新型コロナが変異を繰り返して中々終息せず、ウクライナでロシアの侵略戦争が起きている。この二つの地球規模の全人類に悪影響を及ぼす異変を人々は日常生活の中でどのように感知し対応しているのだろう。
もしこれが五百年前のことだったら庶民はどのような情報を得てどのように対応していたのだろうかと想像する。
今は瞬時に世界に伝わるテレビ、インターネットと十数時間で反応する新聞で異変の情報が得られる。庶民はその情報を得て個々にどうなるかどうすれば良いか考えている。勿論、個人でできることは限られているので専門家の意見を聞きながら、政府に様々な対応を依頼期待している。
新型コロナに関しては蔓延防止措置やワクチン接種で移動制限外出制限など身近に明らかな影響を受けるので分かりやすいが、ウクライナ侵略戦争の影響は時間的なずれがあるのでまださほど感じられない。しかし、ロシア制裁の反動、難民受け入れの負担は必至でガソリン小麦粉高騰など経済的な影響が出て、不況インフレが起きてくると言われている、ガソリンは高くなり既にその兆しを感じる。
少ない情報よりも多い情報の方が良いような気がするが、今はむしろ情報過多でそこに情報操作が加わっているので、解釈対応は却って難しいかもしれない。しかしいずれにしても現実の暮らしが苦しくなれば、いくら大人しく従順な日本国民でも強く不満を表出するようになるだろう。嘘つきと弱虫は御免被りたい。