医院始まって以来の嵐に遭遇し、両雄並び立たずならぬ両雌手を繋がずで、遭難寸前になり世の中のことが遠くに感じられる。手元足元に問題が発生すると遠くが見えなくなる、という諺があるかどうか知らないが、それを実感している。それでも遠くを見つめ全体を見るように心掛けないと、多分足元の問題もうまく解決できないだろうと、顔を上げ冷静を心掛けている。山より大きい猪は出ない。
これも元はと言えば厚生省官僚の看護婦ならフィリピンから連れてくればよいなどという愚策に端を発している。優秀?とされる人が有能とは限らない。
父の恩師のことばエッセン、デンケン、アルバイテンを思い出しながら、危機を乗り切りたい。