カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

日録から

2006-01-05 18:06:25 | Weblog
 日録メモ。正月中のことから。

 年末から年明け4日まで実家で過ごす。実家へ帰る手段はもちろん愛車の自転車です。稲城から多摩への山越えルートを選んだら片道4時間掛かりました。。。

 実家で姪っ子に初のご対面。義弟が抱き上げた姪っ子を抱かせてもらいました。赤ちゃんてこんなに軽かったっけかな。。。というぐらいにものすごく軽くて、重さを感じないぐらい(実際は4キロくらいあるそうですが。。。)でした。あまりの軽さに、抱いていてすぐに不安になってしまい、そおっと義弟に返しました。姪っ子は、私に抱かれながら「この人、だあれ???」という眼でじっと私のことを見ていました。義弟は私の傍らで姪っ子に「この人はおじちゃんだよ」と話しかけたのですが、わかってもらえなかったようです。私も、「おじさまだよー」と話しかけたのですが、コミュニケーションは成立しませんでした。。。そもそも恐々とぎこちない抱き方をしていた私に、姪っ子は、この人は抱き方が下手だから落とされてしまうかも???!と警戒してしまったのかもしれません。。。

                ☆

 帰り。朝に実家を出る。

 実家から家に帰るため、実家近くの公園内を自転車で通っていると、突然、公園内の何本かの樹木が私に話しかけてきました。芹沢光治良さんが晩年の小説で樹木と会話を交わす場面を描いていましたが、まさにそんな感じです。急に話しかけられてびっくりしましたが、すぐに芹沢さんの例を思い出して、樹木たちと少し話して、「また、来るよ」と別れました。

 帰りは、行きでの教訓から、早めに甲州街道に出て新宿に向かうルートを。急がないでゆっくりゆっくり行こうと思いました。

 甲州街道の南烏山の交差点近くの中華料理店で昼食休憩。大連出身の若夫婦がやっている店でした。ご主人は来日7年目で日本語がある程度ぺらぺら。奥さんは日本にまだ来て間もないようであまり日本語ができません。麻婆豆腐定食を頼んで食べましたが、おいしかったです。食事の後、ほかにお客さんもいなかったので、その若夫婦が厚手のメモ帳を手に私に話しかけてきました。会話でわからないところは筆談でというわけです。中国の話、日本の話、漢字の話、新年の挨拶の話など30分くらい話し込んでしまいました。私がすこし日本語を教えてあげる代わりに中国語を少し教えてもらいました。

 教えてもらった言葉のひとつ。

 恭喜發財(こんすぃーふぁーつぁぃ)。中国での新年の挨拶言葉だそうです。

                ☆

 それでは、皆様、恭喜發財!
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