今年は諸般の事情で夏休みらしい夏休みが取れず、今日からまた仕事をしなければならない。仕事人には休息が不可欠で、高齢者にはより一層のことと感じている。今年の夏休みは良い映画を二本ばかり見、東京へ出て今話題の大塚家具でかなりの買い物をしてお終いだった。
大塚家具は親子喧嘩のせいか赤字で苦戦中のようだが、お嬢さんの店も父親の路線を相当引き継いだ接客をしていた。プロの知識のある店員が付いて、たまたま良い店員だったのか、三時間近く付かず離れずの程よい対応をしてくれ、満足な買い物ができた。
会社は赤字で社長にはおそらく相当のプレッシャーがかかり、週刊誌的には口さがない見出しが出ていたが、一生ものの家具を買う店はこうした対応が良いように思った。経営の立て直しは難しいとは思うが社員に能力と自覚があるようなので、ゆっくりと復活してゆくのではないかと診立てた。
イラつく有能な女性上司に、ひとつアドバイスをしたい、馬鹿ではなく阿保と言うたら宜しいと。「お前は馬鹿か」では立つ瀬がない。「あんたは阿保か」なら「すんません」という返事もできる。ハサミは使いようでっせ。