今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

理不尽な!>映画「赤穂城断絶」

2021年09月11日 22時39分47秒 | 映画
 タイトルからわかる通り忠臣蔵ものの映画で公開は1978年。深作欣二監督作品ですが、大石内蔵助が萬屋錦之介なので、一般的な忠臣蔵のイメージを大きく変えるものではありません。

 当時劇場では見ておりませんが、テレビのCMで萬屋さんが「理不尽な! このまま黙ってはすまされません!」と怒ってたのをよく見ました。その映画宣伝のおかげで、当時中学生だった私も「理不尽」という言葉を知りました。

 映画としては、不破数右衛門を演じた千葉真一さんが妙に出番が多くてかっこいいことと、脱落してしまった家臣の事も取り上げたりして話を膨らませてますが、なにしろ160分の大作なので当時映画館で見た人は大変だったでしょう。

 色々名場面がありますが、剣道二段(?)の元千葉県知事森田健作さんが演じる間十次郎が、討ち入りの際に「早く支度をしろ!」と言われて「もうできてます!」と着物を脱ぐと下が討ち入りの衣装で「どんなコスプレやねん?」と思ったりしました。

 忠臣蔵は小学生から中学生くらいの頃は結構面白がって本を読んだりしましたが、大人になってみるとなかなかはまりにくい話ではあります。というのも、赤穂藩忠臣の行いとしてみればいいのですが、吉良家の家臣の立場になって考えると主君同士の争いごとのおかげで、大勢に寝込みをいきなり襲われて大変だっただろうと。赤穂浪士全員が切腹というのも、残された家族の事を考えるとえらいこっちゃと。

 おまけに物語としても、討ち入りの際に赤穂浪士側には一人の死者も出てないので、あまりと言えばあまりの圧勝。うちの父などはそこは気に入らなかったらしく、「これが赤穂浪士がほとんど返り討ちにされて、最後に残った大石内蔵助と吉良上野介が一騎打ちする話なら盛り上がるやろ!」と勝手に空想して喜んでました。

 そういう意味で忠臣蔵は色んなところでネタにされています。「元気が出るテレビ」でもドラマにしてましたが、大石役の松方弘樹さんが真面目にやろうとしてるのに吉良役の泉谷しげるさんが最後には「おれはマルコスだ~!」とか大暴れして、まともな話にはならなかった記憶があります。

 また、セイヤングの「天才秀才バカ」でもネタがありました。討ち入りを終えて帰ろうとした大石内蔵助が「おや、息子の主税がいないぞ?」と思ったら、その頃主税は吉良の妾を押し倒しながら「童貞のまま死んでたまるか!」と言ってたとか。

 鶴光師匠は落語でこれをやってましたが、討ち入りを果たした大石が疲れからガクッと倒れると家臣が「大丈夫ですか?」と聞くと、大石が「わしゃ前からカロウじゃった」というのがオチでした。そこはあんまり面白くないですけど。

 ちなみにこの映画での吉良役は山守組長こと金子信雄さんだったので、どうせならもっと悪役色を出して欲しかったですね。赤穂浪士に狙われてる事がわかった段階で、「善良な市民を守るのが警察の役目じゃろうが!」と逆切れするとか、討ち入りに来た浪士に「頼もしいのお、頼もしいのお。うちの若いのにあんたらのチ〇ボの垢でも煎じて飲ませてやりたいわ。」と言って懐柔するとかそういうシーンがあれば大ヒットしたことでしょう。

 なお、「忠臣蔵」というと歌舞伎とかそっち方面の演目の話であって、実際にこの件を取り上げる史実としては「赤穂事件」と呼ばれるそうです。ふ~む、どこまで史実としてわかってるのかが気になりますが、調べてもあまり面白くなさそうなのが残念。
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田宮梅安を初めて見ました>必殺仕掛人

2021年07月15日 21時54分50秒 | 映画
 帰ってきてテレビを点けたら、BS日テレで「木曜は特選時代劇」ということでやってたのは映画「必殺仕掛人」。私はドラマの方は大ファンで(もちろん再放送にて)、のちに「田宮梅安の映画はノーヒット」と書いてある記事を見て、「え、田宮二郎が?」と驚きました。

 それで今日初めて見て、見始めた時にはもう半分くらい過ぎてたのですが、元締めの山村聡とか千蔵の津坂匡章などのキャストが同じだったのでびっくり。おまけに音楽まで一緒だったし。どうせなら、オープニングのナレーションも聞いてみたかったです。

 違うのは梅安と西村佐内の仕掛人二人で、なぜわざわざキャストを変えたのかは知りません。Wikipediaによると、第一作のヒットを受けて二作、三作と作られ、そこでは緒形拳、林与一というドラマのキャストが起用されたそうで、なんか大人の事情があったのでしょうか。

 今日見た感じだと、やはり設定とか話の内容は面白いので、あれは原作がいいのでしょうね。田宮梅安も悪くないような気はしますが、さすがに緒形拳のイメージが強いのでそこは損してるかも。

 ちなみに、私は中三の夏休みに参考書を買いに行った書店で「梅安蟻地獄」を見つけて買って帰り、原作にもはまってしまった馬鹿者です。幸い高校は合格したからよかったものの、勉強しなきゃならんときに別の事に手を染めるのはよくあることです。原作の仕掛人は、梅安と吹き矢の彦次郎なのですが、その辺の話はまた別の機会に。(って、もうよく覚えてなかったり。)

 それにしてもBS日テレの「特選時代劇」は、来週が映画「銭形平次」、再来週がドラマ「柳生武芸帳 十兵衛五十人斬り」ですって。見ねば!
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アイドル映画もいろいろで

2021年05月23日 22時24分02秒 | 映画
 なにしろ当方50代一般男性なので、「ケッ、いまさらアイドル映画なんて見られるか!」と思ってたのですが、何年か前にマッチと明菜ちゃんの「愛旅立ち」を見て、あのそこはかとない風情に感銘を受けたものであります。あれは純愛ロマンスではなく、抱腹絶倒オカルト映画なのですが、そのレビューはこちら

 そんな私のニーズに応えようと日本映画専門チャンネルで昨年暮れから「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」というのをやってました。松田聖子の「野菊の墓」とか、セイントフォーの「ザ・オーディション」は既にレビューしましたが、今回見たのは畠田理恵主演の「この胸のときめきを」、パンジーの三人が主演の「夏の秘密」の二本。

 「この胸のときめきを」は、1988年の作品でWikiによると「高校生たちが修学旅行先の京都で活躍する青春映画」というもの。どうせつまらないと思って、5分くらい辛抱したらやめようと思ってたのですが、ついつい最後まで見てしまいました。

 実際ストーリーはたいしたことないのですが、田中邦衛、室田日出男、本田博太郎、宍戸錠、宇崎竜童などの方々が出てて、「仕事選びなはれ」とは思ったのですが、何より畠田理恵が素晴らしく可愛くて最後まで見てしまいました。

 話がバカバカしいといえばそうですが、中高年となった今では「高校の修学旅行って楽しそう」と思いました。自分がいま高校生であれば「ケッ」とか思ったかもしれないですが、男は女子高生の事しか考えず、女の子はどうやって彼氏を作るかしか頭にないというのも平和の象徴で極めてよろしい。

 で、畠田理恵って名前は知ってたけどそんなにスターになった記憶はなく、今は武豊の奥さんだっけ?と思ったら、この人は将棋の羽生名人と結婚したのでした。

 そしてアイドル映画鑑賞の仕上げとして見たのが「夏の秘密」。1982年の公開でした。主演のパンジーという三人組をご記憶の方はどれくらいいるでしょうか。アイドルグループではなく、「たのきんトリオ」のように単独のアイドル三人組にそういう名前をつけてたので、今でいうユニットということになりましょうか。

 パンジーの三人組は北原佐和子、真鍋ちえみ、三井比佐子です。何も見ずにこの方々のフルネームを言える人は上級者でしょう。私はほとんどテレビで見た事はありません。

 そのあまりいけてない三人(失礼…)が主演で、タイトルが「夏の秘密」ですので想像するには「夏休みに沖縄に旅行に行った女子高生三人が、同じく旅行に来てた男子学生を好きになって誰が彼を射止めるかでもめる」てな内容だと思ってました。

 が、オープニングのシーンは、花札が散らばってる座敷で全身入れ墨のヤクザが血まみれで倒れているというもの。「おや?」と思ったのは、「愛旅立ち」の序盤以上の衝撃でした。

 なんの事前情報もなく見始めたのですが、あらためてあらすじを見ると「二人の女子高生が、突然自殺した級友の謎をさぐるうちに、教師殺人事件を解決する」というものでした。そして「東京オリンピックが華やかに開催されていた時、逃亡中のヤクザ・北林佐吉が真山刑事に射殺され、北林の妻は間もなく女の子を産み病院から姿を消した。」というストーリーが絡むわけです。

 この真山刑事を演じるのが若山富三郎先生で、かなりのアウトローで武闘派。他の出演者も、松尾嘉代、橋爪功、阿藤海、岡本富士太、丘みつ子、宮内洋、ビートたけしなどで、およそアイドル映画の雰囲気は無し。前述のヤクザ北林佐吉はもちろん阿藤海です。

 ストーリー上では、その姿を消した女の行方を追うことになるわけですが、当然風俗関係が出てくるわけで、若山先生は「ト〇コ嬢」というセリフを連発し、パンジーのファンの男子中学生がこれを見に行った際には刺激が強かったことでしょう。

 主演のパンジーの三人の演技はというと、「ふ~む」としか言えず(この辺マイルド)、救いはというと舞台が高校の水泳部なので、水着女子がやたらと出てくることだけでした。こちらは最後まで見るのは苦痛でありましたが、若山富三郎先生に免じてということで。

 それにしても、アイドル映画は本当に奥が深いです。大人になった今では、制作側の苦労や苦悩ばかりに思いを巡らせてしまうのでいけませんね。アイドルには夢を見せて欲しいものです。(って、どんな結論?)
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ドラゴンとタイガーの映画を見ました>武闘拳 猛虎激殺!

2021年05月09日 22時19分27秒 | 映画
 
 東映チャンネルで「武闘拳 猛虎激殺!」という映画を見ました。これは和製ドラゴンとしてお馴染みの倉田保昭さんの主演作。1976年8月の公開なので、「闘えドラゴン」とか「バーディー大作戦」などよりもあとですね。

 その「闘えドラゴン」とか「バーディー大作戦」で倉田さんは結構好きだったので、ちょっと見てみようと思ったのですが、まあ物凄い映画でした。多分にブルースリー作品を意識した作りではありますが、とにかく格闘シーンが凄いので見ごたえあります。

 劇中に登場する格闘家も、その肩書が、騎馬民族直伝拳法の使い手、カトマンズ拳法紅河流の使い手、南辰一刀流師範、沖縄古武道鎖鎌の使い手、東シナ海釵術の使い手、法蔵院流棒術の使い手、背骨折りの怪腕力士、などなど。どんな話や?と思いますよね。

 そしてクライマックスシーンは、ドラゴン倉田保昭と本物のベンガル虎の対決シーン。この虎は本当に人間を殺傷した事もある虎だそうで、1日のギャラは20万円だったとか。その虎と倉田さんがマジで格闘するので、まあ凄いシーンだと。Wikipediaによると、倉田さんの手にはこの時の虎の爪によって付けられた傷がまだ残ってるとか。驚きです。「タイガー&ドラゴン」ではなく、ドラゴンと虎の格闘シーンがあるなんて知りませんでした。

 ちなみにこの映画は、同時上映が「トラック野郎・望郷一番星」だったそうです。結構ヒットしたのでしょうね。当時話題になったとは思うのですが、知らなかったなあ。ちなみに無料放送だったのでこれを見られました。東映チャンネルに感謝です。まだ契約してなくてすいませ~ん。
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映画「スパイの妻」見ました

2021年04月18日 21時25分37秒 | 映画
 昨年話題になっていた映画「スパイの妻」を見ました。何やらややこしいのですが、元々NHKのドラマだったのが映画になった様子。ただ、調べてみたらNHKとはいえ昨年6月にBS8Kでの放送だったそうで、そりゃ見られない人がほとんどだったでしょうと。今回はBSPで放送されたので録画しました。

 舞台は1940年の神戸で、貿易会社を営む高橋一生とその妻である蒼井優の物語。1940年という事は昭和15年なので、大体どういう時代だったかは想像がつくかと。そこに憲兵隊の東出昌大が絡んでくるわけで、スリルありサスペンスあり謀略あり裏切りありワッチコン無しという展開で、楽しくはないけれど面白かったです。

 セリフ回しが新劇の舞台を見ている感じもあったのですが、制作側もそこは狙ってたようです。海外の映画祭で賞を獲ったという以外は事前知識無しで見たので、「もしや実在の人物がモデル?」と思ったのですが、そういうわけでもなさそうですね。当時はこういう感じの人もきっといたのでしょうが。

 今後の再放送は、またBS8Kが予定されているようですが、見てない人には一度ご覧になることをお勧めします。こういう雰囲気は結構好きです。楽しくはないけど。(と、何度もいう)
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映画「犬神の悪霊(たたり)」

2021年02月25日 22時22分28秒 | 映画
 「たたりじゃー!」は八つ墓村のセリフで犬神家じゃないでしょ!というツッコミが全国から聞こえてきます。が、「犬神の悪霊(いぬがみのたたり)」という映画はあります。CSのチャンネルNECOで録画しました。

 番組サイトの解説によると「“女囚さそり”シリーズの鬼才・伊藤俊也監督、大和田伸也主演による怪奇映画。ウラン鉱探査のため久賀村を訪れた加納竜次は、村の娘・麗子と結婚した。しかし披露宴の日から、竜次と一緒に久賀村を訪れた仲間が相次いで死亡する。麗子は、竜次たちが村を訪れた時の様子を詳しく聞く。そして、それはまさしく“犬神の悪霊”によるものと直感し…。」というもの。日本初のオカルト映画だそうです。

 全然予備知識無しで見たのですが、結構色んな人が出てます。最初に出てくる大和田伸也の同僚役が小野進也で、ダブルシンヤなわけですが、ワイルド7の飛葉ちゃんなら悪霊に勝てるかと思ったら、こちらはあっさりやられてしまいます。

 他には泉じゅん、小山明子、長谷川真砂美、室田日出男、岸田今日子、山内恵美子、白石加代子、小林稔侍などなど。白石加代子という人を知ったのはここ数年の事ですが、当時からキャラは変わってないですね。さらに長谷川真砂美という人は、この映画のオーディションで2000人の中から選ばれたのだとか。その後「多羅尾伴内 鬼面村の惨劇(1978年、東映)」にも出てて、映画版の「ねらわれた学園」では高見沢みちる役だったそうです。どっちも見てますし「鬼面村の惨劇」は映画館で見てます。が、記憶にないなあ。

 それにしても、この映画は1977年公開の作品。あらすじと出演者を見て興味を持ったのですが、てっきり70年代前半の作品かテレビの2時間ドラマだと思ってました。77年というと、映画館で公開される話題作はテレビでも話題になってそうなものですが、まったく記憶になし。

 Wikipediaによると、前年に公開された「オーメン」でオカルトブームがあり、同じく前年に「犬神家の一族」が公開されており、その両方にあやかった感じだった様子。そんな安易な企画で通用するかと思ったら、これが結構なヒットだったとか。同時期の公開作品は「八甲田山」。ん~、そちらは世間では相当話題になってましたが。

 見た感想としては、結構力が入ってるのはわかりますが、なんでたたりなのかがわかりにくかったり、ウラン鉱探査の話もよくわからんので、その辺を深く考えるよりはホラー場面を楽しむ方がいいですね。大和田伸也が襲われて格闘するシーンは結構怖いです。ただ、出演者に泉じゅんがある時点で「おや?」と思う人も多いと思いますが、実際女性がお洋服をお脱ぎになるシーンとかワッチコンの場面は結構あります。

 レアな映画かと思ったら、今はDVDも普通に買えますので、「ジャパニーズホラーの名作だ」という名目で、お洋服脱ぐお嬢さんたちを合法的(?)に見られる作品としてお茶の間のお父さんたちにはお勧め。ただし、amazonでこれを検索すると「この商品を買った人はこんな商品も買っています」というDVDに、泉じゅんの「感じるんです」がもれなく表示されます。どーですか、お客さん。
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映画「ザ・オーディション」

2021年02月24日 22時19分58秒 | 映画
 CSの日本映画専門チャンネルにて「1-5月 5ヶ月連続 プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection part2~」という企画をやってます。松田聖子の「野菊の墓」、中森明菜とマッチの「愛・旅立ち」などが放送されましたが、いよいよネタが切れてきたか、セイントフォー主演の「ザ・オーディション」が放送されました。

 もちろんセイントフォーは知ってますが、この映画は初めて見ました。タイトルからして、素人の女子が歌手デビューのオーディションを受けてセイントフォーが結成されるという単純な物語を想像してたら大違い。

 セイントフォーが出るという事以外まったく予備知識無しで見たのですが、主演は世良公則さんに見えるし、芸能界の闇やら途中から男同士のバイオレンスシーンもあって、世良さんは血まみれで重傷を負うし「なんじゃこりゃ?」と。

 日本映画専門チャンネルの解説によるストーリーを要約すると「明日のスターをめざす4人の少女とマネージャーの戦いを描く青春ムービー。かつて芸能界を席捲したロックグループのリーダー北森(世良公則)。彼はある陰謀によるスキャンダルで失墜、今は名門プロダクションでマネージャー稼業に専念。ある日北森はあるアイドルの売り出しで社長と対立し飛びだしてしまう。しかしもう一人別のアイドルとの出会いが北森の一度は捨てた人生に火をつけた。」というもの。

 なので世良さんがやたらと熱いんですね。その世良さんの元妻の役が志穂美悦子さん。この辺の甘酸っぱい関係と、志穂美悦子さんにアプローチする硬派の平田満さん、悪役の中尾彬さんとか渋い社長役の池辺良さんあたりはいい感じなのですが、なにしろその世良さんが売り出そうとするアイドルがアイドルがセイントフォーなので…。

 セイントフォーについては、その存在はよく記憶してます。ただし、売り出しに何十億かけたとかそういう話ばっかり聞こえてきて、実際テレビで見た記憶はありません。デビューシングルの「不思議Tokyoシンデレラ」は1984年11月の発売。これはレコード屋さんでよくポスター見かけました。

 というのも、この年の9月に尾崎亜美様の「プラスティックガーデン」というLPが発売されており、私はそれが欲しくてたまらなかったのですが、何しろ貧乏学生だったので発売されてもなかなか買えず、レコード屋さんに通ってはジャケットだけ眺めてたという日々。

 一応バイトもしてたはずですが、なんであんなに金がなかったのかは不明。「プラスティックガーデンを買うぞ」と思って、貯金箱を作って小銭を貯めて買った記憶があります。果たしてLPが買えたのが11月だったので、その時にはレコード屋はセイントフォーのポスターだらけだったと。それにしても3千円貯めるのになんでそんなにかかったのかはいまも不思議。多分、部活の関係の呑み会が多かったのではないかと思いますが。

 今になって考えると、セイントフォーという存在は京都の隅々の小さなレコード屋さんにもあれだけポスター貼りまくってたあたりで宣伝費がかかってたのでしょうが、広告代理店の中抜きも半端なかったと思われ、お金かけてもスターにはなれないという実例かも。

 と、思って調べてみたら、Wikipediaによるとセイントフォーのデビュー曲はオリコン最高35位、第二弾シングルは15位だったんですって。結構売れてたんですね。あの人たちはどこで道を間違えたのでしょうか。虚しいなあ。

 ということで、5分だけ見ようと思った映画は最後まで見てしまいました。その点は、世良さんと志穂美悦子さんにアッパレです。セイントフォーは、これを見ても残念という感覚しかなく。(意見には個人差があります。)
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「もどり川」かと思ったら「しなの川」だったという

2021年02月19日 23時56分39秒 | 映画
 CSで映画録画して「もどり川ってショーケンだっけ?」と思ったら、実際録画してあったのは「しなの川」という映画。まったく予備知識なしで見たけど、まず昭和48年芸術祭参加作品という文字がバーンと出たので、「あんまりゲージツ的なのはなあ」と思ったのですが、なんと主演は由美かおる。

 この人が主演という事は、やっぱり風呂入ったりするんでしょうか?と思ったら、案の定お脱ぎになってました。これが舞台は昭和5年ということで、老舗の奔放なお嬢様はいきなり川で全裸になって水浴びをするのでした。

 若いころは水浴びできたのが、熟女になったら冷たいのには耐えられなくて、お風呂で脱ぐようになったということでしょう。由美かおるさんは当時23歳ということですが、水戸黄門の入浴シーンでもあまりイメージが変わらないのはお見事。

 それにしても、この「しなの川」が昭和48年で、翌年夏は「ノストラダムスの大予言」があって、その暮れには「エスパイ」に出てたので、この方は当時お洋服を着る暇がなかったのではないかというほどお脱ぎになってて、なおかつ売れっ子だったのですね。

 なお「しなの川」はあまりゲージツ的とは思わなかったのですが、岡田裕介と石坂浩二は区別しにくいというのはわかりました。
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映画「日本侠客伝」

2021年02月16日 22時03分59秒 | 映画
 日本映画専門チャンネルでやってました。ご存じ高倉健主演の人気シリーズだそうですが、私は初めて見ました。ヤクザ映画というと私は「仁義なき戦い」を思い出しますので、これは任侠ものということでしょう。「仁義なき戦い」の登場人物は、自分では任侠に生きると口ではいうかもしれませんが、まったくそうではありませんし。

 今回の映画では、健さんはやっぱりかっこいいし、長門裕之と津川雅彦の両方が出てたり、ミヤコ蝶々がいい味を出してたり、長門裕之の恋人役が南田洋子だったりで、色々楽しめました。この映画は1964年の作品ですが、このお二人が結婚したのは1961年だそうで当時も「夫婦で出てる」と話題になったのでしょうね。

 今ではお二人とも亡くなってしまったので、「南田ヨーコは長門の嫁さん~♪」という替え歌は若い人には通じなくなってしまいました。映画としてはまずまず面白かったのですが、シリーズは11作あるそうです。相当な人気だったのですね。私は1作だけでお腹いっぱいです。もっと楽しいのがいいなあ。
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映画見てないなぁ

2021年01月27日 22時21分33秒 | 映画
 今年の日本アカデミー賞の優秀賞が発表されました。その中から最優秀賞が選ばれるわけですが、なんと見たのは1本も無し。考えてみれば、映画館で最後に映画を見たのは一昨年でした。

 最後に見たのが「マチネの終わりに」で、その前が「蜜蜂と遠雷」。どちらもよかったのですが、昨年はどちらも優秀作品賞には入ってなかったですね。「蜜蜂と遠雷」の松岡茉優さんは主演女優賞の優秀賞になってましたが。

 それで、今年は第44回だそうですが過去の最優秀賞一覧を見ると、見てないのが結構あります。見たことないのは「事件」「復讐するは我にあり」「花いちもんめ」「火宅の人」「敦煌」「少年時代」「息子」「学校」「忠臣蔵外伝 四谷怪談」「午後の遺言状」「愛を乞うひと」「鉄道員(ぽっぽや)」「雨あがる」「たそがれ清兵衛」「東京タワー」「告白」など。44回中16作を見てないので、知らないの多いですね。特に「花いちもんめ」「午後の遺言状」などは誰が出てたとかどういう映画だったとかまったくわかりません。

 過去の最優秀作品で一番好きなのはなんといっても「八日目の蝉」。あと好きなのは、「蒲田行進曲」「お葬式」「黒い雨」「桐島、部活やめるってよ」など。

 今年は見た映画がないので、最優秀主演女優賞も誰がとってほしいとかないし、新人俳優賞は6人いて森七菜しか知らず。元々映画はそんなに見る方ではないのですが、今は徒歩圏内にシネコンがあるところに住んでるので今年は行かなくちゃ!
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映画「ザ・タイガース 世界はボクらを待っている」

2021年01月25日 21時50分29秒 | 映画
 土曜日にCSでやってました。1968年の映画で、ザ・タイガースというのはご存じジュリーのいたあのグループサウンズです。以前、やはりGSのスパイダースの「ゴー・ゴー・向こう見ず作戦」という映画を見た時にはあんまりにもつまらなかったので今回も躊躇する気持ちもあったのですが、タイガースの演奏シーンも多いという情報だったので見た次第。

 結論としては、つまらん…。もっとも、つまらないのは話の筋が適当なのであって、当時大人気グループだった彼らが真面目に演技に取り組んで映画を撮影するなんてのは無理だったのでしょう。

 ただ、やたらとステージでの演奏シーンが多かったので、私としてはそこは満足でした。あとは、小松政夫さんが当時から変わらぬ芸風で出てたり、先代の圓楽師匠が宇宙人役(それも殿下という)だったり、その辺も楽しめました。

 話の流れから行くと、当時は映画館でも「キャー!」という声援が飛んでただろうし、スクリーンからジュリーがそれを煽るシーンもあったので、世のおじさんたちは「バカな」と顔をしかめてたでしょうね。

 それで、この映画の中でも演奏された「銀河のロマンス」は「花の首飾り」と両A面だったとか。「シルヴィー・マイ・ラヴ」の「シルヴィーってなに?」と長年疑問だったのですが、この映画のヒロインであるアンドロメダ星の王女シルビイの名前だったんですね。

 ふ~む、色々勉強になりました。まぁ大人の一般男性が見る映画としては、もうちょっとスリルとかサスペンスとかバイオレンスとかお色気が無いといけません。特にお色気が!
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映画「ゴキブリ刑事」

2021年01月18日 22時56分52秒 | 映画
 WOWOWにて録画しました。刑事もので主演は渡哲也。犯人検挙率は凄く高いけど、やり方が強引過ぎて懲戒や謹慎頻発という刑事を渡哲也が演じます。1973年の作品。

 私はこれを全然知らず、「あれ? 大都会の黒岩刑事ってここに原点があったの?」と思ったのですが、WOWOWの解説でも「渡哲也が悪に容赦しない刑事役を激演。後に渡がTVの各ヒットドラマで演じたようなハードヒーロー像を先駆けて構築したファン必見編。」ということです。やっぱり。

 これの原作は漫画だそうですが、「週刊漫画TIMES増刊」に連載されてたそうで「増刊で連載ってなんやねん?」と思ったのですが、私はこの雑誌自体まったく知らないので、知る人ぞ知るという事でしょうか。

 テレビドラマ「大都会」のパート1は1976年1月の開始だそうで、当時私は小6。うちの田舎は日テレ系のネットがなかったので、数週間遅れで夕方の4時くらいに放送されたと記憶してます。

 ただ、その時の番宣でも「あのゴキブリ刑事が!」とかいう話はなかったような。実際「大都会」のWikipediaを見ても、「ゴキブリ刑事」のゴの字も出てこないので、なんか知らない事が多いなぁと。まぁなんでもWikipediaで調べようとする方が悪いかもしれないのですが。

 それで実際この映画が面白いかというと、ちょっと辛口過ぎて私はあんまり…。カーチェイスが凄いのと、アクションシーンが「ひえッ!」と思うところはあるのですが、もうちょっと温かみが欲しいですね。

 ということで、私は「大都会Part2」あたりが一番好みです。実は西部警察はヒーロー物を見てるような感じであまり好きでなかったり。テーマ曲がゴージャスでアメリカンな雰囲気だから好みじゃないということもあるのですが。やはり刑事もののテーマ曲はマイナー調でなけりゃ。
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映画「ヲタクに恋は難しい」

2021年01月17日 23時01分50秒 | 映画
 劇場では見てません。WOWOWで録画しました。原作はコミックだそうで、もちろん読んでませんが映画の公開は昨年の2月。ちょうどコロナが流行し始めた頃の映画だったのですね。

 原作は「隠れ腐女子と重度のゲームオタクの男性というオタク同士の不器用な恋愛模様を、笑いを交えて描く」という内容だそうで、映画の方はそこにミュージカルシーンを多用して、歌ありダンスありの娯楽作品となっています。

 これの好き嫌いはかなり極端に分かれると思いますが、私は高畑充希の歌と踊りを見ていれば満足できるので許します。楽しめました。なによりも、ミュージカル部分の作曲と編曲が鷺巣詩郎の担当で、演奏もすごく充実してます。そこに高畑充希の歌が乗ってくるので、無駄に豪華な印象はありました。

 ヲタクはヲタクとはいえ、私の場合は昭和の女性アイドルヲタクですから、ここに出てくるゲームオタクの生態は「へぇ~、世の中にはそんな人がおるんや」と客観視できますが、実際のそういう人からすると「甘い」とか「そうじゃない」という声が上がるのかもしれませんね。

 これの世間一般の評価はどうだったのでしょう? 私は普段はミュージカルというと拒絶反応なのですが、これはそもそもの話がばかげているのでかえって楽しめました。ただし、保存版にしようとかDVD買おうという気はまったくありません。それにしても高畑充希は芸達者です。そこは評価します。
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アイドル映画がなかなか楽しくて>「野菊の墓」

2021年01月09日 22時11分17秒 | 映画
 若い頃であればアイドル映画なんていうと「ケッ!」と思って見もしなかったのですが、一般男性となった今では楽しめるようになりました。きっかけは、何年か前に見たマッチと明菜ちゃんの「愛旅立ち」ですが、そのときのレビューはこちら。これが純愛路線ではなく、抱腹絶倒のオカルト映画だというのは一般男性としては知っておきたい基本知識です。

 そうしたそんな私の好みを見透かしたように、日本映画専門チャンネルで12月に「プレイバック!アイドル黄金時代~80年代アイドル映画Collection~」というのをやってました。もちろん「愛旅立ち」もあったのですが、今回見たのは松田聖子主演「野菊の墓」。

 原作はご存じ伊藤左千夫の同名小説ですが、原作が発表されたのは明治39年。映画は昭和56年公開で、この映画の主題歌「花一色~野菊のささやき」は「白いパラソル」のB面。時代としてはそういう頃でした。もちろん彼女はアイドルとして歌番組に引っ張りだった時期です。

 舞台は農村なので、主演の松田聖子もそういう衣装でそういう髪型。あの聖子ちゃんカットではなく、もともと美人ではないので(失礼)、映画の予告編をテレビで見た私は「ウプッ」と思ってしまいました。漫才の春やすこけいこも当時相当ディスってて、「野菊の墓ってあるやんか」「え、なに? 野ブタのクソ?」とかいうネタを覚えてます。

 松田聖子は映画初主演ですが、売れっ子アイドルなので撮影は2週間くらいで終わった様子。それでも、脇を固めるのが加藤治子、村井国夫、赤座美代子、樹木希林などで、その部分だけを見てるとちゃんとした映画なのですが、松田聖子と相手役男性のシーンはセリフもやたらと現代的だし棒読みだし、かなり違和感があります。

 これを見てると「絶対に笑ってはいけない」的な雰囲気で、「いや、これはちょっと…」と思う反面、周りで真面目に取り組んでいる役者さんの事を思うと笑っちゃいかんなぁとか思ってしまいました。

 なお、松田聖子は入浴シーンはなく、相手役男優とのワッチコンのシーンもないのでその方面を期待する人は楽しめません。どうにもモヤモヤする違和感を楽しみたい人にはお勧めです。この映画は一体誰が喜ぶのでしょうと思ったとともに、共演の男性はどこへ行ってしまったのでしょう???
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映画「星屑の町」見ました

2021年01月08日 23時53分24秒 | 映画
 これは昨年の日本映画。のんさん主演で、舞台は東北、他の出演者にでんでん、菅原大吉もいるので、結構「あまちゃん」の匂いがします。

 売れない昭和歌謡グループを中心とした話で、元々舞台で上演されていたものをベースに映画にしたようで、今回はそこにのんさんが絡んでくると。

 実際ストーリーは特にどうだということはないのですが(失礼)、歌唱シーンは結構楽しめました。歌謡グループのメンバーが、大平サブロー、ラサール石井、小宮孝泰、渡辺哲、でんでん、有薗芳記という面々で、なんか本当にそういうグループがいそうで面白いのですが、そこにのんさんが加入するとかいうことで実際に歌うシーンが出てくると。

 のんさんも、ギターの弾き語りで演歌を歌ったり、ムードコーラスの女性ボーカルとしてそれっぽい衣装で歌ったり、大活躍でした。そして、あの甲高い歌声が結構安定してきたというか、そこが持ち味になって、「恋の季節」とか歌ってるとなかなかいいような気がしました。

 サントラも出てるのでちょっとそそられるのですが、そこには劇中で歌ったカバー曲は入ってないのかな? ということで、私は楽しめました。昨年春からの公開だったようで、劇場で見た人は少ないかもしれませんね。のんさんに興味のある人はお勧めです。
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