今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

金の免許証

2001年10月01日 | 日記・雑記・ただの戯言
 昨日、鴻巣の免許センターに行って、運転免許の更新をしてきました。

「あなたが落としたのは、金の免許証ですか? それとも、段ボールで出来た免許証ですか?」
「ん~、段ボールも面白そうだけど、やっぱり金の免許証。それより、こっちは忙しいんやから、しょうもない冗談ゆうてんとちゃっちゃと渡しなはれ!」
というような、ほのぼのとしたやりとりもなく、淡々と事務作業は終えられ、30分の講習もほとんどがビデオで終わって、あっさりしたものです。(さすがに人は多かったですが。)

 ところで、金の免許証がもらえるのは「優良ドライバー」なのですが、それに対して違反をしてしまった人達は、なんと呼ばれるのでしょうか? 凶悪ドライバー?極悪ドライバー?変態ドライバー?人でなしドライバー?悪党ドライバー?やくざドライバー?… 正解は一般ドライバーだそうです。

 さて、埼玉県内も飲酒運転が全国ワースト1を続けているらしいですが、いかんですね。講習のときなんかは、もっと徹底的に脅かさなきゃだめです。何年か前に、会社の研修で安全運転を心がけるためのビデオを見せられました。内容は実話にもとづいたドラマ形式になっていて、飲酒運転の話。

 会社の飲み会帰りにそのまま運転して帰った男が、道路を横断中の女子高生をはねてしまい、相手は植物状態に。男は交通刑務所に入れられ、妻は相手先の病院に見舞いに行くも、行く度に母親に「こんなになってしまって…。いっそ殺してくれた方が気が楽だったかも!」となじられる始末。おまけに、家のローンや生活費に追われ、賠償金を払うために仕事も増やして、そのために見舞いに行かない日があると、またまた相手からなじられる。妻は子供を実家に預けて本格的に働き出すが、家にまで借金取りが押しかけてきて、精神的に追い詰められ、「私はもう耐えられません。」という遺書を残して自殺。男は、獄中でその知らせを聞く。というものでした。「そこまで悲惨な話にせんでもいいのに」と思うのですが、これは結構インパクトがありました。

 今日は駅前で路上駐車の一斉取り締まりをやっており、パトカーとレッカー車がいっぱいいました。レッカー移動される車を目の前で見たのは初めてでしたが働くおじさんの姿は結構面白かったです(?)。

 裏通りで交通量もさしてなく、路上駐車の一台や二台あろうが全然交通の妨げにならないところの取締りというとムッときますが、この道路は交通量が多い上に、片側に車が止まってるとバスがすれ違えなくなります。なので、路上駐車は非常に迷惑ですから、捕まった人達はいわゆる「自業自得」「身から出た錆び」「チンコから出た垢」…ん、そんなのあったかな? ま、そういう感じです。キャバクラの前に止まってた車も持っていかれてましたが、目の前に有料駐車場があるのに、数百円をケチったばかりに高くついてばかな奴じゃ。古代ギリシャのことわざでいうところの、「スケベは身を滅ぼす」っていうやつですね。(って、そんなのもないか)


※この記事は、当時@niftyのホームページサービス「@homepage」上で開設した「太陽別館・午前零時の旋律/今日のひとネタ」に掲載した記事をgooブログに転載したものです。記事を書いた当時はまだgooブログサービスが存在していませんでしたが、「@homepage」が廃止となったため、過去の記事の保存の目的で行ったものです。その辺の事情はご了承いただいた上でご覧いただければ幸いです。