今年読んだ本をまとめようとして愕然。途中からちゃんと記録してない上に、記憶している限りでなんと12冊のみ。月1冊しか読んでない計算です。まずはこんな本を読みました。
「保守も知らない靖国神社」小林よしのり
「鉄槌!」いしかわじゅん
「光源」桐野夏生
「ナニカアル」桐野夏生
「残虐記」桐野夏生
「海辺のカフカ」村上春樹
「遠い日の戦争」吉村昭
「アンボスムンドス」桐野夏生
「エスケープアブセント」絲山明子
「大本営が震えた日」吉村昭
「殉愛」百田尚樹
「海賊と呼ばれた男」百田尚樹
数が少なかった理由はいろいろで、本業が忙しかったことと、バンドの方もワンマンライブでややこしい曲をやることになったので個人練習に時間がかかったこと、小さい文字が読みにくくなるお年頃で移動の車中では読書が進まなかったことなどがあります。
そして、もう一つの理由は幕末ものから離れたこと。前から調べてみようと思ってたのは「幕末維新の歴史」「昭和の戦争史」「キューバ革命」「チリクーデター」などですが、去年から昭和の戦争ものをいろいろ読み始めたら、それが結構ハードで気持ちが落ち込むことが多かったと。ただ、戦史をやめたとしても革命とかクーデターものもきついんですよね、結構。
ちなみに、いま話題の「殉愛」は単純に面白いと思いました。あれだけの人なのに最後一緒にいたのはあの未亡人だけだったということと、たかじんさんがステージの前は緊張で嘔吐するほどプレッシャーを感じる人だったということが衝撃でした。これを読む限りでは最後まで懸命に看護してた様子がわかるので、そんなに非難すべきものなのかというのがわからん私は人が良すぎでしょうか?
さて、来年は何から始めようかと。まずは正月休みに本屋に行かないと。