佐藤 透明水彩
展覧会まで後何日…と差し迫ってきましたね!準備も着々と進行中です。
今回ご紹介するのは、チケット制佐藤さんの水彩画です。
古代恐竜の中から、アジアに生息していたタルボサウルスを描かれました。タルボサウルスとは、ティラノサウルスと似ている部分も多い肉食の恐竜で、アメリカでは『恐怖のトカゲ』との名で呼ばれているそうです。その名の通りの鬼気迫る姿ですね。しかも獲物に噛み付いたが逃げられて追いかけているところ、とのことで、追われるものの気持ちになると気が気じゃない!といったところです。
追われて振り返った時にこんな風にこの恐竜が近づいてきていたら…背景のタッチはそうした焦りやドキドキ感を演出しています。
そして大胆な背景のタッチに対して、細やかに一本一本キッチリ描き込んだ血も滴る牙の生々しさが、半端無い!身体もがっしりと、また影も大胆につけて恐ろしさを強調しています。更に躍動感を増す足元の砂埃も必見です!
佐藤さんは水彩画を描いていらっしゃいますが、こうした大胆なタッチがとても魅力的です。水彩の滲みを利用すると、柔らかさだけでなくこの作品のような迫力を出すこともできますから、興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
今作はここぞという部分、より見せたい部分を思い切り強調したことで、佐藤さんの描きたかったものが作品から伝わってきます。走る音の地響きまで伝わってきそうなド迫力のこの作品、ぜひ展覧会会場でもご覧下さいね! 庄司でした。
展覧会まで後何日…と差し迫ってきましたね!準備も着々と進行中です。
今回ご紹介するのは、チケット制佐藤さんの水彩画です。
古代恐竜の中から、アジアに生息していたタルボサウルスを描かれました。タルボサウルスとは、ティラノサウルスと似ている部分も多い肉食の恐竜で、アメリカでは『恐怖のトカゲ』との名で呼ばれているそうです。その名の通りの鬼気迫る姿ですね。しかも獲物に噛み付いたが逃げられて追いかけているところ、とのことで、追われるものの気持ちになると気が気じゃない!といったところです。
追われて振り返った時にこんな風にこの恐竜が近づいてきていたら…背景のタッチはそうした焦りやドキドキ感を演出しています。
そして大胆な背景のタッチに対して、細やかに一本一本キッチリ描き込んだ血も滴る牙の生々しさが、半端無い!身体もがっしりと、また影も大胆につけて恐ろしさを強調しています。更に躍動感を増す足元の砂埃も必見です!
佐藤さんは水彩画を描いていらっしゃいますが、こうした大胆なタッチがとても魅力的です。水彩の滲みを利用すると、柔らかさだけでなくこの作品のような迫力を出すこともできますから、興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
今作はここぞという部分、より見せたい部分を思い切り強調したことで、佐藤さんの描きたかったものが作品から伝わってきます。走る音の地響きまで伝わってきそうなド迫力のこの作品、ぜひ展覧会会場でもご覧下さいね! 庄司でした。