと。

 ということで、今は1本だけリビングにスタンドで置いてあって、あとは全部ケースに入ってます。ぶら下げてあるのはウクレレだけ。あれは軽いですしね。