今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

セクシー・バス・ストップ/Dr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレス

2021年08月06日 23時32分11秒 | 昭和歌謡
 昨日、筒見京平先生特集の話を書いてて、案外「セクシー・バス・ストップ」の事を知らなかったと気づきました。とはいえ、ヒットした当時も「洋楽のようであり、実は筒見京平作品でミュージシャンも全員日本人」というのは、週刊誌の記事で読んだかスポーツ新聞で見たか。今のようにネットのない時代でしたから、情報源は限られてたわけで私も中学に入るか入らないかというくらいの頃だったので、週刊誌見たとしたら床屋か歯医者の待合室で見たとかだったかもしれません。

 作曲は、Jack Diamondという名前になってますが、これが筒見京平先生の変名。こういうケースでは、ムッシュかまやつがアメリカのカントリー歌手であるタニヤ・タッカーの「ハロー・ミスター・サンシャイン」を作曲した際に「ミック・スチュアート」という名前にしてたことがありました。(なお、これはミック・ジャガーとロッド・スチュアートを合成した安易な名前だったとか。)

 そしてこの「Dr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレス」というバンドのメンバーは、Wikipediaによると林立夫(ドラム)、鈴木茂(ギター)、後藤次利(ベース)、矢野顕子(キーボード)によるものだそうです。とはいえ、女性コーラスも入ってるしパーカッションも大活躍してるしストリングスもありなので、実際色んな人が関わってるのでしょう。

 この曲は洋楽チャートでヒットしたそうですが、これを歌詞入りでカバーしたのは浅野ゆう子。私としては、浅野ゆう子ヴァージョンがそんなにヒットしたという記憶はなかったのですが、オリコンチャートでは週間最高12位だったそうです。結構売れましたね。私は当時テレビでしか聞いた事なかったのできわめてイメージ悪いです。(意見には個人差があります。)

 それで、Spotifyにはあるのだろうかと思ったら、この浅野ゆう子ヴァージョンはなく、オリジナルのDr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレスヴァージョンはありました。それも、「The Birth of Dragon+4」というアルバムまであったり。

 聞いてみたらアレンジも演奏もすごくかっこいいので、当時聞いてたらはまったかもしれないですね。今となっては仕掛けを知ってるので、ちょっと引いて見てしまいますが。

 ところで、昔から「なんで『バス・ストップ』がセクシーなんやねん?」と思ってたのですが、当時アメリカで流行してた「バス・ストップ」というステップを踊るための曲という事だったようです。そういう理由なんですが。まあ、田舎のバス停で時刻表見て「モリッ」ときてるセクシーなおじさんの事でなくてよかったです。(そんな奴いねーよ)

 とにかく、Spotifyを聞ける環境の方は是非どうぞ。ま、1回聞けばそれで満足という感じもあります。時流に乗った流行歌ってそんなもんでしょうか。
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カバー? リメイク? 異名同曲の話

2021年08月02日 22時42分17秒 | 昭和歌謡
 昨日のTwitterでのやりとり。カバー曲の話をしてたのですが、「歌詞がまるっきり違う場合もカバーか?」という話になり、その場合はリメイクではないかという結論になりました。

 が、日本の歌謡界でそういうケースは結構あるものでしょうか。いわゆる「異名同曲」ということになりますが、どこかでそういう話を聞いたと思い当たりました。

 それは、つのだ☆ひろさんがNHKFMでやってた「ミュージック・プラザ」で、「異名同曲の昭和歌謡」という特集をやってたのでした。放送は2013年の3月。情報源は自分のブログ。さすが人気ブロガー(?)。細かいことはきちんと記録してあります。

 その際のオンエア曲は以下の通り。

1.「また逢う日まで」 (尾崎紀世彦)
2.「ひとりの悲しみ」 (ズー・ニー・ヴー)
3.「亜麻色の髪の乙女」 (ヴィレッジ・シンガーズ)
4.「風吹く丘で」 (青山ミチ)
5.「逢いたくて逢いたくて」 (園まり)
6.「手編みの靴下」 (ザ・ピーナッツ)
7.「情熱の花」 (ザ・ピーナッツ)
8.「キッスは目にして!」 (ザ・ヴィーナス)
9.「ピンク・タイフーン(イン・ザ・ネイビー)」
10.「ヤング・セーラーマン(イン・ザ・ネイビー)」 (渋谷哲平)
11.「セーラー服と機関銃」 (薬師丸ひろ子)
12.「夢の途中」 (来生たかお)

 その界隈で有名なのは「また逢う日まで」と「ひとりの悲しみ」でしょうが、これはまるっきり歌詞が違います。筒美京平先生が「このメロディーでヒットしないはずがない!」という思いだったのでしょうか。

 それで、この番組聞いてたのに忘れてたのが「亜麻色の髪の乙女」 (ヴィレッジ・シンガーズ)と「風吹く丘で」 (青山ミチ)。これは聞いた人は完全に目が点になります。歌詞は同じですね。

 なお、「ピンク・タイフーン」と「ヤング・セーラーマン」は、洋楽に訳詞をつけたカバーなのでこういうのは結構あります。逆にタイトルは同じでも、歌詞がまったく違うパターンは「ビューティフル・サンデー」で、田中星児版とトランザム版はまったく歌詞が違います。さらにヤング101も違う歌詞でやってるのですが、田中星児さんはヤング101にも参加してるので、ああややこしや…。

 あとは南沙織さんの「ふるさとの雨」というアルバム曲は、数年経って石野真子さんが「彼が初恋」という曲名でシングル出してました。私は真子タンの曲を知ってて、その後南沙織さんの曲を聞いて「あれ? なんでか知ってる曲。」と驚きました。これは歌詞は大体というかほとんど同じ。

 他に、昨日もちょっと話題になったキョンキョンのデビュー曲「私の16才」は、森まどかさんの「ねえ・ねえ・ねえ」という曲のカバーなのでした。これは歌詞だけじゃなく、アレンジまでほとんどまったく同じという珍しいかもしれないパターン。

 そして、異名同曲といえば、我らがひっちゃんこと石川ひとみさんの「恋」と、小柳ルミ子さんの「乱」。これも歌詞違いの同曲らしいです。らしいというのは、小柳さんの方は私は知らないので。

 なんにしても、こうやって並べてもタイトルを変えたか歌詞の一部を変えたくらいは結構あっても、まるっきり違う歌詞にした曲というのは少ないようですね。この辺は極めると本が1冊書けそうですが、私は別にやろうとは思いません。何しろ一般男性ですし。
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今日もアイドル三昧>歌謡スクランブル

2021年06月10日 21時55分26秒 | 昭和歌謡
 NHKFM「歌謡スクランブル」は「アイドル・コレクション(2)」でした。今日は70年代から80年代にかけてのアイドル特集。昨日も70年代アイドルがあったのですが、今日も70年代がありつつ80年代アイドルも入れたという、ちょっと詰め込み過ぎの感じ。80年代アイドルはこんだけ?と思ったりしました。

 そのオンエア曲は以下の通り。

「お嫁サンバ」郷ひろみ
「私鉄沿線」野口五郎
「若き獅子たち」西城秀樹
「横須賀ストーリー」山口百恵
「リップスティック」桜田淳子
「愛傷歌」森昌子
「硝子坂」高田みづえ
「春なのに」柏原芳恵
「夏のお嬢さん」榊原郁恵
「ワンダー・ブギ」石野真子
「ハッとして!Good(グー)」田原俊彦
「少女A」中森明菜
「渚のバルコニー」松田聖子


 昨日は選曲の妙を楽しんだのですが、今日の感想は「べた過ぎ」。そもそもヒロミ・ゴー(なぜかカタカナ)の「お嫁サンバ」は81年の曲ですね。やはりここは70年代の曲にして欲しかったと思いました。

 また、中三トリオか高二トリオか小鬼トリオかはわかりませんが、山口百恵・桜田淳子・森昌子の三人の選曲はベタなのか外してるのかは微妙。これらは既に「アイドル」を卒業した頃の曲ではないでしょうか。

 それでいて、後半の榊原郁恵「夏のお嬢さん」、石野真子「ワンダーブギ」、松田聖子「渚のバルコニー」は夏を意識したベタな選曲でしょうが、それでいて柏原芳恵が「春なのに」ってなんやねんと。高田みづえも「だけど…」か「パープルシャドウ」がよろしかったのではないかと思うのは大きなお世話でしょうか。

 何がどうかというと、真子タンは結構好きなのですが「この曲だけはちょっと…」というのがオンエアされたわけで、そこは不満です。それにしても花の80年組が松田聖子、柏原芳恵で、82年組が明菜ちゃんだけってのはなんとも。

 まあこうやって不満を垂れるなり、ネタにされるのを狙った構成なのかもしれませんね。後半はアン・ルイスの特集でしたが、その紹介は「歌謡曲からハードロック、ディスコまで幅広いヒット曲の…」というものでした。「手打ちそばが名物で、ペペロンチーノも麻婆豆腐もおいしい店」というような感じ。が、あらためて聞くと「グッド・バイ・マイ・ラブ」はいい曲ですね。ヒットした当時はお子様だったので、あのスマートでありつつウエットでもある大人の恋人同士の別れの世界はわかりませんでした。

 明日は80年代以降で少年隊から一気に乃木坂まで行きます。ちなみに、キョンキョンも堀ちよみものりぴーも出ません。なんにしても、今日はヒデキ・サイジョー(なぜかカタカナ)の圧勝でしたね。
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アイドル歌謡を堪能しました>歌謡スクランブル

2021年06月09日 22時09分07秒 | 昭和歌謡
 本日の歌謡スクランブルは「アイドルコレクション(1)」で、60年代から70年代のアイドル特集でした。昼間は仕事の合間に聞いたので、車に乗ってラジオをつけた段階で既にジャニーズ。家に帰ってから「らじるらじる」で聞き直した次第。

 それで、本日のオンエア曲は以下の通り。

「恋する夏の日」天地真理
「潮風のメロディ」南沙織
「わたしの城下町」小柳ルミ子
「夏のふれあい」フォーリーブス
「涙くんさよなら」ジャニーズ
「青空に描こう」スリーファンキーズ
「若いってすばらしい」槙みちる、フォー・メイツ
「なんたって18歳!」岡崎友紀
「空に太陽がある限り」にしきのあきら
「わたしの彼は左きき」麻丘めぐみ
「青い麦」伊丹幸雄
「好きよキャプテン」ザ・リリーズ
「美しい朝がきます」アグネス・チャン
「青春の坂道」岡田奈々
「おやすみなさい」木之内みどり
「年下の男の子」キャンディーズ
「ウォンテッド(指名手配)」ピンク・レディー

 「全部知ってた」と言いたいところですが、フォーリーブスとスリーファンキーズの曲がわからず。フォーリーブスは聞けばわかるかと思ったのですが、知らない曲でした。

 それで、あらためて聞いて結構良かったのが「若いってすばらしい」と「なんたって18歳!」。この2曲は聞くと元気が出ますね。

 岡崎友紀さんはデビューが早かったのですごく昔から見てて、私より軽く一回りは上かと思ってたら、10歳しか違わないようです。以前とあるオフ会で岡崎友紀さんのファンの方のお話を聞いたら、今もライブをやっててファンとの交流も活発だとか。ファンも私より10歳くらい上の人が多いのでしょうが、あれだけのアイドルだったから今も熱烈なファンがいるそうです。

 それでこの「なんたって18歳!」の作詞は高木飛鳥という人。実はこれはドラマの中の役名で、実際は岡崎友紀さん本人が作詞なんですって。結構自分の曲の作詞はしてるそうなので、かなりの才能をお持ちの方だったのですね。

 この人はちゃんと歌えるというか、歌い方がちゃんとし過ぎてるので、今聞くと歌唱がアイドルらしからぬという感じがします。サビできれいに裏声っぽく歌うのではなく、テレビで歌う時にたまに声がひっくり返るくらいはしゃいで歌ってたら、それこそ空前の大ヒットになってたかもと勝手に思ったりします。とはいえ、当時も結構ヒットしたのでしょうが。

 それで、この曲を聞いてて山口いずみさんの「緑の季節」とか、鮎川由美さんの「私達」とか、そういう曲調の歌が当時結構好きだったなあと思い出しました。どれも72年代の前半。それをいうと栗田ひろみさんの「太陽のくちづけ」も似た感じかもしれませんが、この人の歌を語りだすと長くなるのでちょっと…。

 ということで、数あるアイドル歌謡の中から「若いってすばらしい」と「なんたって18歳!」を続けてかけてくれたスタッフには感謝です。

 あとは岡田奈々さんの「青春の坂道」はわかるとして、木之内みどりさんが「おやすみなさい」だったのが意外。私なら今日の流れで行くと「グッドフィーリング」にしますが、そこはこの番組の選曲の妙でしょう。

 とにかく、色々聞けたので今日は満足です。しっかり録音したので保存版にします。歌謡スクランブルが「らじるらじる」の聴き逃しで聞けるようになって、もう5回位録音してますでしょうか。ありがたいわ~。
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由紀さおり「初恋の丘」

2021年05月12日 22時27分15秒 | 昭和歌謡
 NHKラジオ「ひるのいこい」で、由紀さおりさんの「初恋の丘」がオンエアされてました。私は物凄く久しぶりに聞きましたが、「こんなにテンポ速かったっけ?」と意外な感じ。で、よくよく考えたら、私はモダンチョキチョキズのヴァージョンでよく聞いてたので、そのイメージが強いのでした。あちらはかなりテンポをゆっくりにして、バラードという感じでしたので。(多分に言葉遊びが入ったアレンジで笑ってしまう部分もあるのですが。)

 それにしても、この曲は大人になって聞いてみるとやたらと歌詞が胸に染みます。アレンジも、サビで伴奏が一切なくなって声だけの部分があって、あれはなかなかできませんね。

 由紀さおりさんというと、当時のシングルは結構知ってて、よくテレビで見てた記憶があります。当時「ゴールデン歌謡速報」という番組があって、名前の通り金曜の夜にやってた歌番組ですが、そのレギュラーでした。たしかランキングもあったかと思うのですが、由紀さんはレギュラーだけによく歌う機会があったと。

 が、調べてみたら由紀さんがこの番組の司会になったのは1972年の4月で、この「初恋の丘」は71年11月の発売。ん~、この曲をこの番組でよく聞いたと思ってたのは勘違いだったのかも。

 ただ、由紀さんの曲は大ヒットした「手紙」「生きがい」はもちろん、この「初恋の丘」「りんどうの花」「ルーム・ライト」「恋文」など、すぐ思い出せるのが多いので、よく聞いてたのでしょうね。シングルの一覧を見たら、タイトルでは思い出せない曲があったので、SpotifyでComplete Single Boxを聞いてみたら、当時の曲はどれも物凄くいいですね。すっかりはまってしまいました。興味のある方は是非お聞き下さい。せめて「初恋の丘」だけでも。
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来月は西城秀樹傑作選一挙放送とジュリー傑作選開始>夜のヒットスタジオ

2021年04月22日 22時18分53秒 | 昭和歌謡
 CSのフジテレビTWOで放送していた「西城秀樹追悼特集 夜のヒットスタジオ 西城秀樹出演回傑作選」は終了となったようですが、来月はこれまでの分が一挙放送されます。(番組サイトはこちら

 #1 1976年5月10日放送回から#25 1980年8月4日放送回までの25回を5月15日(土)の午前から5月16日(日)の夕方まで一挙に。これは昭和歌謡が好きな人は、テレビの前から離れられなくなってしまうのではないでしょうか。

 これまで放送された回というと、キャンディーズの登場回もいくつかあるし、我らが石川ひとみさんの初登場回やスペクトラムの出演回はもちろん、柳ジョージとレイニーウッド、ツイスト、レイジー、ゴダイゴ、アリスのバンド勢、南沙織さん、石野真子さん、太田裕美さん、大橋純子さん、庄野真代さん、丸山圭子さん、高田みづえさんなど、私の好きな人もいっぱい出てます。岩崎良美さんの初登場回もありますね。

 あとは滅多に見られない人というと、三木聖子さん、久保田早紀さん、能瀬慶子さん、中原理恵さん、大塚博堂さん、越美晴さん、などなど。これらが次にいつ放送されるかはわかりませんから、少しでも興味のある人は今回録画しておかねば後悔することになると思います。

 そして、来月から新たに隔週で放送されるのが沢田研二特集。これも「待ってました!」という感じです。初回は5月12日(水)23時から。#1は1976年4月26日放送回で、出演者は和田アキ子/岩崎宏美/野口五郎/森田つぐみ/田中星児/欧陽菲菲/南沙織/沢田研二という面々。この回は私は過去に見た記憶はないです。多分。

 田中星児さんが何を歌うかは調べるまでもないですが、南沙織さんは「気がむけば電話して」、岩崎宏美さんは「未来」ですから、これらを聞けるのは楽しみです。ちなみにジュリーは「ウインクでさよなら」なので、私はこの曲はあんまり…。

 夜ヒットの出演者が記録されているサイトもあるのですが、それによるとヒデキほどはジュリーは出演してないですね。これまで放送された回もヒデキの方が圧倒的に多いのですが、傑作選とはいえ放送できない回を除外している事情もあるようです。

 放送されなかった回に共通している出演者はピンクレディー、山口百恵の二組なので、恐らくこの人たちが出ている回は見られないのでしょう。他にもちょっと思い当たる人たちもいるのですが、そこはわかりません。私はピンクレディーも百恵ちゃんも見たいとは思わないのですが、その影響で放送できない回があるというのは許せませんね。今回はどうなりますでしょうか。

 あとはヒデキの傑作選で放送された石川ひとみさんの初登場回にはジュリーも出ているわけで、別にダブりとか気にせずにまた放送して欲しいと思ったりします。夜ヒットに関しては番組への賛否はあると思いますが、生放送で生演奏という貴重な映像は日本の歌謡界の財産だと思いますので、フジテレビTWOのこの企画については私は評価します。とにかく来月からも楽しみができてありがたいです。毎回録画します。
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「町あかりの昭和歌謡曲ガイド」/町あかり

2021年04月20日 22時53分23秒 | 昭和歌謡
 町あかりさんは、プロフィールによるとシンガーソングライターで「平成生まれながら昭和歌謡曲を愛する」という人だとか。前から名前だけは知ってましたが、その人が昨年出版した本です。

 オビの言葉としては「ネット世代が聞く昭和の音楽 キャンディーズ、松田聖子、小泉今日子……。定番から知られざる一曲まで、リアルタイム世代にも後追い世代にも自信をもって紹介する日本の名曲の数々。」とのこと。

 平成生まれのこの方が昭和歌謡に興味を持つきっかけになったのはサザンオールスターズ。中一の時にサザンのファンになり(それは2004年のこと)、それ以来サザンの全アルバム、桑田佳祐のソロ、原由子のソロ、桑田佳祐の他アーティストへの提供曲まで隅々まで聞いていたとか。

 それがきっかけで「サザンがデビューした1978年はどんな歌が流行っていたのかな?」と調べたところ、キャンディーズの「微笑がえし」に出会い「なんてキュートなんだろう」と、その頃の歌謡曲にはまっていったのだとか。

 ネット世代だと、YouTubeで様々な音楽を検索したりするのでしょうが、特に好きなアーティストが特定していない場合は順序だてて聞くとか、同じような雰囲気の歌手の曲を聞くとか、当時の状況を知っている人が分類するような聞き方ではないのでしょうね。

 なので、この本に出てくるのも特にヒットしてない曲もあり、びっくりするような曲、私も知らない曲もあります。ヒットしたとかしないとか、実は何かのオマージュだとか、ある曲のアンサーソングだとか、アレンジが洋楽のもろパクリだとか、そういうのは関係ないのでしょう。自分が聞いて気に入ればそれでよいというのは、面白いと思いました。音楽の楽しみ方としては、正しいのだとも思います。

 この人のいいところは、なんといってもスペクトラムのファンだということ。スペクトラムとか新田一郎とかいうのがちょくちょく出てきますが、曲としても「FLY」が取り上げられてますし(彼女はこれが一番好きだそうです)、堀江美都子の「茅ヶ崎メモリー」ジュリーの「渡り鳥はぐれ鳥」、香坂みゆきの「流れ星」なども大好きだというのは凄いです。ちなみに新田さんのソロでは「自由はすぐそこに」がイチオシだとか。世間一般の評価がどうだとか、ヒットしたかどうかとか、そういうのではなく自分の耳で聞いて評価していくのは、ある意味海の底の沈没船から宝箱に残された財宝を探し出すような楽しみがあるのかも。(沈没船というのはあまりよい表現ではないかもしれませんが)

 他にこの本で取り上げられてて、「おっ!」と思った曲は、高見知佳「シルエット」、森川美穂「教室」、川島恵「ミスター不思議」、小野香代子「さよならの言葉」、キャンディーズ「待ちぼうけ」、ラジオっ娘「茅ヶ崎サンライズ」、荒木由美子「渚でクロス」、神田広美「ドンファン」、秋川淳子「ドンファン」など。これらは私も好きな曲なのですが、特にヒットしなかった曲も多いので、こういうのが出てくるのが面白いと。

 私も発売当時は知らずに、すごく後になってから聞いて気に入った曲は色々あります。たとえば、橋幸夫「あの娘と僕」、森まどか「ねえ・ねえ・ねえ」、石川セリ「八月の濡れた砂」、愛川欽也「死ね死ねブルース」、「ソウル怪人二十面相」(アーティスト不明)、西玲子「荷馬車にゆられて」、大滝裕子「ミリオンキッス」、エミージャクソン「涙の太陽」、平岡精ニとブルーシャンデリア「謎の女B」、若林豪「花のお江戸のすごい奴」、杉良太郎「江戸の黒豹」、ハイファイセット「スカイレストラン」、タンゴヨーロッパ「ホンダラ行進曲」、マザーグース「ミュージシャンをやっつけろ」、上田知華「秋色化粧」などなど。

 橋幸夫先生の「あの娘と僕」なんてのは、学生時代の深夜に寝ながらラジオを聞いてたら「元祖トロピカル」という特集でこれがオンエアされ、あまりの気持ち悪さに眠れなくなってしまったくらい。「謎の女B」は3年ほど前に運転中のラジオで聞いたのですが、まじめにやってるのか笑わせようとしてるのか、とにかくこれも気味が悪くてすっかり気に入ってしまいました。

 なので、ヒットチャートをリアルタイムで聞いてた世代が「あの曲は売れたけど、次に同じような曲出したら売れなかったね」なんて知ったかぶりで言うことを気にせず、誰も注目してない場所にいきなり落下傘で降りて地面掘り起こすようなことを若者がやるのは頼もしいというかなんというか。

 昭和歌謡のシングル盤は、作者も歌手もとにかくヒット飛ばそうとやってたので、どこかの誰かは気に入るようにできてるのではないかと思います。人の好みはそれぞれですが、ヒットしてない曲にもスポットライトを当てる企画は評価します。ただ、1978年というワードが出て来たのに「石川ひとみ」の「い」の字も「ひ」の字もです、また最後まで「まちぶせ」の「ま」の字も話題になってないのが残念。まあそこは好みの問題でしょう。いずれにしても、この方には第二弾も期待します。
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明星の歌本からSpotifyを辿ってみる

2021年01月31日 15時20分36秒 | 昭和歌謡
 
 画像の本は、各ご家庭に1冊はあると思われる明星の歌本で1973年5月号。ここに出てくる歌手の曲がSpotifyで見つかるかどうかという企画です。とはいえ、さすがに登場するすべての歌手について検索するのは大変なので、冒頭のカラーページから50ページ目までに登場する方々ということにします。

 今回の検索結果は以下の通りですが、これはあくまでも2021年1月31日現在の状況です。最近はいきなり全曲サブスク解禁となるケースもありますので、状況は今後変わっていくでしょう。

アグネス・チャン:アルバム8枚(ベスト含む)
ガロ:アルバム8枚(大体あるような)。
チェリッシュ:アルバム6枚(初期の3枚+ベスト3枚)。
天地真理:アルバム15枚。
野口五郎:アルバム6枚、シングルは多数。
郷ひろみ:発見できず。
森昌子:アルバム7枚。
麻丘めぐみ:アルバム13枚、シングル多数。
南沙織:アルバム26枚(多分オリジナルアルバムもライブも全部あり)
西城秀樹:ほんの数曲。アルバムは無し?
三善英史:ベストアルバム1枚のみ。
フォーリーブス:アルバム無し。ほんの数曲。
小柳ルミ子:シングル多数。アルバムは発見できず。
沢田研二:アルバム35枚。
フォー・クローバーズ:発見できず。
小林麻美:ベストアルバム2枚のみ。
五木ひろし:アルバム11枚あるがほとんどベストアルバム。
ちあきなおみ:発見できず。
つなき&みどり:ファーストアルバムのみ。
山本リンダ:アルバム3枚(うち2枚はベスト)
いしだあゆみ:アルバム2枚(うち1枚はベスト)
森進一:アルバム27枚
にしきのあきら:アルバム2枚(1stアルバムとベスト)
尾崎紀世彦:アルバム2枚。
内山田洋とクール・ファイブ:発見できず。(前川清クールファイブはあり。)
美川憲一:ベストアルバム1枚のみ。
山下雄三:発見できず。
鮎川由美:発見できず。
桜田淳子:アルバム26枚。シングルも多数。
栗田ひろみ:発見できず。
藤圭子:ベストアルバム1枚のみ。
欧陽菲菲:アルバム3枚。
梶芽衣子:シングル1枚のみ。
シモンズ:ベストアルバム1枚のみ。
やまがたすみこ:アルバム7枚。
かまやつひろし:アルバム2枚。
はしだのりひことエンドレス:アルバム1枚のみ。
青い三角定規:アルバム3枚?
佐藤公彦(ケメ):アルバム7枚。
千葉紘子:発見できず。
大信田礼子:アルバム3枚。
平山三紀:アルバム4枚。
藤島新:発見できず。


 色々ありますが、チェリッシュの1stアルバムはまだ5人組だったころですね。郷ひろみさんはサブスク解禁してないのでしょうか、私の探し方が悪いのかわかりません。南沙織さんは多分オリジナルアルバムとライブアルバムが全部あります。これは素晴らしいです。

 驚いたのは「つなき&みどり」の1stアルバムがあること。ベストアルバム1枚だけというのは普通ですが、考えてみればこの人たちはベストアルバム出るほど活動してなかったかも。

 いしだあゆみさんは1枚がベストなのですが、もう一枚が「アワー・コネクション」というアルバムで、これはティン・パン・アレーと一緒に作ったもの。こういうのをやってたんですね。

 青い三角定規も不思議で、「青い三角定規」で検索するのと「Bluetriangle」ではヒットするアルバムが違うという。もしかしたら、世間では「Bluetriangle」としての方が知られているのかもしれません。(んなわけない?)

 なんにしても、Spotifyにありそうでない人となさそうである人がいたのが面白いです。栗田ひろみさんはアルバム無いと思ったらやっぱり無かったと。まぁ、あっても聞く勇気はないです。

 やまがたすみこさんはリアルタイムではまったく聞かなかったのですが、今はちょっと興味あるので聞いてみようかなぁ。

 とにかく、いろいろと広すぎて深すぎるSpotifyの世界、私は一般男性ではありますがプレミアム会員で料金払ってますので元を取れるように頑張ります。
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高田みづえ全作品がサブスク解禁!

2021年01月20日 22時34分45秒 | 昭和歌謡
 今日飛び込んできたニュース。高田みづえさんの全作品183曲が、各音楽サブスクリプションサービスにて一挙解禁されたとのこと。これは色々な意味で朗報です。

 まず私は彼女の歌は結構好きで、何年か前にCD探したもののベストアルバムが数種類出てるのみ。それも聞きたい曲が程よく入ってるのがなかったので、結局TSUTAYAに置いてあったのをレンタルで借りて来ただけで済ませてました。それが、オリジナルアルバムも全部聞けるようになるというのはありがたいです。

 高田みづえさんというと、デビュー曲はご存じ「硝子坂」ですが、ディスコのリズムに乗せて演歌のような節回しで歌うというのが印象的でした。私の兄なんぞは、「木之内みどりの『硝子坂』を演歌にしやがって!」と最初は怒ってたのですが、そのうちこっちも気に入ってしまったり。

 最も彼女の場合は、「もう演歌、歌謡曲と呼ばれるのは飽き飽きしたよ。高田みづえと呼んでくれ。」と、ファーストアルバムの帯にあった…というのは大嘘です。すいません。(元ネタがわかる人は上級者です) このタイプの「ディスコのリズムで歌は演歌チックな節回し」というのは、西村まゆ子の「天使の爪」とか、井上望の「ルフラン」とかもあったので、フォロワーがいたということでしょう。(もちろん秋川淳子の「南南西」もですが。)

 この人はデビューから4作続けてオリコンのベストテンに入ったそうですが、残念なのはデビュー当時はまだ「ザ・ベストテン」がなかったのですね。あれがあれば、最初から常連になってたのかもしれません。

 ただ、私が凄く好きだったのは「硝子坂」「だけど…」「ビードロ恋細工」の三作で、その後5作目の「パープル・シャドウ」までも結構好きでした。シングル曲のリストを見て謎なのは、「パープル・シャドウ」の2か月後に「なぜ…」というシングルが出て、そのまた1が月後に「女ともだち」が出たのですね。この辺はどういう方針だったのでしょう。いずれにしても、私はその「女ともだち」の「ねぇ真知子」でドン引きになってしまったのでした。

 それで、今日は景気づけというか早速1stアルバムとファーストライブを聞いてみました。あらためて聞くと、やはり歌は上手いですね。1stだと知らずに聞くと、デビューしたてとは思えないくらい。秋川淳子がカバーした「南南西」も、オリジナルは物凄く久しぶりに聞けました。これもいい曲です。ただし、アルバムタイトルが「オリジナル・ファースト」というのは、レコード会社ももっと考えればよかったのにとは思います。

 またライブアルバムが出ていたとは知りませんでした。こちらも、収録当時彼女はまだ17歳だったそうですが、ほれぼれするほどの歌唱。ラストでオーケストラに感謝の言葉を言って「服部先生にも…」と言ってたので、この時のアレンジは服部克久先生のようですね。それだけでも、かなり豪華なコンサートだったのがわかります。親衛隊のコールが聞けるのにはにんまりですが、アンコールでもう一度「硝子坂」のイントロが流れてきた時には、ちょっとウルッとしてしまうくらいの出来でした。素晴らしい。

 それで朗報という点では、彼女が結婚して引退してしまったのが1985年。まだCDが一般的ではなかったので、今回配信開始となった曲のうち59曲は未CD化なんですと。CDにもなってないのがサブスク解禁なんて夢かというと、そんなこともないんですね。

 さらに、サブスクで聞きたいという声が多かったそうで、そういう声があればレコード会社も腰を上げるというのがわかったのも朗報です。特に今回は本人が活動を停止しているのに、です。折角世に出された作品ですし、埋もれさせておくのは惜しいですよね。いや、本当に嬉しいなぁ。
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歌謡スクランブルはアイドル・コレクションでした

2021年01月14日 22時28分30秒 | 昭和歌謡
 
 今日のNHKFM「歌謡スクランブル」はアイドル・コレクションと銘打った選曲で、後半は天地真理特集でした。

 ということで、まずはオンエアリストをご覧ください。

「お嫁サンバ」郷ひろみ
「私鉄沿線」野口五郎
「哀しい妖精」南沙織
「年下の男の子」キャンディーズ
「UFO」ピンク・レディー
「気になる17才」あいざき進也
「イルカにのった少年」城みちる
「青春の坂道」岡田奈々
「まちぶせ」石川ひとみ
「ふりむけば愛」三浦友和
「思秋期」岩崎宏美
「乙女のワルツ」伊藤咲子
「ひなげしの花」アグネス・チャン
「みずいろの手紙」あべ静江
「しあわせの一番星」浅田美代子
「涙から明日へ」堺正章
「水色の恋」天地真理
「ひとりじゃないの」天地真理
「虹をわたって」天地真理
「若葉のささやき」天地真理
「恋する夏の日」天地真理
「空いっぱいの幸せ」天地真理
「初恋のニコラ」天地真理
「想い出のセレナーデ」天地真理


 この年代なら強いと思ってたら、三浦友和の「ふりむけば愛」のみ知らず。これまで聞いたこともありません。その昔、「三浦友和はアイドルか否か」というのが国会で審議された事があるのをご記憶の方はおられるでしょうか。うちの母はたまたま中継見てて大笑いしたそうです。

 要するにこの人がタバコのCMに出てたので、まだ専売公社の時代でしたから「アイドルをタバコのCMに出すのはいかがなものか?」という議論だった様子。答弁では「三浦友和はイカす男であり、百恵の旦那としても大変魅力的であります。」なんてのがあったと、私は雑誌で見ました。

 今日は70年代の楽曲縛りかと思ったら、「お嫁サンバ」と「まちぶせ」が81年なので比較的新しめ。あいざき進也は昔ラジオに出てたのを聞いたような気がしますが、夜中だったので当然「しんや放送」です。(ベタベタ…) 城みちるの「イルカにのった少年」を聞くといつも思い出すのが、セイヤングの「天才・秀才・バカ」のネタで「尿ちびる イカくさい少年」というの。ファンの人はすいません…。

 岡田奈々の「青春の坂道」は、出演していた「俺たちの旅」で別ヴァージョンがかかってびっくりしたことがありました。歌詞も違ったような…。

 アグネスの「ひなげしの花」は、のんさんが新しく出したアルバムでカバーしてて、彼女も甲高い声なもんで、物真似にならずにあの雰囲気を出してて凄く面白いです。のんさんにこれを歌わせようと思った人は偉いですね。

 あべ静江をアイドルと呼ぶかどうかは議論があるでしょう。妻の兄などは、当時小柳ルミ子の大ファンで部屋にポスターまで貼ってて、テレビに出ると「ルミちゃ~ん!」なんて言ってたのが、しばらくすると「今はあべ静江だ!」となったそうなので、私はアイドルと認定します。まぁ小柳ルミ子がアイドルかどうかというのも判断に迷うところですが。

 浅田美代子は見かけとしては可愛かったし好きなタイプなのですが、どうも芸風が好きになれずレコードを買ったことも買おうとしたこともありません。ただ、この「しあわせの一番星」は凄く好きだったりします。

 そしてなぜか唐突にマチャアキの「涙から明日へ」もありました。これはAメロは覚えやすくて凄くいい曲なのですが、転調が激しくて「どこ行くねん、どこ行くねん!」という感じ。今も最初の方しか歌えません。

 後半の特集の天地真理ですが、子供の頃に少年ジャンプで読んだ「天地真理物語」によると、「母子家庭で家は貧しく、ピアノを習ってはいたが買って貰えなかったため、家では紙に書いたピアノで練習していた。それを見た母親がなんとか工面してピアノを買ってくれ、将来はピアニストになろうと音楽系の学校に行くが『手が小さくてピアニストに向いてない』と言われ、歌の方に転向した。」という事でした。

 彼女の全盛期というと私は小学校低学年でしたから、すっかりそれを本気にしてたのですが、大人になってからはいかにもとってつけたようなストーリーに見えて、「ケッ! どうせ大盛りの作り話だろう。」と思うようになりました。

 が、その認識が変わったのは去年の事。以前に録画した昔のレコード大賞の映像(72年だったかな?)を見てたら、天地真理が出てきてオーケストラをバックにピアノを弾く場面があったのですね。それが凄く本格的で「あ、ホンマやったんやわ。」と。(本日の画像はその時のものです。)

 と、アイドルコレクションというと、色々語れるものですね。そういうのが歌謡曲の正しい楽しみ方ではないでしょうか。やはり70年代歌謡は偉大です。

 ところで、この番組のオンエアリストにはCD番号も書いてあるのですが、「青春の坂道」と「まちぶせ」が同じ番号なので「はて?」と思って検索してみたら、これが「20世紀BEST アイドル・ヒストリー ポニーキャニオン篇 1」というCD。なんで、わざわざそんなところから?
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レコーディングでのアレンジが素晴らし過ぎるのではありますが

2020年12月20日 22時25分24秒 | 昭和歌謡
 昨夜BS-TBSにて「昭和の巨星スペシャル 作曲家・筒美京平 ありがとう先生!恩師に贈る言葉&歌謡名曲集」という番組をやってました。ヒット曲の映像は、まず尾崎紀世彦の「また逢う日まで」から。その他、収録でのトークゲストは、岩崎宏美・麻丘めぐみ・大橋純子・庄野真代・早見優・清水道夫・ジュディ・オングという面々。

 この人たちは、筒美先生への思いを語るとともに最近だったりヒットした当時だったりの歌唱映像も紹介されました。

 もちろん筒美京平先生は数えきれないほどのヒット曲があるので、歌唱映像だけの紹介もあれこれ。そんな中で、割と珍しかったのは中原理恵さんの「東京ららばい」。さすがBS-TBSだけあって、レコード大賞新人賞のステージでの映像でした。

 調べてみると、この曲はオリコンの週間シングルチャート最高9位だそうで、かなりのヒット曲です。それでも、歌唱映像が紹介されるのは割と珍しいような。サビだけとかいうのはたまに見かけますが。

 ただ、このブログでも何回か書いてますが、この曲はレコーディングでのアレンジから歌唱とかその点が素晴らし過ぎるのが難点ともいえます。すなわち、歌番組での生歌唱を聞いた時に「あら…」と思ってしまうということで。前にも書いた通り、私にとっての歌番組での生歌唱三大ガッカリはこの「東京ららばい」と、マギーミネンコさんの「燃えるブンブン」、桜田淳子さんの「はじめての出来事」になります。次点が清水健太郎さんの「失恋レストラン」と。

 何しろ「東京ららばい」は、イントロのフラメンコ風のギターから始まって、あの存在感抜群のリードギター、曲中のストリングスやホーンセクション、細かい効果音的なパーカッションも相まって、筒美先生の緻密なアレンジが堪能できます。さらにボーカルのリバーブの感じも絶妙。そこに韻を踏んだ歌詞も面白いので、本来はフルコーラス聞かないとその魅力がわからないと。

 それが、歌番組の生バンドの演奏での歌唱だとどうしてもを感じてしまいます。中原理恵さんは、その後欽ドンなどでコメディエンヌとしての才能を開花させ凄く頭の良い人だという気もしますしキャラとしては嫌いじゃないのですが、新人歌手としてはちょっと荷が重い曲だったのかもしれません。

 それで、昨日のレコード大賞の映像を見てたら同じく新人賞のステージに並んでたのが渡辺真知子さん。考えてみれば、彼女のシングルも「迷い道」、「かもめが翔んだ日」などレコードのアレンジは素晴らしくて、歌番組の生バンドではとてもそのままの雰囲気を再現してたとはいえないかと思います。

 が、それでも歌番組では落差とかガッカリ感を感じた事がなく、かえって「生でどんな風に歌うか」というのを楽しんでたように思いました。そうやって考えると、昨日見た岩崎宏美さん、庄野真代さん、大橋純子さん、太田裕美さんなどもそうですね。レコードとは演奏が違うけど、違うから嫌だとかは思った事がないので。

 歌唱力とか表現力とかつい一言で片づけてしまいますが、歌の世界で長年活躍できる人はそこが違うんだろうと思います。ただし、作者と表現者の究極の出会いということでは一発屋も否定するわけではありません。作品は作品として評価します。そういう意味で、やっぱりテレビで生歌唱の歌番組見るのは面白いし好きだなあ。
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またまたタイトルがわかりにくい曲の話

2020年11月10日 22時12分35秒 | 昭和歌謡
 山口百恵に「赤い衝撃」という曲があります。思い当たる人はさっそく歌ってみて下さい。きっと「レッ~ド センセイ~ショ~ン♪」と歌った人がいますね。それは「赤い絆」であって、「赤い衝撃」は「あ~なたがいる わ~たしがいる」という、チャーリー浜のギャグみたいな歌詞のあれです。

 ということで、タイトルのわかりにくい曲の話題も3回目。考えてみれば、山口百恵の曲というのはタイトルのわかりにくい曲だらけです。先日もBSPでコンサートをやってましたが、そこでデビュー曲を歌ってた時の事。

 自称百恵ファンという妻に「この曲のタイトルは?」と聞いたら、頭から歌っても全然出てこない出てこない。で、歌の最後に「とっし~ごろ~よ~」ときて、「あ、としごろ!」と。

 あの人のその後のシングルも並べてみると、「青い果実」「禁じられた遊び」「春風のいたずら」「ひと夏の経験」「ちっぽけな感傷」「冬の色」「湖の決心」などなど、歌詞にタイトルはまったく出てきません。「あ~な~たに~ 女の子~の~ 一番大切な~アレをあげるわ~」という思わせぶりな歌詞の曲のタイトルがすぐわかる人がどれくらいいるでしょうか? 正解は「ひと夏の経験」なのですが、「経験」は出てきても「夏」は出てこないのですね。「夏じゃなきゃダメなんでしょうか、春だとどうですか?」とか言ってみたくなります。

 これだけ続くという事は、これは多分狙ってやってたのでしょうね。その後は「夏ひらく青春」という、またまた思わせぶりなタイトルの曲は歌詞と結構リンクしてますが、その次の「ささやかな欲望」はまたまったく。というか、私はこの曲自体思い出せません。

 ただ、そのず~っとあとになると、「イミテーションゴールド」「プレイバックPart2」「秋桜」「絶体絶命」「いい日旅立ち」「美・サイレント」「しなやかに歌って」「ロックンロール・ウィドウ」などはわかりやすいです。完全に方針が変わってます。

 他のアイドルで考えると、松田聖子などは「夏の扉」「白いパラソル」「風立ちぬ」「赤いスイートピー」「渚のバルコニー」「秘密の花園」「ガラスの林檎」「瞳はダイヤモンド」「時間の国のアリス」「夏服のイヴ」「ピンクのモーツァルト」「ハートのイアリング」「天使のウインク」「あなたに逢いたくて」など、かなりわかりやすいののオンパレード。これを考えると、歌詞を聞いてタイトルがわかりやすい方がヒットするのではと思ったり。

 ちなみに、キャンディーズのシングル17曲を並べると、多分最もわかりにくいのが「哀愁のシンフォニー」で、次が「ハート泥棒」ではなかろうかと。ただ、ヒット曲ではあっても「わな」もまったく歌詞には出てこないのですね。

 そんなこんなですが、タイトルと歌詞がまったく関連しないものは「勝手にシンドバッド」だという結論になりそうですが、あれはそもそもネタのようなものですし。ただ、元ネタの一つの「勝手にしやがれ」も、まったく歌詞にはタイトルが出てこないですね。ただ、あれはレコード大賞受賞曲だしなぁ。

 ということで、結論としてタイトルがどうであれ歌詞がどうであれ、売れるものは売れるし、売れないものは売れないと。これは多分まだ誰も気づいていない真理だと思います。(か?)
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タイトルがわかりにくい曲

2020年11月09日 22時42分10秒 | 昭和歌謡
 前にも話題にしたことがあるのですが、世の中にはタイトルのわかりにくい曲があります。「ハートのエースが出てこない」とか「その気にさせないで」とか「暑中お見舞い申し上げます」とかいうのは、何も考えずにタイトルはわかります。しかし、最後まで聞いてもわからない曲もあったりするのがつらいところ。

 あれは私が小学生の頃。実家のすぐ裏に年上のいとこが住んでたのですが、ある日ラジカセを貸して欲しいと言ってきました。当時は別に使用頻度も高くなかったので、多分1~2週間貸してあげたと思います。

 それが返って来たときに、どうやら出し忘れたらしいカセットが1本入ってました。折角だからと聞いてみたら何曲か入ってて、わざわざ録音するくらいだから友達からレコードでも借りて来たのではなかろうかと思うのですが、なかなかきれいな音で入ってました。ラジオからの録音で無いのは音を聞けばわかったので。

 知ってる曲、知らない曲、色々あったのですが拓郎さんの「たどり着いたらいつも雨降り」などは、知らなくても「ああ、これがあのタイトルの曲か」とわかったり。それで、その中に結構気に入った曲がありました。

 歌詞は「赤い屋根の時計台が 朝を告げて 光の中に 愛の鐘が鳴る」というもの。そのフレーズがなんか凄くおしゃれな感じがして、声も綺麗な女性のボーカルでした。この出だしの歌詞でタイトルのわかる人がどれくらいいるでしょうか。

 ほどなくそのテープはいとこに回収されてしまったので、その曲はそれ以来聞く機会は無し。あとになって「あの声はチェリッシュではなかろうか?」と思ったのですが、あの人たちのシングル曲の一覧を見てもわからず。

 そして、この曲のタイトルがわかったのは、それから40年ほどしてから。NHKFMの歌謡スクランブルを聞いてのことでした。しかし、一旦わかったその曲のタイトルもまた忘却の彼方に。

 それが、先日キャンディーズの1stアルバム「あなたに夢中」を聞いてたら、この曲をカバーしてました。「おっ、これは!」と思ったものの、またタイトルが出てこず。果たして正解は「避暑地の恋」。歌ってるのはやはりチェリッシュで1973年の曲。あらためて歌詞を全部眺めてみたのですが、「軽井沢」という地名は出てくるものの「避暑地」は出てこないですね。私ならタイトルは「恋の軽井沢」にするなぁ…。←センスのない人。

 考えてみれば、歴代のレコード大賞受賞曲などはいきなりタイトルから始まる歌詞が多いので、ヒットを狙うとそういうのが王道のような気はします。「黒い花びら」「こんにちは赤ちゃん」「霧氷」「今日でお別れ」「また逢う日まで」「愚か者」「UFO」などなど。それから考えると同じく大賞受賞曲でも「天使の誘惑」なんてのは、かなりしゃれたタイトルだったのでしょうね。

 それはそうと、「避暑地の恋」はもう絶対忘れないぞと思ったのでした。調べてみたら、この曲は33万枚の売り上げで週間最高3位までいったそうです。流行ったんだなぁ。う~む、知らんかった。
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昭和の女性アイドルのモチベーションを考える>三人娘編

2020年11月03日 22時48分20秒 | 昭和歌謡
 今はいわゆる「アイドル」になろうとすれば、かなり敷居の低い時代になってます。規模に拘らなければ自分で動画発信できるわけですし。また、一方トップアイドルになりたいという人もその目標が山口百恵、松田聖子、中森明菜、小泉今日子など、具体例が思い描けます。歌にドラマに映画に活躍、歌でヒット飛ばしてママになってもアイドル、とにかく歌の世界でセルフプロデュース力も発揮する、歌でもCMでも国民的な人気者になる、などなど。

 一般に昭和の女性アイドルの始まりは、南沙織さんとか麻丘めぐみさんだとか言われます。まだ「アイドル」という言葉が一般的ではなかったのでしょうが、その当時の人はとにかく将来像が描けなかったのではないかと。

 ここ何年かで読んだ本で、その辺のことを考えさせられる部分をいくつも見ました。まずは朝日新書の「南沙織がいたころ」(永井良和著)ですが、南沙織さんがデビューした当時(1971年)の芸能プロダクション事情が垣間見られます。

 当時は今のようにメディア戦略をじっくり練って、本人の成長過程も含めてスターを作り出すようなことはなく、芸能人はプロダクションの「所有物」と考えらえていたのだとか。それを撮影やステージなどの現場に送り込み、興行主と組んで公演の売り上げから取り分を得るような商売をしていたそうです。

 それで、彼女の場合は沖縄から連れてこられ、「住まいを用意する」「学校にもちゃんと行かせる」という約束だったのが、実際はホテル住まいや社長宅の居候、忙しくなると仕事を詰め込み学校にはほとんど行けず試験も受けられず、体調が悪くてドクターストップがかかっても仕事を強行させ、結果入院する事態になってようやく休業、そのあげくに「引退したい」という発言が出たと。

 まだ返還前だった沖縄からパスポートを持って「来日」した少女が、プライバシーもなく、学校での友達もできず、話し相手にも信用できる大人にも恵まれず、という状況におかれよく精神を病まなかったものだと思いますが、そこは相当芯が強かったのでしょう。

 その南さんの「芯が強い」ということについては、酒井政利さんの「プロデューサー」という本にも書かれています。彼女の場合は、最初の所属事務所がよくなかったものの、幸いなことにレコード会社(CBSソニー)では名プロデューサーとして知られる酒井さんや、作曲家の筒見京平先生、「南沙織」の名付け親になった作詞家の有馬三恵子先生らのスタッフに恵まれたことが良かったのでしょう。

 南さんは忙しい合間をぬって上智大学に通い卒業していますが、その酒井さんの著書によると「スターであるために、もし自分の何かを捨てなくてはならないのなら、私はスターであることを捨てます。」と常々語っていたと。それくらいの人だからこそ、いわれのないスキャンダルに巻き込まれても続けていけたのだろうと。とにかく歌は好きだったのでしょうね。引退の際のコンサートのライブCD持ってますが、「こんなに上手かったんだ」とほれぼれします。

 同じく酒井さんが手がけたアイドルが、「ソニーの白雪姫」天地真理さん。国立音楽大学の付属中学・高校でピアノと声楽を学んだ人です。子供の頃に少年ジャンプで見た「天地真理物語」では、「手が小さくてピアニストに向かない」と言われて声楽に転向したという話があって、てっきりそれは盛ったかと思ってたらレコード大賞のステージで本格的なピアノを弾いてた映像があって「ホントだったんだぁ」と思った記憶があります。音大には行ってないですが、ちゃんとした音楽教育は受けてたと。

 私は特にファンではなかったのですが、それでも彼女が当時出したシングルはほとんど知ってるくらい相当ヒットしました。が、デビューの翌年から次々とスキャンダルに巻き込まれ、心身ともに大きなダメージを受け、世間のイメージが崩壊する前に彼女自身が精神的に崩壊してしまったそうです。酒井さんによると「あのときの数々のスキャンダル報道はスーパーアイドル白雪姫を追い落とすために、誰かが書いたシナリオではなかったのか?と思える」とあります。他の事務所の画策か、同じ事務所内での足の引っ張り合いかはわかりません。

 天地真理さんは「芸能界の風潮にはなじめないが、スターであり続けたい」と揺れ動いてたそうで、優しすぎたというか、南沙織さんみたいに「面倒な事あるなら辞めてやるよ!」というくらいの強さがあれば、またその後の活動も違ったのかもしれません。

 当時SNSがあれば、いくらスキャンダルがあっても信じて応援してくれるファンの声を直接聞けて頑張れたのかもと思う反面、もっときつい批判を直接浴びたかもとか思ったりしますが、それはわかりません。

 それで、酒井さんによると「当時の三人娘であった南沙織、天地真理、小柳ルミ子の中では、芸能界にもっともなじみ、プロ根性を持っていたのが小柳ルミ子であった」と。彼女のその後を見ると、とにかく芸能界でスターになるためになんでもやるというのは、たしかにプロ根性以外のなにものでもないですね。そもそもが、宝塚音楽学校には歌手になるために入った人ですし。まぁ彼女を当時アイドルと言ったかどうかはまた別の話。

 アイドルのモチベーションとしては、人気者になりたい、とにかく大勢の人の前で歌いたいという理由もあるでしょうが、その後に出てきた人では「お金を儲けて親に家を建ててあげたい」「有名人と結婚したい」などということもあるかもしれません。

 この週末にBSPで放送される「わが愛しのキャンディーズ」では、都倉俊一先生のインタビューがあって、アイドルが大人になる過程での心境の変化のような話をされています。さすが、いろんな若手歌手を見てきているだけあって、説得力のある話でした。

 今も昔も女性アイドルは、せっかく人気があるのに早々に引退してしまったり、身体や心を病んで辞めてしまったり、応援している側としては残念な場面を色々見ますが、「アイドル続けるのも大変だ」というのは私も大人になってからなんとなくわかるようになりました。

 ということで、紹介した2冊の本は凄く面白いので関心のある方はお買い求め下さい。どっちも凄く面白くて、私は何回も読んでますが毎回新しい気づきがあります。私の場合は「南沙織がいたころ」が、沖縄問題を考えるきっかけにもなったりしました。


引用書籍

南沙織がいたころ/永井良和(朝日新書)
プロデューサー 音楽シーンを駆け抜けて/酒井政利(時事通信社)
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結構面白かったです>ザ・ベストテン再放送二回目

2020年09月26日 22時41分41秒 | 昭和歌謡
 

 CSのTBSチャンネルで「ザ・ベストテン」の再放送をやってます。その再放送が始まるときは凄く期待して、「毎月か、もしや毎週?」とか思ったのですが、1回目が6月で2回目が9月というペース。しかも、付随する特番として黒柳さんとマッチの対談をやってたので、「結局ジャニーズをバックに付けなきゃできないの?」とか思ったり。そういう意味で、初回の再放送とその後の流れは今年最高のガッカリでした。初回放送後も、世間でもびっくりするほど話題になってなかったし。

 なので、今回の再放送も特に期待してませんでした。放送は1982年5月6日分で、今回も黒柳さんとマッチの対談付き。私としては見たい出演者はおらず。

 が、24日(木)に録画したのを見たら、予想外に楽しめました。なんかいい世界だなぁと思って。ちなみに今回のランキングは以下の通り。

1位 ふられてBANZAI/近藤真彦
2位 色付きの女でいてくれよ/ザ・タイガース
3位 チャコの海岸物語/サザンオールスターズ
4位 南十字星/西城秀樹
5位 渚のバルコニー/松田聖子
6位 心の色/中村雅俊
7位 YES MY LOVE/矢沢永吉
8位 シルエット・ロマンス/大橋純子
9位 誘惑/中島みゆき
10位 ティアドロップ探偵団/イモ欽トリオ

 スタジオでの歌唱はイモ欽トリオ、中村雅俊、松田聖子、近藤真彦の面々。ヒデキはファンクラブの集いで都内のホテルからの中継で出演。当然のごとく中島みゆき、矢沢永吉は出演拒否。大橋純子は、米国でレコーディング中とのことで前回出演時の歌唱映像が紹介され、タイガースは既に再結成の活動終了してたそうで、3月に出演した際の映像紹介でした。

 永ちゃんとかみゆきさんが現在どう思ってるのかは知りませんが、今見てみたら別に出りゃよかったのにとは思いますけどね。それくらいパワーがあった番組だと思います。大橋純子さんとかタイガースみたいに、スタジオで演奏してる映像が残ってるだけでも貴重な資料だと思いますし。当時のそのアーティストの様子だけじゃなく、その周りに漂う空気も感じられますので。

 聖子ちゃんは、当時はブリッコだのなんだと言われ、私も「ケッ」と思ってたのですが、スタジオで歌ってるのを今見るとすごく楽しくなります。一歩間違うとピコ太郎になるような振付も、あの歌声があると華やかに見えます。笑顔で歌うのを見てて「なんか楽しいなぁ」と思ってしまいました。ファンが多かったのもわかります。

 秀樹さんはこの曲がヒットしてたのは私は全く知らなかったですが、あらためて聞くとやはりお上手ですね。ベストテン番組に出て1曲だけ歌うのを嫌がる人も多いですが、こういう場面で中継で登場しても画面に注目させてしまうのがプロだと思います。流行歌手でトップを続けるというのはそういうものだろうと。レコードが多少売れてごたく並べても、生で歌う時のレベルが低ければ視聴者に実力がばれて長続きしないだろうし。(これは特定の人を批判するものではありません。あしからず。)

 そして、驚いたのはこの日のスポットライト。新人アイドルが二人登場して、それがキョンキョンと三田寛子さん。こんな回があったのは知りませんでした。私はベストテンのデータブックを持っておりますが、スポットライトの登場歌手の日付までは記載されてないんのですね。それにしても、三田寛子さんの「駆けてきた処女」は難しい曲やなぁ…と、つくづく。案外ちゃんと歌ってたのが意外だったり。(失礼!)

 あとは、凄く違和感があったのは秀樹さんのあとがいきなりザ・タイガースになって、スタジオに単身かけつけたジュリーの背後をボカシがかかった人たちが通り過ぎたこと。最後の記念撮影でも、その人たちはボカシのままでした。誰かと言うとサザンなのですが、事件を起こして脱退したメンバーがいたせいなのでしょうか。折角の再放送なのにこういうのは凄く残念なのですが、歌唱場面をカットして記念撮影でボカシをかけるだけでこの回を放送できたのを称賛するべきなのか。

 次がいつになるのかはわかりませんが、今回は結構楽しめたので評価します。当時はなんにも考えずに見ていたのですが、久米さんと黒柳さんが生放送でああいうマシンガンのようなトークを繰り広げてたのが本当に脅威。試しに、久米さんが冒頭で各方面のランキングを読み上げるのを真似しようと思ったのですが、まったく追いつけず。本当に放送中は脳みそをフル回転させて、一秒たりとも気が抜けなかっただろうと尊敬します。大人になってから見るとわかることも多いです。おしゃべりのプロはとにかく素晴らしい!
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