それは、某ラジオ番組から録音したもの。カルロ・マリア・ジュリーニ氏指揮ウィーン・フィルのブラームス『交響曲第一番』の音盤。ジュリーニ氏晩年の、1991年の録音らしいです。テンポはおおらかにゆっくり目ですが、噛むほどに滋味の出てくるスルメのような、なかなか面白い演奏。カルロ・マリア・ジュリーニ氏と言えば、チョン・ミョンフン氏の師匠。去年たまたまラジオでミョンフン氏のブラームス一番を聴いたので、その演奏を思い出しつつ、今晩は、ジュリーニ氏とウィーン・フィルのブラームス一番をじっくりたのしく聴いています。
すでに陽は没ち、もう夜もだいぶ来た頃だが、今朝見た夢のなかにでてきた石垣遺構の「発掘調査主任」の若い女性のことがどうにも気になって仕方がない。夢のなかの石垣遺構の前で「お久しぶりです」という感じでお互いに挨拶をしていろいろ話をした。彼女は私のことをよく知っていたし、私もたしかに彼女のことを日頃からよく知っているひとだとわかっていた。だから、夢のなかではさっぱり違和感はなかったが、夢から醒めてあらためて、彼女はいったい誰だったのだろうと考えるとよくわからない。とにかく、わからない。今日はずっとそのことが気になって仕方がない。
今朝。ようやく平熱に落ち着いて、今日は一日やすみをいただいたので、遅れてしまっている返事のことやたまった用事のことなど、集中的に。今朝見た夢は、広大な学校敷地のなかにいて、『宮城道雄作曲・ピアノのためのメヌエット集』なるタイトルのカセットテープを手に、学校敷地周縁部から見つかった井伊家邸宅跡の大規模で壮麗な石垣遺構発掘調査現場を見に行くというものでした。なんとも不思議に明晰な夢でした。
昨晩は夜中に尋常ならざる吐き気に目が覚め、そのまま寝付くこと叶わずまんじりともせず一夜を明かし、それでもしごとに出たが、昼間は思うようにからだ動かず、はなはだもどかしい思い頻り、本当に参った。食欲まったくなし。帰宅してヨーグルトを身体に流し入れて熱を計ると、久々に熱。家にあったツムラのドリンクタイプの葛根湯を服用し、明日もしごとなので、たくさん着込んで早々に就寝。葛根湯が効いてからだはいくらか楽になっていますが、正月早々の風邪引きは参ります。。
そろそろ寒中見舞いの季節。実家でも、こちらに帰ってきてからも、せっせと寒中見舞い葉書を書いています。いろいろとお返事がおくれて申し訳ありません。今日からまたしごとが始まります。どうぞ、本年がみなさまにとって素晴らしい年になりますように。