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技術情報持ち出した罪元社員実刑

2021年03月18日 | 京都ニュース

03月17日 16時08分 NHK
参照記事



京都市の電子部品メーカーの技術情報を持ち出し、転職先の中国企業に渡した罪に問われた元社員に対し、京都地方裁判所は「転職先での地位や評価を高めるためで動機は身勝手だ」と指摘し、懲役2年と罰金200万円の実刑判決を言い渡しました。

京都市の電子部品メーカー「NISSHA」の技術部門の管理職だった寺谷和臣被告(45)は、平成29年に、主力製品の技術情報に関するデータなどをハードディスクにコピーして持ち出し、その後、転職先の中国企業の技術者に一部を送信したなどとして、不正競争防止法違反の罪に問われました。

これまでの裁判で、弁護側は「複製した情報は企業秘密にはあたらない」などとして無罪を主張してきました。
17日の判決で、入子光臣 裁判長は複製データについて、「会社は従業員に対して、機密情報の取り扱いなどを周知していた」として、営業秘密にあたると指摘しました。

そのうえで「他社に流出した場合に技術的な優位性や取引先からの信頼を損ないかねない。転職先におけるみずからの地位や評価を高めるためで動機は身勝手だ」として懲役2年、罰金200万円の実刑判決を言い渡しました。

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