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今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

「石川ひとみGOLDEN BEST 1978‐1983」届きました

2025年04月22日 | 石川ひとみ

 プリンセスプリンプリンこと石川ひとみさんの新しいベストアルバムが届きました。発売は明日23日ですがこれがフラゲというものでしょう。

 ジャケットは画像の通り、収録曲のシングル曲やアルバムのジャケット写真が使われています。私は今回amazonで頼んだのでデカジャケのおまけつき。

 そして収録曲は以下の通りで、お馴染みのヒット曲からアルバム曲までたっぷり21曲あります。

01 まちぶせ
02 三枚の写真
03 右向け右
04 夢番地一丁目
05 くるみ割り人形
06 ひとりじめ
07 あざやかな微笑(ほほえみ)
08 君は輝いて天使にみえた
09 ひとりぼっちのサーカス
10 冬のかもめ
11 プリンプリン物語
12 ハッピー・アドベンチャー
13 ハート通信
14 パープルミステリー
15 ミス・ファイン
16 にわか雨
17 恋のディスコ(Ciao Suvedesina)
18 さよならの理由
19 秋が燃える
20 恋
21 思いがけない序章(プロローグ)

 収録曲のうち、「ハッピー・アドベンチャー」はお馴染み「プリンプリン物語」のエンドテーマ。ちゃんと聞いてみたいと思ってた人はいい機会でしょう。さらに、お馴染みのシングルだけじゃなく「恋のディスコ(Ciao Suvedesina)」「さよならの理由」「思いがけない序章(プロローグ)」というアルバム曲も収録されています。

 おまけにこれはUltimate Hi Quality CDというもので、たいそうな高音質だそうです。私は一般男性ではありますが、折角なので早速聞き比べをしてみました。曲は「まちぶせ」、対照は40周年記念のベストアルバム。再生装置はこちらのCDレシーバーとビンテージのスピーカー。

 

 今回の音質の印象としては、結構低域がズドンと出て高域もサラッと出つつドンシャリではない落ち着いた感じ。マスタリングエンジニアのクレジットがありますので、新しく手掛けたのでしょうがさすがに大きく音質が変わっていることはありません。

 それで40周年のベストアルバムの方はというと、レベル(音量・音圧)はほとんど同じ。40周年のベストアルバムも音質は良かったですしね。ちなみにそちらのマスタリングの担当者は今回の人とは違います。

 一般家庭での再生環境ですから特に違いはわかりませんが、今回のCDの方が若干歌声が生々しいというかエコーが少なめのように聞こえますが、まあ気のせいでしょう。この辺は高級なオーディオを持ってる人とか、専用のオーディオルームを持ってて大音量で聞ける人とかは是非お試し下さい。

 ということで、細かい事はともかく収録曲に興味を持った方は是非お買い求め下さい。今回は「プリンプリン物語」も入ってます。そっれ~行け~ プリンプリンプリン どこまで~も~ Go! Go! Go! Go!


石川ひとみ「思いがけない序章(プロローグ)」

2025年03月21日 | 石川ひとみ

 「思いがけない序章(プロローグ)」というのは、石川ひとみ4thアルバム「Inside/Outside」の1曲目に収録されていました。このアルバム自体はBOXセット以外ではCD化されていないのですが、4月に発売されるベストアルバムに収録されることが発表されました。

 私は彼女のアルバムではその「Inside/Outside」が一番好きなのですが、その要因はこの曲が収録されていることも大きいです。これは作詞:武衛尚子/作曲:芳野藤丸/編曲:大村雅朗によるもので、歌唱がいいのはもちろんとして、タイトルからして詞も良くて特に曲とアレンジが絶妙。

 曲自体は変わった構成で、歌いだしの「センセイション!」から始まる印象的なメロディーはサビのようであってそこにしか出てきません。そして随所にキメが入ったり、ストリングスがタイミングよく切れ込んでくるアレンジも冴えわたってます。

 この曲の演奏陣が具体的に誰かというのはわかりませんが、このアルバムの参加ミュージシャンのクレジットは以下の通り。

E.guitar:芳野藤丸、水谷公生、松原正樹
A.guitar:吉川忠英、笛吹利明
keyboards:大谷和夫、佐藤準、羽田健太郎、田代真紀子、渋井博
bass:長岡道夫、岡沢茂、高水健司、金田一昌吾
drums:菊池丈夫、森谷順、島村英二、山木秀夫
percussion:斉藤ノブ、穴井忠臣、石井コータロー
Tp:数原グループ、荒木敏男
A.sax:Jake
T.sax:谷口和典、村岡建、三森一郎
B.sax:砂原俊三
Tb:三田治美、平内保夫、岡田澄雄、井口秀夫
Cl:MASAAKI SAKANO(この方だけ漢字がわからず…)
flute:旭孝、衛藤幸雄
harp:山川恵子
strings:加藤グループ、多グループ
chorus:MINTS、FREEZER


 わかりやすいのはSaxですが、これを見ると間奏のソロはJakeですね。優雅でありながらエモーショナルでもあるプレイはさすがです。うっとりするほど音色もフレーズも素晴らしいです。

 私が初めて聞いたのは新譜を紹介するFMのラジオ番組で、アルバムの前半だけ全部録音しました。それであんまり気に入ったのでLPを買ってきたと。

 その頃に友達が私の持っているパラシュートのアルバムを録音して欲しいと言ってきて、まあ仲の良い奴だったのでちょっとしたいたずらで「持ってきたよ~」と言って渡したのがこの「Inside/Outside」を録音したカセット。

 当然の事ながら、後日「中身が違う!」と怒られたのですが、そいつも「いや、だけどあの1曲目はすごくいいな。」と言ってたので、やはり名演は誰が聞いてもいいのでしょう。

 そういう思い入れのある曲なので、今回ベストアルバムに収録されるのはすごく嬉しいです。サブスクでも配信されればそれこそ全世界に向けて発信されるわけですしね。ああ、楽しみだ楽しみだ。


「石川ひとみGOLDEN BEST 1978‐1983」 発売情報

2025年03月20日 | 石川ひとみ

 歌手の石川ひとみさんの新しいベストアルバムが発売されます。タイトルは「石川ひとみGOLDEN BEST 1978‐1983」というもの。(ポニーキャニオンのサイトはこちら。

 石川ひとみさんは今年デビュー47周年を迎えますが、2018年に40周年記念のオリジナルアルバム「わたしの毎日」、2023年に45周年記念のアルバム「笑顔の花」を発売、その間にも活発なライブ活動を行っています。

 現在はEテレで再放送中の「プリンプリン物語」が話題ですが、その石川ひとみさんの新しいベストアルバムの詳細は以下の通り。


◆リリース情報◆

タイトル:石川ひとみGOLDEN BEST 1978‐1983
発売日:2025年4月23日(水)
価格:2,860円(税込)
 
【収録曲 全21曲】 
01 まちぶせ
02 三枚の写真
03 右向け右
04 夢番地一丁目
05 くるみ割り人形
06 ひとりじめ
07 あざやかな微笑(ほほえみ)
08 君は輝いて天使にみえた
09 ひとりぼっちのサーカス
10 冬のかもめ
11 プリンプリン物語
12 ハッピー・アドベンチャー
13 ハート通信
14 パープルミステリー
15 ミス・ファイン
16 にわか雨
17 恋のディスコ(Ciao Suvedesina)
18 さよならの理由
19 秋が燃える
20 恋
21 思いがけない序章(プロローグ)

 

 ベストなのでシングル曲中心ですが、一般的に知られていたり近年のライブでも歌われている曲が多い気がします。(そうでない曲もあります。) 「好きなあの曲が入っていない」とお嘆きの方は「ゴールデン☆アイドル」シリーズというのがあって、そちらはポニーキャニオン時代のシングル曲AB面全部聞けます。CD三枚組です。

 

 そしてアルバム曲からセレクトされたのは「恋のディスコ(Ciao Suvedesina)」「さよならの理由」「思いがけない序章(プロローグ)」の3曲。

 注目はラストの「思いがけない序章(プロローグ)」であって、アルバム曲からこれがセレクトされたのが本当に嬉しいです。私の認識が正しければ、この曲はCD-BOX以外では初CD化のはず。この曲についてはまた別の記事にしたいです。まずは注目のベストとなりますね。


石川ひとみ with Strings 「デビュー47周年記念日ライブ」発売になりました

2025年03月18日 | 石川ひとみ

 歌手の石川ひとみさんは、1978年5月25日にシングル「右向け右」でデビューしました。ということは、今年でデビュー47周年になります。

 そして、そのデビュー記念日である5月25日(日)にビルボードライブ横浜でライブがあります。タイトルは「石川ひとみ with Strings 「デビュー47周年記念日ライブ」」。本日一般発売になりました。

 今回のメンバーは以下の通り。

石川ひとみ (Vo)
山田直毅 (Gt)
小畑貴裕 (Pf)
地行美穂 (Vn)
谷崎舞 (Va&Vn)
管野真衣 (Vc)


 石川ひとみさんといえば、ある人は「まちぶせ」でお馴染みの人気歌手、ある人はレッツヤンの司会者、ある人はプリンセス・プリンプリンと、様々なイメージをお持ちかと思います。

 もちろんメインは歌手であって、2018年には40周年記念アルバム「わたしの毎日」、2023年には45周年記念アルバム「笑顔の花」を発売するなどオリジナルの新作アルバムも発表しており、様々な形式でのライブ活動も行っています。

 今回はギター&ピアノ&弦楽三重奏のしっとりとした編成で、彼女の張りがあって艶もある歌声を楽しめる場となります。しかも会場はビルボードライブ横浜という素敵なところ。

 現在再放送中の人形劇「プリンプリン物語」は4月からはアクタ共和国篇が始まります。あのルチ将軍が出てくると世間で話題となり、プリンプリンブームが再燃することでしょう。そうなると、今回のライブはプラチナチケットとなるかも。

 それはそうと、前から好きだった方、最近テレビで見かけて関心を持った方など横浜までお出かけになりませんか。デビュー当時の曲を今も原曲キーで歌う姿を是非ご覧ください。詳細はこちらです

 ちなみに5月30日(金)にはビルボードライブ大阪でも公演があります。そちらの詳細はこちら


今年これまでの石川ひとみのライブセットリストを振り返ってみる

2024年12月08日 | 石川ひとみ

 石川ひとみさんのライブも今年は残すところあと1回。私は今年3回行ってますが、そのセットリストを振り返ってみます。

 行ったのは下記の3回ですが、どれも2回公演で見たのはすべて2ndステージ。1stとはちょっと曲目が違うようですが、私が見た回ということでご容赦ください。


<7月15日 石川ひとみ Acoustic Live with Strings at COTTON CLUB>

<メンバー>
斉藤哲也 (p)
地行美穂 (vln)
梶谷裕子 (vla)
菅野真衣 (vlc)

◇セットリスト
1.ひとりぼっちのサーカス
2.置き忘れたメモリー
3.好・き…
4.風薫花~kazekaoruhana~
5.粉雪のぬくもり
6.おいしいもの
7.遠く遠く(槇原敬之のcover)
8.40回目のlove song
9.三枚の写真
10.笑顔の花
11.まちぶせ
<アンコール>
プリンプリン物語
おやすみ前に

 

<9月16日 at Billboard Live 横浜>

<メンバー>
斉藤哲也(Pf)
山田直毅(Gt)
園山光博(Sax, Fl)
元田優香(Perc)

◇セットリスト
zankyouhanabi
ひとりぼっちのサーカス
ひとりじめ
もんしろちょう
粉雪のぬくもり
おいしいもの
遠く遠く(槇原敬之のcover)
40回目のlove song
三枚の写真
笑顔の花
やさしくなりたいだけ
まちぶせ
<アンコール>
プリンプリン物語
君は輝いて天使にみえた

 

<11月29日 石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール>

<メンバー>
Gt 山田直毅
Piano 斉藤哲也
Bass 石村順
Dr 夏秋文尚
Sax 園山光博
Pec 元田優香

◇セットリスト
Private Film Star
右向け右
懐かしきリフレイン
夕暮れて
さよならの理由
プリンプリン物語~
空(そら)~
おかあさんのうた~
わたしのそこく
ハッピー・アドベンチャー
三枚の写真
空色のフォトグラフ
くるみ割り人形
夢番地一丁目
笑顔の花
Do You Love Me?
<アンコール>
にわか雨
まちぶせ
らぶ・とりーとめんと

 先月のプレミアムライブは懐かしい曲がいっぱいで特別なセットリストでしたが、3回とも歌われていたのが「まちぶせ」「三枚の写真」「プリンプリン物語」「笑顔の花」など。

 この3回それぞれで演奏陣の編成が違うので、それに合わせた選曲という事もありそう。15日(日)のコンサートは演奏がギターとバイオリンだけですが、おそらくバックトラックも合わせて行うことになるでしょうから、どんな曲が出てくるかはわかりません。逆に自由度が増す予感もあります。

 上記の曲目を見て「これは生で聴きたい!」と思う方は是非お出かけ下さい。詳細は以下の通りです。

<石川ひとみ プレミアムコンサート ~笑顔の花~>

日程:2024年12月15日(日)

開場:13時30分  開演:14時00分

会場:森町文化会館大ホール
    静岡県周智郡森町森1485

チケット料金【全席指定・税込】 ミキホール友の会:6,000円    一般:6,500円
(チケットは電話予約・チケットぴあ・各プレイガイドでも取扱をしております。)

詳細はこちらからどうぞ。


石川ひとみ Premium Live 2024が映像化されたなら

2024年12月04日 | 石川ひとみ

 先週金曜の「石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール」では、会場にビデオカメラが何台も入ってました。ここ数年の経験で考えると、こういうケースはまず映像化されるものと思っています。それが配信だけかDVDでの発売かは別にして。

 ここ数年で発売されたライブDVDとブルーレイはこちらの通り4枚あります。2021年が初DVD発売でしたが、どの作品も私にとっては宝物です。


 それで、もし今回のライブが映像として発売された場合、過去のDVDやブルーレイに収録されていない曲はどれくらいあるか並べてみると以下のようになります。

<初映像化曲>
Private Film Star
懐かしきリフレイン
夕暮れて
なきまね(第一部のみで演奏)
空色のフォトグラフ(第二部のみで演奏)
Do You Love Me?
らぶ・とりーとめんと

 どれも近年のライブでは珍しく、そもそもコンサートで歌われることが少ない曲もありますので、これが映像として手元に残るのならこんなに嬉しい事はありません。あの感動を何度も味わえますし。

 さらに「右向け右」も、昨年の45周年コンサートではメドレーの中の1曲として披露されましたが、今回はフルサイズですのでこれも大歓迎。

 そして「プリンプリン物語」コーナーで歌われたのが、

プリンプリン物語~
空(そら)~
おかあさんのうた~
わたしのそこく
ハッピー・アドベンチャー

などで、これらももちろん初映像化となります。

 これならこれまでのDVDを持っている人も絶対欲しくなりますし、今回のライブ映像を初めて買った人が、その後過去のディスクに遡ってもダブリが少ないということになります。

 今回のライブには、プリンプリン物語の再放送で歌を聞いたのがきっかけで見に来たという人も少なからずいたようです。そういう人には以前のライブ映像にも触れていただきたいと思う次第です。また、その辺を考えると今回聞けた曲のいくつかはサブスクにもなくCDでも入手できないというのがもどかしいです。

 そんなこんなですが、とにかく映像の発売を心待ちにしています。


石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール

2024年11月30日 | 石川ひとみ

 昨日羽田ティアットスカイホールで開催された「石川ひとみ Premium Live 2024」に行ってきました。昼と夕の2回公演ですが私が行ったのは夕方。18時半開演でしたが、途中の電車も大混雑だったし、何しろ会場は羽田空港の出発ロビーのすぐ上。会場内外で華やかな雰囲気が漂うライブでした。

 事前に公式Xや公式サイトから発せられた情報によれば、「プリンプリンのメドレーがある」「懐かしいアルバム曲も多数ありそう」という事で、まさにプレミアムな予感。

 今回のバンドメンバーは以下の通り。すべてお馴染みの方々で、この人たちならどんな曲でも演奏できそうですし期待感いっぱいでした。

Gt 山田直毅 (ex.MMP)
Piano 斉藤哲也 (from Under current、ナタリーワイズ)
Bass 石村順 (from 葡萄畑 ex.NEW PONTA BOX)
Dr 夏秋文尚 (from moonriders)
Sax 園山光博
Pec 元田優香(from Percussion Performance Players!!(PPP))


 そして今回のセットリストは以下の通り。

Private Film Star
右向け右
懐かしきリフレイン
夕暮れて
さよならの理由
プリンプリン物語~
空(そら)~
おかあさんのうた~
わたしのそこく
ハッピー・アドベンチャー
三枚の写真
空色のフォトグラフ
くるみ割り人形
夢番地一丁目
笑顔の花
Do You Love Me?

<アンコール>
にわか雨
まちぶせ
らぶ・とりーとめんと


 今回は平日かつ月末の開催だったので、どうしても都合がつかず涙をのんだファンも多かったのではないでしょうか。私も日程を聞いた時には一瞬悩んだのですが、参加して本当によかったです。行かなかった場合、誰かにセットリスト教えて貰ったら「なんじゃ、こりゃ~!」と叫んで激しく後悔したと思いますし。

 何よりも、いつもは静かに始まることが多い1曲目がいきなり夏秋さんのスネアの「タカタカタン!」で始まる「Private Film Star」で度肝を抜かれました。先に昼公演もあったのでひとみさんものってたのでしょうが、出だしの声の張りで「わお、絶好調!」と感じました。

 「Private Film Star」もそうですが、まさかの「懐かしきリフレイン」もあり、本編ラストが「Do You Love Me?」でここまで「まちぶせ」が出てこなかったというのも衝撃的。私はライブ参加歴6年ほどの新参者ですが、生では初めて聞いた曲が3曲もあってまさにプレミアムでした。

 そして中盤には予告通り「プリンプリン物語」のメドレーもあり、出色は「わたしのそこく」。あの曲の高音域をそのまんまのキーで聞かせてくれたのはびっくりでした。さすがにこれは回避するか、あってもメドレーでちょろっとかと思ってたのですが、メドレーとはいえフルコーラスであの声が何度も聞けましたし。45年前の曲をそのまま歌えるのはもう超人と言えましょう。

 途中では、ボンボン、おさげ、カセイジンに語り掛けるプリンセス・プリンプリン風のセリフも入ったり、こちらも今回の特別な企画かと思います。

 アンコールは「にわか雨」から始まって、「まちぶせ」のエンディングが終わるかと思った瞬間にいきなりのリズムチェンジで何が始まるかと思ったら、これが「らぶ・とりーとめんと」のサビ。

 そのまま頭に戻ってフルコーラス披露で、間奏では山田直毅さん、石村順さんとのダンスもあり、これまたプレミアムな企画でした。この曲は聞ければいいと思ってたのですが、こういう形で聞けたというのは最高の盛り上がりでの終了でした。

 終わってみれば、最新アルバムの「笑顔の花」からはタイトル曲の1曲のみだったわけで、実際にチャレンジングなセットリストだったと言えるでしょう。

 石川ひとみさんは最後まで声も笑顔も絶好調で見ているこちらは大満足。いつもより頬が紅潮して見えたのは私だけでしょうか。昨年の45周年コンサートを見た時は「こういう石川ひとみが見たかった!」と書きましたが、今回は「こういう石川ひとみも最高!」と記しておきます。

 そして今回のお買い上げはカレンダーとこちらのTシャツ。ご本人による似顔絵イラスト入りです。ロゴだけよりはこういうのがいいですよね。


 あとは備忘録ですが、ドラムの夏秋さんが今回は普通のセットだったことが意外。いつもはセットの右手にハイハットがあるオープンな叩き方なのが、普通に左側にあったと。まああれだけのキャリアの方だからいかようにもできるのでしょうが。

 さらに、いつもは5弦ベースの石村順さんが普通に全編ジャズベースでした。同じ曲をやるにしてもかなりフレーズが変わる気がするのですが、そこはそれ今回も盤石の演奏で最強のリズム隊でした。

 山田直毅さんは、ほとんどが最近メインで使っているP-90が二つ搭載されているフジゲンのストラトタイプのエレキで、一部いつものASTURIASのエレアコでした。今回はポップで賑やかな曲が多かったですしね。そして開演前に足元もチェックしたら、Kemperのフットスイッチ以外にコンパクトエフェクターもセットされていて「ほぉ~」と思いました。以上ギターオタクからの報告です。


 本当に素晴らしいコンサートでしたが、今回は平日だから行けなかったという方にはまだ年内にコンサートがありますので、そちらへお出かけになっていかがでしょうか。バンド編成が違うので同じ曲にはならないと思いますが、逆にまた全然違うセットリストが聞けるかも。詳細は以下の通りです。


<2024年12月15日:プレミアムコンサート~笑顔の花~>

日時:12月15日(日) 開場13:30 開演14:00
会場:森町文化会館大ホール
    静岡県周智郡森町森1485
料金:ミキホール友の会 6,000円    一般 6,500円
出演 石川ひとみ Gt 山田直毅 Vlin 武藤祐生

チケットは電話予約・チケットぴあ・各プレイガイドでも取扱あり。
お問い合わせ 0538-85-1111(月休)


今週金曜は石川ひとみ Premium Live!

2024年11月26日 | 石川ひとみ

 

 

 石川ひとみさんといえばヒット曲「まちぶせ」でお馴染みですが、昨年はデビュー45周年を迎えその記念コンサートが大成功を収め各方面から絶賛された事も記憶に新しいところ。

 今年の活動としては7月に丸の内コットンクラブで初のライブを行い、9月には定番ともなってきたビルボードライブ横浜と大阪でのステージもありました。いずれのステージでも変わらない歌声を聞かせてくれて、ファンも大いに盛り上がりました。

 その石川ひとみさんですが、今週末29日(金)にライブがあります。タイトルは「石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール」ということで、今年初のホールコンサートとなります。

 現在Eテレで「プリンプリン物語」が再放送中ですが、主人公プリンセス・プリンプリンの声優も努め、主題歌や劇中歌で明るい歌声を聞かせてくれたことも皆さん記憶しているかと思います。

 最近のステージではサプライズとして「プリンプリン物語」を歌う事もありましたが、今回は公式サイトで『「プリンプリン物語」メドレーも披露予定!』とはなから宣言されています。

 また、懐かしい曲もたくさん歌うというのも公式Xにて告知されていますので、名前の通りプレミアムなコンサートになることは間違いありません。昔好きだったとか、アルバム何枚か持ってたけどコンサートは行ったことなかったという方には、あの歌声を生で聞く絶好のチャンスです。行ってみればわかりますが、曲のキーはすべて昔のまま。ファンだった人にとっては感涙ものでしょう。(近年のステージの様子としては冒頭の動画をご参照下さい。)


 ということで、詳細は以下の通りです。平日の開催ではありますが、夕公演は18時30分開演ですので仕事があっても都合付けられる方もいるのでは? 今の世の中、自然災害とか感染症の蔓延とか色々ありますので、「まあ、そのうちにまた」とか「今回はやめとくけどいつか機会があったら」なんて言っていると、次の機会は来ないかもしれません。今回は初のハイタッチ会という企画もあります。これは滅多にないかも。(詳細はこちら

 そんなこんなですが、少しでも気持ちが動いたら羽田へGO! ねえみんな、青春とは羽田に向かっていくものなのよ。頑張って…。

 

<石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール>
日程:2024年11月29日(金)
会場:羽田ティアットスカイホール
   東京都大田区羽田空港2-6-5

昼公演(1回目) 開場 14:30 / 開演 15:30~
夕公演(2回目) 開場 17:30 / 開演 18:30~
料金全席指定席 ¥8,000(税込)
チケットチケットペイにて発売中

[昼公演(1回目)]の購入はこちら。
[夕公演(2回目)]の購入はこちら。

出演
石川ひとみ
Gt 山田直毅 (ex.MMP)
Piano 斉藤哲也 (from Under current、ナタリーワイズ)
Bass 石村順 (from 葡萄畑 ex.NEW PONTA BOX)
Dr 夏秋文尚 (from moonriders)
Sax 園山光博
Pec 元田優香(from Percussion Performance Players!!(PPP))


石川ひとみライブ at Billboard Live 横浜(セトリ追加)

2024年09月16日 | 石川ひとみ

 昨日はBillboard Live 横浜で石川ひとみさんのライブを見てきました。二回公演だったのですが、その第二部の方。

 開場が17時、開演が18時なのでビールを飲むにはちょうどよい時間帯。おまけに場所が場所だけに調子に乗って赤ワインまで飲んでしまいました。

 今回のステージではドラムとベースがおらず、バンドメンバーは以下の方々でした。

斉藤哲也(Pf)
山田直毅(Gt)
園山光博(Sax, Fl)
元田優香(Perc)

 園山さんはAlto Saxとフルート以外にもクラリネットや鍵盤ハーモニカも駆使しての大活躍。元田さんは私の席からはあまり見えなかったのですが、細かい技以外にもカホンでドスドスと低音を鳴らしてました。

 基本に斉藤哲也さんのピアノが流れていて、そこに他の三人が絡む感じで、腕利きの方々が支えると本当に自然に歌声が映えます。気づくと「あ、そういえばバックは4人しかいないんだった。」と。どういう感じか聞いてみたい方は、20日の大阪公演はまだ間に合います。今回は直毅さんのアコギのソロやオブリガードがいつもより多かった気がします。

 全般的に二曲とか三曲繋がって演奏されるパターンが目立ったので、曲順とかアレンジがよく練られたステージだったかと思います。大阪公演があるのでセットリストは書きませんが、7月のコットンクラブの感じがありつつ、初めてライブで聞く曲もあったりで、最後まで目が離せないステージでした。

 10月から「プリンプリン物語」の再放送が始まる事もあり、その話では大いに盛り上がりましたが、実際開始された際にはブームを起こしたいですね。そこも注目です。

 それにしても、ここの会場は駅を降りた時から気分が盛り上がるので好きな場所です。コンサートも色々な楽しみ方がありますが、今回はカウンター席で右隣りが家人、左が友人だったので本当にゆったりと落ち着いて見られました。

 大阪公演が終わったらセトリを追記しようかとは思ってます。何度も言いますが、これを見て興味を持った方は大阪に是非。あるいは11月に羽田でのコンサートもあります。

 

大阪公演終了したので以下追記。9/15(日)横浜の2ndステージは以下の曲目でした。1stとはアンコール2曲目が違ったそうです。

zankyouhanabi
ひとりぼっちのサーカス
ひとりじめ

(MC)
もんしろちょう
粉雪のぬくもり

(MC)
おいしいもの
遠く遠く(槇原敬之のcover)
40回目のlove song
三枚の写真

(MC)
笑顔の花
やさしくなりたいだけ

(MC)
まちぶせ

<アンコール>

(MC)
プリンプリン物語

(MC)
君は輝いて天使にみえた


石川ひとみ Acoustic Live with Strings at COTTON CLUB(2024年7月15日)

2024年07月16日 | 石川ひとみ

 

 我らがひっちゃんこと歌手の石川ひとみさんが丸の内のライブレストランCOTTON CLUBに初登場。そして会場の雰囲気に合わせてか、Acoustic Live with Stringsというタイトル。昨日はその2ndステージを見てきました。

 

 

 首都圏には様々なライブレストランがありますが、ここへ行ったのは初めて。客席のキャパは約180席だそうで、ビルボードライブ横浜より一回り小さい感じで2階席もありません。その分、どの席からもステージに近い感じはしました。

 今回のステージはAcoustic Live with Stringsというタイトル通り、演奏陣は以下のような編成。ドラム、ベースなどのリズム隊はおりません。

斉藤哲也 (p)
地行美穂 (vln)
梶谷裕子 (vla)
菅野真衣 (vlc)


 こういう編成でどのあたりの曲をやるかと思ってましたが、まずピアノの斉藤さんと弦楽のトリオが登場し軽くチューニング。続いて石川ひとみさんが登場しステージが幕を開けました。今回のセットリストは以下の通りです。


1.ひとりぼっちのサーカス
2.置き忘れたメモリー
3.好・き…
4.風薫花~kazekaoruhana~
5.粉雪のぬくもり
6.おいしいもの
7.遠く遠く(槇原敬之のcover)
8.40回目のlove song
9.三枚の写真
10.笑顔の花
11.まちぶせ

<アンコール>
プリンプリン物語
おやすみ前に

(1stセットは「40回目のlove song」ではなく「君の声」だったとの情報あり。)


 石川ひとみさんのコンサートでは、それこそ息も止めて歌声の一音一音に耳をすましたいとも思う時があるのですが、今回はまさにそういうステージでした。この日の会場の雰囲気にピッタリの編成と選曲です。

 こういう編成でのお馴染みの曲もあれば、最新アルバムの曲からの3曲はアコースティック編成では初お目見えだったので注目でした。

 「風薫花~kazekaoruhana~」はCDだと和楽器も使ったアレンジが印象的ですが、今回は曲のメロディを取り出してあらためてじっくり聞いた感じ。もちろんCDでの雰囲気をベースにした演奏ですが、やはりいいメロディーですね。こういう聞き方は楽しいです。

 また「粉雪のぬくもり」はCDでは割と淡々とした感じではありますが、今回の編成で聞くとサビの歌い方がすごく熱くて歌詞に聞き入ってしまいました。これも良い曲だと再認識した次第。

 そういうしっとりした編成ではありましたが、今回はリズム隊がいないということで、「HOME・MADE-ただいま-」収録の「おいしいもの」で楽しい企画がありました。CDでも聞けるあのピコピコした打ち込みの音と、客席の数名に配布したカスタネット、そして全体の手拍子で客席と一緒に楽しむというもの。この企画はサプライズでしたが、我が家は家宝が増えました(笑)

 

 今回のサプライズはもう一つあり、中盤に槇原敬之さんの「遠く遠く」を披露。直前のMCを考えると長らく歌手活動を続けてきて、この曲の歌詞に思うところがあって歌う事にしたと思われます。実は私はこの曲を知らず、今回聞いてみて興味持ちました。

 本編ラストは「まちぶせ」で締めて、アンコールではまさかの「プリンプリン物語」。この会場でのプリンプリンなのでご本人も恐縮しておられましたが、カラオケでもアカペラでもなくアコースティック編成でのスペシャル版でした。飛び道具的な楽曲ですし、これは滅多に聞けないでしょう。

 そしてアンコールのラストは「おやすみ前に」。好きな曲ではありますが、こちらも「まさか」の選曲でした。今回まさかが多いです。

 本当に選曲も良かったしひっちゃんの声も絶好調だったし、MCでは今後の活動についての力強い言葉もあったし大満足です。演奏陣はそんなに何回もリハをやるスケジュールではなかったでしょうに、この日だけの演奏をすべてバッチリ決めたのは本当のプロフェッショナルの集まりだと思いました。見てると斉藤さんがカウントを出すケースがほとんどで、同期音源無しの一発勝負とお見受けしましたので緊張感あったでしょうに。

 客席のキャパを考えると、2回公演で延べ360人くらいの人だけが聞けたわけで、これはこの日限りで終わらせるのは本当にもったいなく、是非再演して欲しいステージだと思ってます。もっともっとたくさんの人に見て欲しいので。

 それにしてもいいものを見せていただきました。一日経った今も幸せな気分です。