駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

平穏に働ける有難さ

2019年10月21日 | 身辺記

        

 

 南アフリカは強かった。残念ながら膂力が違う。スクラムで勝てない。以外な感じがしたが南アフリカは守備がしっかりしており、自らのミスにめげることなく前半は日本の攻勢を粘り強くしのぎ、後半は力で圧倒してきた。完敗脱帽だ。ラグビー素人の感想だが、よくこんな力が物言うゲームでベストエイトまで進んだものだと思う。大健闘、張本氏もあっぱれでは。

 BBCやCNNを見ていると海外に比べて日本の政治は奇妙に落ち着いているように見える。実際には数多くの問題があるのだろうが報道姿勢の違いからか、デモや国会与野党の議論が目立たない。

 有難いことに、我が医院には再び平和が訪れる気配がある。高々十人ほどの組織なのだが、いかに平穏が有り難いものかを身に滲みて感じている。自分が正しい自分は正しいという感覚は恐ろしい。組織の円滑な働きを妨げてしまう。違いを認めながら協力する大切さを今更ながら痛感し学んだ。働ける仕事があることに感謝する気持ちを忘れたくない。

コメント
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