カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

『この歌をきみたちに For You I Sing This Song』

2006-04-04 10:51:01 | Weblog
 高校時代、音楽の授業で教えて頂いていた恩師の小峰和則先生から、楽譜や五線紙が欲しかったらヤマハやカワイやコタニに行けばよいと教えて頂いて、初めて行ったヤマハ渋谷店の、当時地下1階にあった楽譜売り場で買ったのが、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調のスコアと、高橋悠治さんの『この歌をきみたちに For You I Sing This Song』のスコアでした。

高橋悠治作曲『この歌をきみたちに For You I Sing This Song』(編成:cl, vn, vc, pf)<1976年>
http://www.suigyu.com/yuji/score-pdf/for-you.pdf

作曲家・ピアニスト高橋悠治氏のページ
http://www.suigyu.com/yuji/Yuji_Takahashi_ja.html

 高橋さんのこの曲は、その頃たまたまNHKFMの番組で流れていたのを聴いて好きになりました。

 この曲は、作曲者によるNoteによれば、「アメリカの戦争犠牲者のために女性(母親)たちが歌うsongs」ということになっています。目を瞑ってじっと聴いていると、アジアの農村風景が鮮やかに目に浮かんでくるような音楽で、すごく魅力的な音楽だと思います。当時現代音楽にかぶれていた私は、しばらく、高橋さんのこの曲を模範として作曲をしたりしていました。

 今でも大好きな曲の一つです。
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新聞記事メモ

2006-04-04 09:23:27 | Weblog
 朝日新聞記事から、memoです。





《文京区民オーケストラ 特別演奏会 2006年04月16日》

 16日(日)午後2時、川口総合文化センター・リリア(川口駅)。松下功指揮。ジェラール・プーレ(バイオリン)、山口ひろし(津軽三味線)。ブルッフ「バイオリン協奏曲第1番 ト短調」、松下功「津軽三味線協奏曲」など。900円。ペア10組を招待(抽選)。はがきに〒住所、氏名、電話番号を記し、〒320・0851宇都宮市鶴田町67の92、渡辺さんへ(090・8346・6170)。9日必着。

http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000130603290020


                ☆


《ピーターラビット作者の資料館開館/東松山》
2006年04月03日

◆絵本の世界 追体験 農場再現 初版本も展示


 ピーターラビットの世界が身近に――。東松山市の県こども動物自然公園に2日オープンしたビアトリクス・ポター資料館は、世界中で愛され続ける作品を生んだ作者の資料を体系的にまとめた施設として人気を集めそうだ。ポターが暮らし、物語の舞台となった農場の家屋や庭を再現。楽しみながら絵本の世界を追体験できる仕掛けだ。


 ポター研究に取り組む大東文化大が、希少本やポター自筆の手紙など約500点の収集品を一般公開しようと建設した。


 ロンドンの裕福な家庭に育ち、休暇で過ごす湖水地方に魅了されたポターは、出版で得たもうけで現地に広大な土地を買い求め、ナショナルトラスト運動の熱心な推進者となった。そうした経緯から、自然豊かな丘陵地の同公園が資料館建設の「最適地」となった。


 資料館は2階建て。外観のほか、作品の挿絵に登場する玄関や階段の造り、庭の配置なども農場を忠実に再現した。


 展示品の目玉は、全23冊の絵本の初版本と、1901年に白黒刷りの本として自費出版された私家版本。ポターが9歳の時に描いたデッサンもある。同大の河野芳英教授は「絵本は子どもに気に入られるほどボロボロになり、現存する初版本は数少ない」と話す。


 この日の記念式典では、資料館館長の栗林秀雄・同大副学長が「動植物との共存を訴えたポターの精神を子どもたちに感じ取ってもらう場にしたい」とあいさつ。英国のグレアム・フライ駐日大使や上田清司知事らがテープカットした。

http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000604030001
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