今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

伊藤 蘭 セカンドアルバム「Beside you」発売!

2021年08月31日 | キャンディーズ・伊藤蘭
 
 伊藤蘭様のセカンドアルバム「Beside you」は明日9月1日が発売日ですが、ソニーの公式サイトで頼んでたらひと足早く届きました。ネットでも到着報告が多いので、フラゲした人は多いようですね。

 とはいえ、まだ聞いてない人も多いでしょうから、まだネタばらしはしません。ただ、個人的には「これを待ってた!」という感じがありまして、一気にお気に入りアルバムになりました。ソロでの1st発売後にライブを重ねた事もあって、どういうのが受けるか盛り上がるか、ポイントを掴んだ気がします。「恋するリボルバー」が楽しみかなあと思ってたのですが、どれも甲乙つけがたい出来です。

 1曲目からあれですので、最初は入れたCD間違えたかと思いました(笑) ギターは是永さんが結構ソロを弾いてますね。さすがに仕事人です。

 ちなみに、明日9月1日は1973年にキャンディーズがレコードデビューした日でもあります。そういうこだわりの発売日なのですね。これを聞いたら、ますますコンサートが楽しみになりました。まだお買い求めでない方は是非どうぞ。

好みの声を見つけられれば吉

2021年08月30日 | 日記・雑記・ただの戯言
 ボクシングの名トレーナーであったエディ・タウンゼント氏が言ったそうです。「大きい日本人はいる。強い日本人もいる。しかし、大きくて強い日本人はいない。」と。確かにボクシングの世界や格闘技の世界ではヘビー級、スーパーヘビー級で日本人は分が悪いです。

 さて、それはそれとして女性アイドルの世界でいうと「可愛いアイドルはいる。歌の上手いアイドルもいる。そして可愛くて歌も上手いアイドルは…」というと、実は結構いますね。

 それはそれとして(こればっか)、歌が上手くて、いい曲を歌う人はいますが、その人の声が凄く好きという三つ揃うケースはなかなか見つかりません。

 歌が上手いかどうかというのは、音程の正確さ、音域の広さ、声量、表現力など、ある程度指標があります。歌が下手というのはどういうことか考えると、音程が不安定だったり、声がちゃんと出てないとか、音域が狭くて生歌唱では高音部が出てないかあるいは不自然な声になる、リズムに乗り切れてないとか、色々あります。とはいえ、一般に音程が不安定な点を言われることが多いように思います。

 が、上手いことに関してはある程度のレベル以上になると、そこは好みの問題になりますね。その好みの問題になると、私の場合は声の重視度が大きいです。逆にいうと、歌が上手くて声が凄く好きだと、その人が歌う曲はとにかく全部聞いてみたくなったり。

 私は就職してから35年ほど、平日はほぼ毎日運転しててその間大体ラジオを聞いてるわけですが、いい曲を歌う人も歌の上手い人もよく耳にしますが、曲が良くて歌が上手くて声まで完全に好みっていう人はなかなか現れません。

 なので、中学生や高校生の頃から聞いてる方々の曲を今も聞いてたりするわけです。別に新しい才能を受け入れないわけではありませんが、40年以上聞いてても飽きない曲だったり、その方々がいまも活動してくれている私は幸せ者なのでしょう。

 なお、簡単に「いい曲」といっても、それはどういうものかというのはやはり好みの問題になります。それはまた別の機会に…。

連続ドラマW「黒鳥の湖」見ました(ネタバレあり)

2021年08月29日 | ドラマレビュー
 WOWOWで放送してたドラマ。全5話です。番組サイトによると「すべては18年前に自らが犯した罪の報いなのか――。“過去のある事件”と“因果応報”が交錯する驚愕のミステリー。藤木直人主演、吉瀬美智子、三宅健、財前直見ら共演!」というもの。私はまったく予備知識なしで見ました。以下感想です。














 もちろん楽しい話ではないのですが、登場人物が多くてわかりにくいのがなんとも。それも現在だけじゃなくて、18年前の話も出てくるので、それがわかりにくさに拍車をかけてます。また、それを解決しようと番組サイトでみっちり調べながら…という意欲も起きなかったです。

 あとは、どのエピソードもありえなさ過ぎて、そもそもがありえない話ではあるのですが、誰にも感情移入ができない話ではありました。最初の二話は続けて見たのですが、その次からはリアルタイムで見て、そうなると1週間空いてしまうので、前の週の展開を思い出すのにちょっと考えたり。そうやって、次の展開が気になって仕方ない感じもなし。

 と、あれこれ書いてますが、意見には個人差がありますので、ちょっと変わった話を見たい方は再放送の際にはご覧下さい。藤木直人は今ではイケメン枠ではなく、個性派を目指してるということでよろしいでしょうか。あとは、好みの女優が一人も出てこなかったのがポイント低いです。そういえばお色気シーンもほぼなかったような。せめて由美かおるが出てきて、風呂でも入ってくれればよかったのですが(?)。

BSフジサタデースペシャル>『脳ベルヒットスタジオSP』 面白かったです

2021年08月28日 | TV番組レビュー
 クイズ脳ベルSHOWというと、BSフジのクイズ番組のような気がするのですが、今日はその「ヒットスタジオSP」というのをやってました。出演した井上あずみさんのTweetで知ったのですが、放送はBSフジで今日の17時から。微妙にゴールデンタイムを外すあたり、かなり緩い雰囲気はわかります。

 以下は番組サイトによる出演者。年齢が出てるのがなんともいえませんが、MCと大木凡人さんは、ここでは年齢はさらされてないんですね。

MC:岡田圭右(ますだおかだ)
アシスタント:川野良子(フジテレビアナウンサー)
口上:大木凡人
 
<ゲスト>
石野真子(60)
大場久美子(61)
鶴久政治(57)
森脇健児(54)
串田アキラ(74)
井上あずみ(56)
ささきいさお(79)
岸田敏志(68)
沢田知可子(58)
木山裕策(52)
サンプラザ中野くん(61)
パッパラー河合(60)

 今回はクイズは全くなく、各ゲストのヒット曲にまつわるトークと本人の歌唱という進行。演奏は普通のカラオケボックスにあるようなカラオケの音だったので、ゲストのギャラ以外はかなりローコストの番組という気はしました。

 そして、番組サイトでは公表されていなかったシークレットゲストとして、再結成したずうとるび、アニソンの女王堀江美都子さんが登場して歌を披露。これはなかなかよかったです。(ずうとるびは「だ、誰や?」という感じがあったのは内緒。)

 堀江美都子さんは「キャンディキャンディ」の歌唱と、井上あずみさんとのデュエットで「花の子ルンルン」を披露。堀江美都子さんはご本人も可愛いし、声もずっと同じ感じなのでかなり摂生というか努力はしてらっしゃるんでしょうね。お見事です。

 なお、井上あずみさんはここでも何回か話題にしてますが、私と同郷でしかも1歳しか違わないので、もしかしたら道ですれ違ってたこともあったかと思い勝手に親近感を持ってます。まあ、そんな事はなかったでしょうが。

 そして、昭和のアイドルファン最大の注目はクーミンこと大場久美子さんの「スプリングサンバ」。が、今回のパフォーマンスは過去何年かに歌番組で聞いた中では最も調子が良く、すなわち音程が割とちゃんとしてたわけで、若干期待外れでした(?)。まぁ面白かったことは間違いないですが。

 ということで、それ以外の個々のパフォーマンスについては言及しませんが、こういう番組は手軽で楽しくていいですね。テレビは、もっと歌謡番組を増やすべきだと思います。

ヨシ行け!淳之介>朝ドラ「あぐり」

2021年08月27日 | ドラマレビュー
 先週からお茶の間のお父さん方の注目を浴びまくっていると思われる朝ドラ「あぐり」の再放送ですが、未亡人下宿編は1週間で終わりました。ただ、それでもヒロインあぐりの長男淳之介が未亡人とネットリと指を絡めたりするシーンがあったので、出勤前に見てるお父さんたちは元気になったことでしょう。

 その未亡人下宿編が終わったと思ったら、なんと今度は女子校編になりました。淳之介が女子校の教師として赴任するという話。英語の授業をやってるのに、女子生徒は淳之介にうっとりしながらノートに「淳之介さま LOVE」とか書いてるの。

 そうなると、次は
「せんせぇ~、アタシ英語なんかよりもっと教えて欲しいことある~。」
「い、いや、そんなことを言っちゃいかんなぁ…。(モリッ)」
とかいう展開を期待したいところ。

 あるいは、
「先生、私のこと子供だと思ってるでしょ?」
「俺は子供は相手にしないんだ、帰りな。それでも、もし大人になりたいんなら、俺の胸でなりな。」
とか、書いてるだけで血管からシッコが噴出しそうな臭いセリフが出るかとも期待してしまいます。

 が、実際は素行不良で学校をクビになり、あっという間に実家に帰ってきてしまいました。直接の行状は同僚の女性教師と恋愛関係になったことでしたが、その他にも地域の未亡人と関係を持ったり、生徒の姉とも付き合ったりしたのだそうです。ただし、そこは苦情を言いに来た校長先生のセリフで紹介されてただけなので、お父さん方が期待してたようなワッチコンのシーンはありません。

 このドラマは実在の人物をモデルに書かれたものなので、この淳之介は作家の吉行淳之介の生涯を参考にしていると思われます。実際にそういう人だったのでしょうね。私は残念ながら吉行淳之介先生の小説は読んだことないのですが、もしかしたらお色気満載の話ばかりなのでしょうか。

 ちなみにドラマの中では「吉行」ではなく、望月淳之介です。なので私は「ヨシ行け!」と応援することにしたわけです。ゴーゴー!

「安藤正容 Farewell Tour T-SQUARE Music Festival」見ました

2021年08月26日 | TV番組レビュー
 安藤正容さんはご存じT-SQUAREのリーダーでありギタリストでもありますが、先ごろグループからの脱退を発表し、そのラストのステージがWOWOWで生中継されました。それを録画してたのをようやく見たのですが、すっごくかっこよかったです。

 今回のステージは、センバシックス、THE SQUARE Reunion、T-SQUAREの三部構成。センバシックスはTHE SQOUAREのメンバーでもあったドラマーの仙波清彦さんのユニットですが、ベースは全編フレットレスだったり、メンバーにエレキバイオリンが入った変わった編成。(このバイオリニストは仙波さんの奥さんのようですね。) また、キーボードがかの久米大作さんでした。結構複雑な曲をやってましたが、なんか妙にかっこよかったです。仙波さんのMCも、なんか芸人というか大学の人気講師が講義をしてるような雰囲気がありました。ちなみにギターは是方博邦さんでしたが、いつの間にかサムピックでギターを弾く人になってました。

 二番目のTHE SQUARE Reunionというのは、安藤さんと伊東たけしさんに昔のT-SQUAREのメンバーが加わった編成。ここにも途中から久米大作さんが加わったり。なによりも和泉宏隆さんの追悼の色合いが濃かったです。

 最後にT-SQUAREの今のメンバーの演奏があって、アンコールでは仙波さんを中心とした3人のドラマーのソロ合戦があったりして、最後の最後は出演メンバー全員での演奏で盛り上がりました。

 実は私はT-SQUAREのアルバムは1枚も持っておらず、曲名もほとんど知りません。ただ、安藤さんかっこいいし上手いし、伊東たけしもかっこいいので、テレビでライブがあるたびに見てました。安藤さんは音もフレーズもいいですが、とにかく弾いてる姿がかっこいいので、いつ見てもほれぼれします。

 今回グループを脱退するとはいえ、ギタリストを引退するわけではないそうなので、多分これからも見られますね。どんな活動をするかはわかりませんが、別に喧嘩別れではないので多分T-SQUAREへのゲスト参加もありそう。ただ、それについては今回のMCで「オーディションに合格したら」という話が何度もネタになってました。

 とにかく今回はいいものを見せて貰いました。もちろん映像は永久保存版にします。ところで、今回も仙波さんのあのほんわかした雰囲気と、ドラムをビシッとドシッと超絶テクニックで決める姿のギャップに見とれてしまいました。見かけは仙人というか大御所の雰囲気ですが、案外お若いのですね。若いというのも、林立夫さんはもとより山木さんよりも若いのを知って愕然としました。不思議な人です。

 ちなみに、10月にリピート放送&配信決定だそうですので、見逃した方は是非どうぞ。これはいろんな人に見て欲しいです。

もう一度見たい昔のテレビ番組

2021年08月25日 | 昔のテレビ番組の話題

 先週土曜日に見た「博士ちゃん」というテレビ番組に、昭和歌謡に詳しい10代の若者や子供が出てました。そういう年代の一部に昭和歌謡のマニアがいるようですね。こういうご時世ですので、情報源はもちろんインターネットで、それも動画サイトで見たということが大きいようです。

 私も昭和歌謡が好きで、あの時代の音楽はレコードの音源を聴くだけじゃなくテレビの歌番組のパフォーマンスを含めて楽しむべきだと思いますので、それ自体は歓迎すべき事象ではあります。

 それはそれとして、そういう傾向があるならもっと若者に見せたいテレビ番組があるのでなんとかしたいとかいう親切な話じゃなくて、個人的にもう一度見たい昔のテレビ番組は色々あります。それを列挙してみます。

 まず「タモリの今夜は最高」。今日運転中に、ふと頭に浮かびました。この番組は歌ありコントありトークありで、ゲストによっては本当に楽しかったです。おまけにスタジオのバンドがプレイヤーズだったんですね。途中からトランペットで兼崎ドンペイさんも加わってたし、私としてはあれを全部まとめて再放送してくれないものかと思う次第です。

 また、昔から見たくて見たくて仕方なかったのが「ぎんざNOW!」。当時は田舎にいたので、雑誌の情報では私が見たことないような歌手やバンドがこの番組には出たと聞いて凄く羨ましかったです。唯一見たのが中二の時に修学旅行で東京に行った際、旅館に入ってテレビをつけたらこれをやってて「おおっ!」と思ったこと。ただ、メシの時間だったので見たのは一瞬でした。

 この番組の歴代アシスタントをWikiで見ると、太田裕美、長谷直美、三木聖子、北村優子、讃岐裕子、大場久美子、榊原郁恵、久我直子、小山セリノ、などの名前がありますね。その姿だけでも見たい気持ちはあります。

 あとはなんといっても「レッツゴーヤング」。最近も歌謡ポップスチャンネルで再放送したりしてましたが、ここ何年かは同じ回ばっかりやってます。私が見たいのはフォーリーブスや鈴木ヒロミツが司会してた初期、ずうとるびが司会してた頃などなど。

 また、この番組の再放送を見てるとピンクレディーや石野真子が司会してたのは無かったことになってるような気がして、その辺の回もあらためて見てみたいです。

 その他は、ベタな話ですが「夜のヒットスタジオ」「ザ・ベストテン」「紅白歌のベストテン」「ザ・トップテン」「ミュージックフェア」「ニューミュージックスペシャル」などの歌番組。そういえば「ベスト30歌謡曲」とかいうのも見た事ないですね。

 歌番組以外では、もちろん「プリンプリン物語」の再放送もして貰わねばなりません。あとは、かなりマイナーな番組というかワースト番組の筆頭でしょうが「3分勝負15ラウンド」というのも、テレビ的にギリギリを攻めてた感じがして凄く懐かしいです。ご記憶の方はいるでしょうか。一応Wikipediaには項目があります。1976年です。

 ところで、若い人が昔の昭和歌謡の映像を動画サイトで見てはまるのは良い面と、好ましくない面の両方があると、私としては思います。もちろん、歌手本人も含めてスタッフが作り上げたパフォーマンスを当時の歌番組で披露してたものは大変貴重です。ただ、どうしても見られる映像の範囲に偏りがあるのでそこがちょっと。流行歌というのは調子に乗った方が勝ちという感じもあるので、その踏み台を見ずに頂点から見る感じがあったりすると思うのですね。

 たとえば、山口百恵なら「怖くない アアンアン 怖くない」と歌ってたかと思ったら、そのあとに「怖いわ 怖いわ 怖い~わ~」と歌ってたりするわけで、それを流れで聞いてた世代と、どっちかだけ聞いてる人では味わいが違うだろうと。もちろん、連載漫画の一話だけを取り出して絶賛するような風潮があっても、それはそれで新しい楽しみ方だと思うので全面否定はしません。「少女A」を知らずに「熟女B」だけ聞いて「へぇ~面白い」と思うのも、今となっては別にいいわけです。(まあ私は「熟女B」はもういいですけど)

 あとは昭和のアイドルをリアルタイムで応援してた世代としては、その成長なり発展の途上を楽しむという喜びもあったわけで、その辺も博士ちゃん達は理解していただいているだろうかと。物凄いマニアならいいのでしょうが、歌唱映像を単発で見ると同じ歌手に対しても「下手だ」と切り捨てる人も「凄く上手い」という人もいたりするでしょうし。

 さらに楽曲リリースにおける歌手同士のライバル関係もあります。聖子ちゃんが「涙はダイヤモンド」と歌えば、明菜ちゃんが翌年に「ダイヤと違うの涙は HAHAN」と歌うわけで、「この人なんでこんな歌を出したの?」と言えば、そこは時代も含めて見ないと本当の味わいはわからないと、そういうわけです。

 と、若者にはうっとうしく思われるような事を書いてますが、Spotifyの映像版のようなのができて合法的に見放題になればいいですね。私は「プリンプリン物語」を全部ちゃんと見たいのですよ。そっれ~ゆけ~ プリンプリンプリン。


そもそも「近現代史」とは

2021年08月24日 | 日記・雑記・ただの戯言
 BS-TBSで放送中の「関口宏のもう一度!近現代史」というのをやってます。私は結構面白いと思って毎週録画したりしてます。冒頭のナレーションは「明治維新から150年あまり。でも、僕たちはそこから終戦までの流れをほとんど詳しくわかってません。」というもの。

 確かに、13年ほど前から幕末オタクになった私も、維新後の西南戦争後あたりから大正を経て昭和の初期に日中戦争に入る流れってのはちゃんとわかってないです。わかりにくいのもありますが、第二次大戦中の話は辛くて読みにくいのもありますし。

 ところで、「近現代史」とはいえ、近代、現代、近現代というのはどういう区別があるのか考えてみました。まずはWikipediaで「近現代」を見てみると、「主に日本史では第二次世界大戦後から昭和末期まで、世界史では第一次世界大戦後から冷戦終結およびソビエト連邦の崩壊までを指す。」のだそうです。Weblioでも同じ表現でした。

 ということは、この番組で「近現代史」としている明治からの時代は、実際は「近現代」ではないのかもしれません。これはBPOに訴えるべき問題かもしれません。そして、「近代史」についてWikipediaで調べてみると、「江戸時代末期(幕末)以後の日本の歴史、特に1868年(慶応4年/明治元年)以降について概略的に述べる。」となっています。またまた、ずれがありますね。

 そうやって考えてると、「近現代史」とは「近代史」と「現代史」を総称したものか、近代史の中で現代に近いものなのか、あるいは現代史の中でより今の時代に近いものなのか、ますますわからなくなりました。

 それぞれの時代に精通してる専門家はいるのでしょうが、「自分の研究の範囲はここからここまでだ!」とか決めてるのでしょうか。まずは、近代史に詳しい先生っていうのもいそうなので話を聞いてみたいです。近代史先生、事件です!

大河ドラマ「青天を衝け」から「江戸のいちばん長い日」へ

2021年08月23日 | ドラマレビュー

 「江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記」という本は前に読んだのですが、昨日の大河ドラマ「青天を衝け」を見てて「またこれをちゃんと読まねば!」と思いました。

 これはタイトルの通り彰義隊の事を書いたものなのですが、彰義隊の戦い(上野戦争)は慶応四年(1868年)5月15日に勃発しました。この本によると「将軍のお膝元で、彰義隊という徳川家内部の抵抗勢力が武力鎮圧されたインパクトは実に大きかった。すでに述べたように一日もかからずに戦争は終わったが、むしろ、短かったからこそ、そのインパクトは大きくなったと評した方が正確かもしれない。」とのことです。

 勝と西郷の会談により江戸城は無血開城されましたが、その後上野で幕府の残党と新政府軍の間で激しい戦闘があったことは、私も幕末オタクになるまで気にした事もありませんでした。

 今回の大河ドラマでは、重要な登場人物である高良健吾扮する渋沢成一郎が彰義隊に参加し一時頭取であったため、大河ドラマでも珍しく彰義隊が出てきます。しかし、彰義隊はいろいろあって分裂し、渋沢成一郎は別動隊にいて上野戦争には参加していません。

 その辺は、ちょっと本を読んだだけではなかなか理解できないので、またあらためてこの本を読んでみようと思った次第。なお、昨日の大河ドラマでは、この上野戦争は遠くから見て火の手が上がったことから「終わった…」という感じになっただけで、彰義隊本体の戦闘シーンも大村益次郎も出てこないという斬新な展開。

 今回は、彰義隊の分派である振武軍を率いた渋沢成一郎の方を中心に描いていました。これは、パリから帰国した渋沢栄一が自分がいなかった間の事を聞くという展開だったのですが、何しろ栄一が帰国したのは11月。上野戦争から半年もあとなので、ドラマはその後すぐに函館戦争の方に行ってしまいました。

 さて、函館戦争の方もちゃんと見ると面白いとは思ったのですが、なんと大河ドラマはまたまた2週間ほどお休みだそうです。ということで、私はその間この本を読んで彰義隊の何たるかをあらためてじっくり勉強し直します。まあ3週間あるから、吉村昭先生の「彰義隊」をまた読み直そうという考えもあります。皆さんも、この機会に是非どうぞ。

ちょっといいかも>マンドリンのピック

2021年08月22日 | ギターと楽器のこと

 マンドリン用に新しいピックを買いました。ピックガードの上に乗っているピンクの物がそれです。尖っててかなり細長いタイプですが、弾いてみたら割と音も立つし、弦移動もやりやすいような気がします。

 これまではギター用のオニギリ形かティアドロップ形を使ってたのですが、オニギリ形はトレモロの時にちょっとカサカサするし、ティアドロップ形はイマイチ音が立たない感じあり。

 この新しいのは結構硬くて、しかも厚さは0.8mm。これまで弾いてる感じでは、硬い上に厚いものがトレモロがやりやすい気がします。そういう意味でなかなかいいのですが、同じ形で厚さ1mmのも売ってるので、次にそれを試そうかと。割と安いので、送料の方がちょっと高かったりします。

 実はお盆休みにマンドリンの演奏動画を公開しようかと思ったのが、いざ人に聞かせようと思うと「これじゃ無理」というレベルでありまして、週1の練習ではなかなか難しいです。ということで、目標は年内。(って、去年も言ってたような気が。)