今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ドラマ「日本沈没-希望のひと-」終わりました

2021年12月20日 | 日本沈没
 日本全国に沈没ブームを巻き起こした(?)ドラマ「日本沈没-希望のひと-」が終わりました。私は自称日本沈没マニアですが、今回は全話見て結構楽しめました。力作だったし面白かったと思います。

 今回も一応は小松左京先生の小説を原作としているものの、主人公は違うし結末もまったく違いました。確かに40年以上経って時代背景は変わってるし、今はパソコンもネットもスマホもAIもある時代ですので、そもそも同じようにはできないでしょう。

 私は原作を読んでから、映像化する際には地震や噴火や津波のパニックシーンを強調することには抵抗があり、もっと「国とは」「国土とは」「国民とは」「日本が沈没しても日本国民は存在できるのか」というようなことを考える作品なのではないかと思ってました。

 果たして今回のドラマは、そういうパニックシーンはかなり少なく、日本が沈没することの国民への周知や、移民の対応を考える官僚を主役にしたことはかなり評価できます。さらに、政治家の思惑とか外交交渉におけるアメリカや中国の駆け引きとか、実際ありそうな話を織り交ぜたのは感心しました。

 あとは、移民の受付が始まっても急いで申し込まない人が多いというのも、なんか実際にありそう。「いや、私らはもういいです。」とかいう人はいそうですものね。

 そういう意味で、今回の企画は評価します。製作陣には称賛を送りたいと思います。ただ、今一つ贅沢をいうと映画のラストにあった総理と田所博士のやりとりのような感じも欲しかったと思ったり。

 世間一般の評価はどうだったかわかりませんが、視聴率はそこそこ良かったようには思います。まぁ私が思ってたようなところに思いをはせてくれた人がいるかどうかというのは、欲張りすぎかもしれませんね。

沈没開始まであと1週間です!

2021年11月14日 | 日本沈没
 
 いよいよドラマ「日本沈没」開始まであと1週間となりました。「日本沈没なら毎週日曜の夜にやっとるが?」という方は、まだまだ沈没に対する危機感が足りません。ドラマ「日本沈没」とは1974年版の方。

 これは、映画とは違って村野武範と由美かおる主演のドラマ。日本映画専門チャンネルで21日(日)昼12時から毎週4話ずつ放送されます。何しろ全26話ですので、毎週全国のどこかがちょっとずつ沈む、いわゆる沈没の全国ツアーです。

 これの見どころは、村野武範扮する小野寺が潜水艇の操縦士なのに、田所博士から「小野寺君、群馬で地震だ。大至急行ってくれ!」と、言われれば「ハイッ!」と。また由美かおるは風呂にこそ入りませんが、ビキニの水着とかテニスルックとか看護婦のコスプレとか、お茶の間のお父さん方の希望には十分応えてくれます。

 さらに、次回予告のナレーションが岸田森で「次回『いま、島が沈む」。お楽しみに。」と冷酷に言われて「楽しみか?」と思ったりするのがなんとも言えません。

 ということで、由美かおるを見たい方も五木ひろし先生の歌を聞きたい方も是非録画予約をどうぞ。私の場合は、諸般の事情で21日のリアルタイムでの視聴はできません。沈没マニアとしては、日本全国に沈没ブームが沸き起こることを祈ってます。

日本沈没もお手軽になったものです>東宝DVD名作セレクション

2021年10月28日 | 日本沈没
 1973版の映画「日本沈没」はDVD出てるはずと思って調べたら、今は「東宝DVD名作セレクション」として2000円で売ってました。日本民族滅亡の話が2000円とは安くなったものです。

 ただ、この映画は来月も日本映画専門チャンネルで放送がありますが、BSPでもちょくちょくやってますし、私は何年か前に放送されてたのを録画して保存版にしてあります。沈没マニアとはいえ、ノーカットで放送されれば別にDVD買うまではないと。

 それで1974年のドラマ版「日本沈没」はというと、これもDVD-BOXセットが発売されてます。が、amazonでは新品で97,300円、中古でも42,000円というプレミア価格。こちらも来月から日本映画専門チャンネルで放送されますから、BOXセットを買おうとしてる沈没マニアには「ちょっと待て!」と言いたいです。

 ということで、私としては映画版のDVDを買うのはあり、ドラマ版はそこまでしなくてもCSで見れば、という立場です。

 それにしても「東宝DVD名作セレクション」というシリーズは、時折「おおっ!」という作品があったりしますが、もちろん富田靖子主演の「さびしんぼう」も出てます。こちらはamazonでは1,980円。いい時代です。

 そして斉藤由貴主演の「恋する女たち」とか「トットチャンネル」などは、このDVDシリーズで今年の8月に一挙発売されたのですね。買っちゃいそうなんで、やめて下さい…。

 まあなんだかんだいって、このシリーズで一番のお薦めは「エスパイ」ですが、それはまた別の話に。

1974年版のドラマ「日本沈没」やるそうです>日本映画専門チャンネル

2021年10月25日 | 日本沈没
 
 TBS日曜劇場のおかげで世の中には何度目かの日本沈没ブームが訪れてますが、日本映画専門チャンネルでは1974年版のドラマも放送するそうです。映画の方は1973年の12月公開ですが、ドラマの方は1974年10月から翌年3月まで半年間やってました。

 原作が発売されたのが1973年3月、その年の12月に映画公開、翌年10月からドラマが始まり、それが終わったのが1975年3月ですから、最初の沈没ブームは2年も続いたことになります。

 私はあの映画を公開当時映画館で見て、ドラマは父が毎週大河ドラマを見てたので見られず、21世紀になってから原作を読んで感銘を受け、あらためて最初の映画と74年版のドラマを見たという流れです。おかげで今ではすっかり沈没マニアとなりました。

 なお、映画の主役は藤岡弘でヒロインはいしだあゆみでしたが、ドラマの方は村野武範主演でヒロインは由美かおる。由美かおるというと、当然お茶の間のお父さん方は入浴シーンを期待するでしょうが、それはありません。しかし、テニスルックからビキニ姿まで披露するサービスぶりなので、全国3万人の由美かおるファンの皆様は満足されることでしょう。

 このドラマの村野武範はかっこよくて設定は原作と同じ。各地で地震が起きるたびに田所博士から「小野寺君、至急行ってくれ!」と言われ、全国どこにでも駆け付けます。しかし、群馬や京都にも行くので「あんた、潜水艇の操縦士と違うんか?」とついツッコミを入れたくなります。

 ドラマの方は全国あちこちがちょっとずつ沈没するのでロードムービー的ではありますが、マニアの間では沈没の全国ツアーと呼ばれております。(本当か?) そして、毎回「おおっ!」というゲストが登場すること、五木ひろしの主題歌が泣かせること、田所博士は映画と同じく小林桂樹が演じていることなど、これは見ないと一生後悔する作品です。

 初回は11月21日(日)のお昼12時から、毎週4話ずつ放送されるようです。CSとはいえ、日本映画専門チャンネルは比較的見てる人は多いように思いますので、見られる人は是非お忘れなきように。前に再放送見たのは6年前ですが、今回は全話録画して保存版にせねば。ああ、楽しみだ楽しみだ。

ドラマ「日本沈没」始まりました

2021年10月10日 | 日本沈没
 正式には「日本沈没-希望のひと-」というタイトルですが、TBS系で今日から始まりました。私は前からブログに「日本沈没」というカテゴリーを作ってるくらいの沈没マニアですので、当然初回拡大版を見ました。

 感想としては「つかみはOK」という感じで、結構面白かったです。ドラマの初回というのはキャラの設定を印象付けるために、大体極端な展開や演出が多いものですが、これは話自体がとんでもない物語なので、その辺は気になりません。主演の小栗旬も、その他の政治家や官僚役、学者サイドの方々も良かったと思います。香川照之の田所博士はちょっと濃かった気はしますが、あれも見てるうちに味がしみ込んでくるのでしょうね。当然深海調査艇「わだつみ」にも萌えました。

 原作はお馴染み小松左京先生の小説ですが、設定はかなり違います。原作は素晴らしいし、藤岡弘主演の1973年公開の映画もよくできてました。なので、このドラマがヒットして原作や映画も注目されることを期待します。

 単なるパニック作品じゃなくて、「日本が沈没するとなったら一般市民はどうしたらいいの?」というのをみんなが一度考えてみるようになることも期待したいですね。沈没マニアとしては。

チンボツの準備はバッチリ > TBSドラマ「日本沈没-希望のひと-」

2021年09月20日 | 日本沈没
 
 10月からのTBS日曜劇場は「日本沈没-希望のひと-」だそうです。「日本沈没」は、ご存じ小松左京先生によるベストセラー小説ですが、それが刊行されたのは1973年。当時は映画になったりドラマになったりしました。

 そして、今回のドラマは「日本沈没-希望のひと-」というタイトルで、舞台を現代に置き換えてアレンジしたストーリーだそうです。主役は小栗旬ですが、これが環境省の官僚の役であり、原作にはないオリジナルキャラクター。その他の登場人物も眺めてますが、小説の主役であった深海調査艇の操縦士小野寺は出ないようです。ということは、かなり内容は変わるのでしょうね。

 私は1973年に最初の映画が公開された当時に映画館で見て、原作を読んだのは20年ほど前。2006年のリメイクの映画も見ましたし、1974年に製作されたテレビドラマの方も6年ほど前に全部見ました。どれが一番お気に入りかというと、やはり原作が圧巻です。1973年版の映画も藤岡弘がかっこよくてナイスです。

 1973年と2006年の映画を両方見た人は多いでしょうが、テレビドラマ版を全部見た人は少ないかも。こちらは主演が村野武範と由美かおるで、田所博士のみ映画と同じ小林桂樹でした。

 由美かおるは入浴シーンはないのですが、ビキニで海辺で遊ぶシーンはあります。この辺視聴者の期待を裏切りませんね。おまけに、このドラマは主題歌が五木ひろし先生。それほど演歌チックではありませんが、今見るとちょっとイメージ違うよなあと思ったのは私だけでしょうか。DVDボックスセットは出てますが、新品では買えなさそう。由美かおるがじっくり見たい人は水戸黄門か「エスパイ」でもどうぞ。また、チンボツマニアとして、このブログには「日本沈没」のカテゴリーも作ってますので、ドラマの雰囲気を知りたい方はそちらをご参照下さい。

 なお、最初の映画を見た時は小学生だったのでパニック巨編としてのシーンしか注目してなかったのですが、大人になってから見ると「国家とは?」「国民とは?」「国土がなくなっても国は残れるのか?」とか色々考えさせられた上に、これを国家の安全保障上の問題としての作品と捉えるようになりました。

 そういう意味で、今回の登場人物は官僚がやたらと多いので、私が注目しているような方向が少しは期待できるかもしれません。CGバリバリのチンボツシーンよりは、国民にそのことをどのように知らせるか、いつどこに避難させるか、沈没後は一体どうするか、というのをドラマとともに考えたいですね。

 もう一つの注目は、田所博士役が香川照之というのがいかにも暑苦しそう。半沢ブームをしのぐチンボツ旋風が全国に巻き起こることを期待しています。

「日本沈没」が47年ぶりにリメークですって

2020年11月26日 | 日本沈没
 「日本沈没」はご存じの通り小松左京先生の大ベストセラー小説ですが、当時は映画にもなりドラマにもなりました。そして、なんと47年ぶりにTBSでドラマ化されるのだとか。主演は小栗旬ですが、これは前作の村野武範のような立場ではなく、目的のためなら手段を選ばない野心家の環境省エリート官僚という設定。

 そして、あの田所博士は香川照之ですって。想像しただけで、もう大和田常務の雰囲気が漂ってきてニヤケてしまいますが、確かにはまり役になりそうな予感はあります。

 ちなみに、私は1973年の最初の映画も見たし、原作も読んだし、リメーク版の映画も見たし、1974年のドラマ版も見ました。立派な沈没マニアですが、そのドラマ版は大河ドラマの裏番組だったので当時は見られなくて、5年ほど前にCSの再放送で全話見ました。映画や小説を読んだ人は珍しくないでしょうが、あのドラマ版を全部見た人は今となっては少ないかもしれません。

 ここでも何回も記事にしてますが、子供の頃は富士山が噴火するとか大阪城が崩れるとかパニックシーンばかり注目してましたが、大人になって原作を読んで映画を見ると「国とは?」「国家とは?」「国土とは?」「国民とは?」ということを考えさせられ、主に安全保障の点で見るべき作品だと思いました。

 5年前にドラマを見た感想もブログで細かく書きましたが、それによると映画で描かれた壮大な安全保障の問題よりは、取り残された数人を助けに行くようなミクロ的な部分が強調されてるとあります。そこが映画とドラマとでは視点が違ったのでしょう。

 リメーク版は最近ニュースになってますが、放送はなんと来年10月からだそうです。どういう話になるかも楽しみですが、その頃にはオリンピックが終わってるのかコロナは収束してるのかというところにも思いを馳せてしまいます。

 ところで、1974年版のドラマでは、主題歌を誰が歌ってたかはご存じでしょうか。なんと、これが五木ひろし先生で曲はド演歌ではなく良い曲なのですが、なんとなく物悲しいので、私なんぞはあれを聞くと初回なのにもう最終回で沈没してしまったような感じになります。

 なので、リメーク版ではロックのバラードでやや希望も感じさせるような曲を希望します。この主題歌のために新しくロックバンドをデビューさせるのもいいですね。バンド名は、当然「ザ・チンボッツ」。サビでは「ファイト~!」「チンボーーーツ」という掛け声で盛り上がると。

 なんにしてもまた日本沈没が話題になるのは楽しみです。ちなみに、私は映画よりもドラマよりも原作が面白いと思いました。この機会に皆さんも是非原作をどうぞ。「小野寺~! かっこいいぞぉ~」と叫びたくなります。

日本沈没をエクソシストで中和してみる

2018年01月30日 | 日本沈没

 WOWOWで「日本沈没」をやってたのでつい録画してしまいました。もちろん1973年の藤岡弘版です。まずは軽く1時間くらい見ようとしたら、たった1時間で東京が火の海になってしまいました。あれは原作も素晴らしいし映画も名作なのですが、今のご時世軽い気分で見ないときついものがあります。

 軽い気分で見るには「藤岡弘といしだあゆみは噴火でワッチコンの邪魔されて悔しいだろうな」とか「丹波哲郎先生の視線の先はカンペだろうか」とか「潜水艇の中にはトイレ無いからみんなオムツしてるというのは本当だろうか」とか考えるのがいいです。

 真面目な話としては、最後の最後に田所博士が山本総理に言うセリフがこの映画のすべてだと思います。単なる特撮パニック映画だと見るか、国とは、国家とは、国民とは、日本人とは何かと考えるようになるか、大人なら後者ですね。

 ただ、日本沈没だけ見て寝ると絶対悪夢を見るだろうと思い、中和するために(?)「エクソシスト」を見ました。こちらは現代のドラマ版。第5話まで来て、オリジナルの映画版との繋がりが見えてきました。段々面白くなってきたというか、毎週1話ずつ見るよりはまとめて録画して一気に見た方がいいかも。面白いので評価します。

 ということで、結果として夕べは普通に仕事の夢を見ました。実は一番の悪夢かも…。


日本沈没のゲストに注目

2015年10月11日 | 日本沈没

 先月までCSで放送されたドラマ「日本沈没」は全話録画したので順番に視聴中です。半年の放送なので全26話ですが、22話目でついにフォッサマグナから日本列島は折れ曲がってしまいました。これまで九州、関西、北海道と地震が地上巡業をしていましたが、ぼちぼち関東地方にも迫ってきてます。


 このドラマには毎回ゲストがでるのですが、小川知子が男勝りのパイロット役だったり、加茂さくらが子持ちの女トラック野郎だったり、下條アトムと水沢アキが田舎の純愛カップル役だったり、林家喜久蔵が農家の息子、穂積ペペとか小原秀明が北海道の純朴な若者役だったりで、その地味な存在感から目が離せません(?)。


 で、その22話では中学生カップルが出演。男子は「超人バロム1」や「なぞの転校生」でお馴染みの高野浩幸君、女子の方も見覚えがあって「誰だっけ? もしや?」と思って調べてみたら、この人は中村亜子さんという人。そうです、あの「桃尻娘」でお馴染みの亜湖さんです。この回は1975年の放送ですが当時から出てたんですね。愛嬌溢れた笑顔が印象的だったので、当時このドラマを見てたらファンになってたかも。で、その後「桃尻娘」を見てショックを受けたかも。


 それはそれとして、ドラマ版は映画とはちょっと感覚が違います。毎回村野武範扮する小野寺と地方の人との触れ合いがあるのですが、灯台に残された人を助けに行った自衛隊ヘリが海底火山の噴火で墜落したときに、見てた人が「う~む、あれだと船でも近づけないし…」とか言ってて、「ちょっと! 自衛隊員の心配してよ!」とか思いました。


 あとは島民全員の避難よりは、最後に残された2人くらいの救助に焦点が当たってたりして、私が原作を読んで感じた「国とは?」「国家とは?」「国民とは?」「国土とは?」とかいう安全保障の根本的な問題よりは、規模からするとミクロ的な部分が強調されてるので違和感大です。多分それが制作側の狙いなのでしょうが。


 それと映画版では総理大臣が丹波先生だったのですが、ドラマ版では山村聰が演じてます。この点ではドラマ版を評価します(笑)。評価しないのは、小野寺と玲子の恋愛関係がお互い粘着質なのに進まないこと。いきなり由美かおるが看護婦になっちゃうし、入浴シーンはないし。ブツブツ…。


さすがにお楽しみにできないので>日本沈没

2015年10月04日 | 日本沈没
 注目のドラマ(?)「日本沈没」ですが、予告編の最後の一言が変わりました。ちょっと前に書いたように「大爆発・海底油田! お楽しみに」っていうのは違和感ありと、制作側も感じたのでしょう。あるいは視聴者からクレームがあったか。

 ということで、第17話あたりから「お送りします」になりました。まぁ普通すぎてつまらない気もしないでもないです。どうせなら「コアイけど見てね」くらいがよろしいでしょうか。私はどっちにしても見ますけど。もちろん連続録画してるからだけど。