駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

外国人に学ぶ日本語

2019年05月08日 | 世界

          

 

 デービッド・アトキンソン氏とピーター・マクミラン氏をご存じでしょうか。

 昨日、BSの報道1930を見ていたら、外国人が素晴らしい日本語で賃金が下がっている日本の異常さを説明していた。それがデービッド・アトキンソンというイギリス人で日本の美術工藝社の社長をしており、経済界では知られた人らしい。発音も語彙も並の日本人社長以上で、話されることもその経歴と同じように型に嵌まらず柔軟で愕いてしまった。

 22時の深層ニュースも見たのだが、其処にも内容のある日本語を正確な発音で話すアイルランド人が出ていた。伊勢物語を英訳したピーターマクミランという学者で、和歌の素養のない私はその話される日本語と内容の素晴らしさに唸ってしまった。

 日本人で欧米で活躍している人は数多いと思われるが、果たしてここまで正確な発音で内容のある外国語が出来る人がどれ位居るだろうかと思った。言葉が出来なければその国をきちんと理解するのは難しいしその国で活躍できない。いつか外国で活躍するシェフの放送を見た時も、彼らがお客さんと淀みなく現地の言葉で話せるのを見て、それが活躍できる理由の一つと確信したことがある。

 ちなみに1930の松原さんと22の近藤さんを私は買っている。

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