今日のひとネタ

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夕食はハードロックとともに!

2020年08月14日 | 日記・雑記・ただの戯言
 WOWOWですが、昨日は午後7時からディープ・パープル、今夜は夕方から8時までクイーンのライブでした。暑さでへばっている夕食時に、ハードロックで気合を入れようという企画でしょうか。

 そのパープルの方ですが、武道館ライブとはいえ2014年のもの。イアン・ギラン、ロジャー・グローヴァー、イアン・ペイスはいるものの、ジョン・ロードは既に亡くなっており、リッチーも参加してません。

 「今のメンバーでどうかなぁ」と思いながら見たのですが、これが大満足。ギターはスティーヴ・モーズという人でしたが、この人凄いです。経歴を見たら、音楽大学でクラシックギターとジャズギターを学んだそうですが、それはそれとしてロックのギターとしては音色といいフレーズといい、ステージでの佇まいとしても申し分なし。

 見た感じは、ピッキングフォームが独特で「あれで本当に音出てるの」と思うくらいの激しい動きですが、Wikiによると「強力なオルタネイトピッキング」と紹介されてました。それでなるほどと。近年主流ともなっているスウィープ系の動きではないんですね。激しくアップダウンしてるので、めちゃくちゃにトレモロしてるような感じでした。おまけに、右手の小指をピックガードに乗せてることも多く、ある意味お手本のようなフォームでもあります。ロックでは珍しいかも。

 そして、キーボードはというと、これがドン・エイリー。最初は誰かわからなかったので、「なんか下ばっかり見て弾いてるおじさん」と思ってたのですが、それこそジョン・ロードばりにガンガンオルガン弾いてたのでほれぼれしてしまいました。この人は、私がレインボーを聞いてた頃に参加してた人ですが、動いてる姿は初めて見ました。この人とスティーヴ・モーズの掛け合いを見てて思わず「すごっ!」と声が漏れてしまったり。

 パープルの雰囲気としては、やはりリッチーがいた頃の緊張感が好きな人もいるのでしょうが、今のサウンドとしてはこのメンバーは凄く良いと思います。最近ライブやってるのかは知りませんが。

 そして今日のクイーンは、ちょうどテレビをつけたら1986年のウェンブリースタジアムのライブでした。あの「ライヴエイド」のほぼ1年後で、あの時の雰囲気は維持しつつクオリティーは向上してる感じでさすがでした。このスタジアムコンサートは2日間で15万人動員したそうですが、画面で見てても物凄い人。

 この時のライブツアーは大成功だったそうですが、この後にフレディ・マーキュリーの容態が悪化したので、4人でのツアーはこれが最後だったとか。しかし、明日もWOWOWは夕暮れ時にクイーンのライブ三昧。なかなか攻めますね。