カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

「ノアの箱舟」伝説に関するメモ

2006-04-01 12:21:05 | Weblog
 「ノアの箱舟」伝説に関するメモです。

【「ノアの箱船」は現存するのか、このミステリーにアメリカ人の教授が挑んでいます】

 聖書に登場する「ノアの箱船」は現存するのか、このミステリーに挑むアメリカ人の教授がいます。

 トルコにあるアララト山の頂上付近を撮影した衛星写真には、奇怪な物体が写っていた。
 ポーシャー・テイラー教授は「長さ300メートルほどの船のような形をした物体がはっきりと見て取れます」と話した。
 テイラー教授は過去13年間、アララト山の頂上の物体に魅入られてきた。
 商業衛星会社を説得して撮ったのが問題の写真で、旧約聖書でノアは、大洪水の中で巨大な箱船を操ったが、計算したところ、物体は聖書が記した330キュービット(1キュービット=約50cm)かける50キュービットのサイズとほぼ同じ大きさだとわかったという。
 テイラー教授は「木でできたこんなに大きな船が本当に水に浮くのかどうか、海軍の設計の専門家たちに計算してもらっているところなんです」と話した。
 衛星写真だけでは何もわからないという人もいるが、テイラー教授は、自分の研究に触発された誰かが実際に現地を実地調査することを期待している。

[2006年4月1日2時57分更新] 海外ニュース(FNN)一覧より。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20060401/20060401-00000617-fnn-int.html
                ☆

【Information on Noah's Ark】サイトより《THE ARK OF NOAH DISCOVERED IN TURKEY IN 1948》の記事
http://www.noahsark-naxuan.com/1.htm

【「ノアの箱舟の錨石」と言われるものの写真】
http://www.noahsark-naxuan.com/anchorstn.htm

                ☆

http://x51.org/x/03/11/0255.php

《ノアの箱舟を露研究団が現地調査 潜水艦説も浮上》

【Pravda】ここ数年の航空及び衛星からの調査の結果、アララト山の氷河の中に何らかの木製らしき物体があることが確認されている。またその形が船の形に似ている事からその「何か」こそが旧約聖書に登場するノアの箱舟なのではという推測がなされて久しいが、トルコ政府はアララト山付近への外国人の立ち入り及び調査を非常に厳しく管理しているため、事実は未だ明らかにされていないままなのである。しかし今年初秋、アララト山付近のへの立ち入りと調査を許可されたロシアの遠征調査団が、ついにアララト山における謎の物体とその付近の現地調査を敢行したという。今回の遠征チームはロシアテレビ局の支援の下、同局から2名、ジャーナリスト2名から編成された。以下は遠征隊チーフを務めたAndreyPolykov氏のインタビューである。(写真は富士山との類似性もしばしば指摘されるアララト山)

-まず私達のチームは、アララトに登る前に、ノアの箱舟伝説と関係したいくつかの麓を訪れました。これにはまず理由があるんですが、まず、ある興味深い事実として、古代アルメニア人は通常では考えられないような巨大な石を墓石として使い、そこに十字架を刻む風習があったんですね。そしてこれがどうしてこれが重要かといえば、何故ならこれらの石は元々数世紀前に船の錘(おもり)として使われたものが使われているんです。現に考古学者は地中海からこうした石をたくさん発見しています。しかし、アララト山麓付近の石は非常に大きくて、大体通常の錘石の1.5倍から2倍はあるんですね。この事実から麓において使われているその石が使われていた船は普通の船よりも大分大きいという事を物語っているわけです。

-そして、実際に箱舟を目撃したのでしょうか?

-はい。現に箱舟があるといわれる場所まで我々は行きました。しかし、実際にノアの箱舟と呼ばれているものがあるのはアララト山頂上ではなく、そこから30km程離れた場所になります。聖書を見ても、箱舟はアララト山自体に漂着した、とあるのではなく、アララト山脈に漂着した、と書かれています。そしてそこで我々は化石化した木で作られた、ヨットにも似た巨大な建築物を目にしました。デッキのサイズは大体サッカー場くらいでしょうか。一番大きい錘石は船自体とは少し離れた場所にありましたが、船の周りにはまるで小艦隊でも漂着したかのようにたくさんの巨大な石がありました。

 現地に住むクルド人の話によれば、1948年、アララト一帯で地震があり、その衝撃で船が地中に沈み込んでしまったそうです。またその時に強い光によってその辺り一体が照らされたと言う事も話していました。そして現在では、箱舟の筐体は岩によって2つの部分に分割されて、地表から2m程突き出た形で存在しています。つまり、筐体のほとんどの部分は地中に埋まった状態という事です。しかし、今はとにかくこれが本当にノアの箱舟かどうなのか、研究者の見解を聞く必要があるでしょう。

 また、ひとまずの調査を経た私個人の見解としては、箱舟はおそらく潜水艦のような形をしていたんじゃないかと思うんです。もし箱舟がヨットのような形態だったとしたらおそらく強い波に飲まれて転覆するため、洪水には耐えられなかったでしょう。例として、シュメール文明には箱舟に関する記述(注:シュメールの楔型文字で石版に書かれたギルガメシュ叙事詩には、ノアの箱舟伝説の原型とも言われる洪水に関する記述がある)があります。その記述によれば、箱舟の形は16世紀に作られた潜水艦のような形をしているんですね。

 しかし、本当にノアの箱舟伝説に終止符を打つためには、これから更に研究者による専門的な調査が必要ですね。来年、我々は国際的な調査団を組織して再び現地に赴く事を計画しています。トルコ、アルメニア、アメリカ、そしてロシアからなるチームでそれぞれアララト山の4方を調査する予定です。この計画が上手くいけばノアの箱舟に関する重要なディティールが明らかになるしょう。

 それと加えて、その地方には昔から箱舟の秘密を知る事が出来る者は神が許したものだけであるという伝説があるんですが、これもある程度の説明が出来ます。まず、アララト山の気候は非常に厳しい上、火山なので山頂付近でもガスを放出しています。そしてこのガスが高山病を引き起こすきっかけになるんです。現に、今回も遠征チーム4人のうち3人のメンバーがこれにやられました。特にメンバーの一人は症状が重く、頂上についてから高山病にかかって、結果、自分が何をしてるのかさえ分からなくなってしまったんですね。と、このように科学的に説明がつくことは沢山あるにも関わらず、多くの調査団が失敗を繰り返してきたわけです。
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日録メモ風

2006-04-01 09:39:20 | Weblog
 永田和宏先生の歌集『黄金分割』より、惹かれる歌のメモです。

昇天の成りしばかりの謐(しず)けさに梯子の立ちている林檎園  永田和宏

                ☆

 今日は、夕方、赤坂乃木坂の聖パウロ女子修道会チャペルで開かれるアレオパゴスの祈りの催しに参加するつもりです。

http://www.pauline.or.jp/areopagosu/areopagosu.html
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