昨日は極小の私設気象庁から、異例の早さで梅雨明け宣言を出したのだが、どうも梅雨前線は勢力を盛り返し活動を始めるようだ。観測機器不備によるものか、気象庁官の不見識によるものか不明だが、ここは首相に倣い新しい判断を提示しておきたい。梅雨明けは七月二十日前後になる模様だ。
怖いものがない人が最強か間違いを認めない人が最強か、難しい問題だが、やはり怖いものがない人が最強だろう。なんといっても無条件の強さだ。間違いを認めない人には、後ろ盾が必要で、唯私は間違っていないと言い張っても、引きずり降ろされることがある。
社会情勢や政治状況は一言では表現できない。どうしても文庫本一冊程度の情報量は必要だ。二者択一に収斂するように見えても、オムライスにするかラーメンにするかとは違う。
選挙に行かないと答えた十八歳十九歳が多いと報道されている。引き下げはどういう意味だったかと提案者に聞きたい。それには直接答えず、判断の是非を答えるのは時期尚早と返事をするだろう。確かに慎重にされるべき判断なのだが、そこには不利だから先延ばしという作戦が見え隠れする。そうした有利不利と言った形勢で評価を紛らわすのは、短兵急な行動や批判をかわす意味では有効に思われる。そうして思惑で事実の賢明な評価が曖昧になるのは世の常としても、勝てば官軍で良かったか、もしはないとされる歴史から学ぶ必要があると思う。