今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

今年の大晦日もコロコロと

2010年12月31日 | 日記・雑記・ただの戯言

 「今夜は亀田のケンカ祭りを見るのか曙対ボブサップを見るのかコント55号の裏番組をぶっ飛ばせを見るのか」と妻から突込みが入ったのでボケる暇もなく、おとなしく紅白を見ることに。しかし、妻と娘2号に「水森かおり見るか?」「森進一見るか?」「郷ひろみ見るか?」とあれこれ聞いても全部Noだったので、結局あれこれチャンネルを変えながら見ることに。毎年チャンネルをあれこれ変えるので家族にはえらい評判が悪かったのですが、実は楽しんでたらしいと。


 で裏番組はどうかというと、テレビ東京の「年忘れ!にっぽんの歌」は結構面白かったです。紅白からチャンネル変えたらと小林旭が歌ってたのですが、ちょっと見ただけでも「おお~スター!」と思わせるのはさすが。3分しか時間貰えないのなら出ないとかいうのは素人ですね、きっと。ヒット曲でなくとも歌が上手くなくとも(?)魅せるのがプロでしょうと。


 テレ朝は「池上彰学べるニュース!」をやっててこれはこれで勉強になるのですが、この人は毎週あちこちの局でしょっちゅうニュース解説をしてるような気がするので、大晦日にまでわざわざ見なくてもという気がします。なによりも6時間半というのは、テレビ局の芸の無さを実感した気分。通常番組と同じような企画であの人のキャラクターだけに頼るのは情けないのでは?


 元々格闘技オタクなのでTBSの「Dynamite!!」も見てますが、この出場者と対戦カードで紅白の裏番組をやろうというのは視聴者をなめてます。あるいは注目を集めようと思えば前宣伝が行き届いていれば期待も高まるのでしょうがそれも無し。石井慧をメインにできないあたりで既に負けてます。誰も彼に判定勝ちなんて期待してないでしょうに。


 我が家はというと、娘1号はバイトに行ったきりまだ帰ってこれないし、受験生の娘2号は塾から帰ってきてただいま入浴中。そうなると、誰がテレビの前に座ってるかということを考えて番組作りをしてもらわねばなりません。テレビ東京とはまた別の形で、紅白に出ない歌手を集めて一大エンターテイメントの歌番組を作ってくれるようなところはないでしょうか。


 ところで紅白ですが、昨日のレコード大賞で日本で一番歌が上手いと認定された近藤マッチがいつ出てくるかと思ってるのですがまだ出ません。トリなのか、大トリなのか、大トリのあとなのか。天童よしみとか氷川きよしとか石川さゆりとかいきものがかりとかコブクロの方が上手いような気がするのですが、審査員の偉い先生方が集まって決めたのでそれは私の気のせいなのでしょう。世の中難しいですね。


 ということで、世の中いろいろですが皆さん来年も頑張りましょう。世の中いろいろ厳しいですが、若者は若者らしく夢を持って、中高年はそれなりに若者に将来の希望を与えられるように楽しんでなおかつ生きがいを持って暮らしていただければと思います。目先のことだけ考えるのじゃなくて…ね。


魂萌えに始まり竜馬で終わる>2010年に読んだ本

2010年12月30日 | ブックレビュー

 毎年恒例の読書記録です。年をとるにしたがって段々時間の経つのが早くなるもので、去年の大晦日に何をしてたかというのも明確に覚えてるのですが、そういうのがいいことなのか悪いことなのか。自分でも年末年始に読んでた本は考えずにわかったくらいです。

 

 ということで、今年読んだ本の一覧は以下の通り。

 

◇魂萌え(下) 桐野夏生
◆風神の門(上・下) 司馬遼太郎
◇ショーケン 萩原健一
◇男性不信 池松江美
◇消費セラピー 辛酸なめ子
◇青春デンデケデケデケ 芦原すなお
◆憑神 浅田次郎
◆坂の上の雲(1) 司馬遼太郎
◆吉原御免状 隆慶一郎
◆火の縄 松本清張
◆剣のいのち 津本陽
◆夜明けの星 池波正太郎
◆一心剣 田中 光二
◆吉原手引草 松井 今朝子
◇加藤和彦ラストメッセージ
◆胡蝶の剣 津本 陽
◆幻影の天守閣 上田秀人
◇LOVE みうらじゅん
◇もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 岩崎夏海
◆鉄砲無頼伝 津本 陽
◇告白 湊 かなえ
◆くらやみ始末 稲葉稔
◆無影剣 上田秀人
◆密封 上田秀人
◆国禁 上田秀人
◆死闘・古着屋総兵衛影始末 佐伯 泰英
◇大槻ケンヂが語る江戸川乱歩
◆人買い 竹内大
◇憚りながら 後藤 忠政
◆かくれざと苦界行 隆慶一郎
◆翔ぶが如く(全10巻) 司馬遼太郎
◇伝説になった男―三沢光晴という人 徳光 正行
◇日本のみなさんさようなら リリーフランキー
◇用もないのに 奥田英朗
◇電脳血風録 勝谷誠彦
◆勝海舟・私に帰せず  津本陽
◇ラットマン 道尾 秀介
◆アームストロング砲 司馬遼太郎
◆峠(上・中・下) 司馬遼太郎
◆人斬り以蔵 司馬遼太郎
◆竜馬がゆく 司馬遼太郎

 


 上記のうち◆マークは時代小説or歴史小説です。「竜馬がゆく」は全8巻中、今ようやく8巻目にさしかかったところ。相変わらず幕末オタクは継続中ですが「憑神」も一応幕末の話だったりします。

 

 司馬先生はともかく、今年から凝りだしたのは津本陽先生と隆慶一郎先生。隆先生は吉原関連のウンチクは大したものです。多分ご自身の経験が…って、ありえんか(笑)。また津本先生の小説は、剣の実戦の描写が生々しく臨場感があります。

 

 あとは、最近ヒットしてる意味がわかったのは上田秀人先生の「奥右筆秘帳」。これはキャラクター作りと時代設定が抜群で引き込まれます。2巻までしか読んでませんが、柊さんがどう成長していくかというのが気になって、来年はもっと読みたいと。3巻目は買っただけでまだ読んでません。しばらくシリーズが溜まってから読みたかったり。

 

 司馬先生の作品では「翔ぶが如く」で手間取りましたが、日本の社会人にはこれを読むのを必須にしてもらいたいくらいです。自分も40代後半までこれを知らずに過ごしてたのですが、明治維新で成立した政府がどういう経緯を辿ったかというのは日本人なら知ってなければならないのではないかと思う次第です。西郷どんが西南戦争で自刃したというのは知ってましたが、そこに至る経緯はちゃんと読んでみませんと。武士が、突然ちょんまげも刀も捨てろと言われてどうなったかということですね。

 

 実は今年は冊数だけはがっくり減りましたが、結構充実してたと自分では思ってます。来年も幕末~明治維新ものと「坂の上の雲」」を中心にしたいと思う次第です。ベストセラーもいろいろありますが、売れてるだけであんまり…というのもありますし。

 

 何はともあれ、来年もいい本に出会えますように。


流行ってるのかぁ

2010年12月29日 | 日記・雑記・ただの戯言

 今年よく見かけたのが川柳となぞかけ。こういうのは流行ってるということになるのでしょうか。「川柳とは?」と正面切って問われると「五七五」としか説明できないのですが、実際どうなのでしょう。何人かの芸能人が五文字と七文字と五文字の言葉をそれぞれ挙げたのを組み合わせて川柳だと紹介してる番組があったり、あるいは誰かが作った川柳の最後の五文字をあてるクイズをやったり、そういうのはちょっと違うのではないかと。


 下手すると
「海老蔵と 小林麻央と 伊藤リオン」
なんてのを川柳として紹介すると「お、上手い!」とか言われそうな雰囲気もあります。ただ字数だけ合わせるのじゃなくて、社会風刺みたいなのがあるべきだと思うのですが。結構ハイレベルなのはTBS荒川強啓デイキャッチの「勝ち抜き時事川柳」ですが、これもチャンピオンが勝ち抜くのが極めて珍しく、一般人が高水準の作品を毎週応募するのは至難の業の様子。別に面白ければ川柳番組がいっぱいあってもいいのですが、その辺の芸能人がやってるのはつまんないです。


 一方なぞかけはどうかというと、これは誰がどうやっても面白いと思ったことはありません。落語家が挨拶代わりでやるものという感じですけど、それでもキレイにまとまると「お~上手い上手い」という程度で。これはそもそも基準がないので、いい悪いがわからないです。少なくとも誰がやっても大笑いできたものがないと。Wikipediaを見ると「なぞかけの例」とか出てますが、ああいうのも野暮じゃないかなぁ。


 あとは今年流行ったものはTwitterですか。流行りだしたのは今年じゃないでしょうが、今年の最後になって不倫暴露のツールとして知られるようになりました。また、辛酸なめ子先生のブログによると「先日友人のtwitterを見たら忘年会に誘われなかったことが発覚」だそうです。そういう事態になると困るというわけではないですが、いまだにTwitterは手を出しておりません。が、スマートフォンを使い出したこともあるので、ぼちぼち見るだけでも見てみようかと。ただ、知り合いのフォローをしなかったりすると、妙な勘繰りをされそうでそこも面倒です(?)。さて、どうしたるか。


ニュースというかメディアがどうも

2010年12月28日 | ニュースに一言

 ワイドショーではなく、一般のニュース番組のトップが海老蔵氏の会見というのはよろしくないのでは? テレビ局側では大衆の求めているのはそれだと思ってるのかもしれませんが、「それしかニュースはないんかい!」と思ってる人は多いと思うのですが。なによりも、ついこの間まで加害者側の言い分をだだ漏らしに伝えてたのは誰じゃ?とか思います。


 ニュースになるといえば「小沢一郎が浅田真央に灰皿でテキーラを飲ませたことに怒ったローマ法王が麻木久仁子の問責決議案を提出した」とかいう話があったならトップでも許します。


 それにしても、女子フィギュアの結果を報じるフジのスポーツニュースにしても、いまだに亀田兄弟を持ち上げて相手のパンチがなかったかの如く報じるTBSのボクシング中継にしても、メディアのあり方というのを考えさせられる今日この頃です。


 女子フィギュアでいうと我が家は安藤美姫ファンが多いので、その視点で見ると「完璧な演技で優勝したのに、なんで翌日のエキシビションの様子がチラリとも出てこんの?」とか疑問に思います。


 そんなこんなで先日「大桃 VS 麻木はもういい」と書きましたが、海老蔵問題ももういりません。結構NHK以外はどこの局も横並びという感じだし。って、結局ニュースはNHK見てればいいのか。う~む。


伝説のメロディ「ニューミュージックの時代」

2010年12月27日 | 尾崎亜美

 BS朝日の音楽番組で今年9月に放送されたものですが昨日再放送されてました。司会はぐっさんと下平アナで、今回のゲストは松任谷正隆さん、尾崎亜美さん、南佳孝さん、田家秀樹さん。

 9月の放送の時に見逃して死ぬほど悔やんだのですが、昨夜はなんとか見られました。結構トークの内容が充実しててなおかつスペシャルセッションもあり、尾崎亜美ファンとしてはかなり満足度の高い番組です。

 特に松任谷さんは亜美さんの1stと2ndアルバムをプロデュースしてたので、その当時の話が聞けたというのは本当に貴重な機会。面白かったのは、亜美さんの「マイピュアレディ」のジャケットを見て、亜美さん自身が「私嫌いなんです、これ。なんでこんな衣装なんだろうと思って、ふてくされてる顔してるし…」といったとき、松任谷さんはフォローするでもなく「ひどいね、これ」ですって。

 また「SHADY」と「MIND DROPS」のLPのジャケットも紹介されましたが、亜美さんによると「MIND DROPS」の写真の方が嫌いなんですと。ただし、これについてはぐっさんが「なんで? 可愛いじゃないですか」とすかさずフォローしてました。

 松任谷さんによると「MIND DROPS」あたりで自分のプロデュースのスタイルが確立されたので、すごく意義のあるアルバムなんですと。ここで確か南佳孝さんからだったと思いますが「それはどういうスタイルという意味で?」という質問に対して、「納得行くまでとことんやり遂げる」ということだそうで、なかなかOKが出ず亜美さんは途中で病気になっちゃったとか。松任谷さんは当時の音楽雑誌でも、このアルバムをかなりの自信作と語ってたので思い入れの強いものなのでしょう。確かに何度聞いても飽きがこないという点で、私も大好きな作品です。亜美さんのアルバムの中では、聞いた回数だと一番多いかなぁ…。今もこれ書きながら聞いてますが。

 なお、このアルバムの「うわさの男」という曲では南佳孝さんとデュエットしてますが、提案したのは松任谷さんだったとか。「きっと合う」と思ったそうですが、松任谷さん曰く「南佳孝が気むずかしくて…」で、南さんは「その節はご迷惑をお掛けしました」ですと。当時の亜美さんはいろいろ大変だったんですね。そんな地獄のような(?)現場から生まれたとは想像もつかないしっとりとした中にも楽しさがある味わい深いアルバムですが、今はちゃんと紙ジャケット仕様で再発されてます。amazonではこちらですが、聞いてみたい方は是非入手してみて下さい。

 昨日のセッションで演奏された曲は、私が聴いた限りでは「そばかすのある少女」、「夢の中へ」、「卒業写真」、「マイピュアレディ」、「いとしのエリー」など。実はフィギュアスケートの女子フリーを見てて番組開始に気がつかなかったという…。最初にも何か歌ったのかなぁ。う~む。


ビジネスから辿る数珠つなぎ

2010年12月26日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 今年は首から始まって、肩から肘から腱鞘炎までいろいろと痛い年でした。左の肘は治ったと思うとまた痛み出して、もう投手生命は終わりだとか大リーグボールもハイジャンプ魔球も投げられんと思うと悲しい限りです。(いや、野球はやりませんが)


 で、「痛い」で思い出したのが「痛いmy heart」。ビジネスの曲ですがたしかCDが出てたはずだと思ってamazonを見たらありました。ビジネスは、amazonの紹介によると「和製ポリス!? ニューウェイヴの歌姫、美空どれみを擁する元祖ニューウェイヴ・スカバンド」だそうです。この宣伝文句はいかがかと思いますが…。


 そのamazonでは「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という余計なお世話の機能がありますが、折角なのでビジネスの1stアルバムから辿ってみました。出てきたのは、CRISIA/ビジネス、21世紀さんsingsハルメンズ/サエキけんぞう&Boogie the マッハモータース、Live&Unreleased Recordings/SPY、ヒカシュー・スーパー/ヒカシュー 、ピンクの心+2/野宮真貴 、などなど。これらは80年代ニューウエイブということになりましょうか。買った人がビジネスから辿ったのか「これがあるならビジネスも」と思って探してきたのかわかりませんが、結構面白いです。


 ここからどれを辿るかというと、折角なのでLive&Unreleased Recordings/SPYから辿ってみましょう。すると最初に出てきたのは「ミスプリント/FILMS」というアルバム。紹介によると「80'Sテクノポップの大名盤を紙ジャケ完全復刻!! 1980年にオリジナルアルバム発売以降、2度にわたりCD復刻されているテクノポップの名盤。現在は廃盤、レコード、CDとも稀少な存在で、中古市場では1万5千円の高値が付くことも。」だそうです。私が勉強不足なのか、よほどレアなものなのか、これは全く知りませんでした。メンバーの方も一人も知りません。この当時のバンドは少なくとも名前だけは知ってると思ってただけに完敗です。


 で、そのミスプリント/FILMSから辿って最初に出てきたのが「TPO 1-25th Anniversary Edition」。これは「『日本のアート・オブ・ノイズ』25年の時を越え、遂に再登場!83年リリースの1st『TPO1』に、デモや未発表音源etc貴重な音源を加えた2枚組アニバーサリーエディション! 」だそうです。これもまったく知りません。「世界初のサンプラーであるフェアライトCMIを日本で初導入」というアルバムだそうなので、その系統の人たちなのでしょうが見事に2連敗。


 これから辿ると最初がまたFILMSに戻ってしまうので二番目を見ると「GREEN/
PROJECT GREEN」というの。PROJECT GREENというのはTPO1のプロデューサー本間柑治氏が81年に立ち上げたプロジェクトだそうです。


 …これでまさかの3連敗。ほんの数分間の体験で、偉そうに音楽を語ることに限界を感じてしまいました。もしビジネスを知らない人がいたら、まずはそこから辿って下さい。私も勉強し直します。(って、全部CD買うわけにゃいかんけど。)


音楽もいろいろですが

2010年12月25日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 夕べのフジテレビ「僕らの音楽」にエレファントカシマシが出てました。いつ見ても強烈なのはさすが。別にファンではないのですが、彼らをして「パワフル」なんていう言葉だけでは語れません。日本の音楽シーンでは唯一無二という存在感でしょう。


 昨夜はドラゴンアッシュと一緒だったのですが、最初にやったのがラップ風。(あれはどっちの曲なのかな?) 歌詞の内容は覚えてないのですが、あまりの迫力に目が釘付けになってしまったのだけ印象に残ってます。元々ラップという音楽は反体制派のアジ演説のような要素が大きく(というと短絡的ですか?)、昨夜の音楽のように「なんかわからんけどすごい」とか「聞いてるといてもたってもいられない感じ」というのが本格的なのでしょう。


 J-POPでのラップというと言葉遊びだったりラブソングだったりで、もう新ジャンルになってるわけでそれはそれでいいのですが、ルーツがそういうところにあるというのは聞く方も知っておいた方がいいのではないか思う次第です。それがあった上で「ごきげんいかが1・2・3」とかやるとうけると思うのですが。


 で、もう一つ凄いなぁと思ったのが吉田拓郎さん。NHKのBS-hiで2006年のつま恋コンサートの再放送をやってたのですが「ペニーレインでバーボンを」は何度見ても強烈です。聞き流すことはできず、ついつい見入ってしまうのは歌詞の力なのかヴォーカルの個性なのか。


 ということで、たまたま二日連続で「歌というのは言葉の力が重要だなぁ」と思ったのでした。嘉門達夫さんは「天才でバカボンを」という曲をやってたような気がしますが、言葉の力という意味ではあれもありです。音がでかけりゃパワフルなのか、怒鳴って歌えば激しいのか、ってそういうもんじゃないでしょうと。


新しいベストアルバム?

2010年12月24日 | 尾崎亜美

 amazonにて尾崎亜美さんの新しいベストアルバムを見かけました。「尾崎亜美ゴールデン☆ベスト」というタイトル、来年2月発売、価格は2000円、レーベルはポニーキャニオン、という情報だけはありますが、収録曲はまだ未掲載。


 ポニーキャニオンからは昨年11月に「尾崎亜美 ベスト・コレクション」というのが出てて、東芝EMIからは今年の4月に「おとなツインベスト」というのも出てるので、「またベストアルバムですか?」と思わないでもありません。というのも、東芝EMIはともかくポニーキャニオン時代のオリジナルアルバムがメーカー在庫無しという状態でほとんど入手できなくなっています。


 亜美さんのベストアルバムというと尾崎亜美研究室で紹介してる物だけでも


Amii-versary(東芝EMI)
Amii-versary(PONY CANYON)
ゴールデン・ベスト
TWIN BEST
AMII CM NETWORK
ANTHOLOGY
AMII’S BEST
SUPER POINTS
THE BEST
Amii In The BOX
尾崎亜美ベストコレクション


などがあり、現在入手できる物でこれ以外に2~3種類あったと思います。既に廃盤の物では、ベストセレクション、ベストナウ、カスタムなどなど。さらに私は「傾向と対策」とかいうよくわけのわからんのも持ってて、全部で20枚くらい所有しているような…。


 となると注目は収録曲とか内容であって、どうせならアルバム未収録の曲も入るようなマニアックなものとか、デジタルリマスタリングにて音質向上したとかいうのならいいのですが、この値段だと厳しいかな? ま、収録曲が発表されたらあらためて解説することとしましょう。


 ただし、去年のベストで未収録曲がいくつか入ったので、残るのは「海(女)~空(男)へ」、「風の Native Land」、「衝撃のベクトル」などなど。これはマニアックすぎて無理だろうなぁ。それにしても、どうせならオリジナルアルバムにボーナストラックを加えてデジタルリマスタリングにして亜美さんの解説も入れて再発して欲しいものだと思う次第です。その辺盛り上げたいのですが、まだまだ努力がたらんなぁ…。なんかできることはないでしょうか。


どっちでもいいんですが

2010年12月23日 | ニュースに一言

 今朝のワイドショーはどのチャンネルも「不倫とは?」「不倫か否か?」という話ばっかりでした。が、世の男性諸氏の関心は「大桃か麻木か?」ということでしょう。麻木さんが「不倫には当たらないと思う」と会見で語ってましたが、個人的には人としていかがなものかと思いますね。


 「お互い既に結婚生活は破綻してた」とか言ってましたが、後で知った大桃さんは相当ショックだったでしょう。もし自分がそういう状況に置かれたとしたら「ぜってー許さねー! 呪い殺してやる!」と思いますもん。離婚が成立していない以上「いけないこと」だとわかっていながら付き合いだしたことについて、「恋愛感情はそれだけコントロールできない」と言ってた人もいましたが、それならそれで「事実上結婚生活は破綻してたので不倫に当たらない」という理屈で説得しようというのも無理な話。感情はコントロールできないのですから。


 と、これだけ書けばおわかりのように私は大桃派です(笑)。若い頃は結構好きだったんですよ。一方麻木さんの方は最近クイズ番組でよく見かけますが、若い頃というか「ヒントでピント」の頃から一度もいいと思ったことがないので。ただし、現在のお二人を地デジの画面でアップで見ると…ん~どっちでもいいか。


 なんにしてもあまり目立たない女性タレントがこういう話題で一気にワイドショーで取り上げられるということは、こういう商法もありかもしれません。握手券付きのCDとか発売すると結構ヒットするかも。ただし、私としてはこの話題はもういいです。つまんないので。


まあ楽しんでるならいいか、と

2010年12月22日 | ニュースに一言

 今年のシングル売り上げチャート上位はAKBと嵐が独占したのだとか。嵐は元々ファンが多いのでしょうから曲がはまればこうなるのでしょうが、AKBの方は握手券目当てに一人で20枚もCDを買うファンがいるのだそうです。それも当然のごとく。


 売る側も買う側もそれで楽しんでるのならいいのですが、元々アイドルおたくだった身からすると虚しさを感じるのも事実。ふと目が覚めた時にファンもアーティストも心の傷にならないといいのですが。


 大人になると世の中のいろんなことが見えてきます。そして余計なことが気になるので、最近AKBを見ると「マイクいっぱいで音声さんが大変そう」とか「採寸のときより太っちゃって衣装が着れなくなった子もいるんじゃないかなあ」とか「練習のスタジオはどんな広いとこ使ってるんだろう」とかそんなことばっかり考えてしまいます。でも一番気になるのは「誰がどんだけ儲けてるんだろう」ということ。


 大人になると世の中の大体のことがわかるようになるので、大概のことは許せます。私も昔はいろんなことにすぐカッカしたものですが、今では嫌われ松子に出てくる神父ばりに「すべて許します」と言えるようになりました。


 具体的には、三田寛子がアイドル時代にバラエティでわざとらしく京都弁でしゃべってたのも、アグネスチャンの日本語が上達しないのも、アントニオ猪木があんななのも(?)、昔は大嫌いで許せなかったのですが今はなんとも思いません。(いえ、別に今も好きじゃないですけど…。)


 AKBのファンがどういう年代なのか詳しくは知りませんが、高校生くらいだとCD20枚も買おうと思うとそれはそれは大変なことでしょう。それがブームに乗って熱に浮かされたように「AKBのファンならこれくらいやって当たり前」と思ってつぎ込んでる姿はキャバ嬢に入れあげて貢ぎまくってるオヤジを見るようで、なんか哀れだなあと思ったりします。


 AKBの場合は彼女達が貢がせようとしてるわけじゃなくて、仕掛けてる人がバックにいるわけですが、後になってそっちの人達の方がメンバーより儲けてたとかいうのが見えてきたときにファンがどう思うか、ですね。


 もし当のファンである若者が「秋元康が儲けてるのは知ってるがそれも含めてこのムーブメントを楽しんでる」というのなら、それはそれで尊敬してあげましょう。ただし「いくらアイドルに詳しくても、その道を突き詰めるほど段々もてなくなるよ」という言葉も添えてですが。


 ということで、これが元アイドルおたくとして一番言いたいことかもしれません。「それでもいい」という人もいるかもしれませんが、高校生くらいじゃまだわからんでしょうなあ。なお、これについて「レコード業界の活性化」とか「経済効果はいくらいくら」とか言い出す人は嫌いです。お友達にはなれません。「あんたがもてなかったのは、アイドルおたくとは別の問題でしょう」という人はお友達になってあげてもいいです。すべて許します。