すでに陽は没ち、もう夜もだいぶ来た頃だが、今朝見た夢のなかにでてきた石垣遺構の「発掘調査主任」の若い女性のことがどうにも気になって仕方がない。夢のなかの石垣遺構の前で「お久しぶりです」という感じでお互いに挨拶をしていろいろ話をした。彼女は私のことをよく知っていたし、私もたしかに彼女のことを日頃からよく知っているひとだとわかっていた。だから、夢のなかではさっぱり違和感はなかったが、夢から醒めてあらためて、彼女はいったい誰だったのだろうと考えるとよくわからない。とにかく、わからない。今日はずっとそのことが気になって仕方がない。
今朝。ようやく平熱に落ち着いて、今日は一日やすみをいただいたので、遅れてしまっている返事のことやたまった用事のことなど、集中的に。今朝見た夢は、広大な学校敷地のなかにいて、『宮城道雄作曲・ピアノのためのメヌエット集』なるタイトルのカセットテープを手に、学校敷地周縁部から見つかった井伊家邸宅跡の大規模で壮麗な石垣遺構発掘調査現場を見に行くというものでした。なんとも不思議に明晰な夢でした。