今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

B面もなかなか面白くて>石川ひとみ ゴールデンアイドルシリーズ

2019年07月24日 23時14分04秒 | 石川ひとみ

 先日入手したゴールデンアイドルシリーズという石川ひとみさんのベストアルバム。シングル盤のAB面を順番に収録してあるということで気に入ってます。A面コレクションではなくB面コレクションでもなく、A面とそのB面という順番です。シングルレコードのAB面という世界はCDの登場とともに無くなってしまったので、これは一種文化が消えてしまったようなものではないかと。

 それはそれとして、ヒットを狙ったA面曲があって、そのB面をどういう曲にしようかというのを事務所やレコード会社が考えた末の作品であると考えるとかなり味わい深いものがあります。特にデビュー曲の場合は、まだ人の耳に届けられるのが2曲しか無いわけで、それをどうするかというのは相当悩むものと思われ。

 石川ひとみさんのデビュー曲「右向け右」のB面は「ピピッと第六感」でした。当時「右向け右」をテレビで見てたので、そのB面曲がそういう曲であることを雑誌の広告で知ったときには私なんぞ「プッ! ピピっと第六感だって。全然イメージ違うやん!」と思ったものです。そう思わせる時点で既に術中にはまってる感じですね。印象に残ったし。(とはいえ、このシングルは買わなかったですが)

 第二弾シングルの「くるみ割り人形」はヒットしましたが、B面は「タイトロープ」という曲。これはこれで力作だと思うのですが、私だったらこれはB面にしないなぁと。結構複雑な曲なのでシングルのB面には収まりきらない世界だと。もっとキャッチーな方がいいというか、「アリスのひとりごと」とかだったら面白いかもと勝手に思ったり。

 「あざやかな微笑」のB面が「らぶ・とりーとめんと」なのは上手く考えてますね。A面とB面を合わせて1+1が2というか、通常B面はA面よりパワーがかなり落ちますから2になれば上出来と考えますが、歌手の魅力が増幅される感じなら狙い通りだろうと。

 B面曲ではアルバム未収録曲もありますが、「ハート通信」のB面の「人の気も知らないで・・・」は凄く久しぶりに聞きました。実はこれは当時シングル盤買ったので昔は聞いてたのですが、CDの音質で聞くのは初めて。レコードで聞くと、あの複雑というか緻密なアレンジは、正直ちょっとうざい感じもあったのですが(すいません…)、あらためて聞くと凄く聴き応えがある曲だと思い直しました。ディスコビートですが、イントロのフレーズをちょっとテンポを落とすとEW&Fの「Boogie Wonderland」の感じになると、今になって気づいたり。(曲のメロディーは全然違いますけど) ちなみにモー娘の「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」はこれのパクリというかパロディーですね、多分。

 あとは、「まちぶせ」のB面は「懐かしきリフレイン」で、これは最初こちらがシングルになるという予定もあったそうで、もちろんA面で発売されてたとしても「まちぶせ」ほどヒットはしなかったでしょうが、これはこれで凄くいい曲です。当時出てたとしたら応援してたかも。また「ひとりじめ」のB面が「彼をかえして」だったりするのはタイトルを見てニンマリしてしまいます。

 昔、J-POPのヒット曲の事を語り合うテレビ番組を見てたら、KANの「愛は勝つ」については「甘っちょろい」だの「ストレート過ぎる」だの相当攻撃を受けてました。それで、その場にいた萩原健太氏が「あの曲のB面は『それでもふられてしまう男(やつ)』という曲なので、それを合わせてKAN君の魅力なんですけどね-。」と言ってたことがありました。私は萩原氏は好きなので、「なるほど、そういう世界だったのか」と納得したのですが、オチを見ずにやめてしまうようなものだったのかも。まぁ、そういうのが出来るのがシングルAB面というレコードの組み合わせの世界でしたね。レコードは続けて聞けないので、いちいち裏返すあたりで世界が変わるような感じもあって。

 石川ひとみさんのベストアルバムは「プロフィール」と、昨年の40周年記念の2枚組も持ってますが、今はこの「ゴールデンアイドル」が凄く気に入って運転中はこればっかり聞いてます。音も凄く良いし。

 実はシングル盤というのはコスパが良くないので私はあんまり買いませんでした。石川ひとみさんでも当時は「あざやかな微笑」と「ハート通信」しか持ってなかったし。アイドル歌手でデビュー曲のシングル盤を持ってるのは高見知佳ちゃんの「シンデレラ」だけだったかも。まぁ若気の至りというかなんというか。笑いたければ笑うがいいさ、ワッハッハ、

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チョッパーベースを探せ>石川ひとみ編 その2

2019年07月15日 22時48分55秒 | 石川ひとみ

 第一弾で知ったかぶりをしたのですが、先日入手した「ゴールデン☆アイドル」をあらためて聞いていて「ハッ!」と。なんと、「オリーブの栞」がチョッパーでした。低音を上げてガンガン聞くとわかりやすいですが、「嘘は罪じゃない」の後ろのオブリガードが特に明瞭です。何しろオリジナルアルバム未収録だし、他の曲に比べると聞く機会が少ないしぃ…。(と、いいわけ)

 ということは、シングル「オリーブの栞」はAB面ともチョッパーだったということですね。ちなみに近々第三弾もあります。ということは聞き漏らしが多数という。いやしかしお恥ずかしい限りで。

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ゴールデン☆アイドル 石川ひとみ

2019年07月10日 22時50分24秒 | 石川ひとみ

 石川ひとみさんの「ゴールデン☆アイドル」というベストアルバムなのですが、これは2014年の発売。全シングルのAB面が収録されており合計46曲。昨年デビュー40周年記念に発売されたベストアルバムでシングルのA面は網羅できて安心してたのですが、これでB面もすべて聞くことができます。

 実はこのベストの話は以前聞いたことがあったのですが、既に売ってないと思ってたら今もちゃんとありました。これの凄いところはジャケットが大きくて、ほぼレコードのシングル盤と同じ位のサイズ。(比較に普通のCDと並べてみました。)ブックレットも充実してて当時のシングル盤のジャケットの表裏が全部収録されてます。

 おまけにCDは袋に入ってるので、これもレコードのシングル盤の雰囲気があってニンマリしてしまいました。1stアルバムの「くるみ割り人形」もレコードでしか持ってないし、初めてCDの音質で聞く曲も多いです。「ピピっと第六感」とかは時折凄く聞きたくなるきょくだったり。

 なんにしても「今まで持ってなかったんかい!」という批判は甘んじてお受けします。お恥ずかしい限りで…。実はシングルレコードも中古で買い集めようかとは思ってたのですが、これがあればいいかなぁ。ということで、まだお持ちで無い方にはお薦めのベストアルバムです。商品の詳細はこちらからご覧下さい。どーですか、お客さん。

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チョッパーベースを探せ>石川ひとみ編 その1

2019年07月03日 22時50分13秒 | 石川ひとみ

 チョッパーはエレクトリック・ベースの奏法の一つですが、普通の奏法に比べてかなり目立つ音色のため歌謡曲やアイドルポップスでは用いられることが少ないように思います。とはいえ、楽曲によっては効果的であるためまったくないわけではありません。それを石川ひとみさんの曲の中で探してみましょうと、まぁそういう企画です。

 まずはわかりやすいところで、アルバム「ジュテーム」収録の「モナムール・モナミ」。音色からして「いかにも!」という事でご機嫌なサウンドになってます。

 続いてわかりやすいのは「空色のフォトグラフ」。これはシングル「オリーブの栞」のB面でアルバム未収録曲。前半は普通の奏法のようですが、サビからウンペッというサウンドが炸裂してます。かっこいい!

 あとはアルバム「プライベート」の「恋は魔法の鏡」。これも凄くわかりやすくて、あの曲のノリを支えてます。

 今のところスタジオ録音で見つけたのはこれくらいなのですが、「キャンパス・ライブ」ではガンガンやってますね。「らぶ・とりーとめんと」「Do You Love Me?」、意外なところでは「くるみ割り人形」もギンギンに決めてます。これらはスタジオ録音はチョッパーじゃないのですが、そこはライブのノリなのでしょう。

 ということで、もし他にもあればご連絡いただければ第二弾をやろうと思います。普段ベースの奏法を特に気にしてない方も、この辺を意識して聞いていただければまた違う味わいを感じられるかもしれません。

 ちなみに、チョッパーというのは和製英語というか日本独自の用語で、一般的には「スラップ」と言います。また、親指と人差し指で弾くので「Thumbpin`& pluckin`」とか、単純に「Push & Pull」とも言われるようです。

 実は私もスラップ・ベースが大好きで、どうしてもあれをやりたくて中古のベースを買ったのが30年ほど前。まぁ今もほとんど弾けませんが…。

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令和最初のつボイノリオ記念日 ~石川ひとみを金太まちぶせる~

2019年06月20日 22時24分45秒 | 石川ひとみ

 そういう名前のイベントが6月9日に名古屋のCBCホールで行われたそうです。私は当日は参加しておりませんが、そのつボイノリオ先生のCBCラジオでの「つボイノリオの聞けば聞くほど」でほんの一部だけですが様子が聞けました。なにやら6月9日はつボイノリオ記念日として認定されているそうです。

 今回のゲストは石川ひとみさんでしたが、つボイ先生とはあの「プリンプリン物語」で共演されてますし、さらに同じ愛知県出身ということで当日はトークがたいそう盛り上がったそうな。

 今回の放送では当日のミニライブから1曲だけオンエアされましたが、それが「まちぶせ」ではなく新曲の「わたしの毎日」だったことがファンとしては大感激でした。テレビ番組でこの曲を披露したことはありましたが、スタジオでの歌唱ではなくホールでの歌声が放送に乗るのはかなり貴重な音源ではないでしょうか。フルコーラスオンエアされたのも評価高いですし、間奏で自然に拍手が湧き起こったのを聞いて会場の様子を思い浮かべジーンと来てしまいました。当日会場で聞いた人の評価も良かったようで、用意していたCDはすぐに完売だったとか。今回の放送の音源は永久保存版にします。

 それにしても今回もRadikoプレミアムのお世話になり、「エア追っかけ」が出来ました。便利な世の中になったものです。ふっふっふ。

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石川ひとみ「Inside/Outside」の参加ミュージシャンについて その3(完)

2019年06月13日 23時21分30秒 | 石川ひとみ

 昨日の続きですが、画像は歌詞カードのクレジットの一部。久々に取り出して眺めたところ、思わず「字が小さすぎて読めない!」と怒ってしまいました。しかも薄いパープルに白抜きの文字。おまけにすべてローマ字表記。これを漢字に直すのが一番大変だったという…。

 ということで、あらためて一覧です。

E.guitar:芳野藤丸、水谷公生、松原正樹
A.guitar:吉川忠英、笛吹利明
keyboards:大谷和夫、佐藤準、羽田健太郎、田代真紀子、渋井博
bass:長岡道夫、岡沢茂、高水健司、金田一昌吾
drums:菊池丈夫、森谷順、島村英二、山木秀夫
percussion:斉藤ノブ、穴井忠臣、石井コータロー
Tp:数原グループ、荒木敏男
A.sax:Jake
T.sax:谷口和典、村岡建、三森一郎
B.sax:砂原俊三
Tb:三田治美、平内保夫、岡田澄雄、井口秀夫
Cl:MASAAKI SAKANO(この方だけ漢字がわからず…)
flute:旭孝、衛藤幸雄
harp:山川恵子
strings:加藤グループ、多グループ
chorus:MINTS、FREEZER


 今回はリズム隊以外のところですが、まずTpが「数原グループ」となっています。こういう表記なら、通常は数原晋さんを含むホーンセクションを指すと思うので、この書き方はどうなのでしょうと。下に名前が出てくるSaxとかTbの方も実際は数原グループとして演奏してるのかもしれませんね。

 一方もう一人のTpの荒木さんは、私は渡辺みさっちゃんのライブビデオでよく見ました。彼女の西武スタジアムのライブにはほとんど参加してたそうですし、サザンオールスターズのサポートでも知られ、桑田さんがメンバー紹介で「日本一のトランペッター」と紹介してたのも見たことあります。大柄でちょびひげのトランペッターというと記憶されてる方も多いかも。最近はどうされてるのだろうと思ったら、体調を崩されて地元に戻ってマイペースで活動されているという記事を見かけました。

 サックスでは村岡建さんのお名前がありますが、姿はあまり見なくとも音はよく聞いてます。「太陽にほえろ」「傷だらけの天使」「ルパン三世」「名探偵コナン」「横須賀ストーリー」から「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」まで。多分調べれば相当出てくるのではないでしょうか。歌謡曲でのサックスプレイヤーとしては、この人と同じくこのアルバムに参加しているJake H.Concepcionさんが最強でしょう。

 このアルバムではA.saxがJakeさん、T.saxが谷口和典さん、村岡建さん、三森一郎さん、B.saxが砂原俊三となってますが、聞いてみるとこのアルバムでサックスソロがあるのは「思いがけない序章」のみ。そしてあのソロはソプラノではないかと思ったり。というとクレジットが無いことになるので、もしかしたら村岡建さんが吹いてるのでしょうか。Jakeさんがソプラノも吹くのかどうかは知らないのですが。

 トロンボーンではいろいろな人のお名前がありますが、調べてみたら井口秀夫さんというのはゴダイゴホーンズにいたそうです。ということは、「ビューティフルネーム」などの時にテレビで見かけてたかも。元々高橋達也と東京ユニオンにもいらしたそうですが、一昨年亡くなったとか。Jakeさんも一昨年亡くなってますし、ここに名前のある松原正樹さん、大谷和夫さん、羽田健太郎さん、菊池丈夫さんなど、超一流ミュージシャンだった方が既に亡くなってるのは残念です。アレンジ担当の渡辺茂樹さんもそうですし。

 ところで、このアルバムでホーンセクションが入ってるのは私が聞いた限り、気まぐれフィーリング、Blue Dancing、一枚の写真の3曲かと思います。そのBlue Dancingなどは、「パピプペパピプペ パパヤ」のあとの「パッ!」という一吹きが2回入ってるだけのような。これだけのメンバー揃えて凄く豪華というかなんというか。あ、「私はかもめ」はSaxも入ってるかな?


 あとは「Cl」とあるのでクラリネットも入ってるのでしょうが、そういう曲あったかなぁと思ったら、「私はかもめ」ですね。fluteは「思いがけない序章」で印象的ですが、あとは「愛のたずねびと」と「私はかもめ」にも入ってますでしょうか。当方木管楽器には極めて知識が乏しく…。

 harpは「心のハープが鳴り響く」なんて歌詞がある割りには「思いがけない序章」には入ってなくて、「シャイニング・スカイ」だけのような気が。

 stringsはどの曲に入ってるかと思ってあらためて聞いてみたら、全10曲のすべてに入ってました。もちろんどちらがどちらのグループかなんて私はわかりません。前にも話題にしたのですが、私は「多グループ」を「タ・グループ」だと思ってて、単に人数が多いのでこのようにざくっと書いてたのかと思ってました。が、「多」と書いて「おおの」と読むそうで人名です。多忠昭さんが主宰するストリングスグループのこと。「多」と書いて「おおの」と読むのは宮内庁楽部関係の名門のお家柄という話を某記事で見ました。(確証はありません)

 この記事を書くにあたりこの3日ほどヘビーローテでこのアルバムを聞いたのですが、何度聞いても飽きない素晴らしいアルバムです。飽きないと言うよりは聞けば聞くほど味わい深いというか。

 今回聞いてるうちに、一番楽しいと思ったのはなんといっても「Blue Dancing」。耳がちぎれそうなボリュームでヘッドフォンで聞いてると、リズムギターがチャンネルの左右に入ってるのに気づきました。リードギターも所々ツインになってますし、ギターだけで最低4本入ってますね。なんとゴージャスな。

 ということで、石川ひとみさんのアルバムでミュージシャンのクレジットがあるのはこのアルバムだけなのですが、多分他のアルバムも同様の顔ぶれなのでしょう。当時の日本のアイドルポップスの演奏がいかに高水準だったかがうかがえます。そういうアルバムが現在入手できないというのは悲しむべき事態です。なんとかして下さい>ポニーキャニオンさん!

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石川ひとみ「Inside/Outside」の参加ミュージシャンについて その2

2019年06月12日 23時14分52秒 | 石川ひとみ

 昨日の続きです。「アレンジャーは自分で弾くのか?」という疑問に関して、興味深いインタビューを見つけました。ギタリストの芳野藤丸氏の自伝「芳野藤丸自伝」(そのまんまや…)で、藤丸師匠と水谷公生先生の対談がありました。

 そこで聞き手の方が西城秀樹さんの曲について、「例えば秀樹さんの『ヤングマン』の次のシングルだった『ホップ・ステップ・ジャンプ』は水谷さん作曲で、佐藤準さんとの共同編曲になっています。こういう場合は水谷さんが弾かれているわけですよね?」と言ってて、それについては特に反論がなかったので、水谷さんのアレンジの場合は水谷さんが弾くものと判断します。(根拠が貧弱ですいません…)

 ということで、このアルバムの4曲目「気まぐれフィーリング」(作詞:武衛尚子、作曲・編曲:水谷公生)のギターは水谷先生だと判断しましょう。あの間奏は相当ロックしてますし。さらに「シャイニング・スカイ」のギターも水谷先生なのでしょう。こちらはロックではないですが。

 ちなみにこの藤丸師匠の本は凄く面白いので、師匠のファン以外にも昭和歌謡とかスタジオミュージシャンに興味がある人は読んでみねばなりません。

 それでは、続いてエレキギター以外の、まずはリズム隊を見てみましょう。

 A.guitarは吉川忠英さんと笛吹利明さんですが、これもアコギ界の4番バッターばかり。さすがにどちらがどの曲を弾いてるとかはわかりません。吉川忠英さんなぞは、どんだけあちこちのレコーディングに参加してるのやら。物凄い数のレコードで音が聞けますが、あのイントロの出だしが印象的な「岬めぐり」もそうです。(本人談をテレビで聞きました。) あとは中島みゆきさんの「わかれうた」とか。

 keyboardsは、大谷和夫さん、佐藤準さん、羽田健太郎さん、田代真紀子さん、渋井博さん。もうこれだけ揃うとどの曲をどなたが弾いてるかはまったく不明。羽田健太郎さんは70年代半ばからスタジオミュージシャンとして活躍されてましたが、売れ始めた頃には「なんでもすぐ弾けるし指もメチャメチャ動く」と言われてたちまち引っ張りだこになったそうな。このアルバムでもピアノが印象的な曲がありますよね。ただしどれがどれかはわかりません。「さよならGood-bye」とか「シャイニング・スカイ」とかそうかなぁとか勝手に思ったり。

 bassは長岡道夫さん、岡沢茂さん、高水健司さん、金田一昌吾さん。これもスタジオミュージシャンの世界では4番バッターという扱いでしょう。金田一昌吾さんという方は私は知らなかったのですが、大瀧詠一さんのアルバムとか、あとはピンクレディーのレコーディングもこの人が多かったとか。

 drumsは菊池丈夫さん、森谷順さん、島村英二さん、山木秀夫さん。私は菊池丈夫さんのことは知らなかったのですが、もう15年位前に亡くなってるんですね。いろいろなレコーディングに参加して有名な方だったようです。森谷順さんはどこかで名前を見たと思ったら、風のレコーディングはほとんどこの人だとか。音はよく聞いてたわけですね。「海風」とかかっこいいし。

 島村英二さんは「ラストショウ」が最初かと思ったら、その前に吉川忠英氏とバンドやってたりしたんですね。ちょっと前は吉田拓郎さんのライブをテレビで見かけるといつもこの人がドラムでした。今もそうなのかな?

 山木さんはSHOGUNもそうだしマライヤもやってたしいろいろなところで聞きますが、生では尾崎亜美さんのバンドで一度だけ見たことあります。私はドラムの音を聞いて誰がどういう感じというのはわからないのですが、「Blue Dancing」はそうかなぁかとか勝手に思ってます。完全に憶測ですが、聞く人が聞けばわかるのでしょう。

 ということで、明日はリズム隊以外の話です。

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石川ひとみ「Inside/Outside」の参加ミュージシャンについて その1

2019年06月11日 22時39分45秒 | 石川ひとみ

 「Inside/Outside」というのは、石川ひとみさんの4枚目のオリジナルアルバムで1980年10月の発売。翌年は「まちぶせ」がヒットして紅白歌合戦にも出場しましたが、これはその前年でシングル曲としては「秋が燃える」が収録されています。(この曲はご存じない方が多いでしょうが…)

 まずはこのアルバムの収録曲ですが、曲目と作者は以下の通り。実にいろんな人が曲を書いてます。

1.思いがけない序章(作詞:武衛尚子、作曲:芳野藤丸、編曲:大村雅朗)
2.私はかもめ(作詞:たかたかし、作曲:佐瀬寿一、編曲:渡辺茂樹)
3.さよならGood-bye(作詞:たかたかし、作曲:井上鑑、編曲:渡辺茂樹)
4.気まぐれフィーリング(作詞:武衛尚子、作曲・編曲:水谷公生)
5.Blue Dancing(作詞:島エリナ、作曲:Paul Fantasia、編曲:渡辺茂樹)
6.シャイニング スカイ(作詞:竜真知子、作曲:水谷公生、編曲:船山基紀)
7.秋が燃える(作詞:岡田冨美子、作曲:佐瀬寿一、編曲:渡辺茂樹)
8.愛のたずねびと(作詞:竜真知子、作曲・編曲:後藤次利)
9.一枚の写真(作詞・作曲:鹿島豪也、編曲:渡辺茂樹)
10.海のようなやさしさで…(作詞:武衛尚子、作曲:和泉常寛、編曲:渡辺茂樹)


 そして、このアルバムは石川ひとみさんのオリジナルアルバムの中で唯一参加ミュージシャンのクレジットがあります。曲ごとにはわからないのですが、それを並べてみましょう。(注:原文はすべてローマ字なのですがわかりやすいように漢字にしています。)

E.guitar:芳野藤丸、水谷公生、松原正樹
A.guitar:吉川忠英、笛吹利明
keyboards:大谷和夫、佐藤準、羽田健太郎、田代真紀子、渋井博
bass:長岡道夫、岡沢茂、高水健司、金田一昌吾
drums:菊池丈夫、森谷順、島村英二、山木秀夫
percussion:斉藤ノブ、穴井忠臣、石井コータロー
Tp:数原グループ、荒木敏男
A.sax:Jake
T.sax:谷口和典、村岡建、三森一郎
B.sax:砂原俊三
Tb:三田治美、平内保夫、岡田澄雄、井口秀夫
Cl:MASAAKI SAKANO(この方だけ漢字がわからず…)
flute:旭孝、衛藤幸雄
harp:山川恵子
strings:加藤グループ、多グループ
chorus:MINTS、FREEZER

 日本のスタジオミュージシャンに詳しい人は、これを見るだけでクラクラッと来てしまうほど豪華なメンバーなのではないでしょうか。そもそもアレンジャーが大村雅朗さん、渡辺茂樹さん、船山基紀さん、後藤次利さんなので、それぞれが指名したミュージシャンなのでしょうが。

 ギターなんぞは「こんな四番バッターばっかり集めてどうするの?」と思うほど。当時の歌謡界は、この方々と矢島賢さんがほとんどという感じではあります。ただし藤丸師匠は当時SHOGUNで活動中でしたので、もしかしたら自身の作曲の「思いがけない序章」しか弾いてないかも。とはいえ、この曲は大村雅朗先生のアレンジなので、この人の曲は松原正樹さんが多いようなイメージもあるのでその辺わかりません。

 藤丸師匠については、この年の新人の岩崎良美さんにはデビュー曲の「赤と黒」をはじめ何曲も提供してたし、彼女の1stアルバムもSHOGUNが何曲も演奏を担当してます。このアルバムでもSHOGUNの大谷和夫さん、ミッチー長岡さんが参加されてますから、そのメンバーで何曲かやってるのかもしれません。

 ちなみに藤丸師匠は物凄い数のレコーディングに参加されてますが、一般で有名なのは「いちご白書をもう一度」、「木綿のハンカチーフ」(シングルバージョン?)、「ひとり咲き」、「ヒゲのテーマ」、「天城越え」などなど。(ほんの一部ですが)

 水谷公生先生は2曲作曲してその片方でアレンジされてますから、「気まぐれフィーリング」の間奏のギターソロはそうなのかも。しかし、「愛のたずねびと」を作編曲してる後藤次利氏はベース弾いておらず、渡辺茂樹さんもこのアルバムではキーボード弾いてないので、アレンジしたから自分が弾くとも限らないと。逆に「Blue Dancing」のギンギンに歪んだギターは水谷先生かと思ったり。う~む。

 なお、水谷公生さんも数え切れないほどのレコーディングに参加されてるそうで、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」、ちあきなおみの「喝采」などレコード大賞受賞曲でも弾いてて(まぁこれらは特にギターは目立ちませんが)、印象に残るのはキャンディーズの「春一番」。誰でも知ってるソロではないかと。キャンディーズの曲はこの人多いようですね。「年下の男の子」とか。

 そしてもう一人が松原正樹先生。実際ソロはほとんどこの人ではないかと思うのですが、松原先生は変幻自在なのでどれもそのように思うし、どれも違うかもと思ったりでその辺はわかりません。「一枚の写真」のソロは多分そうではないかと。さらに「海のようなやさしさで…」もそうだと私は信じてます。あれは石川ひとみ曲のギターソロでは私は最も好きで、穏やかな海が一瞬荒れたけどまた静かになって波が引いていくような間奏は鳥肌が立つほど。その中心となるギターソロは音色といいフレーズといい、最後に消え入るところのディレイかリバーブの感じまで絶妙です。このアルバムはBOXセット以外ではCD化されておらず現在入手できないのですが、この曲は昨年発売された40周年記念ベストアルバムに収録されています。ギター弾く人には是非聞いて欲しい曲ですね。

 と、あれこれ書いてますが、ギターの話だけで長くなりましたので今日はこの辺で。明日に続きます。

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HOME・MADE~ただいま/石川ひとみ

2019年05月28日 23時38分47秒 | 石川ひとみ

 石川ひとみさんのアルバムで1999年4月21日発売のCDです。私は長年勘違いしており、もうこれは新品で買えないと思っていたらちゃんと売ってました。しかもビクターオンラインの公式サイトで。今ネットで売ってるのは全部中古かと思ってたのですが、Twitterで新品で買ったという人の話を聞いて、「買えるのかなぁ」と思って日曜の夜11時過ぎにポチっとしてみたら、もう今日届きました(笑)

 これがどういうアルバムかというと、CDのオビによると

・ビクター育児応援シリーズ
・たくさん食べて、たくさん遊ぶ それからたくさん考える
・ひとみお姉さんが家族みんなに送るオリジナル・アルバム
・NHK「みんなのうた」より「ともだちみつけた」収録

などとなっており、ちょうど彼女がNHKでにゃんちゅうと「母と子のテレビタイム」をやってた頃の作品です。子ども向けといえばそうなのですが、声はもちろん石川ひとみさんですし、聞いててニンマリする曲ばかりなのでその辺の背景を知らずに聞いたら、単純に石川ひとみさんが癒し系のアルバムを出したと思うかもしれません。

 それで、最後のクレジットを見てたらいろいろ発見あり。レコーディングエンジニアが夏秋文尚さんで、この人は近年はムーンライダーズのサポートをしてるドラマーですが、昨年の「わたしの毎日」発売ライブや40周年記念ライブでもドラムを叩いていた人ですね。この人のプロフィールを調べると、ドラマー以外にレコーディングエンジニアとしても活動している旨の記載があったのですが、この時の繋がりから20年近く経ってライブに参加して貰ったということなのでしょうか。名前を見て驚きました。

 あとは「All Instruments 山田直毅」となってて、全曲の作編曲も直毅さんで、他にバイオリンの方が一人参加してるのみ。基本的に直毅さんが一人で打ち込んでトラックを作ったのでしょうか。まぁあの人は鍵盤も弾けるのでご自身で弾いてるところもあるのかもしれません。もちろんギターも入ってますが。

 そして「Stylist 山田ひとみ」となってますが、これはもしかしてひっちゃんの本名?

 あとはSpecial thanksとして三谷泰弘さんの名前がありますが、この人はスターダストレビューのキーボードだった方ですね。このアルバムの当時は既にバンドは脱退してましたが、バッキングトラックのお手伝いとかされたのでしょうか。それと、さいとうみわこさんの名前もありますが、この人はタンゴ・ヨーロッパのヴォーカルだった方。当時は既にバンドは解散してましたが、どんなお手伝いをされたかは興味津々。タンゴ・ヨーロッパは私もアルバム持ってますが、まぁいろんな面がありますし。いずれにしても、あんまりNHKには関係なさそうな方々なので、この辺は直毅さんの人脈かと推察します。

 ということで、もしまだこれを聞いたことが無いという方がいたら、今は新品で買えますので早めにお買い求め下さい。もちろんビクターのオンラインショップがお薦めです。対応早いし。

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発売日に買いました>右向け右

2019年05月25日 21時10分36秒 | 石川ひとみ

 ちょいと仕事の用事があって新宿まで出かけました。そちらはあっさり終わって、家族との待ち合わせまでの間に、かねてより行ってみたかったディスクユニオン昭和歌謡館に行ってみました。噂には聞いていましたが、店舗の壁が昭和歌謡のポスターからジャケットで埋め尽くされていて、私のようなものにとっては夢のような場所です。(もうちょっと広いと言うことがないのですが。)

 当然真っ先に向かうのはシングルレコードの「い」の棚ですが、最初に見つけたのがこの「右向け右」。何しろ今日5月25日は41年前に石川ひとみさんがこの曲でデビューした日。これも何かの縁でしょう。

 偉そうにブログ書いたりしてますが、実は私はシングルレコードは「あざやかな微笑」と「ハート通信」の2枚しか持っておりません。が、これにて「デビュー曲の『右向け右』を発売日に買った!(ただし41年後の…)」と言えるわけです。

 なお、本日はこれ以外に「三枚の写真」と「君は輝いて天使にみえた」の合計三枚を買いました。もうあとはペンペン草も生えてない…ってことはなく、他に「プリンプリン物語」「ハート通信」、LPでは「くるみ割り人形」「まちぶせ」がありました。お買い求めになりたい方はお早目にどうぞ。ただしプリンプリンは若干プレミアがついてましたのでご注意を。

 ただ、CD-BOXの1と2の両方を実際手に取りながら買えなかった私は小心者です。生まれてすいません…。

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デビュー40周年につき石川ひとみのシングル曲を語る企画 最終回(にわか雨)

2019年05月23日 22時53分01秒 | 石川ひとみ

 昨年2月から始めた企画ですが、いよいよ最終回となりました。いろいろあってファンをお休みしてた私が、彼女が40周年を迎えるにあたり不完全燃焼だった自分のファン活動をもう一度燃え上がらせてみたいというのが一つ、もう一つは折角ブログを持ってるのでちょっと騒いでみれば同じくファンをお休みしてた人を掘り起こせるのではないかと、そういう気持ちで始めた企画でした。調べてみたら、初回は昨年の2月18日でした。(初回の記事はこちら

 この1年ちょっとの間に、2枚組ベストアルバムが発売され、35年ぶりのオリジナルアルバムも出て、各地でのリリースイベントもあり、ホールでのコンサートも数回行われました。その間、テレビ、ラジオの出演もあれこれ。もちろんアルバム発売と記念コンサートが行われるのはわかってたものの、予想以上の盛り上がりを見せたのではないでしょうか。最近のコンサートでは親衛隊も復活して往年の熱いコールまで聞けたくらいですし。

 その40年記念企画の最後の記事は「にわか雨」。これは1983年6月21日発売。作詞:岡田富美子、作曲:西島三重子、編曲:松任谷正隆という作家陣でした。一言でいうと「可愛い曲」です。あの「のんだくれ」「池上線」の西島三重子さんが、こんな可愛い曲を書くとは!と当時のファンが驚いたかどうかは知りません。とはいえイントロの始まりは強烈なドラムの乱れ打ち。(いえ、実際は乱れてはないですが) あれが、バケツをひっくり返したような「にわか雨」を連想させるのでしょう。

 メロディーも歌詞も歌い方も可愛く爽やかな曲ですが、私は当時テレビを持ってなかったので(こればっか)、テレビの歌番組では見た記憶がありません。とはいえ、この曲が出たのは知ってて、春に寮を出て一人暮らしを始めた部屋では常時FM大阪を聞いてたので、そこでちょくちょく聞いたのかもしれません。

 私の場合、男女関係のドロドロの曲はあまり好まない傾向があるので、この曲の世界は好きです。尾崎亜美さんの「初恋の通り雨」という曲があり、亜美さんの曲ではかなり好きな曲なのですが、詞の世界はほんのちょっとだけその世界にも通じるものがあり、青春時代の甘酸っぱい感じはなかなか味わい深いです。

 当時の関係者の証言によると、レコード会社側では「まちぶせ」の次のシングルはこれにする予定があったとか。しかしプロダクション側の意向でシングルはカバー曲の「三枚の写真」になり、この曲は1年半ほど寝かされたあとで発売になったとか。もし、「まちぶせ」の次のシングルがこれだったら…とかいうのは死んだ子の年を数えるようなものなので今さらどうのこうのとはいいません。

 オリコン最高位は73位だそうで、そこそこヒットしたと言えるのでしょうが、一旦ベストテン入りのヒットを放った歌手としてはチャート的には成功とは言えなかったのかもしれません。しかし、今も彼女はこの曲をステージでは欠かさず歌ってますし、発売から約36年、本人にとってもファンにとっても本当に愛しくて大事な曲になってよかったなと思います。

 石川ひとみさんのシングル曲はこれ以降もいろいろありますが、私がリアルタイムで追いかけていたのはここまでなので、今回の企画はこれで最終回とします。なによりも、明後日の25日からはデビュー41周年になりますし。最初からお付き合いいただいた方は本当にありがとうございました。一人で騒ごうと思ってたのですが、この記事のおかげでネット上でもリアルな世界でもお仲間ができて嬉しかったです。

 さて、41周年はブログでどんな企画をやろうかなぁ。

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石川ひとみLIVE at アミューズカフェシアター

2019年05月21日 23時56分21秒 | 石川ひとみ

 昨日行ってきました。アミューズカフェシアターというのは浅草にあって、浅草寺や仲見世通りからほど近いところにあるドンキホーテのビルの7階にあります。これがどういう劇場かというのは説明しづらいのですが、普通のライブハウスとは違って舞台の片方の袖が長かったり客席の形が変則的で真ん中にバーカウンターがあったりします。広さはそこそこありますが、テーブルや席の配置は結構余裕があるので、昨日の座席数は90くらいでした。

 石川ひとみさんのライブは4年前から年に数回行われているようですが、昨年デビュー40周年を迎えてアルバム発売や記念コンサートがあったことから、眠っていたファンが大量に目を覚ました様子。昨年12月の公演は発売後5分で完売したのが、今回は2分でした。チケットを入手するには、まさに「争奪戦」の様相です。

 私は今回初めての参加でしたが、人気の高いのはわかりました。会場のどの席からも比較的ステージが近くて、なおかつステージも低いのでアーティストを身近に感じられます。毎回ここではアコースティックな編成でコンサートを実施しているそうで、バンドの音が大きくない分ボーカルがしっかりじっくり聞けるし、ステージが近いので本当に石川ひとみさんの姿だけ見つめていられるので、満足度は高いです。ただ、今回の特別メニューの海老カツバーガーが大きくて食べにくく、あれこれ床に散乱させてしまった気が…。

 座席表は画像の通りですが、私は33番だったのでちょっと斜めから石川ひとみさんを眺める感じでしたが、カウンター前の場所だったのでちょっと椅子をずらせば他のお客さんは気にせずに楽しめる位置でした。

 今回のバンド編成は
ギター:山田直毅
キーボード:斉藤哲也
Sax&フルート:園山光博
パーカッション:元田優香
の4名。直毅さんはギターとはいえ最後までアコギだけで、完全にアコースティックな編成でした。曲の開始前には斉藤さんにテンポの指示をしている光景がちょくちょく見られたので、打ち込みのリズムもなかったのではないでしょうか。

 そこに石川ひとみさんが登場してステージの開始となったわけですが、まずは石垣島に伝わる唱歌で始まって、次も「朧月夜」だったのでこれはここのステージならではの構成でしょう。

 気に入ったのはドラムもベースもいなかったので、全体が大音量でなく彼女の声がすごくよく聞こえたこと。それでもスローな曲、静かな曲だけじゃなく、アイドル時代の曲も披露したわけですが、この編成でいろいろ趣向を凝らして聞かせてくれたのはさすが凄腕揃いのミュージシャンだとほれぼれしました。たった4人しかいないのを意識させないというか、なんの違和感もなく聞くことができたのはアンサンブルの妙ですね。

 元田さんはコンガ、ジャンベ、シンバル、スネア、シェーカーなどはわかったのですが、コンガのうしろにカホンもあったのでしょうか。時折バスドラのような音がしてついそっちを見てしまったり。今回は曲によっては華麗なスティックさばきを見せてくれて、離れ技も披露してくれたので見た目もバッチリ。ある意味今回のハイライトだったかもしれません。曲のリズムを支えつつ、歌の邪魔はせずあれこれ駆使して凄いなーと思いました。石川ひとみさんのステージには欠かせない人になってますね。

 園山さんのSaxとフルートも相変わらず鮮やかなお手並みで、Saxでバリバリっと決めてたかと思ったら、いつの間にかフルートで後ろを支えてたりで大活躍でした。本当に素晴らしいミュージシャンだと思います。

 斉藤哲也さんは今回淡々とエレピを弾いてましたが、そこに直毅さんのアコギが乗っかってきて抜群のアンサンブルを聴かせてくれました。ベースもドラムもいなくてスカスカの編成ですから、ちょっと間違えるとすぐわかっちゃう感じですが、その緊張感がありつつひっちゃんのボーカルを支えるという使命をひしひしと感じて、なんか斉藤さんのピアノが鳴ってるだけで安心する感じはありました。

 そして曲の方ですが、冒頭に「珍しい曲もやるので、『この曲なに?』とかいう人はあとでお話しがあります!」と脅された(?)とおり、滅多に聞けなさそうな曲も多数。個人的には、パープルミステリー、マリンブルーに溶けないで、夕暮れて、Blue Dancingなどに激しく反応。

 実は「Blue Dancing」は、今年2月の羽田のコンサートで「コンサートで聞きたい曲」として書いてたので、聞けて本当に嬉しかったです。恐らく人気が高かったのでしょう。こういうことがあると、アンケートもちゃんと書こうと思いますし、「また行こう」と思わせてくれます。

 望むらくは、ちゃんとしたホールでバンド形式での演奏もあり、その中で今回のようなアコースティックな編成で歌をじっくり聞かすコーナーもあり、というコンサートを聞いてみたいです。

 今回、元親衛隊で頑張ってた方々が昔の曲中のコールを復活させ、会場を多いに盛り上げていましたが、あれもすべての方が喜んだわけではないでしょうし、私も曲によっては「ん?」と思わないこともなかったです。特に今回はドラムもないアコースティックな編成だったので、もうちょっと彼女の声をじっくり聞ききたいと思った部分があったのは正直なところ。

 今のところは40周年のお祭り騒ぎの中ではありますし、石川ひとみさんもMCで「またみんなが振り向いてくれて…振り向かせたかな?」ということを言ってたのですが、往年のファンがちゃんと戻ってきたのは認識して貰えたと思います。そのうえで、今後のデビュー50年、60年に向けてずっと歌い続けて貰って、なおかつ新しいファンを獲得することを考えるとアーティストとファンの関係についてもいろいろみんなが考えてみるべき時期なのかもしれません。(私ごときがいうのは生意気と思われるかもしれませんが)

 とにかく、終了してももっともっと彼女の歌を聞いていたい、同じ構成で翌日開催されてもまた聞きに行きたいと思わせてくれるようなコンサートでした。もし関心を持った方がいれば、次回参加を検討してみて下さい。絶対損はしません。夜の浅草は歩いたことがなかったのですが、帰宅前に誰もいない仲見世の夜景を見ることができました。いろいろ幸せでした。

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デビュー40周年につき石川ひとみのシングル曲を語る企画 その18(冬のかもめ)

2019年05月12日 15時14分55秒 | 石川ひとみ

 1982年9月21日発売のシングル。作詞 康珍化、作曲 西島三重子というコンビで、シングルで言うと康珍化先生は「ミス・ファイン」以来、西島三重子さんは「あざやかな微笑」以来となります。一方編曲は、シングルでは初登場となる鷺巣詩郎さん。

 鷺巣詩郎さんは、今では作編曲家、音楽プロデューサーとして引っ張りだこですが、当時はアレンジの仕事が中心だったでしょうか。70年代には既に「EYES」というリーダー作でソロデビューしていましたが、私が一番印象の強いのはBLEND。

 これはアリスの矢沢透さんとヴォーカルのジョン・スタンレーさんとのユニット。ドラムとヴォーカルとキーボードのユニットなので、レコーディングでもライブでもサポートメンバーを入れていたと思いますが、その辺はよくわかりません。アリスの解散前から活動が始まっていたようで、1981年には既にレコード出てますね。私はラジオで何曲か聞いたことありますが、どれも英語の歌詞でした。楽曲は全部英語だったのかも。曲は知らずに聞いてたら日本のグループとは思わない感じでかっこよかったです。調べてみたら、レッツゴーヤングにも出ていたようですが私は見たことありません。

 鷺巣さんは「笑っていいとも」のテーマ曲の編曲もそうですが、あの番組が始まったのは「冬のかもめ」発売の翌月なんですね。なので、これらの作業を並行していたことは想像に難くありません。(って、売れっ子アレンジャーだからいろんな仕事してるでしょうが) ちなみにBLENDのジョン・スタンレーさんは、その後八神純子さんと結婚されました。

 そしてこの「冬のかもめ」ですが、9月に冬の曲が発売されてたんですね。曲は彼女の声を活かせる良い曲ですし、鷺巣さんのアレンジもバッチリです。が、冬の海に眠る恋人のことを歌う曲なので悲しすぎます。前年は「まちぶせ」で紅白歌合戦に出場してましたし、これがヒットすれば今年も!というスタッフの思いはあったと思うのですが、前作が「君は輝いて天使にみえた」だっただけに、ファンとしては「今度はこんな悲しい曲が…」という気持ちはありました。

 何回も書いてるように、この当時私はテレビを持ってなかったので、この曲はもっぱらラジオで聞く方でした。この年の秋には早稲田大学でライブを行い、その模様は「キャンパス・ライブ」としてアルバムも発売され、この曲も収録されています。当時の最新シングルとして当然歌われてますから、公式にライブ音源の残っている貴重な曲ということになりますね。

 なお、石川ひとみさんには「私はかもめ」という曲もあります。その他、間際らしいタイトルの曲としては「一枚の写真」と「三枚の写真」というのもありますので、音源をお探しの方はお間違えの無いように。と、日常生活には特に役立たない情報でした。

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デビュー40周年につき石川ひとみのシングル曲を語る企画 その17(君は輝いて天使にみえた)

2019年05月08日 22時59分34秒 | 石川ひとみ

 石川ひとみさんの第13作目のシングル曲。(カウントは「プリンプリン物語」を除く) 1982年5月21日発売。作詞・作曲:天野滋、編曲:若草恵という布陣。これはファンの間では「君天」と呼ばれており、凄く人気の高い曲で最近のコンサートでもアンコールとかラストとかに歌われています。私も彼女のシングル曲の中では一番好きかも。多分ご本人も好きなのでしょう。

 天野滋さんについては、前作の「ひとりじめ」を、やれ湿っぽいだの粘着質だの曲中の男が屁タレだのと散々批判したのですが、この曲は素晴らしいです。石川ひとみさんのシングル曲では唯一歌詞が男性目線で男性の言葉なので、ファンがカラオケで歌いやすいのもいいですね。

 編曲の若草恵さんは、アイドル歌謡から演歌からニューミュージックまで数え切れないほどのヒット曲を手がけておられますが、石川ひとみさんのシングルを担当しているのはこの曲だけ。ご本人の姿は一度も見たことがなかったので、私は長年「わかくさめぐみ」という女性だと思ってたのですが、「わかくさけい」という男性だそうです。どっかで柴草玲さんと混同してたのかも。

 Wikipediaによるとオリコン最高位が56位だそうですから、大ヒットとは行きませんでした。(今から考えると100位以内に入るのは結構ヒットしてると思いますが) その頃テレビでどれくらい見かけたかというと、残念ながら当時私はテレビ無しの寮生活だったのでほとんど見たことありません。ただ、寮の食堂で朝食のためにお盆を持って並んでたときにテレビから流れてきたのを見て「お~、新曲だ。しかも結構いい感じ。」と思ったのは鮮烈に記憶しています。

 この曲の歌い方もシングルとライブではちょっと変わってたりしますし、この時テレビで見たのと「キャンパス・ライブ」でも違いがあったのを覚えてます。この時に見たのは「なにげなく~ 眺めているきみが~」の、「が~」の声の伸びが素晴らしく「ああ、いい声…」とうっとりしました。

 多分その時に見た番組は「おはよう朝日です」だったと思うのですが(寮の食堂のテレビは毎朝それだったので)、朝の番組で見るにはピッタリの曲ですね。テレビ持ってなかった時に、たまたまゲストに出たのを見られたというのは何かの巡り合わせでしょう。天気の良い日だったのを覚えてて、これを聞いてスキッと気分が明るくなったので、自分の中では7月くらいに発売されたのかと思ったら5月の発売なんですね。

 これを書きながらいろんな動画を見ましたが、発売の頃にテレビで歌ってたときは凄く声を伸ばしながら歌ってたようです。「キャンパス・ライブ」はもうちょっと歯切れ良く軽く歌ってる感じで。それにしても、この曲は結構動画が上がってるので次々と見ているうちにすっかり現世に戻ってこられなくなりました。聞けば、「天使」を「テン+4」として、10月4日を天使の日とするという説があるとか。実は私10月4日生まれですので、ますますこの曲が好きになりました。ふっふっふ。

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昭和のアイドルが平成最後に完全復活し令和に向かう話

2019年04月25日 22時47分04秒 | 石川ひとみ

 昭和56年に「まちぶせ」のヒットで紅白歌合戦にも出場した歌手の石川ひとみさんは昭和53年のデビュー。ベストテン級のヒットが出ればその後の歌手人生は順風満帆かといえば、昭和62年に初めての主演ミュージカルのリハーサル中にB型肝炎を発症、長期の療養生活に入り事務所との契約も打ち切られてしまいます。

 資料によると翌昭和63年に復帰したとのことですが、以前のように定期的に新曲を発売するような活動はできず、平成になって初めてのシングルはアニメ「みなしごハッチ」のリメイク版オープニングテーマでした。

 その後子ども向けのドラマの主題歌や、NHK教育テレビのお姉さん役などの活動があり、2000年代に入ってからは、BEGINとヤイリギターが共同開発した一五一会という楽器を使ったカバーアルバムを発表したりもしました。(実は私はこの時代の事は詳しくありません…)

 それが、昨年平成30年にデビュー40周年を迎えるにあたり、3月に記念のベストアルバムを発売。さらに6月には35年ぶりとなる9枚目のオリジナルアルバム「わたしの毎日」を発売し、その発売コンサートに続いて40周年記念のホールコンサート、今年になってその追加公演を東京と名古屋で開催するなど、歌手として完全に復活したという勢いです。

 平成30年に35年ぶりとなるオリジナルアルバムを発売したということは、当然平成になってから初のアルバムということですが、それがこれまでの代表作にもなるような出来。今の彼女の身の丈にあった曲調、詞、アレンジで、ご本人の魅力もさることながら、ソングライター陣、スタッフに恵まれて素晴らしい作品になりました。

 私としては、元々アイドルとしてデビューした当時からファンだったのですが、その頃はステージを見る機会に恵まれず、昨年の40周年記念コンサートにはアイドルファンとしての自分の気持ちに区切りをつけるつもりで出かけていきました。自分も彼女も40年前とは違うし、当時と同じ気持ちでは見られないだろうものの、一度見れば気が済むだろうと思った次第。

 それがまぁ、彼女の姿も歌声も当時のすべてを思い起こさせるようなもので、区切りを付けるどころかファンとして完全復活してしまいました。それどころか、高校生の頃よりはお金を自由に使える境遇もあって、いろいろ入手できるようになったと。ベストアルバムもさることながら、新作が気に入ったことが大きいです。昔の曲も同じキーで歌ってくれてるのは本当に嬉しいですし。

 画像のうちCDはすべて平成になってから再発というかCD化されたものですが、実は石川ひとみさんはBOXセットが2種類発売されており、限定品だったので今は売っておらず、私はどちらも所有しておりません。それが中古市場ではプレミアがついており、日本小金持ちクラブ(?)の総力を結集すれば買えない金額ではないのですが、中古で買ってもアーティスト側にはなんのメリットもないというジレンマがあり未入手。

 昭和の時代のオリジナルアルバムが今は入手できないというか、BOXセット以外ではCD化されていないものもあり、ここはポニーキャニオンさんに是非再発していただきたいと願う次第です。彼女のファンがどういう年代になってて、「その年代の人は欲しいCDがあれば買いますよ」、「無料ダウンロードでしか音楽聞かない若者とは違いますよ」ということにもっと目を向けて貰いたいと思います。別荘や高級外車は買えませんが、CDくらいならいくらでも!と声を大にして言っておきましょう。

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