駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

強かったウルグアイ

2013年08月16日 | スポーツ

                           

 ザックジャバンはウルグァイに及ばなかった。完敗とも惜敗とも違う。壁にぶつかった感じだ。薄くても硬い壁があった。明らかに一枚上手のウルグアイがまだ南米のワールドカップ予選を抜けていないというのだから、南米のレベルの高さに驚いてしまう。

 ソアレスとフォルランのたった二人で日本のデフェンスを切り裂きゴールを決めてしまう。何だこいつらはと驚く上手さと強さを見せつけられた。ゴルキーパーもゴールキーパーは弱いと言われる南米とは思えない上手さだった。

 ワールドカップの優勝を目指していると言う選手も居るようだが、現実離れしている。FIFAの順位を一桁にするのが先だ。FIFAの順位は妥当だとウルグアイは教えてくれた。

  ちょっと気になるのは、ザックの反応の仕方だ。今までイタリア人ではないかのような、落ち着いた冷静な指揮振りと報道陣への対応だったのだが、何だかだんだんイタリア人のようになって来た。

  ザックに焦ることはない、もっと落ち着いてと申し上げたい。カテナチオの国からお出でのはず、守りに一工夫をお願いします。ワールドカップはアジアで一番の成績を達成すること、それが半世紀前クラマーさんの時代から応援している私の基準です。恐らく、長くサッカーを見ているファンも似たような期待値でしょう。ザックジャバンが一皮剥けるのを待ちたい。

コメント
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