昨夜でBSジャパンでの「俺たちの旅」の再放送が終わりました。初回放送時は中学生でしたので夢中で見たものの、大人になって再放送を見たときには「はれ? こんな幼稚なストーリーだっけ?」と愕然とし、ドラマ自体も出てる人たちも大嫌いになりました。
それからまた20年以上経って今回の再放送を見たところ、やはり安易だ幼稚だと思わないではないですが、案外許せて毎週見てしまったのは年をとった証拠でしょう(?)。特に昔はなんとも思わなかった上村香子さんがツボにはまってしまって楽しみになったり。で、このドラマのエンディングテーマというと「ただお前がいい」ですが、「煩わしさに投げた小石の 放物線の軌跡の上に」という歌詞があって、初めて聞いたときはまだ小学生だったから「放物線」というのは東京近郊のローカル線の名前だと思ってました。頭の中には線路の上を転がる小石の映像が浮かんでたわけで…。
この番組のサントラはトランザムの演奏でLPも持ってましたが、当時のメンバーはDr:チト河内、Gt:石間秀機、Ba:富倉安生、Kbd:篠原信彦、Par:サンチョ菜花でした。この曲とか主題歌の方とか、石間さんのギターソロが妙な感じで「ん~スライドギターかなあ」とか思っていまだによくわかりません。トランザムってば「俺たちの勲章」もそうですけど、あれのメインテーマもちょっと不思議でしたね。
それはそうとして当時「俺たちの旅」の後に始まったのが「俺たちの朝」でした。こちらは完全に二番煎じで、当時中学生だった私が見ても安直だとかお手軽だとか思ってたので、もし今回も後番組がこれだったら、大人になった今評価できるのかどうかチャレンジしてみようと思ってたのですが、なんと来週からは韓流スターの料理番組ですと。ま、水曜の夜は早く寝ろってことですね。ちょっと残念。