CSの歌謡ポップスチャンネルにて放映されている「ヤングスタジオ101」にて、尾崎亜美様の「Jungle Gym」を見ました。前にも書いた通り、私はこの放送のビデオを所有しておりますが、今回録画しましたのであらためて保存版にします。
当時尾崎亜美さんは、アルバム「Kids」のツアー中か、あるいはその準備中だったと思われます。私はそのツアーのコンサートパンフを所有しておりますので、今回の映像の演奏メンバーを見てみましょう。当時のバンドはTHE BO~~~ZEで、コーラスはJOJOです。そのメンバーは以下の通り。
GUITER:高田二郎、富塚和彦
DRUMS:小林誠
BASS:深井康介
PIANO:富田素弘
KEYBOARD:林真史
CHORUS:花沢加絵、中山みさ
私はこの次のアルバムである「時間地図」のライブを見てますが、その時のメンバーは上記からギターの高田さんが抜けただけでほぼ同じでした。では、それぞれのメンバーのプロフィールを見てみましょう。
ギターの高田二郎さんは現在も現役バリバリでWebでのギター講座なども目にします。そこでのプロフィールによると<1980年頃からプロギタリストとして活動。バブルガム・ブラザース、中西圭三、Dreams Come True、松田聖子などのツアーおよびレコーディングに参加。平行して、自らのバンドでもデビュー。ギター、編曲を担当。アルバム2枚、シングル5枚をリリース。>だそうです。今も松田聖子さんのステージで見かけるかもしれませんね。今回の映像では向かって右側で青いストラトを弾いている方です。細かいリズムでフェイズサウンドっぽいギターを弾いてます。
もう一人のギターの富塚さんは私は「時間地図」のライブで見ました。現在のプロフィールによると<20代前半よりプロ活動開始。福山雅治、村下孝蔵、EPO、杏里、尾崎亜美、杉山清貴等、数々のアーティストをサポート。作曲・編曲も手掛ける。また、民族楽器、古楽器にもかなりな興味を持っている>だそうです。翌年のライブの時はこの映像よりも凄く髪が伸びててかなり違う印象でした。「時間地図」のライブでの亜美さんのコメントによると「段々幻想的なルックスになってきて…。まぁ港、港で悪さしなければいいんだけど(笑)」とのことでした。実態は知りません…。実際に見た時は「すげ~」とほれぼれするくらいギター上手くてかっこよかったです。今回の映像では向かって左側でピンク色っぽいストラトを弾いてます。
ドラムの小林誠さんは、<トンネルズや吉川晃司、尾崎亜美、杏里(敬称略)etc・・・多数のアーティストのサポートやレコーディングをしてきました。>だそうです。ライブの紹介では、「バーのカウンターで『あそこのお嬢さんにこれを一杯』って言ってツ~ッとグラスを滑らせるようなタイプ」とのことでしたが、多分にそのルックスによるところが大きいのではないかと。今は名古屋でドラムの講師をしてらっしゃるような。
ピアノの富田さんは、特に説明の必要もないでしょうがバンドでは「パンダさん」としてお馴染みでした。武道館ライブビデオ「合演奇演」でも演奏されてますし、「Points-3」でも演奏してますね。他には中村あゆみさんのアルバムをプロデュースしたり、新田一郎さんのライブでピアノを弾いてたりもしましたし、一青窈さんとか福山雅治さんのアレンジもされてるようです。一見芸術家のように見えますが、笑い声が豪快でなんか楽しそうな方です。今回の映像では向かって左の奥にいるのでほとんど見えません。残念ながら。
林真史さんはこの後に永井真理子さんのバンドで有名になったようですが、2001年の亜美さんの25周年コンサートでも演奏してました。その時の紹介では「昔、楽器屋で遊んでたのを拾ってきたのですが、こんなに大きな存在になるとは思いませんでした。」とのことでした。映像当時の亜美さんのバンドでは一番の若手でいじられ役だったようですが、才能ある人なんですね。ただし、今回の映像ではあんまり見えません。残念
コーラスの花沢加絵さんは、この後「セーラースターズ」の主題歌「セーラースターソング」で有名になりましたが、私はアニメで名前を見た時に「おお~!」とエキサイトしてたものです。中山さんとともに、翌年のライブで生で見てますのでこのお二人は私としては印象深いです。
私は「Kids」のライブは見に行けなかったのですが、当時ライブに行った先輩社員が私がファンなのを知っててパンフを買ってきてくれました。ありがたいものです。ということで、曲を聞いていろいろ考えているうちに頭の中は一気に28年前にタイムスリップしてしまいました。音楽はいいものですね。