駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

ハムラビ法典は生きている

2019年05月15日 | 小考

                   

 

 ダーウインの進化論はそれこそ淘汰に勝ち残り、いくつかの科学的な根拠が示されているようだが、では人間が三千年でどれだけ進化したかは甚だ疑問である。確かに三千年でなく僅か三百年でも科学技術の進歩には目を見張るものがあるけれども、人間は三百年ではちっとも、三千年でも大して否殆ど進化していないように見える。応仁の乱の諍いはそのまま永田町の諍いだし、ハムラビ法典は今も生きている気がする。

 ハムラビ法典の「目には目を」は私の情動を騒がせる。犬畜生に劣るといっては犬畜生に失礼かもしれんが、心愛ちゃん虐待の父親には同じ思いをさせてやりたい。真夜中に叩き起こして氷水をぶっかける人を募れば長蛇の列だろう。私も列に加わりたい。

 どこからかそういう憤りが湧いてくるというのは正直な告白だ。

コメント
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