今日のひとネタ

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いいかどうかは自分で決める その2 > ヤングギター1977年11月号掲載の新譜

2022年04月30日 21時34分55秒 | 音楽一般

 

 中学生の頃に読んだ古い雑誌の新譜紹介に出ていたアルバムを、Spotifyで探して聞いてみる企画の第二弾です。ちなみに掲載雑誌はヤングギター1977年11月号。当時私は中二でした。幸い中二病ではなかったような(?)。

 では、さっそく行きましょう。


◇近田春夫&ハルヲフォン/ハルヲフォンレコード

 ご存じ近田春夫先生のハルヲフォン。近田先生のポップな曲と、みずみずしいヴォーカルが聞けます。なかなか面白いですね。中学生の頃に聞いてたら、多分この世界がわからずに「ロックじゃないとつまらん!」と言ったかもしれません。


◇ラジ/ハート・トゥ・ハート 

 音もいいし声も曲もいいし、知らん顔してこれを流すと最近の曲だと思われるかもしれませんね。もっとハスキーでジャジーな人だと思ってたら、今井美樹さんみたいな感じのヴォーカルです。当時ラジオの新人紹介みたいなコーナーに出てきて、「CMで『南の風  風力3』って歌ってるのが私です。」と言ってて「ほぉ~」と思ったのを覚えてます。あれはCMだけの曲なのか、このアルバムには入ってないですね。

 この雑誌には広告も出てましたが、サウンドプロデュースが後藤次利&高橋幸宏、ミュージシャンも鈴木茂、坂本龍一、斉藤ノブなど錚々たる面々。ニューミュージックというよりは、聞いた感じはもうシティポップですね。ただ、中学生がAMラジオでこれを聞いてもわからなかったのではないかと。一発ヒットが出てれば大スターになってたかもしれませんね。


◇スティーブ・ウィンウッド

 1曲目から「おお、かっこいい」とは思ったのですが、なんか全部同じ感じに聞こえて、知らないうちにアルバム全曲が終わってました。多分中学生の頃に聞いてたらわからなかったでしょう。


◇キャロル・キング/シンプル・シングス

 これも大人なら誰でも知ってるアルバムですが、もうちょっとキャピキャピしてたりロックな方がいいなあ。…と思って聞いてたら、途中でいきなり威勢のよい曲が出てきてびっくり。さすがにツボを押さえてます。なかなかいいですが「大好き!」とまでは行かず。


◇クリス・ヒルマン/順調航行 

 1曲目のイントロが始まって、すごくかっこいいので驚いてしまいました。タイプとしてはすごく好きです。バーズでベースを弾いてた人なんですね。ふ?む、フォークロックとでもいう感じかもしれませんが、普通にいい曲が多いです。イーグルスとかビリージョエルとか、歌にもサウンドにもそういう方面をイメージさせます。名盤だと思います。


◇エリック・カルメン/雄々しき翼

 曲はかっこいいのですが、声があんまり好みではない…と勝手なことをいいます。まぁ好き嫌いというのはそういうところでしょうね。音のクオリティは高いのですが。


◇ジョン・トロペイ/宇宙楽園

 これはかっこいいですね。名前だけ知ってて、てっきりジャズの人だと思ってましたが、1曲目がバリバリのファンクなのでしびれました。PCに接続しているモニターで聞いたのですが、ちゃんとしたオーディオでもっとでかい音で聞きたいと思ったくらい。

 それで調べてみたら、参加ミュージシャンはウィル・リー、マイク・マエニエリ、ランディ・ブレッカー、マイケル・ブレッカー、スティーヴ・ガッド、ラルフ・マクドナルドなどなど。そりゃかっこいいわ。中学生の頃に聞いてたらどういう反応だったでしょうか。「ふ~ん。」とスルーしたか、友達に「ジョン・トロペイ知っとるか? 今はあれ聞かんと!」と偉そうにぶって嫌われてたか。


◇ジョニー・ウインター/ナッシン・バット・ザ・ブルース

 この人はかなりキャリア長いですが、このアルバムはコテコテの(?)ブルースでした。実はビデオを見たことあるのですが、その時はロケンロールでジョニーBグッドをバリバリとやってたので、そっち方面の人かと思ったら、どちらかというと本来ブルース寄りの人なのかもしれません。今聞くとかっこいいけど、中学生の頃に聞いたらわからなかったでしょうね。当時はブルース聞くと同じ曲ばっかりと思ってたので。

 

◇加藤和彦/Catch-22

 こちらはベストアルバムですが、フォークル~ミカバンド~ソロ作品まで合計22曲入ってるので「Catch-22」というタイトルなのですね。やはりミカバンドの頃のが好みですが、ソロ作品のもよくて特にこの時点での最新作「それから先のことは…」の曲がいいです。ボーカルはさらっとしてますが、バックの音はキッチリ作ってあって聞きやすいし良い曲多いです。トノバンのソロというとほぼまったく聞く機会がなかったのですが、これは新たな発見でした。ただし、中学生の頃に聞いてても満足しなかったでしょう。「もっとロックでないと!」と。


◇トッド・ラングレン&ユートピア/悪夢の惑星

 トッド・ラングレンというひとは名前しか知らないのですが、Spotifyではこのアルバムはユートピア名義になってますね。いきなり「よろしく、ネッ!」と攻めてくるかと思ったら、結構プログレ色があって私には味が濃すぎでした。中学生の頃に聞いてたら、当然「わからん」と言ったことでしょう。


 ということで、第二弾ではクリス・ヒルマン、ジョン・トロペイなど新たな発見というか出会いがありました。いい曲もいいアルバムも知らなかっただけで色々あります。Spotifyで世界が広がって私は幸せかも。


いいかどうかは自分で決める その1>ヤングギター1977年11月号掲載の新譜

2022年04月23日 23時11分22秒 | 音楽一般

 

 先週の記事の続きで、雑誌ヤングギター1977年11月号で紹介されていた新譜をSpotifyで探して聞いてみるという企画です。ただ、アルバム丸ごと聞くと1枚につき40分くらいはかかるので一気にはできません。なので何回かに分けましょう。今回は1回目。

 掲載順に上から行きますが、もともと所有していたアルバムは除きます。では早速どうぞ。

◇ドゥービー・ブラザーズ/運命の掟

 ドゥービーはヒット曲しか知らないのですが、このアルバムは結構さらっとした感じでした。キャリアの長いバンドはいろんな曲がありますね。


◇クローラー/毒牙

 そもそも英語のグループ名や曲名をカタカナ表記にするのは、あとになって検索するのに困ります。この新譜紹介ではグループ名もアルバム名も英語表記がなく、「このアルバムかなぁ?」というのはジャケット写真を見比べないとわかりません。で、記事の写真は白黒で見づらいと。おまけに今回の新譜紹介では邦題が「毒矛」となっていたのですが、実は「毒牙」でした。そりゃ、わからんわ。

 ただ、曲はかっこよかったです。前半がライブなのですが、リズム隊がバッチリなので聞いてて気持ちいいです。おまけに、ロックなのにベースはスラップがギンギンでアクセントもあり。ボーカルも、低い声はちょっとイアンギランのような感じでかっこいいし。ただ、ドラムの音が割と軽かったのは時代のなせる業でしょうか。


◇リー・リトナー&ジェントル・ソウツ/ジェントル・ソウツ

 1曲目の「キャプテン・カリブ」はアールクルーで聞いたのが最初でしたが、曲自体がかっこいいのでこのアルバムでの演奏も素晴らしいです。中学生の頃に聞いてたら、このかっこよさに気づけたかどうかはわかりませんが、今聞くと最高。ちょっと試聴するつもりが、そのままアルバム最後まで聞いてしまいました。CD欲しいくらいです。


◇ティーズ/青春の暴走

 カナダのバンドらしいです。ギターの音が良くてかっこいいけど、まぁ聞くならKISSとかも同じ感じだし、まあワシはいいですわ。多分当時も同じことを言われたのでは?と。 あとはロックなのにスネアの音がトコトコ言ってるのがちょっと雰囲気が違いました。


◇ダニエル・センタクルス・アンサンブル/リンダ・ベラ・リンダ

 英語の表記は「Daniel Sentacruz Ensemble」なのですね。アルバムはなかったので、そのタイトル曲だけ聞きました。イタリアのグループらしいですが、曲もいいしコーラスも決まっててすごく面白いです。ママス&パパスをファンキーにしてような感じとも言えます。ただ、中学生の頃に聞いてたら、面白さがわかったかどうか。


◇リンダ・ロンシュタット/夢はひとつだけ

 この人については説明の必要はないでしょうが、このLPも大ヒットアルバムなんですね。1曲目があの「It's so easy」ですし。

 当時は聞いてなかったのですが、今聞いてみると全般的に歌も演奏も申し分なし。中学生の頃に聞いてたらファンになってたかも。そして同級生に「お前リンダ・ロンシュタットなんか聞いとるんか?」と言われて、「それの何が悪い!」とケンカになったりしたかも。もちろん妄想です。


◇チープ・トリック/青ざめたハイウェイ

 80年くらいになってからギター雑誌でよく見かけた存在ですが、当時はなぜかまったく聞きませんでした。が、今聞いてみると結構いい感じですね。人気があったのもわかります。なんかの洋楽ヒットのオムニバスでライブを聞いたことがあるのですが、あれがすごく楽しかったです。このアルバムに入ってた曲なのですね。ちょっと他のアルバムも聞いてみたい感じです。


◇佐井好子/胎児の夢

 この人は名前だけ知ってたのですが、歌はすごくうまいです。もっとしんみりししたフォーク調の曲かと思ったら、ニューミュージック風というよりはジャズロック風のアレンジだったのが意外。そして、これが大野雄二先生の編曲ですって。ふ~む、さすがにかっこいい。

 歌声は山本潤子と茶木みやこの中間みたいな感じ。(意見には個人差があります。) ただ、本人の雰囲気とか歌詞がおどろおどろしく、何よりこのアルバムは夢野久作の世界を素にしたとか。ご本人は江戸川乱歩のファンで、小栗虫太郎、橘外男、久生十蘭、横溝正史などの幻想文学作家の小説を多数読破したそうで、それが本当なのか売り出すためのネタなのかはわかりません。当時聞いてたとしても、中学生には難しかったでしょうね。


 まず第一弾はここまでですが、この当時の音楽で好きなのが多いから「気に入るものがあるかも。」と思ったら、確かにそうでした。邦楽ではSpotifyにないものがあるのが残念ですが、洋楽でちゃんと日本向けの盤が発売されるようなのは色々な人のチェックを通過してるせいか、どれもクオリティが高いですね。まだ打ち込みがない時代で、メロディや楽器の音色にこだわり、そもそもがうまいボーカルにコーラスで味をつける工夫をしてるあたりが楽しいのかも。とにかく、いろんな音楽が聞けてまずは大満足です。ヤングギターにもSpotifyにも感謝。


ヤングギター 77年11月号掲載の新譜をSpotifyで探す企画

2022年04月16日 22時19分34秒 | 音楽一般

 

 中学生の時に音楽雑誌の新譜紹介コーナーで見かけたLPは、タイトルや紹介文とジャケットだけ知ってて、実際には聞いた事のないものがほとんど。中には今も気になってるのがあったりしますが、これについて今はサブスクという便利なものがあります。

 なので、その頃の雑誌を引っ張り出して新譜紹介コーナーをチェックし、それらのアルバムがSpotifyで聞けるかどうか片っ端から調べてみようという企画です。まあ暇な人にしかできません。

 これは中古レコード屋であれこれ探す感覚に近いかと思ったのですが、なにしろサブスクなので無料の場合もあり。どっちかというと図書館で探す感じかも。ただし私はSpotifyの有料会員なので、CMなしの曲順通りでアルバム聞けます。

 それで、今回の対象は雑誌「ヤングギター」の1977年11月号。掲載されていたアルバムとSpotifyでの検索結果は以下の通りです。(順番は掲載順)

甲斐バンド/この夜にさよなら 【あり】
ドゥービー・ブラザーズ/運命の掟 【あり】
クローラー/毒矛 【あり】
リー・リトナー&ジェントル・ソウツ/ジェントル・ソウツ 【あり】
ティーズ/青春の暴走 【あり】
ダニエル・センタクルス・アンサンブル/リンダ・ベラ・リンダ 【アルバムはなさそう】
リンダ・ロンシュタット/夢はひとつだけ 【あり】
チープ・トリック/青ざめたハイウェイ 【あり】
佐井好子/胎児の夢 【あり】
高田渡&ヒルトップ・ストリングス・バンド/ヴァーボン・ストリート・ブルース 【なさそう】
小林倫博/第一印象 【なし】
ふくやまゆきお/青春の遥かな彷徨の中で 【多分ない】
エアーズ/明日への誓い 【なさそう】
鴉鷺 【多分ない】
TOMMY(トミー) 【なさそう】
クニ河内/愛はまだ氷りついたまま 【多分ない】
近田春夫&ハルヲフォン/ハルヲフォンレコード 【あり】
ラジ/ハート・トゥ・ハート 【あり】
スティーブ・ウィンウッド 【あり】
キャロル・キング/シンプル・シングス 【あり】
クリス・ヒルマン/順調航行 【あり】
エリック・カルメン/雄々しき翼 【あり】
ジョン・トロペイ/宇宙楽園 【あり】
アール・クルー/フィンガー・ペインティング 【あり】
マイク・オールドリッジ/ドブロ・ギターの神髄 【なさそう】
ザ・ナターシャー・セブン/きれいな娘さん 【なさそう】
ジョニー・ウインター/ナッシン・バット・ザ・ブルース 【あり】
加藤和彦/Catch-22 【あり】
トッド・ラングレン&ユートピア/悪夢の惑星 【あり】
スティルウォーター/南部の切り札 【ないかも】
ストラングラーズ/夜獣の館 【あり】
梅垣達志 【なさそう】
リビー・タイタス 【あり】
マジカル・パワー・マコ/ジャンプ 【なさそう】
パブロ・クルーズ/太陽の放浪者 【あり】
渡辺香津美/オリーヴス・ステップ 【なさそう】
桑名正博とファニー・カンパニー/ファニー・カンパニー・アゲイン 【なさそう】
やしきたかじん/愛しのガール 【なさそう】

 

 掲載されていた38枚中【あり】= 22枚、【ない】【多分ない】【なさそう】の合計 = 16枚でした。なさそうというのは、バンド名では見つからないけど、別の名義とかソロで登録されてるとかその逆とかいう可能性を考えてことです。他のアルバムはあるけどこれは見つからないとかもありますね。またSpotifyでも、クニ河内さんなどはアーティスト検索ではダブって出てきたりするし。

 ちなみに、この掲載分で実際に私が持ってるのは2枚だけで、それは何かというと

・甲斐バンド/この夜にさよなら(リアルタイムでLP購入)
・アール・クルー/フィンガー・ペインティング(20年後くらいにCD購入)

など。


 洋楽のアーティストは結構見つかったのですが、考えてみればちゃんと日本国内盤が発売されて、音楽雑誌の新譜紹介欄に載ってるアルバムだと、あちらでも注目されてたり既にヒットしたりしたものなのでしょうね。その点、邦楽で既に活動していないアーティストやバンドの方がないです。まあそもそもSpotifyですし邦楽弱いし。

 とりあえず、今日は見つけるだけで力尽きたので、各アルバム試聴の感想はまたのちほど。これでこれまで知らなかった音楽にも巡り合えるかも。割といいのもありますわよ、ほほほ。


ノーイントロの曲の話を聞きました

2022年02月13日 21時33分08秒 | 音楽一般

 今日聞いたラジオで、最近ノーイントロか極端にイントロの短い曲が多いと聞きました。若い人は大体サブスクで音楽を聞くので、すぐ歌声が聞こえないと飛ばされてしまうというのが理由との事です。(あくまでもラジオで聞いた話なので、その現象と理由が本当かどうかは知りません。)

 それで、前にラジオで聞いた「ノーイントロ、あるいはほぼノーイントロ」の特集を思い出しました。それは8年ほど前に聞いたつのだ☆ひろさんの「ミュージックプラザ」。その時オンエアされたのは以下の通り。

「空に星があるように」 (荒木一郎)
「ノー・ノー・ボーイ」 (ザ・スパイダース)
「愛するアニタ」 (ザ・ワイルド・ワンズ)
「ケメ子の唄」 (ザ・ジャイアンツ)
「心の旅」 (チューリップ)
「ウェディング・ベル」 (シュガー)
「妹」 (かぐや姫)
「いっそセレナーデ」 (井上陽水)
「ライド・オン・タイム」 (山下達郎)
「涙のステップ」 (須藤薫)
「今夜だけきっと」 (スターダスト・レビュー)
「ドゥ・ユー・ノウ」 (つのだ☆ひろ)

 確かにいきなり歌から始まる曲ばかり。それで、その番組でリスナーから「チューリップの曲はノーイントロかほぼノーイントロが多いですが、なぜでしょう?」というメールがありました。確かによく知られてる曲だけでも、心の旅、ブルースカイ、夏色の思い出、虹とスニーカーの頃、僕が作った愛の歌、青春の影、などが思い浮かびます。

 これについてつのださんは「それは簡単で、昔から洋楽はイントロ無しのヒット曲が多くビートルズもそうなので、ビートルズの音楽に心酔している財津さんが影響を受けないわけはない。」と解説してました。確かにそうですね。

 ビートルズの曲では、私がパッと思いつくだけでも、ペニーレイン、シーラブズユー、Maxwell's Silver Hammer、The Long and Winding Road、Mr.ムーンライト、ヘイ・ジュード、Nowhere Man、All My Loving、Oh! Darling、Here,There And Everywhere、イエローサブマリン、Help!、など本当にたくさんあります。(まだまだあると思いますが。)

 日本のヒット曲でも「勝手にシンドバッド」とか「赤いハイヒール」とか「ランナウェイ」とか「渚のバルコニー」など、ちょっと考えるだけでも色々あります。ヒットさせるためにアレンジを考え抜いた末、ノーイントロになったというならいいのですが、もし本当に「サブスクで飛ばされてしまうから」という理由だけでノーイントロになる傾向があるとすると、それは悲しいです。印象的なイントロってのも曲の魅力ですし。まあサブスク全盛時代の常套手段というなら、それも時代の産物でしょうか。

 あとは最近は比較的短い曲が多いようですが、再生回数を稼ぐために1曲あたりの時間を短めにしてる傾向があるというのも、先日ファンキーフライデーで小林克也さんが言ってました。そういうのも「なんじゃ、そりゃ?」と思うわけです。

 30数年前に、小椋佳さん作詞、堀内孝雄さん作曲で年末のスペシャルドラマのテーマ曲を作ってましたが、その際に小椋さんは「堀内さん、とにかくいい曲作りましょうや。」と言ったそうです。そういう気概はいいですね。再生回数稼ぐとか、イントロだけで飛ばされないようにとかじゃなくて、とにかく人の心に残る曲を作りたいという作家の曲は聞く前から関心を持ってしまいます。あのお二人の作品だと「愛しき日々」とかがそうで、確かにいい曲です。

 ところで「ほぼノーイントロ」というと定義はあるのでしょうか。私なら「1小節以内」ということにしますが。


「そうか、この雑誌だったんだ」という一冊>ヤングギター「アリス・スペシャル」

2022年02月12日 22時07分29秒 | 音楽一般

 

 昔読んだ雑誌にアリスの特集が出てて、それが凄く充実してた記憶があったのですが今は手元になし。あらためて探そうとしたのですが雑誌名は失念。中学生の頃に読んでたとすると「ヤングフォーク」ではないかと思い、昨年ある号をネットオークションで入手したのですがそちらは空振り。

 で、今回ようやくドンピシャの物をゲットしました。正解はヤングギター1977年10月号。ヤングギターというと80年代はよく買ったのですが、その頃は大体ロックバンドとか洋楽アーティストのインタビューとエレキギターの特集が多くて、まさかヤングギターでアリスの特集があったとは思いませんでした。ヤングギターも内容には変遷があったのですね。

 それでこのアリスの特集は、ページこそ白黒だったのですが大変充実してます。レコーディングのレポート、メンバーそれぞれの紹介と自身による寄稿、スタッフとの対談、ディスコグラフィ、代表曲の楽譜などで全16ページ。もうおなか一杯です。

 対談は、メンバー三人とデビュー当時から付き合って来た東芝EMIディレクターの橋場さんによるもので、それこそ1stアルバムのレコーディング時の話から、都倉俊一さんに曲を頼んだあたりの葛藤、今後への希望などそれはそれは読みごたえあります。

 そして、アリスのキンちゃんこと矢沢透さんというと、アリス加入前の活動は謎が多いのですが、ここには結構詳細な年表がありました。ここまでの内容はWikipediaにも無いので、これは参考になりますね。折角なので引用します。

1949年2月6日 二人兄弟の次男として誕生。
1956年4月   横浜市立間門小学校に入学。
1958年 住み慣れた横浜を離れ、静岡に移る。清水市立岡小学校に転入。
1963年 お兄さんが突然ドラムを教えてやるといい、イヤイヤながらも練習するようになる。
1964年 信じられない程、ドラムが好きになりモダンジャズを聴きまくる。
1965年 高校入学。ドラム熱は高まるばかり。
1966年 高校中退。トランペットの仲野彰さんのグループについて勉強する。この年、プロとしてデビュー。
1967年 自分自身の音楽を見つめ直そうと、演奏活動を一時停止。新宿のジャズ喫茶"汀"でアルバイトをする。
1968年 R&Bの影響を受けて、再び演奏活動を開始する。リポーション、ソウル・ブラザーズなどのグループで活躍。
1969年 ソウルフル・ブラッズに迎えられ、歌謡曲のバックを努めたりする。
1971年 ブラウン・ライスに加入。アメリカ、カナダ、メキシコ等に演奏旅行中、谷村新司と知り合い、一緒にグループをやろうと約束する。
1972年5月5日 アリスのメンバーとなる。

 中学生でドラムを始め、高校をやめてプロになって、一旦お休みしてまた活動再開と。おまけにドラムの基本にはモダンジャズがあったのですね。

 前にテレビ番組で、ブラウン・ライスに加入して海外演奏旅行に出る前はNHKのステージ101の仕事もやってたという話をしてたのですが、それが歌謡曲のバックを努めたりしてた頃なのでしょうか。

 ここでは他のミュージシャンがメンバー各自にあてたメッセージも掲載されてるのですが、面白いのはキンちゃんのところ。頭脳警察のパンタさんが書いてるのですが、アリス加入前のキンちゃんを知ってたそうで、「アリスにいるなんて信じられない」「君の底力はそんな安っぽいものじゃない」「早く足を洗う事ができるよう影ながら応援しています」など、物凄い言いよう。よくこのまま掲載したものですね。

 この雑誌は1977年10月号ですが、あの「冬の稲妻」が発売されたのが10月5日なので、曲の紹介はあったものの、レコードジャケットは「Now Printing」となってます。これは貴重かも。

 あとは、アリス特集以外にここに出てたギターの広告や新製品の紹介をよく覚えてて、いかにこれを何回も読んでたかという…。

 ここしばらくこの時期の音楽雑誌をいろいろ検索してたのですが、今回でそれは終わりです。プレミアのついてるのは最初から狙いませんし。いや、それにしてもヤングギターだったとは。


昔は買えなくて、その後レンタルにも無かったアルバムを聞いているわけで

2022年01月29日 22時23分21秒 | 音楽一般

 yahooニュースで「新曲が売れないのはなぜ? 米国の音楽市場の70%を占めるのは「古い曲」だった」という記事がありました。米国の音楽ストリーミングにおいて、最も人気のある200曲のうち、新曲(過去18ヶ月以内にリリースされた曲)が占める割合は、5%未満だったとの事です。

 米国の状況ではありますが、私もサブスクというかSpotifyでは古い曲を聞くことがほとんど。最近だとウェス・モンゴメリー先生のが多いですが、近ごろ聞いたのは森田健作、庄野真代、Alan Parsons Project、小椋佳などで、昨年も由紀さおり、真璃子、ジャニス・イアン、クルセイダーズ、ディープパープル、井上陽水、吉田拓郎、高田みづえ、アル・ディ・メオラ、アリス、グレープ、木之内みどり、岩崎宏美、南沙織、ジョン・マクラフリン、ジェフ・ベックなど聞いてました。

 ウェス・モンゴメリー先生は、渡辺香津美さんだったか内田勘太郎さんだったかが雑誌のインタビューでお気に入りのアルバムに「夢のカリフォルニア」を挙げてて、前々から聞いてみたいと思ってた次第。

 ただ、学生時代はそこまで手が回らなかったというか私が行ってたような田舎の小さいレコード屋では見たことなくて、レンタルCDが全盛の頃でもツタヤとかではこういうのは置いてなかった気がします。

 なので、学生時代にはお金が無くて買えなくて、大人になってからレンタルCDで探しても見つからなかったようなアルバムを今聞いていると言えます。(ま、私の場合はトーホグが長かったので、都会のレンタルCDではもっと品ぞろえが豊富だったかもしれません。)

 それを考えると、今は古いのばっかり聞いてますが、聞きたいの全部聞き尽したら新しいものばかり聞くことになるのでしょう。

 

 

 …って言いながら、掘れば掘るほど出てくるのが数々の名盤なので、今まさに発売されようとしている楽曲を私が聞くのは何年後になるか。とはいえ、昨年は尾崎亜美さん、伊藤蘭様とかニューアルバムが出て内容は凄く良かったので、新作を聞かないわけではありません。が、それはもう決め打ちでCD買いますし、やっぱサブスクは古いの聞くことになるかなあ。


Spotifyでの庄野真代さん

2021年10月07日 23時39分35秒 | 音楽一般
 
 昨年私がSpotifyを始めた頃にいろいろ検索した際、庄野真代さんはオリジナルアルバムがまったくありませんでした。というのも、あるプレイリストで「飛んでイスタンブール」が流れてきた時、あのヒットしたのとはアレンジが相当違ったので。後年にセルフカバーしたヴァージョンでした。
 
 それが久しぶりに検索してみたところ、初期のオリジナルアルバムが結構出てきます。2nd「るなぱあく」、3rd「ぱすてる 33 1/3」、4th「ルフラン」、5th「マスカレード」など。
 
 庄野さんは、その後「Last Show」というライブアルバムを出してから世界一周旅行に出かけて活動を休止します。私は当時結構好きだったので、「るなぱあく」と「ぱすてる」「ルフラン」はレコードで持ってて、「Domestic Mayo Line」というベストアルバムも持ってました。その後、「るなぱあく」と「ぱすてる」はCDで買い直して、「Last Show」もCDで買いました。このライブは凄くいいので、なぜ当時レコードで買わなかったかと悔やんだのが10年ほど前。ただ、このCDはコロムビアのオンデマンドというシステムだったと思います。あれはあれでいいですけどね。
 
 そして、庄野さんはデビュー45周年という事で、CDとDVDのBOXセットが発売されるとか。その関係で全曲サブスク解禁かと思ったら、1stアルバムとか世界一周でのお休みからの復帰作「逢・愛・哀」とかはないですね。それらを聞きたければBOXセットですか。すごく充実してますがかなりのお値段。こういうのを買い逃すとあとで後悔するものですが。むぅ〜。

ヤングギター1980年1月号の新譜紹介

2021年10月03日 14時29分51秒 | 音楽一般
 
 古い音楽雑誌で新譜紹介を見ると、なんとなくその時代の感じがわかったりします。そして、当時はまったく気に留めなかったり、「ケッ」と思ってスルーしてたアルバムを聞いてみたくなったり。

 それがちょっと前までは思うだけだったのが、今はサブスクがあるので検索してみて出てきたら聞けるわけです。そしてその新譜紹介との答え合わせ(?)ができたりするわけですが、手元にあるヤングギター1980年1月号に出てたのは以下のアルバム。


ダウン・オン・ザ・ファーム/リトル・フィート
ハイドラ/TOTO
リー・リトナー・イン・リオ/リー・リトナー
シークレット・ライフ/スティービー・ワンダー
テイク・イット・ホーム/B.B.キング・ウィズ・クルセイダーズ
スーパー・フライト/カシオペア
アイム・ザ・マン/ジョー・ジャクソン
魔神の斧/モリー・ハチェット
センス・オブ・ワンダー/難波弘之
スリー・スピリット/ジョニー、ルイス&チャー
限りなき挑戦/アリスライブ
KYLYN LIVE/渡辺香津美
ジ・アザー・ワン/ボブ・ウェルチ
アンド・アバウト・タイム/バーニー・マースデン
ギターズ・アンド・ウィメン/リック・デリンジャー
皆殺しの挽歌/ZZトップ
夢は終わりぬ/リッチー・フューレイ
オアシス/ジミー・メッシーナ
SPLASH/中村哲&スプラッシュ
NEO-N/四人囃子
LIZARD/リザード
銀星団/シルバー・スターズ
OK or NO/SHOT GUN
ニナハーゲンバンド
GO!/ザ・ポップ
29の軌跡/トゥエニイナイン・フィーチュアリング・レニー・ホワイト
ライヴ・ラスト/ニール・ヤング
ジャック・ラビット・スリム/スティーヴ・フォーバート
モダン・ポップ/ダリル・ホールとジョン・オーツ
恋のハートビート/ブロンディ
愛の季節/ニコレッタ・ラーソン
パート・オブ・ザ・ゲーム/パブロ・クルーズ
SECOND LINE/久保田麻琴と夕焼け楽団
歌さえあれば/センチメンタル・シティ・ロマンス
STILL NIGHT/豊島たづみ
Just My Feeling/KAORU
何処かの空の下で/高山厳
CALIFORNIA BRUNCH/山本コータロー
キャトル/ラジ
パパ・ヘミングウェイ/加藤和彦

 上記のうち、持ってるのは「ハイドラ/TOTO」と「KYLYN LIVE/渡辺香津美」のみ。あとは聞いたことがあるのが「リー・リトナー・イン・リオ」。まったく知らないアーティストやバンドもあるので、調べてみるのは楽しみです。

 が、ここで素晴らしいのが洋楽のアーティスト名もアルバム名も全部カタカナで書いてあること。このままSpotifyで検索しても出てこないかも。また、邦題のみ書いてあって原題のわからないのもありますから、記事のジャケ写と合わせて探さねば。

 とりあえず探しやすい「銀星団」があるのは確認しましたが、果たして聞けるのが実際どれくらいありますでしょうか。

歌は上手いにこしたことはないが

2021年09月04日 22時03分24秒 | 音楽一般
 
 本日のテーマは「歌は上手いにこしたことはないが、いいかどうかは自分で決める。」という、モダチョキの「ピ・ピカソ」のような話です。

 私が小学生くらいの頃だったと思いますが、テレビに歌手が出てくると母に「この人、歌上手い?」といちいち聞いてたことがあります。母は歌が好きだったので、新しい歌手が出てきたときに「お、上手いやん」とか言ってたのですが、私は自分では判断できず、それを母に聞いてたと。

 母はもうそんな事は忘れてると思うので、今聞いてもどういう判断基準だったのかはわからないと思いますが、一般的に考えて、発声、音程、音域、ビブラートなどで判断してたと推察します。

 また、ある日「キックの鬼」のテーマ曲を聞いて「沢村忠って強くてかっこいいのに歌も上手い!」と言ったら、「ああ、そうか~?」と微妙な顔をされた事がありました。(まぁ今はそれの意味もわかります。)

 あの人はあの人でなかなか味のある歌だと思うので、結局ある程度歌えればそれ以上は好みの問題であるというのは先日も書きました。この人は声量がある、音域が広い、難しい曲でも音程は外さない、とかいう理由を付けて歌手を評価するのはつまらないのではなかろうかと。

 そして、特にアイドル歌手の場合はトータルな魅力で判断されると思うので、歌が上手ければ最強というわけではありません。プロインタビュアーの吉田豪氏は「アイドルの歌唱力のなさを馬鹿にするのは力士をデブと言って馬鹿にするのと同じくらい無意味」と言ってますが、確かにその通り。しかし、この人はこれを誤解されて「吉田豪はアイドルは歌が下手な方がよいと言った。」と批判されたりしてました。

 実名を出して申し訳ないですが、例えば能勢慶子さんはデビュー曲のサビで声を張るところが凄くスリリングでした。ただ、声はしっかり出してたので今聞いてみると結構いじらしく、ひたむきさも感じたりします。阪神の藤浪の立ち上がりが、球は速いけどどこに行くかわからないというような感じ。最近のアイドルは、それこそ初球から危険球で退場するような歌い方をする人がいなくてつまらないですね(?)。

 歌唱力の話とは別ですが、高校生の頃の昼休みに「河合奈保子と岩崎良美はどちらがいいか」と何人かで議論してたことがあります。すると横で弁当を食ってた奴がボソッと「みんな、よう知っとるのお。ワシ、若いのやったら誰でもいいわ。」と言ったので一同唖然としたり。

 私はアイドルとはいえ歌は上手い方がいいのですが、それも「ある程度歌えれば」という感じではあります。ちなみに子供の頃にいちいち母に聞いてた頃、母が「上手いんか下手なんかわからん。」と言った歌手が一人しました。それは「青い果実」を歌った山口百恵さんだったのですが、当時から独特の歌声だったのでしょうね。

 なお、歌唱力の際に時折出てくるビブラートに関してですが、つのだ☆ひろさんは「ビブラートのある無しと歌の上手さは関係ありません。」とキッパリ言ってました。それを考えると「歌の上手い下手って何?」とますます考えてしまうものでありますが、本日の結論として「ピーピピピピ ピーカーソーも ダービーンチーもー いいかどうかは自分で決める。」という事です。そういえば、濱田マリさんもノンビブラート唱法ですね。

 それにしても今日はまとまらんなあ…。

そもそもバラードとはなんでしょう?

2021年07月17日 22時48分41秒 | 音楽一般
 中学生の頃ですが、リズムボックス付きのラジカセを持ってました。そこには6種類のリズムが搭載されてて、それはWALTTZ、BALLAD、BOSSANOVA、SWING、ROCK 1、ROCK 2でした。そこでのバラードというのは3連のリズムで、ダウンタウンブギウギバンドの「涙のシークレットラブ」のような感じだったので、私はバラード=3連というイメージでした。

 この定義でいうと、曲名に「バラード」とついて当てはまる曲の代表は「母に捧げるバラード」「スローバラード」などで、当てはまらないのは「みなしごのバラード」「やつらの足音のバラード」などでしょうか。どっちもワルツのような気がしますし。

 いまだに正確なバラードの定義は知りませんが、世間一般では静かな曲がバラードと言われるようです。というのも、来週の「歌謡スクランブル」が「バラード・コレクション」であること。

 月~金の5日間に渡って放送されるのですが、「これがバラード?」というのがいくつか。具体的には、「日暮れ坂」渡哲也、「あなたを・もっと・知りたくて」薬師丸ひろ子、「夢の途中」来生たかお、「恋人も濡れる街角」中村雅俊、「潮騒のメロディー」高田みづえ。「Lemon」米津玄師、などなど。

 まあ以前篠原ともえさんが「凄く素敵なバラードを」と言って、「地下鉄に乗って」をカバーしてたので、「バラードだ」といえばそうなるのかもしれません。そういう点での究極は、知り合いのバンドが「バラードをやります」と言って「ロッキーのテーマ」をやってたことがありました。

 考えてみれば、世の中にはサンバと名がついててサンバじゃない曲、ブルースと名がついててブルースじゃない曲などいろいろあります。ちなみにこのラジカセの「ROCK 2」はいわゆる16ビートの事でしたが、日本のミュージシャンがスティーブ・ガッドに「16ビートで」と言っても話が通じなかったという事を聞いたことがあります。それが本当かどうか知らないのですが、なんかありそうな話ではあります。リズムパターンと、曲の構成は違う話であることが多いですよね。私もよくわかりません。

「ウルトラマン レジェンド・ソング・コレクション」が配信されました

2021年06月30日 22時07分45秒 | 音楽一般
 
 今年はウルトラマン55周年だそうで、「ウルトラマン レジェンド・ソング・コレクション」なるアルバムがサブスク&デジタル配信開始されました

 最初はウルトラQから始まるわけですが、現在毎週月曜の夜にBSPで4Kリマスターも放送されてますし、この界隈は盛り上がってますね。

 私は昭和38年生まれの一般男性ですので、ウルトラQ放送時はまだ二歳。当然リアルタイムの記憶はありません。調べてみたらウルトラマン放送時も3歳になるかならないかくらいだったので、ちゃんと見た記憶はないのではないかと。ただし、昭和の男子の宿命としてウルトラマン関係は結構好きだったりします。

 それで、当時近所に住んでたいとこが「ウルトラQ」のソノシートを持ってて、それはよく聞かせて貰った記憶があります。なのでメインテーマだけじゃなくて、「大怪獣の歌」とか「ウルトラマーチ」も知ってました。が、この2曲はすごく曲調が似てるので、いまだにどっちがどっちかわからないという…。

 そのソノシートにはドラマも1回分収録されてて、ぺギラの話だったのはよく覚えてますが、あれを音声だけで聞いても何が何だかわからなかったり。それで「ぺギラ=怖い」というイメージだったのですが、実際見ると結構可愛い顔してますね。

 ということで、私はいまSpotifyで聞きながらこれを書いてますが、サブスクで全部聞けますので関心のある方は是非どうぞ。「ウルトラセブン」の劇中歌は曲もアレンジも秀逸なのが多いですね。テレビで劇中で聞いてた時より断然いいです。そして再生回数が表示されてますが、1000回超えてるのはほとんどメインテーマばかり。そして最も再生回数が多いのが、「ぼくらのグレート」という曲。「ウルトラマンG」は知りませんでした。どういう人が聞いてるのやら。

 ということで、収録曲は以下の通りです。

[Disk 1]
1. メインタイトル(M1T2) (『ウルトラQ』より)
2. テーマ(M2) (『ウルトラQ』より)
3. 大怪獣の歌(『ウルトラQ』より)
4. ウルトラマーチ(『ウルトラQ』より)
5. ウルトラマンの歌(『ウルトラマン』より)
6. 特捜隊の歌(『ウルトラマン』より)
7. 進め!ウルトラマン(『ウルトラマン』より)
8. ウルトラ怪獣音頭(『ウルトラマン』イメージソング)
9. ウルトラセブンのうた(『ウルトラセブン』より)
10. ウルトラ警備隊のうた(『ウルトラセブン』より)
11. ウルトラ少年のうた(『ウルトラセブン』より)
12. ULTRA SEVEN(『ウルトラセブン』より)
13. ウルトラセブンの歌 パートⅡ(『ウルトラセブン』より)
14. 帰ってきたウルトラマン(『帰ってきたウルトラマン』より)
15. MATチームの歌(『帰ってきたウルトラマン』より)
16. 怪獣音頭(『帰ってきたウルトラマン』より)
17. 戦え!ウルトラマン(『帰ってきたウルトラマン』より)
18. 怪獣ロック(『帰ってきたウルトラマン』イメージソング)
19. ウルトラマンエース(『ウルトラマンA』より)
20. タックのうた(『ウルトラマンA』より)
21. TACのワンダバ一週間(『ウルトラマンA』より)
22. ウルトラエース(『ウルトラマンA』より)

[Disk2]
1. ウルトラマンタロウ(『ウルトラマンT』より)
2. ウルトラ六兄弟(『ウルトラマンT』より)
3. ウルトラの母のバラード(『ウルトラマンT』より)
4. ウルトラマンレオ(『ウルトラマンレオ』より)
5. 戦え!ウルトラマンレオ(『ウルトラマンレオ』より)
6. MACのマーチ(『ウルトラマンレオ』より)
7. 星空のバラード(『ウルトラマンレオ』より)
8. THE THEME SONG of “ULTRA-7” (『ウルトラセブン』(ハワイ放映版)より)
9. “ULTRA-7” (『ウルトラセブン』(ハワイ放映版)より)
10. ぼくらのウルトラマン(映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』より)
11. ウルトラマンの歌(映画『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』より)
12. ディスコウルトラマン(映画『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』より)
13. ディスコウルトラセブン
14. ウルトラ・愛の鐘(映画『ウルトラマン怪獣大決戦』より)
15. ウルトラマン物語(映画『ウルトラマン怪獣大決戦』より)
16. ウルトラマンゾフィー(映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』より)
17. キッズのチャチャチャ(映画『ウルトラマンキッズ M7.8星のゆかいな仲間』より)
18. 仲良しピグコとミドリちゃん(映画『ウルトラマンキッズ M7.8星のゆかいな仲間』より)
19. アンドロメロス(『アンドロメロス』より)
20. 帰って来いよ アンドロメロス(『アンドロメロス』より)

[Disk3]
1. ザ・ウルトラマン(『ザ☆ウルトラマン』より)
2. 愛の勇者たち(『ザ☆ウルトラマン』より)
3. ザ・ウルトラマン・ディスコ・フィーバー(『ザ☆ウルトラマン』より)
4. ウルトラマン賛歌(『ザ☆ウルトラマン』より)
5. ウルトラの星(『ザ☆ウルトラマン』より)
6. ムツミの歌(『ザ☆ウルトラマン』より)
7. スーパーマードック(『ザ☆ウルトラマン』より)
8. 我ら科学警備隊(『ザ☆ウルトラマン』より)
9. ロボット・ピグの歌(『ザ☆ウルトラマン』より)
10. 明日に……(『ザ☆ウルトラマン』より)
11. 怪獣レクイエム(『ザ☆ウルトラマン』より)
12. ウルトラマン80(『ウルトラマン80』より)
13. レッツ・ゴー・UGM(『ウルトラマン80』より)
14. 心を燃やすあいつ-矢的 猛の歌-(『ウルトラマン80』より)
15. がんばれウルトラマン80(『ウルトラマン80』より)
16. 地球人だよ(『ウルトラマン80』より)
17. 時の中を走りぬけて(『ウルトラマンUSA』より)
18. スカイ・ハイ・ヒーロー(『ウルトラマンUSA』より)
19. ぼくらのグレート(『ウルトラマンG』より)
20. 地球は君を待っていた(『ウルトラマンG』より)
21. 未来へ向かって(『ウルトラマンG』より)
22. THE EARTH IT‘S HURTIN’《日本語バージョン》(『ウルトラマンG』より)
23. ULTRAMAN(『ウルトラマンG』より)
24. THE EARTH IT‘S HURTIN’《英語バージョン》(『ウルトラマンG』より)

シリータ知らんかった

2020年07月16日 22時01分34秒 | 音楽一般
 NHKFM「夜のプレイリスト」は夕方の再放送で聞いておりますので、1週間遅れでチェックしてます。なので今週の担当は大貫妙子さん。そして、その2日目に紹介してたのがSYREETA WRIGHTの1stアルバム「シリータ」。

 この人のことはまったく知らなかったのですが、これの発売は1972年。この人は当時スティーヴィー・ワンダーの奥さんだったそうで、このアルバムもプロデュースはスティーヴィー・ワンダー。大貫さんの話では、アルバム全体にそのラブラブな感じ(?)が伝わってくるとの事でした。

 私はスティーヴィー・ワンダーの奥さんがシンガーで、なおかつこのアルバム発売直後に離婚して、離婚したとはいえその次のアルバムもスティーヴィー・ワンダーのプロデュースで、さらにこのシリータさんがもう亡くなっているということもまったく知りませんでした。発売元でのアルバムの紹介としては「独自のスタンスでワン&オンリーな女性ソウル・シンガーとしての立ち位置を築いたシリータの、記念すべきファースト・アルバム。全曲が夫である(当時)スティーヴィー・ワンダーのプロデュース。」とされています。

 夫婦だった二人が離婚してからも共同制作していたということは、お互いにその才能は認め合っていたのでしょう。まるで鳳啓助・京唄子か、正司敏江・玲児のような感じですね。ポテチン!(?)

 ところで、そのアルバムですが、聞いてみたら結構気に入りました。なかなか声が個性的です。歌が上手いのは当然として、声の引き出しが多いというか表現力がなかなか。おまけに曲もいいですし。

 考えてみれば、スティーヴィー・ワンダーを好きな尾崎亜美さんの音楽が好きな私ですので、そのスティーヴィー・ワンダーがプロデュースした女性シンガーというと気に入って当然かも。

 ところで、今週の大貫妙子さんの紹介していたアルバムですが、Sergio Mendes & Brasil '66も良かったし、今日聞いたJoni Mitchellも面白かったです。大貫さんがどこかで他の歌手のアルバムを紹介する企画があるときは、チェックした方がいいかもと思いました。実は大貫さんのアルバムは一枚も持っていないので、不思議なものです。

あのピアノもハネケンだったという話

2020年07月12日 22時23分40秒 | 音楽一般
 

 羽田健太郎さんのピアノの話をまたまたもう少し。著書によると、なんと初期の憂歌団やダウンタウンブギウギバンドのレコーディングも羽田さんが担当してたのですと。ブギウギバンドはともかく、憂歌団のピアノは大阪のブルースマンを連れてきて演奏したものだと思ってました。

 1stアルバムは持ってないのですが、聞いてみると「おそうじオバチャン」や「はんか街のはんぱ女」ではご機嫌なピアノが入ってますので、あれも羽田さんなのでしょうね。憂歌団のメンバーより羽田さんが5歳くらい上ですが、どう考えてもとんがってた彼らが、レコーディングに音大出身のスタジオミュージシャンが参加すると聞いてどういう反応だったかは気になるところ。とはいえ、いきなりのデビューでオタオタしてたのかもしれませんが。

 憂歌団はライブが好きで持ってるCDもライブ2枚のみなのですが、ちょっと視聴してみたら気に入って1st注文してしまいました。代表曲も何曲か入ってますし。

 ダウンタウンブギウギバンドは、アルバム結構持ってて、2ndの「続脱・どん底」、3rdの「ブギウギ・どん底ハウス」、「身も心も」と、2枚組ベストがあります。

 歌詞カードによると2ndの「続脱・どん底」では、その後正式メンバーになる千野秀一さんがピアノを弾いてますし、ライブ「脱・どん底音楽会」でもそうでした。ということは、1stアルバムがそうなのでしょうか。ベストで聞ける曲はピアノが入ってないのでわかりませんが。あるいは2nd発売前のシングル曲「スモーキン・ブギ」「カッコマン・ブギ / 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」がそうなのかもしれません。「カッコマン・ブギ」はピアノがかっこいいですしね。

 あとは、アリスやかぐや姫などのフォーク勢もライブはギターだけでやってるところを、レコーディングではピアノが必要になってそこもよく一緒にやってたとか。ということは、「妹」「神田川」などもハネケンさんなのかもしれません。アリスはスタジオ録音は知りませんが、ライブの「エンドレスロード」というアルバムに参加してたのは知ってます。持ってましたし。

 それにしても知らず知らずのうちに、あちこちで演奏を耳にしてたんですね。それこそ、日本の歌謡界を支えてた人なのは間違いありません。

私の好きな大村雅朗作品

2020年06月29日 22時16分17秒 | 音楽一般
 

 昨日はBS日テレで、作編曲家大村雅朗さんの特番「風の譜~福岡が生んだ伝説の編曲家 大村雅朗~」が放送され大きな話題となりました。が、そこは全国放送とはいえBS、やはり地上波での再放送を目指してもっともっと騒ぐべきだと思っているものです。何より今日は大村さんの命日ですし。

 大村雅朗さんは、編曲家としての業績が大きいのですが、作曲もされていました。作曲した作品としては、松田聖子さんの「SWEET MEMORIES」が一番のヒットでしょうが、編曲作品としては数え上げたらきりがありません。そこで、私が特に好きな曲を挙げてみましょう。

 私が大村さんの名前を初めて意識したのは1980年の春ごろ、石川ひとみさんの1stアルバム「くるみ割り人形」にて。一番驚いたのは「サムシング・フォーリン・ダウン」という曲で、これはイントロの出だしからして、ストリングスの華麗なメロディで始まり、途中からリズムが変わってフレンチポップス風になるなんともおしゃれなアレンジ。で、「このアレンジャーは誰?」となったわけですが、当時は「まさお? まさろう?」と思ってたくらいで、どういう人かわからずとにかく名前だけは頭に刻みました。

 その曲をはじめ、特に好きな曲は以下の通りです。

石川ひとみ「サムシング・フォーリン・ダウン」「ひとりぼっちのサーカス」「思いがけない序章」
岩崎良美「朝の手紙」「愛はどこに行ったの」「レイン」
石坂智子「ありがとう」
渡辺美里「My Revolution」
太田裕美「青空の翳り」「満月の夜、君んちへ行ったよ」
八神純子「ポーラスター」
松原みき「ニートな午後三時」
原田知世「どうしてますか」「早春物語」

 石川ひとみさんは、ヒット曲の「くるみ割り人形」をはじめ1stアルバムは全10曲中8曲のアレンジを担当し、ほぼアルバムを全部手掛けたような形。2ndアルバムも6曲で編曲を担当し、2曲は作曲もしてるということで関わりは大きく、好きなアレンジ曲は多いのですが特に好きなものとして上記3曲をチョイス。

 岩崎良美さんは、アルバム「心のアトリエ」を半分くらい、「唇に夢の跡」「Save Me」で8割方編曲を担当してます。あらためて調べてみたら、「朝の手紙」は作曲も大村さんですね。よしりんは一度コンサートに行ったのですが、ラストの方だったかアンコールだったかこの曲で大変盛り上がり、ある意味石川ひとみさんの「らぶ・とりーとめんと」のような位置づけではないかと思ったり。「愛はどこに行ったの」は、ミュージシャンのクレジットを見たらギターの松原さんとストリングスしか書いてなくて、他は全部打ち込み。当時打ち込みと生のストリングスで曲ができるとは知らなかったので、なんか凄く不思議で印象の強い曲です。そういわれてみると打ち込みのドラムなんですね。しかし素敵です。

 石坂智子さんは、私は同郷で年も1歳しか違わないので、応援したくなり当時つい1stアルバムを買ってしまいました。それが10曲全部大村さんの編曲。それもあって私は大村さんの名前は嫌というほど覚えたのでしょう。彼女のセカンドシングルは「デジタルナイトララバイ」で、1stアルバムも「デジタルレディー」というタイトルなのですが、曲調は一切テクノではなくどちらかというと叙情派というかフォーク・ニューミュージック系でした。好きな曲は多いのですが、ここはデビュー曲の「ありがとう」と。

 渡辺美里さんに至っては、2ndアルバムの「Lovin' you」は2枚組でこれが全部大村さんの編曲。ここでも好きな曲があり過ぎますが、やはり「My Revolution」が忘れられません。私は新しいオーディオ装置を入手した時には必ずこの曲でサウンドチェックして、アンプ買えたりスピーカー買ったりしたときは、あのイントロがどんな感じで響くのかを試してます。(って、今に至るまで高級な機材は買ってませんが…)

 あとは上記の曲もそうですし、松田聖子さんなら「チェリーブラッサム」「夏の扉」「時間の国アリス」とか印象強いですし、河合奈保子さんなら「スマイル・フォー・ミー」はアイドルポップスとしてはワクワクするようなアレンジが流石です。

 BSの番組は全国放送とはいえ、いかに見られないというか見ない人が多いかというのは過去の様々な経験で思い知っているので、次は是非地上波でと最後にもう一度念押し。日テレのサイトに感想と要望を書いた方がいいでしょうね。よし、やったる。

大村雅朗さんの特集番組がついに全国放送されます

2020年06月15日 22時03分22秒 | 音楽一般
 

 編曲家大村雅朗さんの足跡をたどったテレビ番組「風の譜~福岡が生んだ伝説の編曲家 大村雅朗~」が、BS日テレで放送されます。昨年九州ローカルで放送されたものですが、ファンの熱意と関係者の努力が実ったのでしょう。

 大村雅朗さんについては名前を知らなくても、その編曲した曲を聞いたことない人はいません。有名なところだけでも、八神純子「みずいろの雨」「パープルタウン」、吉川晃司「モニカ」、大沢誉志幸「そして僕は途方に暮れる」、渡辺美里「My Revolution」、河合奈保子「スマイル・フォー・ミー」、佐野元春「アンジェリーナ」、ばんばひろふみ「SACHIKO」、渡辺徹「約束」などなど。

 特に目立つところでは一連の松田聖子作品「青い珊瑚礁」「チェリーブラッサム」「夏の扉」「白いパラソル」「SWEET MEMORIES」「時間の国のアリス」「ハートのイヤリング」「天使のウインク」「ボーイの季節」があって、「SWEET MEMORIES」は作曲も手掛けています。この曲ではその年のレコード大賞編曲賞を受賞しました。

 この番組の内容は「共に時代を歩んだアーティスト達のインタビューやスタジオ・ライブ、数々の映像資料や再現ドラマなどで、大村さんの功績や音楽への情熱、知られざる人間性を描いた」もので、八神純子さんと渡辺美里さんの対談、八神純子さん、中島愛さんが大村さんの実際のレコーディングに数多く参加した豪華なミュージシャンを迎えてのスタジオライブまであるとか。

 そして大村さんと多くの作品で組んでいた作詞家の松本隆さんが、大村さんの地元の福岡まで行って実家や母校を訪ねるという内容もあるそうで、そもそもなぜこれがローカルでしか放送されなかったのだろうと。

 私が大村さんを強く意識したのは、1978年に発売された石川ひとみさんのアルバム「くるみ割り人形」で、全10曲中8曲が大村さんの編曲でした。そもそもシングルの「くるみ割り人形」もそうだったのですが、このアルバムの「サムシング・フォーリン・ダウン」という曲が衝撃で「ひえっ、新人アイドル歌手がこんな曲やるの?」と驚いたものです。

 その後は上記の通り、担当した楽曲が次々大ヒットし、アイドルやニューミュージックだけではなく甲斐バンドの「REPEAT & FADE」というアルバムで田中一郎さんと組んでたりしたので、「へぇ~こんなのもやるんだ。」と思ったりしました。あれはもしや福岡繋がりだったのでしょうか。

 なので、私としては一番好きな編曲家であることは間違いありません。亡くなったのは23年前で46歳だったとか。なんと若かったことか…。

 放送はBS日テレで6月28日(日) 18:30~19:54。番組サイトはこちらです。これは録画せねば! そして次は是非地上波でも!