今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

映画「飢餓海峡」

2014年04月30日 | 映画

 BSで放送していたのを録画しました。原作は水上勉氏の小説で、これは1965年の映画。私はドラマで見たことがあって、調べてみたらそちらは1978年でした。ドラマでは山崎努主演で弓坂刑事役は若山富三郎、杉戸八重は藤真利子でした。全8回だったそうです。全8回と言うことは2ヶ月くらいやってたわけで、あれはかなり圧巻でした。山崎努が追い詰められていく様がジワジワくるのは連続ドラマならでは。

 その8回分のドラマになる話が映画一本でおさまるんかいな?と思ったのですが、映画の方もなんと183分ありました。見始めたら終わらないこと終わらないこと。映画版は三國連太郎主演で弓坂刑事がなんと伴淳三郎。杉戸八重は左幸子でした。また若い刑事役で高倉健が出てます。これはこれで面白かったのですが、やはりドラマ版のじっくりとしたドロドロ感のイメージが強すぎて、3時間あってもあっさりしてた感じです。

 万人受けする内容ではないでしょうが、大人なら映画にしてもドラマにしても一回は見ておかないと、という力作です。もう1回見るかというと私は遠慮しますが、30年に1回くらい見るにはいいかも(?)。実は原作にもちょっと興味が湧いてきたり。なによりもタイトルがドキっとします。まだ見てないという人は是非ご覧下さい。ドラマの方のDVDは今は売ってないようですけど。


TBSドラマ「MOZU~百舌の叫ぶ夜~」

2014年04月29日 | ドラマレビュー

 この原作は2~3回読んでて、それも20年以上前の話なので今頃ドラマ化されて驚きです。何回も読むくらいだから原作は大好きで、これがキッカケで逢坂剛先生の小説は何冊も読みました。が、何しろ大作が多いので全部というわけにはいきません。が、この人の小説は長ければ長いほど面白いと思います。

 ドラマの方はというと、これは間違いなく今期一番の作品。雰囲気もいいし、話の展開も演出も配役もバッチリです。が、これが半沢直樹級のヒットになるかというとそんなことはないでしょう。何より登場人物多くて話がわかりにくいのが難点。原作読んでる私も初回は2回ほど見てようやく人間関係把握したくらい。これをヒットさせようと思ったら、初回見てない人のために何回も再放送すべきでしょうね。

 ただ、こういうのがヒットすると他も追随してドラマに力を入れるようになるかもしれないので、そこには期待したいです。まだ見たこと無い人は見てね、っていいたいのですが、既に3回目まで来ててこれから見てもわかんないというか面白くないでしょうし、これは困りますね。

 ということで再放送希望です。ガンガンやって貰えばと思います。ケチらずに。


やはり私だけではなかったと

2014年04月28日 | 日記・雑記・ただの戯言

 昨日の当ブログの検索キーワードは1位が「あゝ野麦峠 富岡製糸場」でした。なので、富岡製糸場が野麦峠にあると思ってる人は私だけではないことが判明しました。この誤ったイメージを払拭するためには、映画「あゝ野麦峠」をゴールデンタイムで放送すべきです。って、この件では真面目なコメントもいただいてますし、映画が話題になるとまたダーティーなイメージが広がるのかも。

 整理しますと、「あゝ野麦峠」「女工哀史」「富岡製糸場」についてそれぞれ調べて理解すべきかと思います。それぞれがいつの時代のことかというのをよく理解しませんと。まずは自分で勉強します。半年後には女工オタクになってることでしょう。…って、ダメか?


「あゝ野麦峠」を見たいと思ってたら

2014年04月27日 | 映画

 ちょっと前から「あゝ野麦峠」の映画を見てみたいと思ってました。幕末オタクが進化して明治以降の日本の歴史をいろいろ知りたいと思うようになり、「そういえばあの映画はどういう話だったんだろう」と気になったので。

 実は「あゝ野麦峠」=「女工哀史」=「富岡製糸場」という図式が頭の中で出来上がってたので、昨日の世界遺産のニュースを聞いてまた野麦峠を思い出しました。が、野麦峠は岐阜県と長野県の間にあるらしく、そもそも群馬にある富岡製糸場とは関係ないようです。すんません、世界遺産のニュースを聞いて悲惨な労働状況を連想してました…。まぁ実態がどうだったのかは知りませんが。

 映画の方は大竹しのぶ主演ですが、同時期のドラマ版は森下愛子主演だったそうです。このドラマには熊谷真実さんも出てますが、昔テレビ探偵団で撮影時の話をしてて「ご飯は美味しいし野沢菜は美味しいし、撮影中に何キロか太っちゃったんです。」ですと。弱って倒れて実家に追い返される役だったのに顔が丸くなったので、デーモン閣下のようなメイクで顔色だけ悪くしたそうで、そっちのドラマも是非見てみたいです。

 で、映画の方のDVDを検索してみたところ、なんと発売になってました。それもつい2週間ほど前に。この映画は日本アカデミー賞総なめで、1979年の年間配収2位の大ヒットだったとか。それがこれまで発売されてなかったってのはどういう事情があったんでしょうね。まぁ今回の発売には世界遺産のニュースが関係している…(違うって!)。


1979年のアニソン

2014年04月26日 | 日記・雑記・ただの戯言

 NHKFMで「アニソンアカデミー」という番組をやっています。今日たまたま運転中に聞いたのですが、今回のテーマは1979年のアニソンベスト10でした。そのランキングは以下の通り。


10位:宇宙空母・ブルーノア―大いなる海へ―/川崎麻世(「宇宙空母ブルーノア」OP)
9位:ザ・マリン・エクスプレス/トミー・スナイダー(「海底超特急マリン・エクスプレス」)
8位:いつの日か旅する者よ/小椋佳(「アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険」OP)
7位:炎のたからもの/ボビー(映画「ルパン三世 カリオストロの城」)
6位:銀河鉄道999/ゴダイゴ(映画「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」)
5位:薔薇は美しく散る/鈴木宏子(「ベルサイユのばら」OP)
4位:花の子ルンルン/堀江美都子、ザ・チャープス(「花の子ルンルン」OP)
3位:きこえるかしら/大和田りつこ(「赤毛のアン」OP)
2位:翔べ!ガンダム/池田鴻、フィーリングフリー、ミュージッククリエーション(「機動戦士ガンダム」OP)
1位:誰がために/成田賢、こおろぎ’73(「サイボーグ009」OP)

 私の知っている曲は4曲だけでした。1979年というと私は高一でしたが、当時アニメは見ていなかったことがこれで判明しました(?)。「花の子ルンルン」というともっと昔のアニメかと思ってました。しかもこれが「キャンディキャンディ」同様でチャープスも一緒に歌ってたとわ!

 なお、この番組は中川しょこたんがパーソナリティーなのですが、曰く「ゴールデンタイムの地上波の番組であればガンダムがダントツ1位なんでしょうが、さすがにこの番組は違います」ということで、サイボーグ009の曲が1位でした。私はこの曲は知らなかったというかこの年代にこのアニメをまたやってたこと自体知らず。ヒットしたのでしょうか???

 番組パーソナリティーの方はあと二人いて、ランキングの曲をいろいろ調べたりしたようですが、現在CDで入手できない曲もあるそうで、これだけアニソンがブームになっていてもまだそういう状況だそうですね。番組中では作者のデータも紹介されてましたが、作詞者では山上路夫さん、奈良橋陽子さん、作曲では平尾先生、馬飼野先生の名前などが出てました。そういう時代だったんですね。

 ところで、中川翔子さんを「中川しょこたん」というのは近藤真彦さんを「近藤マッチ」というようなものでしょうか? まぁ別にいいんですけど。


役者やのォ~

2014年04月25日 | 映画

 CSの来月の番組表を見ていたら、チャンネルNECOで「『嗚呼!!花の応援団』シリーズ一挙放送」というのを発見しました。原作は大好きだったのですが、この映画はまだ見たことありません。公開当時中学生だったのでさすがにこれを映画館にわざわざ見に行くのは無理。CSで何回か放送してたのは知ってましたが、お子さんの教育上こういうのをオヤジがウヒウヒ言いながら見るのもなかなか難しいと。

 チャンネルNECOのサイトによると<70年代に一大ブームを巻き起こしたどおくまんプロ原作の同名劇画を、鈴木清順門下の曽根中生(監督)&田中陽造(脚本)コンビで映画化。『ビー・バップ・ハイスクール』や『クローズ』といった学園ツッパリものの元祖となった大ヒットシリーズを一挙放送。>だそうです。が、これがあれらの元祖ですか??? ツッパリものという括りにするのもいかがなものかと。

 ちなみに一挙放送というくらいなので、今回は「嗚呼!!花の応援団」「嗚呼!!花の応援団 役者やのォー」「嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊」の三本が放送予定。この「役者やのォー」でお馴染みの薬痴寺先輩はなぎらけんいち氏が演じてますが、江戸っ子で下町出身のフォーク歌手に関西弁コテコテの役をやらすのはいかがなものかと。まぁ見てみたいけど、私なら清水大敬氏を選びますけど。って、当時はまだそういうキャラではなかったか?

 考えてみれば、私の中学生時代は周囲はみんなこの漫画を読んでました。今はチョンワチャンワ~ クエックエッ!って言っても通じないんでしょうね。中学生のお子さんをお持ちの方は是非これを読ませてあげて下さい。何があっても責任とりませんけど…。


早くも来年の朝ドラの話

2014年04月24日 | 日記・雑記・ただの戯言
 早くも来年の朝ドラの話題を見かけました。能登を舞台にしたパティシエの話だそうです。来年は春に北陸新幹線開業もあるので、あちらの観光業の人は大喜びしていることでしょう。私も石川県人として大変嬉しいです。どうせならこの機会に「北の家族」の再放送でもして貰えると…と思うのですが、多分ビデオが残ってないでしょう。

 ちなみに、私は石川出身とはいえ加賀地方の生まれですので、能登は数えるほどしか行ったことありません。来年知ったかぶりするためには、今から勉強しとかないと。朝市とか平家の落ち武者の話とか。

 なお、この秋からの朝ドラは初めて外国の方が主演だそうで、そうなるとあんまり興味ないです。残念ながら。

日テレドラマ「花咲舞がだまってない」

2014年04月23日 | ドラマレビュー

 日テレ水曜日午後10時枠のドラマ。過去には「mother」「woman」「ハケンの品格」「曲げられない女」などが放送された時間帯です。「家政婦のミタ」もそうでしたっけ?

 このドラマは原作が池井戸潤氏の銀行もの。そのため一説には「女版 半沢直樹」とも言われてるそうで、主演が「ごちそうさん」で大ヒットを飛ばしたばかりの杏さんであることからも注目度高いです。今クールのドラマの初回視聴率では、先週までではこれが一番だったというのもわかります。ストーリーとしては、銀行の窓口係だったヒロイン「花咲舞」が事件や不祥事を起こした支店を指導する「臨店」という仕事に回されて、様々なトラブルに立ち向かっていくというもの。

 で、肝心の中身ですが、初回を見た感想として「面白くないわけじゃないけど、別にもういいかなぁ」でした。杏さんは確かに綺麗で魅力的だし相方の上川隆也氏も悪くないです。なので全然面白くないわけじゃないんですが、なんかサラッとし過ぎてるというかストーリーの上っ面をなぞってるだけというか、特別に引き込まれるところは一切ありませんでした。

 まずこのヒロインがどういう性格でどういう仕事ぶりでどういう経緯で今の部署に回されたのか、さらに上司役の上川隆也さんがどういう人でなぜ今の境遇に至ったのか、さらに臨店という仕事がどういうもので銀行的にはどういうトラブルが予想されるか、というのをもっと説明して貰った方が良かったのではないかと思います。

 臨店として毎回違う支店に行くのであればレギュラーが少ないわけですし、そうなると主役の二人のキャラがはっきりしないとのめり込めないのは当然でしょう。今後の展開でその辺が明かされてくるのかもしれませんが、私はもういいです。特に毎週見なくてもいい感じ。実は初回のストーリーが単純すぎるというかなんか幼稚な感じで、毎回これならそのうち怒ってしまうと思った次第。

 ということで、そのうち「面白くなったよ」という情報があればお知らせ下さい。今も丁度第二回をやってますが、既に脱落してますので…。


花子とアンから連想すると

2014年04月22日 | 日記・雑記・ただの戯言

 現在の「花子とアン」は「赤毛のアン」の世界とシンクロしているという話があります。とはいえ、私は「赤毛のアン」は読んだことなく、なんか「長靴下のピッピ」と混同することがしばしば。さらに昔は「アンネの日記」とか「アルプスの少女ハイジ」とも混同してたことがあるくらい。(その後「アンネの日記」は読んだのでさすがにもうそんなことはありませんが)

 で、「花子とアン」と言えば「ハナと呼ばず“花子”と呼んで下さい!」というのが印象的ですが、「赤毛のアン」の場合は「アンではなく“アンコ”と呼んで!」とかなるんでしょうか。なんか美味しそうですね。アンコさんの友達だとキナコさんとかでしょうか。名字はやっぱり安倍川さんとか。まぁ柏さんとか桜さんとかでもいいですが。道明寺さんの方がかっこいいかも。

 で、アンコというと昔はこしあんの方が好きだったのですが、今は極力つぶあんしか食べません。ただ、あんまんの中にトロッとしたこしあんが入ってるとなんとも言えない幸せな気分になりますので、そこはケースバイケースと。うちのお嬢さん達はいくら説得してもこしあんの方がいいらしいので、まだ世の中がわかってませんね。

 ということで、アンコなら絶対こしあんを食べるべきだというご意見の方は私を説得してみて下さい。花子とアンとは全然関係ない話でした。実はいまだにあれが面白いのかどうか…。


フジテレビ「極悪がんぼ」

2014年04月21日 | ドラマレビュー

 フジの月9です。先週から始まって今日が二回目でした。感想としては「期待し過ぎた…」です。以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 …っていうと話になりませんね。しかし<原作は「ナニワ金融道」「カバチタレ」のあの流れで、主役は今をときめく尾野真千子、脇を固めるのは個性派揃いの豪華男優陣、これが従来のパターンを破って月9に登場!>となると期待しないわけにはいきません。

 が、見た感じでは原作の段階で話がすでに作り込まれてて、これだったら誰が演じても同じでは?と思ってしまいました。脚本の隙間を役者の演技のさじ加減とか演出家のアイディアで埋めるような余裕がまったくなく、とにかく慌ただしくストーリーが流れていきます。

 特にドラマとしての完成度が高くなくとも前のドラマ版の「カバチタレ」は大好きだったので、ああいうのも期待したのですが、今回のドラマは癒し系のキャラがいません。みんなギスギスしてて心の安まる暇がないので、たとえ面白くても楽しくないというのが正直なところ。常盤貴子&深津絵里のコンビは偉大でした。2回目までは見ましたが、3回目はどうしようかなぁと。

 私は週末にやっと初回を見たのですが、放送開始直後からネットでも特に反響が聞かれなかったので「はて?」と思ってました。ドラマのマニアの間でも評価に困るタイプなのかも。いずれにしても、これを月9に持ってきたのはフジテレビとしては成功とはいえないでしょう。月9も最近は視聴率低迷してたと思いますので、即座に失敗とは言いませんが。どっちにしても受けないんじゃないかなぁ。月曜の夜に見て楽しいタイプのドラマじゃないし。

 一応最後まで見ようとは思ってますので、終わった段階で評価が変われば…と祈っております。皆さん、どのようにご覧になってるでしょう???